2回
2022/03 訪問
大人の本当の贅沢
4ヶ月ほど前に予約の連絡をして、時間帯を20:00からと遅めにしてようやく予約できたお店。当然ハードルは上がります!
2人だったのでカウンターに通されました。
唯一、コロナ禍で、席と席の間隔が狭かったのは残念でしたが、それはお店の広さから致し方ない。これは帰り際に感じたことでした。
調理を見ながらもまた楽しみましょう。
ドリンクは名物生レモンサワー。
※ 生レモンサワーは替え玉→コップそのままでおかわりできる細かなくすぐりネタも良いですね〜♪
薄切りレモンを螺旋状に入れた写メ映えドリンクです。
フレッシュな香りで食前酒をいただきいた・・・頃にゴマヒラス到着。最初の突出しとしては最高です!一口。プリプリとした食感が新次元クラス!お魚の旨味が噛めば噛むほど広がります。
そこから、刺身の盛り合わせ。太刀魚やサバといった季節ものもマグロやタイなどの定番もどれも美しく、そして新鮮で美味い。
カウンター席で見えた素材の管理。
それぞれの鮮度を下げないようにちゃんとしているからできる技と思います。
その他頂いたお品。
卵焼き:ジューシーな出汁とプリプリさが絶妙。
アンコウの唐揚げ:熱々過ぎる位出来立てで出てきます。小骨はサクサク食べ切れるほどちゃんと揚げられているのに、身の肉汁と旨味は閉じ込める。新鮮なアンコウを使って、絶妙な温度で揚げて出来るお品でしょう。
地ダコ:これもタコは食感で食べるイメージを覆します。
薄切りとぶつ切りを選べましたが、ぶつ切りをオーダー。浅めに茹でているからでしょうか?カスカスしていない密度の高いモチッとした噛みごたえ、そしてジュワッとタコの旨味が染み出します。
ゲソとヌタの酢味噌添え:これは突出しにセレクトすべきでした!速攻出てきます。またしてもプリプリ。。。なのに茹でた下足にありがちが味がしない下足ではなく、ちゃんと美味しい!
サーモンイクラ丼(小):これだけの食材のご飯ものだから、上品に盛っても十分ご飯は進むであろうと想定してラストオーダーに選んだら。。。えっ!?10切れも?ご飯に対して具が多すぎない!?と思う位。
呑まない人がご飯物として頼むには豪勢過ぎる、具材充実過ぎる小丼。最後の最後まで予想を上回って頂ける仕上がりでした。
常連さん率が高いのか、次回、半年後とかの予約を取って帰られる方が在席中2組ほど。
確かに、ご褒美に行ってみたくなる、ここにしか無い、至れり尽くせりがここにありました。
店主殿の気遣い。
常連さんに対する、明るい声掛けと、そうじゃないお客への静かなもてなし感。
お客さんに不愉快な思いをさせないための、指示出し、温かなお客さまへのお見送り。
カウンターという席で、ついつい、経営者目線で見ても素敵なお店だなぁと思いました。
だからこそ、黒崎のこの外れの界隈でキラリと光るカッコいいお店なんだろうなぁと思いました。
贅と雰囲気で勝負ではなく、美味しいものを心を込めて提供されて頂ける。
変な意味ではなく、大人と贅沢として自慢したくなるお、店主殿のこだわりのお店とこだわりを理解するお客のお店。
またお邪魔します、ご馳走様でした。
2024/06/15 更新
去年10月に予約を取って半年以上経っての来店。
言わずと知れた北九州の超人気居酒屋。
待ちに待ってた再訪です。
お店はもちろん満席で賑わっていますが、テンポよく料理が提供され、またテキパキ料理をしながら仕切る大将の様子を見るのもまた楽し。
今回も以下の料理で楽しみました。
・レモンサワー×4杯
・刺身盛り合わせ
・ごまヒラス780円
・合馬タケノコ下足酢味噌680円
・卵焼きプレーン880円
・茄子と餅の揚げ浸し780円
・糸島産太もずく480円
・地タコ刺し1,000円
・イクラおむすび680円
・茶碗蒸し(大)770円
・自家製杏仁豆腐(抹茶)440円
・八女の新茶(玉露)
モリモリ食べれるなら、大人数ならもっと大皿ものも頼みたい所だけどアラフィフ夫婦2人が量を見ながら注文するので、小鉢料理が多く、でも大将は極上の笑顔で応えて下さって嬉しい。
刺身の盛り合わせはヒラスやカンパチはプリプリイカは旨味と歯応えがバランス良く食べれる身厚。ホンマグロは柔らかさとねっとりとした美味さ。
ごまヒラスはここに来たら絶対に食べてほしい。甘目のタレと脂のりのよいプリプリのヒラスがお酒に合う〜!
季節のモノ。山椒塩が添えられていてこれを付けて筍を食べるとまた味わい深く春のテイストになります。イカは丁寧に下ごしらえされて柔らかで筍とのコラボが面白い小鉢でした。
卵焼きは、真似したくでも出来ないプロの手仕事。ふっくらとした焼き加減と出汁味が絶妙なこと!シンプルな料理でも感激出来ます。
茄子と餅の揚げ浸しはトロリと柔らか大ぶりにカットされた茄子にタレが絡み美味いのはもちろんのこと、小ぶりにカットされた餅が柔らかで食べやすい。食べやすさと素材の美味しさがちょうど良いところが引き出されるサイズ感のセンスの良さが素晴らしい。
タコ刺しも今回はぶつ切りでオーダーしましたが、ピリリとひた青胡椒醤油で頂きスッキリとタコの歯応えにアクセントを添えて頂くことが出来ました。
小鉢の太もずくもなかなか出せないけど良いのが入ったからと説明が添えられましたが、とろとろプリプリとした食感が楽しく良き箸休め。
茶碗蒸しはオーダーが入ってから蒸されるので時間はかかりますが、熱々で出てきます。しっかりとしたお出汁と卵で作られる茶碗蒸しは料亭のそれにも負けないほど上品なお味。
イクラおにぎりと一緒に食べましたが、これがまた、ご飯もイクラも海苔も良いもの使ってて美味しい。
お腹いっぱいでしたが、自家製なら食べてみたいと締めに杏仁豆腐を頂きました。
粒々の顆粒状の抹茶糖がシュワっと口溶けその中からもちっとした杏仁豆腐。いはゆる杏仁豆腐とはちょっと違う感じもしますが新食感!
良い新茶入ったからと淹れて頂いた八女の新玉露茶が香りよく、杏仁豆腐に合いました。
名物たっぷり生レモンサワーももちろん美味しく、お料理の味を邪魔しない脇役でした。
途中はお席狭くてごめんなさい、と温かくお声掛けしてくださり気配りを感じました。
たまにお料理のお話聞くのも楽しく、元気よく丁寧な接客もさすが名店と思いました。
醤油のボトルが半解凍になって出てくるほど温度にこだわる心遣いや、薬味や調味料の工夫でより食材が美味しくなるよう追求される姿勢を感じるお料理を終始楽しむ事が出来ました。
今度はいつ来れるかな〜?
また頑張って予約取ります!
ご馳走様でした(^人^)