4回
2021/03 訪問
画竜に点睛すべく、油そば!
何だかんだで毎週末遠征をかけて、そのワンダーランドにどっぷり浸っている「遊食空間ぶんぶん」さん。メインメニューのひとつと目される「本家油そば」(中盛り¥800)を一択でで3回目の訪問です。どのへんが「本家」なのか追求しないとw
お、今日は赤ちゃんから小学生くらいの子どもがワンワン賑やかなファミリーが、座卓二つを占めています。賑やかなのはいいことだ。サービス精神全開のこちらのお店、もっとお客さんが来てほしい。前回なんか、日曜の昼にワタシ一人だったから(^^;)
例によってテイクフリーのご飯とおかずを用意します。今日は厚揚げと鶏胸肉の煮物、ポテトサラダ、そしてなんといなり寿司(゚Д゚;) 毎回のことながら、店主さん、ホントに大丈夫ッスか?
しばらく待って、いよいよ着丼! デフォルトは麺一玉¥700、プラス¥100ごとに二玉、三玉と増えていく設定ですが、見ただけでなかなかの量です。丼の底を探ってみると、タレはたまっていません。完全に麺とタレを和えて丼に投入するタイプの油そば。麺は他のラーメンと一緒です。トッピングはチャーシュー(大ぶり4枚+ゴロゴロのハジチャー!)、ほうれん草、メンマ、味玉、ネギ。すごいコスパです。
ではまず一口…あ、これは「こってりラーメン」のタレが使われてるな。出汁感はバッチリですが、かなり塩味が強いので、単調にならないよう、ラー油とお酢を回しかけて混ぜ混ぜしてから食べ進めます。味はもう間違いなく美味しいもので、どんどんすすろうとするのですが、塩味の強さ故、間にご飯を挟むのが必須。すると、スープオフ故、かなりお腹に重くたまっていくのが分かります。チャーシューもボリューミーかつ脂身が少ないので、これまたスルリとは落ちていかない。焦るな、焦るなってオレ!
3分の1ほど食べたところで味変にかかります。小皿に取ってあった食べるラー油、フライドオニオン、おろしニンニクを投入。再び混ぜ混ぜ、すすり上げ…おう、食べラーはザクザクしていい感じだけど、ちょっと量が多すぎて、味の主張を強くしすぎてしまった。それなら、と追い飯を投入し、またしても混ぜ混ぜ、一枚取っておいたチャーシュー(笑)で米粒を残さず捉えながら、丼内をクリアしました。
で、残っていたおかず…お、重い。油そば完食の後に、煮物はともかく、ポテサラ重いわ…。でも、お皿にのせてしまったものを残すなんてギルティです。なんとかやっつけて、ごちそうさまでした!
これでメインメニュー(と勝手に決めたもの)はコンプリートしました。また時間に余裕のあるときに再訪します! 店主さん、お願いだから長く続けてくださいね。ところで「本家」の意味ですが、わからずじまいでした(笑)
今日はコイツと勝負
全景
メンマ、卵、ほうれん草
チャーシュー
デフォルトで麺リフト!
フライドオニオン、食べラー、ニンニク
ご飯とおかず
テイクフリー卓
さあ味変!
混ぜてリフト!
追い飯投入、攪拌!
2021/03/07 更新
2021/02 訪問
本気で美味しいんです!
先週末初訪問して、カオスなインパクトと、やり過ぎ気味のサービスにノックアウトされたこちらのお店。隣のお客さんがオーダーしていた「辛味噌ラーメン」が気になって仕方ない。今週末も幸い時間がある、なら行かなければ!
日曜のお昼過ぎに訪問。テイクフリーおかずの卓上を見るとやはり驚愕…なんとお好み焼きとフレンチトーストが鎮座(゚Д゚;) さらにレンコンの炒め物、バターコーンと、白身魚のフライの甘酢あんかけ(・_・;) 店主さん、重ね重ね、失礼を承知の上で申し上げますが…ホントにいいんですか? この日は女性の店員さん(店主さんの奥様?)もいて、「ラーメンが来るまで、こちら自由に食べててくださいね」と勧めてくれました。
でもやっぱり主目的はラーメンなので、おかずとライスを盛り付けてから、ラーメンが来るまでじっと待ちます。さあ着丼! おお、美しい!
