8回
2021/10 訪問
いつも通り美味しいのだけど…
醤油つけ麺(中盛)。
緊急事態宣言が明けたら、必ず訪れたいと思っていたお店。
散々同じメニューの口コミを投稿して来たので、敢えて料理に対するコメントはない。只々美味しい。
今回は半年振りの訪問。
11:30くらいに来てみたが、既に行列が出来ている。
まあ、無事に営業していたので一安心。
気長に待つことにした。
そうして並んでいると、いつもより回転が良くない事に気づいた。
よくよく店内を見ると、まさかのマスター独りのワンオペ。
いつも居た可愛い助手さんもいない。
外の張り紙を確認すると「1人での営業の為〜」との事。
なんだかとても心配になってきた。マスターは流石に若くない。
店内に入り食券を渡すと、いつもより余裕無さそう。
テキパキと無駄なく動いて、次々と料理を仕上げていくが、大丈夫だろうか。
最初に申し上げた通り、つけ麺はいつも通り旨い。いや、今回の方が醤油が立っていた気もする。
自分が出来るのは、ただ食べることのみ。
もしかして、マスターの身体の限界が来て、食べれなくなる日が来るのかも。と、思うとなんだか寂しくなった。
また近いうちに食べに来よう。
ご馳走さまでした。
2021/11/14 更新
2021/04 訪問
すれ違ったおじさんが一人でにやにやしていたら、それは良いことがあったんだろう。と思うことにした。
醤油つけ麺(中盛)。
とある平日のお昼にお邪魔した。
仕事の都合で大田区界隈に侵入。
その都合が終わるのは11時手前。
会社に帰るには1時間強掛かる。
じゃあご飯食べて帰ろうか。
あれ?それじゃあ彩華に行けるじゃないか。
もう行くしかない。
と云った経緯でお店に着いたのが11時過ぎ。
開店直後の時間なら並ばずに食べれるだろう、と思っていた。
しかし、既にお待ちの列が出来ていた。
こんなに人気になったんだ。
かつて自分がお店の真裏辺りに住んでいて通っていた頃、こんな人気が出るとは思えなかった。
注文するのは勿論醤油つけ麺。
お店の親父さんも健在。
親父さんの「おそばの量はいかがなさいますか?」って云う声掛け好きなんだよなあ。
そしていつしか定着した看板娘兼助手の方。
今時分、「看板娘」と云うと、あらゆる方面からお叱りを受けるのかもしれないが、やはり彼女は看板娘。
親子以上に歳は離れているように見える親父さんとは関係良好そうだ。
仲が良いってのは美しいねえ。と、つけ麺と雰囲気を堪能し、帰ろうとしたら看板娘さんが目の前にいて「有難うございました〜」と声を掛けてくれた。
不意を突かれてしまったので、なんだか気恥ずかしくなり、顔も上げずに「ご馳走さま」と、お店を出てしまった。
いい歳したおじさんは照れてしまったんである。
恥ずかしいような、くすぐったいような気持ちで、頭をかきながら帰路に着いた。
こんな気持ちになるのもそんなに悪くない。
しかし腹一杯だ。
ご馳走さまでした。
いつものつけ麺。
いつもの美味しいつけ汁。
いつもの美味しい麺。
今回は肉が凄かった。こんな肉塊がゴロゴロ入っていた。
メンマも大きかったなあ。
営業時間のご案内。2021.4.9
開店10分で満席以上。
2021/04/17 更新
2021/01 訪問
unconditional…
醤油つけ麺(中盛り)。
新年の麺初めでお邪魔した。
この日は新年一発目の営業日。
3ヶ月振りに床屋へ行き、身だしなみを整えてから伺った。
ネットの隅っこで見つけた年始の営業情報をそんなに信じてはいなかったが、並びの列が見え始めた瞬間にガッツポーズをした。無論一人で。
お待ちの人数は3組程で10人強。最低でも30分は待ちそうなタイミングだ。
寒い中、芯まで冷えても食べるのはつけ麺一択。必然である。
食券を助手の女性に渡し、中盛りでお願いした。
後につけ麺が届き、目の前に置かれる。
まさに初デートの如き高揚感。
