milan1110さんが投稿した鮨駒(秋田/羽後本荘)の口コミ詳細

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鮨駒羽後本荘/寿司

1

  • 昼の点数:4.7

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.6
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/11 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.6
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

由利本荘の奇跡!近海の幸と生駒氏のエッセンスが融合した、精巧な和が織りなす唯一無二の握り。

本日はこちらでランチ。
念願の訪問です。予約方法が電話からネットに変わったタイミングで奇跡的に取ることが出来ました。休日12時の回、当然満席。定刻に店内へ案内されます。

ご夫婦でやられており、ほんわかした雰囲気の中、ご挨拶からのスタート。楽しみ楽しみ〜!ちなみにこの日のネタは、マグロ以外は近場で揚がった魚を使用してました。

◆ 昼の握り 8,800円/税込

・自家製のお豆腐
・半熟いくら 小丼
・黒穴子
・甘鯛
・アオリイカ
・アラ 湯引き
・カジキ 昆布〆
・サワラ 藁焼き
・サバ
・トロ松
・ガサエビの塩〆 半日干し
・焼き白子軍艦
・ねぎトロおはぎ
・煮穴子 笹焼き
・サツマイモのアイスクリーム
・ルイボスティー(さつま芋、栗、南瓜)

------- 以下 詳細 -------

まずは自家製豆腐。
見た目はなんの変哲もない豆腐ですが、食べたら驚きの美味しさ。チーズのような濃厚さと滑らかさ、大豆をギュッと詰め込んだような甘さが口の中に広がります。初手から何と素晴らしいのだろうか…。

続いては半熟いくらの小丼。
シーズン終わり、最後の秋田県産いくら。軽く火入れすることで、プッツン…と濃密なエキスが口の中で弾けます。しかもこの量、だいぶ贅沢な気がする笑

さて、ここから握りに突入します。

1貫目、黒穴子。
表面だけ炙りレアーで。煮切り醤油と山椒でいただきます。小骨が当たることもなく、プリッフワッと…という他にない穴子の食感。シャリを包み込むような握り方も素晴らしく、フィット感が◎。

2貫目、甘鯛。
握りに鱗揚げを乗せるという足し算。甘鯛のしっとり上品な旨みで十分過ぎるのに、サクサクの鱗の芳しさがビックリする相性の良さ。

3貫目、アオリイカ。
巧みな飾り包丁、ねっとりとした甘みが引き立つ。炒り胡麻の風味と酢橘の爽やかさがアクセント。

4貫目、アラの湯引き。
良鮮度故の程よい食感、湯引きにより表面はシルキーな舌触り。芽ねぎとポン酢でしゃぶしゃぶをイメージ。

5貫目、カジキの昆布〆。
出始めのカジキ、巨大ポーションで食べ応え抜群。あまり鮨屋でカジキをいただくことも少なくけれど、感動レベルの美味しさ。昆布〆でねっとりとした食感で、旨みと脂が身に浸透している感じです。

6貫目、サワラの藁焼き。
→こちらも出始め。刻み玉ねぎのアクセントがめちゃくちゃ良い。コクのある脂で、それを玉ねぎがスッと流してくれます。これは癖になる…。

7貫目、サバ。
獲った後すぐに首を折り〆、超低温で保管し鮮度を保ったサバ。酢〆しておらず、実質生サバですね。脂が全体に回っており、こんな旨みを抱いたサバが近海でまだ獲れるんだな〜と感動するレベル。

8貫目、トロ松。
大間産 本マグロのトロと由利本荘の山で採れた地場の松茸のこの時期だけのコラボレーション。熱した鉄串をトロの切り身に当てファイヤー!炙っていきます。その炙りトロに、縦に切った松茸がドドンと乗ります。何これ…うまっ…とんでもない…。トロのコクのある脂と松茸の風味がマッチ。食べたくてもなかなか食べられなさそう笑

9貫目、ガサ海老の塩〆。
日本海側で獲れる希少な海老を、塩〆して半日ほど干しているそう。キュッと塩で〆、そこから旨みを凝縮させる半日干しを経ことで、甘みが頂点に…。それだけでなく、頭で取ったビスクを風味漬けに。噛み締めるたびに

10貫目、焼き白子の軍艦。
熱々に焼かれた白子を、たっぷりと軍艦の上に…。火傷注意ですが、こっくりとクリーミーな白子が口の中へ流れてきます。少し酢橘を振っているので、後味はさっぱり。白子の美味しい季節になってきました。

11貫目は、ねぎトロおはぎ。
通常のねぎトロに加え、秋田らしくいぶりがっこをプラス。いぶりがっこの燻臭がアクセントになり風味豊か。とろける味わいで絶品過ぎる…!

12貫目、ラストは煮穴子の笹焼き。
とろとろの煮穴子を笹で焼き、笹の香りを付与。香ばしさ満点、とろけて無くなる穴子でした。

味噌汁をいただき、デザートも出てきます。
息子さんが収穫したさつま芋を使ったアイスクリームで、エアリーな口溶けで、自然なさつま芋の甘みが引き出されてます。その後出てきたルイボスティーは、さつま芋と栗と南瓜のフレーバーティー。まさに秋ですね!ホッと一息出来ました。

ご馳走様でした。
温かいお茶含め、8,800円/税込で完結。あまりにも安く、あまりにも美味しい。確かに由利本荘という場所だから…という物価的な面もありつつ、結局はここでしか食べられない握りがあり、わざわざ訪れる価値が大いにある体験が出来ました。流石になかなか行ける場所ではないけれど、本気で再訪したいお店です。

※訪問時→評点 4.41

  • 熱した鉄串でトロを炙る生駒氏。

  • ・自家製のお豆腐

  • ・半熟いくら 小丼

  • ・黒穴子

  • ・甘鯛

  • ・アオリイカ

  • ・アラ 湯引き

  • ・カジキ 昆布〆

  • ・サワラ 藁焼き

  • ・サバ

  • ・トロ松

  • ・ガサ海老 塩〆

  • ・焼き白子軍艦

  • ・ねぎトロおはぎ

  • ・煮穴子 笹焼き

  • ・味噌汁

  • ・さつま芋のアイスクリーム

  • ・ルイボスティー(さつま芋、栗、南瓜)

  • ・ガリ

  • ・トロ松

  • ・焼き白子

  • 生駒氏の握り姿

  • トロを熱した鉄串で炙るパフォーマンス!

  • 結構炎が上がります!

2025/11/05 更新

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