惜しげもなく重ねられたチャーシューが鳥海山のごとく稜線を形作り、頂点には糸唐辛子が紅く彩りを添えています。オレンジがかったベージュ色のスープには、赤唐辛子の破片がちりばめられ、辛味噌味への期待を高めていますが、その中にほうれん草まで添えられており、緑がひときわ色鮮やかです。もう期待しかない。いただきます!
うんうん、ベーシックな味噌ラーメンってこうだよな!という間違いのない味。ドロドロの背脂で無理矢理コクを出すようなラーメンではないのですが、塩分濃度、味噌感、ベースを固める出汁感、そして適度な辛み。これに多加水中太のウエーブ麺が絡んだら、美味しくないわけがないじゃないか!
中央部のもやしを掘り返して食べながら、チャーシューに手を付けます。前回の「こってりラーメン」の時と同様、特別な味付けはなくても、分厚さと脂身少なめのしっかりした食感が、スープや麺と合うこと合うこと。
今回はデフォルトの並盛りで頼んだのですが、無料ライスがあるにせよ、麺の量は十分満足できます。ライスにバウンドさせてライス、チャーシューとライス、辛味噌スープとライス…幸せな時間が続きます。最後の方ではおろしニンニクとフライドガーリックも加えていただきました。
一通りラーメンを平らげた後は、おかずとご飯で楽しみます。味の組み合わせとして、お好み焼きはさすがにちょっとマッチしなかったけれど(笑)フライの甘酢あんかけはご飯のお供に最強。かなりお腹いっぱいの状態で、ごちそうさまでした!
デフォルトで¥900と、決して安い値段ではありませんが、その分の内容は十分にあるラーメンでした。時間に余裕さえあれば、何度でも通いたいお店です。次の機会には、「本家油そば」に挑戦します!(何が本家なんだろう(^0^;)
2021/03/05 更新
2021/02 訪問
久々のテンション爆上がり!カオスと書いて個性的と読め!
本当に休める休日。いい天気に久々の遠征で、ちょっとテンションが上がっています。横手市十文字町の「遊食空間ぶんぶん」さん。いつも見ているラーメンブログから情報を得て、最近ちょっとない個性的(と書いて「クセが強い」と読む)なお店のようです。
ナビ任せで国道13号線を走り、道の駅を左手に見て交差点を右折すると、すぐに細い道へさらに右折…本当に細い住宅地の道、これは入れないだろうと思い、ちょっと他のところに車を止めて、徒歩で店へ向かいます。こりゃ分かりづらいわ…また右に曲がって行き止まり、そこにお店はありました。他のレビューに画像があった、赤くて丸い提灯がずらっと並んでいる玄関。これだけでもうテンションは再上昇。ドアを開けると、靴を脱いで上がるお店でした。
店内は4人掛けで床に座るテーブルが2卓、5人は座れるイス席のテーブル1卓、調理場に向き合うカウンター席。カウンター席は、それなりに長いのに一升瓶がずらっと置いてあって、一人しか座れず(^^;)私はイス席のテーブル席に着きました。
辛味噌ラーメンとどっちにするかものすごく悩んだのですが、看板メニュー?の「こってりラーメン」中盛り¥800を、かいがいしく動いている若い男性の店員さんにオーダー。
オーダーが済んでほっとして、改めて店内を見回すと、画像で見たメニューがいろいろ貼りだしてあるのですが…ん?なにゆえに壁にひょっとこのお面が(しかも2枚)? おかめのお面が? お多福のお面が? 水平線の風景写真、SLの写真、モデルルーム?の写真…と、統一性ゼロのカオスな壁面(^^;) 久々にすっごくワクワクしてきた、俺! これから何が起きるんだ!?
で、もっとすごいのが、無料ののご飯やおかずのテーブル。画像の通りなのですが、ジャーマンポテト、野菜コロッケにエビフライ、メンマの旨煮、ふりかけ数種類に、お代わりフリーの白ご飯。麺類ご注文の方のみと書いてはありますが、お昼のメニューは麺類しかないから、結果的に誰でもいくらでも食べてしまえるという(^^;) まあ遠慮がちの秋田県民だから、ごっそり取ってしまうお客さんはいないと思うけど。店主さん、こんなに気前よくてホントに大丈夫なんスか?
