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夜の点数:4.7
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¥40,000~¥49,999 / 1人
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料理・味 4.7
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|サービス 4.7
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|雰囲気 4.5
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク 4.2
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[ 料理・味4.7
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| サービス4.7
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| 雰囲気4.5
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| CP4.5
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| 酒・ドリンク4.2 ]
抜群の味付けと火入れ 素晴らしい料理
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外観
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看板
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看板
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2026/01/19 更新
JR品川駅から歩いて15分くらいのところにあります。
たまたま17時から2人席テーブルのキャンセルが出たようだったので、すかさず予約しました。
コース料金は42,350円(税込・サービス料込)です。
店内はダークブラウンを基調にした高級感のある作りになっており、2人席の片側はソファ席になっています。
まずは、店内は撮影禁止であることが案内されます。
コースは、
・料理8品
・デザート4品
・茶菓子
の構成です。
メニューは、料理・ドリンク共に白紙です。
ドリンクは、ビールとメイン料理に合わせて赤ワインをいただきました。
ビールはサントリープレミアムモルツ。
赤ワインはヴィンテージ2009年。
【かわはぎのサブレ】
ひとくちでいただくフィンガーフード。
小さな香ばしいサブレの上にかわはぎが乗っており、その中には肝が入っていて、かわはぎの上には完熟した万願寺とうがらしが乗っています。
サブレとかわはぎの食感のマッチングは完璧で、肝の心地良い味が口の中に広がります。
非常に美味しいアミューズです。
【あんこうの肝のスープ】
あんこうの肝のスープです。
スープの中なはほうれん草とちりめんキャベツが入っており、上には蕗のとうの香りの泡が乗っています。
混ぜるようにしていただくと、様々な味が合わさった重厚な味がいただけます。
とても美味しいスープです。
【山羊のミルクのババロア】
シンプルな見た目ですが、カンテサンスで必ず用意している一皿である、山羊のミルクのババロアです。
京都の山羊のミルクを柔らかく仕立てて、上にはマカデミアナッツと百合根が乗っています。
オリーブオイルは山羊のミルクの味わいに合わせてブレンドして用意しているとのこと。
一番上にはフランスゲランドの塩がありますが、少し粒が大きくほのかな甘味と柔らかな塩気を感じる塩です。
塩やオリーブオイルなど調味料が主役の一皿になっており、混ぜるのではなく底から掬うようにいただくと、ババロアのまろやかさと調味料のマッチングの良さが味わえます。
【海老芋とアオリイカ】
海老芋を使った一品。
海老芋は里芋の仲間の野菜ですが、形や模様が海老に似ていることから名付けられた芋だそうです。
こちらをブイヨンなどで炊き上げた後に、香ばしい衣で揚げてあります。
上には、食感や爽やかな見た目などのためにアオリイカやイタリア野菜で少し苦味のあるプンタレッラをソテーしたものが乗っています。
様々な香りや食感、イカの甘味などを楽しむ料理です。
こちらも美味しい料理です。
【ステークアッシェ】
