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夜の点数:4.2
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料理・味 4.5
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|サービス 4.2
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|雰囲気 4.0
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|CP -
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|酒・ドリンク 4.0
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.2
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| 雰囲気4.0
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| 酒・ドリンク4.0 ]
M1和牛の漫才
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2018/12/05 更新
日曜日の夜にM1を見た。霜降り明星が優勝したけど実力的には和牛が上だったと思う。発想、ネタの構成、話術どれをとっても素人目には他のコンビの一つ上をいっているように思えた。季節外れの暖かさの夜に訪れたこのお店ではそんな和牛感が漂っている食事に出会えた。
乾杯後、アワビと牛肉の前菜が出てくる。これからいい素材をつかった料理が出てくるぞという予告をされる。薬膳スープ。これまた予告編。黄金色に光る液体が上質な風味を漂わす。様々な食材を丁寧に組み合わせる設計をして味を意図していることを想像させる。北京ダック。きめの細かい絹のような皮に包まれた北京ダック。単に北京ダックそのものを提供するだけでなく、食感でも驚きを与えてくれた。上海蟹はともすると面倒くだい食べ物だが、その面倒を一切排除。一度バラバラに上海蟹を分解して、再構成して食べやすさと見た目の楽しさを演出。フカヒレの姿煮。このあたりからグッとクライマックスに向けた盛り上がりが始まる。フカヒレをトロミのあるスープと共にいただく。丸ごとフカヒレをいただく贅沢さの一方で
これにごはんを少し足してねこまんま的な庶民感覚も同時に味わう。ヒレ肉と椎茸のステーキ。数日前に食べた鉄板焼きのステーキの柔らかさを彷彿。また椎茸の柔らかさと滋味深さに感動すら覚える。締めには担々麺と小カレー。辛いのだけど旨みが爆発する。滴り落ちる汗をぬぐいながらも麺を口に運ぶ作業を止められない。カレーも旨み成分が凝縮されている。この後、お茶とデザート盛でクールダウン
後半戦に行くにつれて料理に対するボルテージは上がる一方だった。前半の前菜やスープが伏線になっていて、ああ素材の良さをここで使うのか、見た目の楽しさで客を楽しませるというのもあるのか、とかあの旨みをぎゅっと詰める技術はここで発揮されるのか、とかつくづく感心させられた。M-1における和牛も前半で撒いた伏線を後半で丁寧に回収する、他の人がやらないような言葉の使い方でハッとさせる。コミカルな動きでステージを大きく見せるといった驚きがいくつもあった。立川志らくさんが和牛を評して品がよいのでどんなネタでも安心して見てられると言ってたけど、ワキヤさんに対しても自分は同じ感想を持った。いやびっくりした。また是非来たい。ごちそう様でした