2回
2024/10 訪問
手打ちパスタを最も美味しく食べるシンプルかつ究極の方法
手打ちパスタを美味しく食べるシンプルかつ究極の方法は、都度食べる量のパスタを伸ばして茹でてすぐ食べることなんですね。
でも、それわかっていても、大変なので、どこのお店でもやらないでしょう。そんなことしてるお店は、こちらだけなのでは?
全てカウンターでパスタを伸ばして作るのを見ているのも楽しいです。
ちょっと時間かかるのは確かなので、気が短い方には向かないかもですが。
どのパスタも、柔らかさとつるっとした喉越しで、更に繊細なソースと合わさった絶品の数々。
猪やヒグマや山うずらの味わいが活かされつつ、くどくもなく、ジビエ嫌いなんてこれ食べたら誰も言わないかなと。
じっくり時間をかけたお手製燻製リコッタチーズとか、とにかく全てに手間を惜しまず美味しいものも追うシェフに脱帽です。
フリウリやヴェネトの山の方の料理とか、パスタのレパートリーも多彩で、毎月変わるメニューも楽しそうです。
ちなみに、手打ちパスタって、自分で作るとベタベタするので打ち粉が必要だと思っていたのですが、ほとんど打ち粉使ってないんですよね。
お話聞くと、水分を極限まで減らすと打ち粉必要ないそうです。その日の天候にも左右されるくらい、かなり難しいようですが。
2024/10/14 更新
打ち立てパスタに素材を活かすシンプルな調理は、やはり最高です。
一皿の手打ちパスタなら他店でもありますが、少量多皿で打ち立ては、日本中というか世界中でも、こちらしかないのでは?
シェフの相方が独立されてしまってシェフお一人になっても、この方針は変えず、席数を絞って営業さらているそうです。
少人数になってシェフとお話しやすくなったのは、個人的には嬉しく、今のスタイルでこれからもぜひ営業を続けていただけたら思っています。
パスタの説明は敢えて省きますが、中盤の前菜3の蕪に塩とオリーブオイルだけで味付けしたものなど、パスタだけでなく野菜などもこだわりの食材でシンプルに素材を味わう考え方もとても好きです。
それから、最後のエスプレッソにクルミのリキュールを入れたドリンクがメチャクチャお気に入りです!エスプレッソの苦さとリキュールの甘みの組合せが絶妙でした。