この口コミは、15年目の猫さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数:4.8
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料理・味 4.8
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.8
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.0
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク- ]
堪らない空間で戴くティラミス。
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店頭。
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ティラミス。
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ティラミス近景。
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断面。マスカルポーネの使い方が贅沢。
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ダージリン。
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2020/04/09 更新
ティラミス+ダージリン。
とある日曜日。ランチを地元で済ませてからの訪問。
此方のティラミス。ずっっっと気になっていた。
場所は有楽町。東京国際フォーラムの裏側。
さて、個人的なお話を少しばかりさせて貰うと、自分は20年くらい前に、東京国際フォーラムで4年近く働いていた。
銀座や日比谷の境界に当たり、元都庁跡地にある国際フォーラム。
行き交う人の乱雑さに、それだけでも興味を惹いたものである。
なので、この土地にはかなり思い入れがあり、用もないのに有楽町を訪れ、散歩と称して日比谷方面や銀座方面、東京駅方面、新橋方面に歩みを散らしてみる事も多々ある。
そんなこんなで訪れた此方のお店。外から見た感じは、なんだかNYとかのカフェを模した「お洒落っぽい」雰囲気で、自分のようなおじさんにはちょっとね。と云う感覚でいたが、少し前に此方のお店に美味しそうなティラミスがあることを知り、つい1時間前にティラミスを食べたばかりだったが、どうしても食べたくなり訪れてみた。
案内を受けるべく、入り口に立った瞬間、店内の熱気が自分の今までの先入観を吹き飛ばした。
店内はクラシカルモダンと云うのか、なんだか懐かしい設え。
重厚さも感じるし、どこかカジュアルでもある店内に、ひしめく人、人、人。
いつもならば、「混んでるなあ」とか「狭そうだなあ」とか思うのだが、今回は有楽町と云う土地の為所か、ドキドキしてしまった。
案内係のお姉さんに席まで促され着席。
左手のテーブルにはパンケーキ目当ての若い女性2人組。右手には落語家風のおじさんと丸の内OL風な女性の2人組。
見渡せば客層に統一感がまるでない。
「オリエンタル」とは良く云ったものだなあ。
感心しながらメニューを見るが、今回はティラミス一択。それに自分にしては珍しく紅茶を合わせてみた。
注文を終え、改めて周りを眺める。
こんなにガヤガヤしていても気にならないのは恐らくサービススタッフのおかげでもあるのだろう。
そこらのカフェの、大学生のバイトと思しきスタッフならば、どちらかと云うとしどろもどろだったり、自店の料理を理解していなかったりするが(それはそれで楽しめるけど)、此方のお店の洗練されたスタッフのサービスの底辺が素晴らしい。
「ホテル」を名乗ってるのもあるかもしれないけど、お客に対する目配せや気付き、歩き方や姿勢。一番気に入ったのはお客とのコミュニケーションの取り方だった。
お店対お客の関係の取り方が抜群に心地良い。
へり下る事もなければ、ぞんざいでもない。
簡潔且つ丁寧。無駄はないが、田舎育ちのおじさんが冗談を云おうものなら、クスリと笑ってくれる。
人と人がいる空間だなぁ。有難い。
さてさて、ティラミスと紅茶が到着。
自分の中で此方のお店のティラミスの写真を見たときには既に、「絶対に旨い筈」と云う訳のわからん直感があった。そして、実物を迎え、一口。
大当たりである。
しっとりとしてもったりしたマスカルポーネに少な目なサヴォイにたっぷり染み込んだエスプレッソの苦味にマルサラ酒か何か分からないけど、ふんわりと洋酒の香り。
甘くないデザート、ティラミスの旨いやつだ。
ティラミス風な食べ物は世の中に沢山あるけど、何故か作り方がシンプルな筈なティラミスの原型を崩して「スイーツ」に寄せたがる。
そうそう、これこれ。一口食べて溜め息が漏れる贅沢感。
たまたま合わせたダージリンの渋みも優雅でいいね。
ティラミス大好きな相方も「理想的なティラミス」と大絶賛していた。
此方のお店が、こんなに素敵でこんなに美味しいものを出すとは知らなかった。
やはり先入観は宜しくないんだね。
次はランチも気になるので、ティラミスもご飯もここで済まそう。
ご馳走さまでした。