4回
2020/01 訪問
休日ランチも最高のサービス♪
初めてランチで利用。
こちらのお店でいちばん気に入ってるのは素晴らしいお料理と素晴らしいワインのペアリング。結論から言うとそれはランチでも全く崩れることなく、お昼らしい取り合わせで楽しい気分にさせてくれるサービス内容だった。
シャンパンでアミユーズを頂き、素晴らしいスタートを切る。こちらのソムリエそんが提供してくれるワインでハズレたことは一度もない。安心してペアリングに身を任せる。
前菜として提供された蕪のムース。贅沢にトリュフがふりかけられている。香りの少ない蕪を引き立てるのにちょうどいい。蕪のムースはズワイガニと一緒になり、これに合わせるソースがブラッドオレンジ。柑橘系との相性はかなりいい。軽く、爽やかに、そしてトリュフで芳醇に。
そしてこのお店のスペシャリテはトラフグのフリット。ランチらしいサイズに調整されていて、実はこれくらいがちょうどいい。だってまだ夜ごはんも食べなくちゃいけないから。このトラフグのフリット、ソースが最高に美味しい。海老ベースなのか、甲殻類の香りが豊か。泡仕立てで口当たりもまろやか。かなり美味しい。
メインは鴨胸肉のソテー。やっぱりフランス料理には鴨が合う。オレンジソースはそんなに好きではないけれど、今日はグリーンマスタードの香りが豊かなジュというソース。これが絶妙にマッチ。仏ヴァンデ産の鴨らしいけど、かなり美味しい。
こちらのお店、パンも美味しい。そしてそれに合わせるのはオリーブのペースト。これが食欲をひきたてる。最高の組み合わせを
デザートでカラクのムースを頂き、最後は焼き菓子と共にエスプレッソでごちそうさま。最高のコースでした。
最後にこの日に初めて飲んだブルゴーニュのワイン。マダムルロワが保証したという味は最高の香りとまろやかさ。一気に目が覚めるほどの美味しさだった。ソムリエさん、今回も最高のワインをありがとうございました。。
メイン料理。
仏ヴァンデ産の鴨胸肉。
トラフグのフリット。
甲殻類のエキュームソースが最高。
蕪のムース。
トリュフがたっぷり香る。
パンはオリーブで。
食後のスイーツ。
焼き菓子と珈琲。
マダムルロワのワイン。
驚くほどよく切れる。
2020/03/01 更新
2019/03 訪問
料理とワインのおりなすハーモニー♪
久しぶりの訪問。
こちらのお店は素敵なソムリエさんと素晴らしいシェフが提供してくれるお酒と料理の調和が最高。この日もかなりハードルを上げて訪問したにも関わらず、しっかり満たしてくれるあたりはさすがとしかいいようがない。
料理はアミユーズからスタート。
ミニトマトとフロマージュチーズがシャンパンによく合う。美味しさそのものよりも、これから始まる料理へのウォーミングアップといった感じ。
そのあとは前回も出てきたフグのフリット。こちらのお店の名物なのかもしれない。真フグは海老せんべいの衣を纏っており、ほのかに香るのが食欲をそそる。これをフランス料理では珍しいという生海苔をからませて頂く。日本の食材との調和がこちらのお店の素晴らしい所かもしれない。そして合わせるお酒も日本酒。しかも微発泡。新政No6で有名な新政酒造さんの「亜麻猫」はとてもフルーティな感じですぐ気に入った。
そして素材の美味しさに感動したのがグリーンアスパラとホタルイカのサラダ的なもの。ホタルイカは驚くほどプリプリ。最高に美味しい。グリーンアスパラももちろん新鮮。これを新玉葱のムースで頂く。新玉葱のムースは甘みがしっかりと感じられて素材の旨みをさらに引き立てる。
続いて根菜のミトネ。
スッポンのブイヨンで火入れしてあり、濃厚な旨みが閉じ込められた逸品。さらにトリュフを使っているので香りが最高。このあとに出てくるメイン料理への期待を高めてくれる。
魚料理は鰆のポワレ。火入れが絶妙。この時期は鰆を頂くことが多いけど、こちらのお店のはレベルが高い。グレープフルーツの香りがかすかにして、魚の美味しさを引き立てていた。
最後のメインは牛ほほ肉のブレゼ。本当に溶けてしまうような柔らかさ。赤ワインソースと本当によく合う。合わせてたワインもしっかりとしたフルボディだったので、その調和も最高。
こちらのソムリエさん、お酒はあまり強くないらしい。だからこそ素晴らしい完成で既成概念に囚われないチョイスをしてくれるのかもしれない。日本酒と合わせてみたり、毎回とても楽しませてくれる♪
デザートはアマレットのアイス。お腹いっぱいなのに軽々と入ってしまうので驚く。
最初から最後まで完璧な流れで料理を楽しませてくれた。本当に大好きなお店♪
綺麗なひと皿。
ホタルイカのプリプリ感に驚く。
牛ほほ肉のブレゼ。
とろける美味しさ。
鰆のポワレ。
香りの調和が最高。
名物料理?
真フグのフリット。
生海苔で頂く。
アミューズ。
ミトネ。
スッポンの旨みがすごい。
アマレットのアイス。
彩も綺麗♪
焼き菓子。
シャンパンはアヤラ。
亜麻猫の美味しさは嬉しい発見!