隣のお客さんに、辛味噌ラーメンが運ばれてきました。おお、見た目もボリュームも絶対うまそうなヤツ! 次回は見てろよ!(誰に言ってるんだ)
しばらく待って着丼! おお、海苔と厚く広い(「デカイ」ではない)チャーシューが丼面を覆い隠し、麺が見えません(笑)このこってりラーメン、紛う方なき油田系。透明なラードがスープ表面に膜を張り、湯気が上がっていません。まずはスープを…湯沢の「長寿軒」よりも直線的な出汁感は鶏メインか?エッジの立った塩気がガツンと来ます。これが、いかにもラーメン!っていう、プリプリした黄色の中細ゆるウエーブ麺に合うこと合うこと。塩気の強さに、ご飯で一度バウンドさせるのは必須。
チャーシューは、しっかりした噛み応えの分厚いヤツ。特別な味付けはされていない感じですが、スープが強いためこれでよくマッチしています。海苔をどかすとお麩が出現、スープを吸わせてレンゲでチュルンといただいて、ああこれも久々の食感! うれしくなって、もうどんどん食べ進めてしまいます。合間に、一通りお皿にいただいてあったテイクフリーのおかずを挟みながら(ちなみにこちらも十分に美味、特にメンマの旨煮は好!)最後にもうひとヘラだけご飯をいただいて、ラーメンと共に締めました。ごちそうさまでした!
店を出てから考えたのですが、ひょっとして店主さんは、何か本業でしっかり成功している人で、ほとんど趣味かボランティアの感覚でお店をやっているのでは? そうでもなければ、あんな住宅地の奥まったところで利益度外視の商売をするなんて、ちょっと考えられません。夜の居酒屋営業だって、このご時世、そんなにガンガンお客さんが来るわけではないだろうし。一方で数メートルしか離れていない国道ロードサイドでは、派手な看板を出した家系ラーメン店に車がどんどん止まっています。
地元のおいしくて個性的なお店として、長く続いてほしいなあ。次は辛味噌ラーメンを…!!
全景
これでチャーシュー麺じゃないって(汗)
スープとメンマ
海苔をどかすとお麩が
お麩アップ!
麺リフト!
チャーシューリフト!
お麩をスープに浸して
驚愕のテイクフリー
こんなに…本当にいいのか?
卓上調味料
ちょっとカオスな壁面
カオスな壁面その2
調理場、カウンター
街中にあるなら目立つだろうけど
扉を開けたら靴を脱ぎます
夏はテラス席もありか?
裏から見るとただの民家(^^;)
2021/02/21 更新
こってり、辛味噌、油そばと来て、この日はプレーンの味噌ラーメン¥800一択で訪問です。入店したのはお昼過ぎ、こんな時間にひとりぼっちか!?と思わずお店を心配してしまったのですが(失礼)、次々とお客さんが入ってきたので一安心(^^;) 来る人来る人、全員こってりラーメンを注文していました(笑)
さて着丼。やっぱり炒め野菜の香ばしさがイイ! スープの中にしっかり沈めて混ぜてやると、ラーメン全体がより香り高くなります。味噌スープはやはり間違いのない、札幌ラーメン的なオーソドックスタイプ。背脂ドロドロといったスープではありませんが、出汁感コク感ともちょうどよく、バランスばっちりです。
今日はちょっとチャーシューに迫力がないかな?でもその分、二つに割られた味玉は濃いい色の黄身がいい具合にあふれていて、これまた食欲をそそります。いつも通りテイクフリーのおかずとご飯はしっかり用意してあるのですが、ここでワタシは閃きました。これをご飯に載せてやれ! ちょっとだけ醤油を垂らして…おお、何という美味しい卵ご飯!オレ天才! 軽めに持ったご飯をもう一杯盛って、美味しくおかずもいただきました。
途中まで食べたところで、再び閃きました。テイクフリー卓には食べラーも置いてあります。入れれば辛味噌に味変できるんじゃね!? 善は急げ、食べラーとおろしニンニクを相当量加えると、立派な辛味噌ラーメンの出来上がり。これからはプラス100円しなくてもいいかも…!(^^;)
4月初めなのに、この日はえらく暑く、20℃台中盤の気温でした。なんとサッシが全開にされており、風は通りまくり(^^;) おかげさまでさほど汗をかくこともなく、美味しく完食。ごちそうさまでした! また来るぞ!