ステークアッシェはフランスの定番料理で、牛の挽肉を使用した「みじん切りステーキ」 を指します。見肉本来の旨みや食感を味わうのが特徴だそうです。
カンテサンスのステーキアッシュは、牛のランプの部分をさっと焼いて少し大きめにカットして、セミドライのトマト・香ばしいクルトン・フランス産のジロール茸などを一緒に組み合わせた料理です。
少しずつ崩しながら、肉や木の子の旨み・香りやドライトマトのほのかな酸味を楽しめます。
火を入れ過ぎると硬くなるので、岸田シェフがじっくり焼いて予熱の状態で温かくなるようにしているそうです。
少し酸味がある料理ですが、大変美味しい料理です。
【毛蟹と蓮根】
毛蟹と蓮根を使った料理。
上の部分は、毛蟹を蒸してほぐして固めています。
下の部分は、香ばしく焼いた蓮根に細かく刻んだ蓮根やすりおろした蓮根を合わせて、揚げ焼きのような生地になっています。
間には薄くカットした蓮根のピクルスと、上にはカリフラワーを少しハーブと合わせて乗っています。
蟹の旨味や蓮根の食感と合わせて楽しむ料理です。
非常に凝っている料理で、蓮根のサクサク感と毛蟹の食感が素晴らしく、口いっぱいに頬張ると最高の美味しさを味わえる絶品料理です。
【鰆】
岸田シェフの火入れの真骨頂が味わえる料理。
魚は寒鰆で、春に向けて少しずつ脂が乗っていく、一番美味しい時期の鰆です。
こちらを大きな塊で焼き上げて、皮目は香ばしく中の方は水分を保つようにしっとりと、火を入れているそうです。
ソースは柑橘系の水晶文旦のソースで、香ばしいヘーゼルナッツとハーブのウイキョウを加えています。
一番上の付け合わせは、舞茸とキャベツを使った小さなタルト。
魚の状態が時間と共にどんどん変わっていくので、早い内にいただきます。
ソース用のスプーンも使って、ソースをたっぷり添えていただきました。
この料理は、火入れの素晴らしさを実感出来る一品で、皮目のパリパリ感・皮目に近い部分の身のホクホク感・身の中心の部分のミディアムレア感をかんじることができます。
但し、私には水晶文旦のソースは酸味が強く、私はソースをつけない方が好みでした。
一方、舞茸とキャベツの付け合わせを一緒にいただくと美味しさが増し、何もつけずにそのままいただくと魚自体の旨味を感じられました。
【鳩のロースト】
フランス産の鳩の料理。
しっかりと太らせて柔らかくてジューシーな胸肉を、1〜2分オーブンでローストして、5〜6分外で休ませてまたオーブンに入れることを何度も繰り返しながら、色は赤いですが中心までしっかりと火を入れた後、網で焼き目をつけて仕上げており、焼き目の香ばしさも楽しむことが出来ます。
ソースは赤ワインと黒胡椒を少し効かせたソース。
付け合わせは牛蒡で、牛蒡をメープルシロップと少量のブランデーなどを含ませてからフリットにしてあります。
牛蒡にかかっているのは、細かく刻んだトマトやセロリで、ちょっとした酸のニュアンスを楽しめます。
フィンガーボールを用意してくれますので、骨周りをいただく際汚れた手を洗えます。
鳩胸肉は柔らかく肉の旨味が凝縮され、大変美味しくいただきました。
【ピスタチオのソルベ】
ピスタチオのソルベ。
ソルベの底には砂糖でコーティングしたピスタチオがありますので、一緒に掬っていただきます。
【マカロン】
少し変わった見た目のマカロン。
一番下にマカロン生地、その上にはマスカルポーネチーズと少し酸味を効かせた自家製のレーズンを使ったクリーム、そしてコーヒーの香るスポンジをサンドしてあります。
一番上に、ピーカンナッツを香ばしくキャラメリゼにしたものが乗っています。
ピーカンナッツをスプーンで割って、全てのパーツを合わせていただきます。
ピーカンナッツの香りが芳しい、様々な味が味わえるマカロンです。
【安納芋】
温かいデザート。
一番下は香ばしいバターの香る焼き立ての焼き菓子で、その上に安納芋を焼いたもの、焼き芋のアイスクリーム、一番上には芋けんぴのようなもの、と言う構成になっています。
少しずつ崩しながら、様々な安納芋の組み合わせを堪能出来ます。
【メレンゲのアイスクリーム】
カンテサンスのスペシャリテ、メレンゲのアイスクリーム。
焼き菓子のメレンゲをパウダー状に粉砕して、アイスクリームにしています。
表面には石川県能登の海水をスプレーしており、甘塩っぱいアイスクリームとなっています。
キャラメルのような味を感じましたが、牛乳とクリームとメレンゲだけで作っているそうで、メレンゲがキャラメルみたいな味を出すようです。
【アーモンドの茶菓子】
アーモンドのクッキーです。
手で摘んで楽しみます。
時間は約2時間30分。
初めて伺いましたが、カンテサンスの料理は高級食材をふんだんに使用するものではなく、素材の良さと火入れと味付けと独創性で料理を作り上げるイメージで、特に味付けと火入れは抜群だと感じました。
どの料理も完成度は高く、素晴らしい料理に仕上がっています。