shiga masaru 志賀 將 しが まさるさんが投稿した老広東(新潟/新潟大学前)の口コミ詳細

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老広東新潟大学前/中華料理、ラーメン

1

  • 昼の点数:5.0

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/07 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

鍋が鳴る音に、スパイスが微笑む。

久々に暖簾をくぐると、鉄鍋がカン、と鳴った。立ちのぼるのは胡椒と生姜、そして中華のカレー粉ならではの甘く香ばしい匂い。「ここは火が生きている店だ」とつい独り言。

頼むのは、学生時代の相棒――カーリーチーペーフェイ飯。
白いごはんの横に、黄金色の餡がつややかに寄り添う。衣をまとった鶏肉は外ふわ、中はしっとり。レンコンはさくり、きくらげはこりり、青菜と人参が色を添える。

—「鍋の温度、落としてないわね」
—「うん。油が重くならない。カレー粉が一気に跳ねて、香りを置いていく」

辛さは暴れず、香りが走る。小麦のとろみが米一粒ずつに絡み、箸休めの隙を与えない。甘さに頼らず、**鑊気(ワォヒー)**の説得力だけで食べさせる一皿だ。最後のひとさじまで温度が落ちないのも、この店の矜持。

ノスタルジーは味を美化するものだが、この皿は思い出に寄りかからない。
今日いま食べても、まっすぐ「うまい」。鍋と炎の会話が聞こえるうちは、また通う理由がある。

ごちそうさまでした。

2025/08/02 更新

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