ブルゴーニュ。
覚えてない。
最後はグランクリュのフルボディ。
2019/04/08 更新
2018/03 訪問
ワインとのペアリングが最高のお店♪
この日はお世話になった得意先の取締役のご勇退に伴う送別会にご招待いただいた。自腹で行くにはちょっとお高いお店なのでかなり嬉しい。末席でおとなしくお酒とお料理を楽しませて頂いた。
こちらのお店はソムリエさんがセレクトするワイン。有名店で鍛えられた感性でシェフの料理を引き立てるお酒を提供してくれる。この日の驚きは三点。途中に日本酒を挟まれた事と、産地と特性の同じワインが二度続いた事、そしてなくなったら気前よくサービスで注いでくれる事。日本酒やワインのセレクトが常識に囚われない事がよく分かる。ソムリエさんに聞いたら、単純にその料理にどんな料理が合うかを突き詰めたらこうなるらしい。
料理はアミューズとシャンパンから。
ここで乾杯の挨拶が入る。グラスが特殊な形状なのか、シャンパンが特別泡立ちがいいのか、常に繊細な泡が上がり続けており、早く挨拶が終わらないか気になって仕方ない。アミューズはトリュフの香りが豊かでこれからの料理に期待が高まる。
二品目はフグのフリット生海苔ソース。
シェフはフグの調理免許も持っているようで、うまくフレンチに合わせている。そして生海苔ソース。フレンチでこの味、驚きから入る。
次の料理はホワイトアスパラとボタンエビ。ソースはトマトとブラッドオレンジ。
ボタンエビは頭までしっかりかち割って味噌まで頂く。ここで合わせるお酒は日本酒。しかも新正ナンバー6。しかも通常のではなく、更に10%磨いた特別エディション。やはりこれは日本酒しかない。
ちなみに合わせるパンにオリーブバターのようなものが出てくる。これが香り豊かで本当に美味しい。
次は春らしい料理。筍、新玉葱、北寄貝のグリル。
木の芽のソース。やはり旬のものを食べると本当に美味しい。それにしても玉ねぎはソテーの感じが最高。甘さがしっかり出ている。
甘鯛の炭火焼き。
これは皮の焼き加減が最高。身はホクホク美味しく、皮はパリパリで美味しい。
メインは鳥取前田牛イチボのポワレ。
この段階で既にお腹は満たされつつあるが、この柔らかさと脂でテンションは最高潮。大満足。
デザートはホワイトチョコレートのムースとイチゴのソルベ。心なしかコップを食器用洗剤で洗っているイメージ(笑)
更に食後に菓子の盛り合わせまでついてくる。もうお腹パンパンで食べられないくらい。ごちそうさまでした。
店舗外観。
アミューズ。トリュフの香りが食欲をそそる。
フグのフリット。
生海苔ソースがよく合う。
ホワイトアスパラとボタンエビ。
ボタンエビはしっかり頭をかちわる(笑)
ホワイトアスパラは肉厚で美味しい。
パンにはバターとオリーブオイル。
オリーブオイルはどうやって固めるんだろう。香りが豊か。
旬のひと皿。筍、新玉葱、北寄貝。
甘鯛のポワレ。
皮のパリパリが最高。
前田牛イチボ。
とにかく柔らかい。
そしてお腹いっぱい。
デザート。
中にはイチゴとチョコムース。
エスプレッソ。
食後の菓子。
このナイフ、むっちゃよく切れる♪
シャンパン。
日本酒を挟む。
シャブリ。
ブルゴーニュ。
メインには赤のフルボディ。
食後はデザートワイン。
2019/03/27 更新
GoToイートキャンペーンが始まったので、外食も解禁していいだろう、って事で久しぶりに訪問。いつものペアリングコースをお願いした。こちらのソムリエさん、ご自身はお酒を飲めないらしいのに、なぜか提供してくれるワインはいつも最高の組み合わせ。
この日は初めてのカウンター席。店内を広く使ってソーシャルディスタンスにも気を使ってくれてるのがありがたい。こちらのお店のお気に入りはボックスシートなんだけど、いちどBARタイムにカウンターを利用してみたいと思ってた。ランチで夢がかなった。
アミューズから始まり、次はとうもろこしのスープ。このスープに使ったとうもろこしは群馬県の星野さんという方が作られた「恵味」という品種。シェフいわく日本で一番美味しいとうもろこしらしい。食感、そして甘み、確かに非の打ち所がない味。ちょっと感動してしまった。このスープに栄螺や冬瓜を合わせるのがシェフの遊び心。かなり美味しかった。
魚料理は長崎は五島列島のアズキハタ。なんとも言えない食感。白身でありながら旨味も強い。合わせるソースは小松菜。ほんの少しの苦味が美味しさを引き立てる。
メインは蝦夷鹿のもも肉。合わせるソースはブルーベリー。甘酸っぱいソースと野性味溢れるお肉がよく合う。それにしても鹿肉ってこんなに美味しかったかと改めて感動。牛肉では味わえない美味しさ。以前にエッグというお店で食べた滋賀県の鹿肉が人生ベストワンだったけど、それに匹敵する美味しさで感動した。臭みなんて言葉とはまったくもって無縁の美味しさ。
そしてまたまた驚かされたのが、デザート。マサラ・チャイのブラマンジェ。こちらのお店、パティシエはいなくてシェフ一人だと思うのだけど、どうしてこんなにパーフェクトなスイーツが提供できるのか。塩キャラメルのアイスも本当に美味しくて大満足。
最後はネスプレッソで珈琲を頂いて終了。この日も最高でした♪