この機会が何度訪れても、全く同じ感覚だ。
中盛りでお願いした麺は、しっとり瑞々しく美しい。
これから汁に浸して食べることを思うと、嬉しくて堪らない。
この麺を受け止めるつけ汁は、いつもの醤油感強めの旨いやつ。
この日のつけ汁は特に醤油感が強い気がした。
勿論それも旨いのだが。
細かい事はさて於いて、自分が伝えれる事は、もうそんなに多くはない。
この醤油つけ麺大好きだ。
そんな感じでつけ麺を食べていると、常連の方が「緊急事態宣言出たけどお店どうするの?」と云う声を親父さんに掛けているのを見かけた。
親父さんは「いやあ、どうですかね。出たら考えますよ」と応えていらした。
ああ、どうか望まれる儘にご自愛を。
食べれて本当に幸せだった。
大盛りにすべきだった。
ご馳走さまでした。
醤油つけ麺(中盛)。
この麺の魅力は凄い。
つけ汁。麺との相性が良すぎる。
極太メンマ。柔らかくも「ザクッ」とした食感が楽しい。
崩したチャーシューがゴロゴロ。旨い。
食べかけで申し訳ない。このくらい麺を浸して食べるのが好み。
ストッカーにある麺。
営業案内。
変わりすぎた池上駅。仕方ないのか。
池上駅改札。昔の面影はない。仕方ないのか。
2021/01/12 更新
2020/06 訪問
そこにある幸せ。
醤油つけ麺(中盛り)。
何度も訪れては何度も同じような書き込みをしているお店。
かれこれ15年近く通っているが、いつも同じものを食べて大満足している。
今回は相方を引き連れての訪問。
相方も此方のつけ麺が大好きなんである。
ランチのピークを少し越えた辺りに訪れたら、少し待って唯一の小上がりに案内された。
此方のお店の特等席である。
広々としたテーブルで大好きなつけ麺を食べられるのは、とても優雅な食事である。
異常に中毒性のある麺をさらさらな酸味と節系と塩分が織り成すスープに浸けて食べると、そこには幸福しかない。
好きなお店に好きな店主。そこには自分の思い出も沢山詰まっている。
自分の敬愛する漫画家、高橋留美子氏の大傑作「めぞん一刻」のヒロインである音無響子の「あなたに会えて本当に良かった」と云う普遍的ではあるが、最大の名言がある。
食べると云う事はそんな気持ちにさえしてくれる。事もある。
ご馳走さまでした。
唯一の小上がり。
醤油つけ麺(中盛り)。
醤油つけ麺(中盛り)。
このしっとり感。
今回のスープは恐ろしくバランスが良かった。
チャーシューと云うか肉塊。味が染みてて旨い。
極太メンマ。歯ごたえもあって良いおかずになる。
ご案内。
2020/07/30 更新
2020/01 訪問
仰げば尊し。
醤油つけ麺+チャーシュー。
自分は、これだけ愛情を注げるお店に出会えて最高に幸せだ。
冒頭から失礼しました。
何がこんなに好きなのか?と訊かれれば、「う~ん」と、数時間は軽く悩んでしまう。
だからお薦めすることはしない。だけどもし、このお店に行くことがあれば、優しくして戴きたいなあ。と、切に思う。
年が明けて1月6日。火曜定休なのが頭にあったので、そろそろお店も正月明けで営業してるだろうとの目論見で、夜にお邪魔してみたら、なんと、真っ暗。しかもいつもある営業案内等が一切ない。
この雰囲気は写真に譲るとして、この時の自分の心情と云ったらば、まるでショパンの「木枯らし」である。
口にもしたく無いけども、もしかしたら…「閉店」の予感。
食いしん坊の自分でも珍しく食欲がなくなってしまい帰路に着いた。
帰り道、不安を払拭すべく、ネットで閉店情報を漁りまくるが、これと云って有力な情報はない。
ならばもう一度行ってみるまで。
来る1月8日。自分の正月休みの最終日である。
先に仕事初めになった相方を見送り、家でテレビを眺めながら身支度する。
この日は生憎の雨。しかもなかなかに強い雨。
自宅からは電車を使うより、バスで東急池上線の長原駅まで行き、そこで池上に行く方が便利。
雨と風に打たれながらバスを待ち、池上線では女性客の間に座るのにたたらを踏みながら目的地到着。
降り立った池上駅は、昔の牧歌的なイメージを覆さんと、大々的な改装工事の真っ只中。
嗚呼、お目当てのラーメン屋も、こうした時代の流れに逆らえずに居るのだろうか?と、負のイメージを持ちながら商店街を足早に直進。
そこを一本右に曲がればお店がやってるかどうか判断出来る。
「今日やってなかったら、直接問い合わせてみよう」と、半ば諦めの境地で角を曲がり顔を上げてみる。
そこには遠目ながら、お店の前に数人の列。
「うふふ、やってる」
お店迄の残りの距離は100m程。その間を小走りするか小躍りするかを迷いつつ到着。
お店の暖簾に辿り着いた瞬間、今もなお吹き曝している風雨には別れを告げ、ほぼ待つことなく店内へ。
店内にはいると、店主がお座す。
元気そうでなにより嬉しい。
勿論食べるのは「醤油つけ麺 中盛り」一択。だけど今日はあまりにも嬉しいから、チャーシューをトッピングしてみよう。
セルフの麦茶を汲んでカウンターで待つ。逸る気持ちは些か邪魔だ。 このお店の雰囲気も楽しみたい。
そこに、思ったより早めに料理が到着。
いつも通りのさらさらなつけ汁と、見るからに喉ごし良さそうな麺が、白い丼にこんもりと盛られている。
その麺の上にはトッピングしたチャーシューが2枚添えられていた。
スープを一口。そう、この味だ。やや強い塩味と軽い酸味が特徴のスープ。こってりしていないので、毎日食べられる奴だ。
そんなスープにつるつるな麺をどっぷり浸けて食べる。
過剰に汁を持ち上げないので、麺の味が良く分かる。旨いなあ、幸せだなあ。
チャーシューをトッピングしたが、汁には元々たっぷりな肉が入っているので、今回はかなり肉が多いつけ麺になってしまった。
新宿のざるチャーシューの名店「満來」の味に似てなくもないので、「満來」が好きな方にはおすすめ出来るかもしれない。
「満來」より安いしね。
そして、結構ダークホースなのがメンマだ。極太で柔らかいメンマは、このつけ汁にとても合う。
食べても食べてもなかなか麺が減らない。いつもの中盛りより量が多い気もするが、それならば嬉しい誤算。
最後に丼に残った麺をつけ汁に流し入れ、一気に掻き込んだ。
その頃には、激しかった雨も止んでいた。不思議なものだ。偶々なのに、祝福されている気分になる。
店主であるお店親父さん、美味しかったです。
ご馳走さまでした。
あ、やってる。
待ち遠しい様。
麺とチャーシュー。
醤油つけ麺+チャーシュー。
つけ汁。
この麺。堪らない。
つけ汁にもたっぷりチャーシューが入っている。
メンマも美味しい。
前日に見た絶望。いつもはある、営業案内が一切なかった。
2020/01/10 更新
2019/09 訪問
今年一番の贅沢。
つけ麺(醤油+中盛)。
出張三昧だった9月。やっと自由な休暇を貰えた。
朝7時に起きて家で録り貯めたバラエティー番組等を眺めていたらあっという間に午後13時。
自堕落な生活。やや、言葉を変えればデカダンスである。う~ん、貴族の耽り。
ともかく、折角の独りの休日なので、思い切り自分本位のランチしてやろうと思っていたのだ。
しかし既にこんな時間。
果たして自分が一番食べたいものは?と問うた所、こちらのお店が一番に思い付いた。
思い付いたは良いが、時刻は既に13時30分。電車で行ったのでは間に合わない。
そこで閃いた。
自分の敬愛して止まない藤原新也氏は、年末の贅沢として東京から飛行機で五島列島へ行き、駅前にあるようなお店で数百円の五島うどんを食べ、また飛行機で東京に戻る。と云う事をなさったようだ。
と云うことで、自宅近くからタクシーを拾い、池上へ向かった。
お店は恐らくSNS等をやっていないので、営業していることを祈りながら向かう。
第2京浜を池上通りの交差点で左折するとお店は直ぐ。
お、並んでる。と云う事は営業中。
3名一組のお待ちの後ろに並ぶと、15分程で入店。
メニューは最初から醤油つけ麺の中盛と決めている。
食券をマスターに渡したら、セルフの麦茶を持って席につく。
もうこの時点で軽く興奮している。
世の中の評価はどうあれ此方のつけ麺を、お店を自分は愛している。
開店当時から変わらないマスターはまだ元気そうだ。
麺の茹で時間がまあまあ長いので、10分程してつけ麺到着。
うん、いつもと変わらぬサラサラなつけ汁に物凄く瑞々しく輝いている麺。
メンマは極太で柔らかく、中でも飛び抜けて好きなチャーシューはゴロゴロ入っている。
スープを一口含むと、強目の塩分に節系の薫りがし、後から軽い酸味が追いかけてくる。
決して主張の強いスープではないが、これに麺を浸すと最高なつけ麺になる。
とても喉ごしは良いし、むにゅむにゅした食感も最高だ。
麺は中盛でも結構多い。大盛は今では美味しく食べきる自信がない。
そしてチャーシュー。チャーシューと云うか豚肉の切り崩しだ。
不揃いの豚肉がとてつもなく旨い。
このスープとチャーシューだけのメニューがあっても良いくらいだ。
ご飯がすすむこと間違い無し。
只々大好きなつけ麺を、大好きなお店で啜れるこの喜びは何物にも替え難い。
タクシー代3850円、つけ麺代750円。
世の中無駄を排除する傾向があるが、無駄とは自分に取っては心の余裕である。
あ~、楽しかった。堪らない無駄な時間を過ごせた。
味の評価と云うのは本当に個人差なのだと思えるお店。
自分的には揺るぎないNo.1だ。
ご馳走さまでした。そしてまた絶対来ます。
迷うことなく右上。
自分でも苦笑いしか出てこない。
卓上。
つけ麺(中盛)。
麺は本当に輝いてる。
うふふ。
形容し難い。
中盛りでもたっぷりな麺。
この肉感が伝わるだろうか。
店頭。牧歌的で素晴らしい。
2019/10/10 更新
2018/06 訪問
あるようでない、けど敷居が高くない。
つけ麺 中盛り。
自分がつけ麺と云うものにはまったのがこちらのお店。
10年間程この店の近所に住んでいて週に3度は足を運んでは一人で震えていました。
かと云って、超一流なのかと云われればそうではないとは思う。
食べログの評価が低いのは、数余多の美味しいラーメンを召し上がってる方々の御意見だろう、がしかし。
きっちり昼時は待ちの列が出来る。
それは、単にコストパフォーマンスが良いだけではないだろう。
ここの、特につけ麺の麺は妙な中毒性がある。
食べて数日経つと、何故かまた食べたくなる。
それと、チャーシューがかなり美味しい。
チャーシューと言うより煮豚かな。
トッピングでチャーシューを付ければ新宿の名店、満来を凌ぐと云っても過言ではない。
開店してから20年近く経つこのお店。
ずっと一人のマスターが営んでいる。
営業は大変そうだけど、休み休み頑張って欲しいなあ。
2018/06/22 更新
醤油つけ麺(中盛)。
都内に桜が咲く季節、漸く2022年初の彩華に来ることが出来た。
しかも2回も。
初日は仕事を休んだ平日だったので、気合いを入れて開店時間とほぼ同時に伺った。
お店に着いたのは11時05分。余裕で一番乗りだと思いきや、既に満席&外待ち10人。
…どんだんずよ。
取り敢えず最後尾に並び、念願のつけ麺に出会えるまで1時間程かかった。
しかしそんな事は、目の前につけ麺を置かれた瞬間に全てどうでも良くなる。
去年からおやじさん一人での営業になっていて、麺がやや柔らかくなっている気もするが、それも些末なこと。
この麺をここのつけ汁にどぶんと浸して食べたなら、もう最高だ。
夢中で食べたらあっという間に麺がなくなってしまった。
最近歳とともに量が食べれなくなってきた気がしていたが、なんだかここの大盛りならまだ食べれるような気がしてきた。
年内にもう一度チャンスが来たなら、そこはもう大盛りつけ麺の決め打ちだ。
食べ終わってお店を出ると、幸せに包まれる。
ご馳走さまでした。