2回
2021/10 訪問
料理、ワイン共に素晴らしい店
ビストロラグリ
石神井公園駅から同公園方面に徒歩5分、2020年にオープンしたビストロ。
Googleマップで検索すると石神井公園通り側に案内されますが、実際はその裏路地側に面しており、ややわかり辛い場所にあります。
ビターXX(1144円)
ベルギービール推しの店らしくかなり充実した品揃えですが、リストを見てもさっぱりなので「苦味強め」と好みを伝えて選んでもらったところ、これがまさしくその通りの味でニコニコ。
清涼感ある心地よい苦味でした。
本日のサラダ(990円)
三浦野菜のなんちゃらかんちゃら(わすれた)。
新鮮&控え目な味付けのため、生野菜感が強く健康的な印象のサラダ。
野菜の味が濃くシンプルに上質です。
3-4人前はありそうな気前の良い盛りっぷりも嬉しい犬のマー。
トリッパと豆、青唐辛子の煮込み(1100円)
べらぼうに美味いなこれ、、、。
ハチノスとチーズが抜群に合い、爽やかな辛味も加わり調和の取れた絶妙な臭旨さ。明日の朝まで咀嚼し続けたいくらいにはお気に入り。
あとこの豆が地味にうまいのよ・・・たまらんね。
頼むべき一品。
ブルゴーニュルージュ2018YvesBoyerMartenot(5500円)
ボトルで注文。広域表記だけどムルソーのピノが主体(らしい)。
開けてすぐ楽しめる取っつきやすい美味しさでした。
シンプルながら最後まで飲み飽きない点もよかった。
店主の方はソムリエ資格を持っているとのことで、ベルギービールに続きワインも見繕ってもらったのですが、どのボトルも妙に安い。
とりわけポールガローデという生産者のものは市販価格+1000円と理解不能な激安価格。商売っ気が無いどころの話ではない。
注文したボトルを含め、多くのワインが市販価格の1.5倍程度に抑えられており、良心的で誠実な値付けです。
品揃えも相当に充実しており、ワイン好きとってはテンション爆上げな店だと思う。
パテドカンパーニュ(660円)
想定していたサイズの1.5倍はありそうな塊感溢れるパテドカンパーニュ。ぶ厚く咀嚼の楽しみがあります。塩気が控え目なのが非常に好み。
それと左のジュレ?がめちゃうまい^^なんかよくわかんないけど甘かった^^
フライドポテトハーフ(440円)+サムライソース(110円)
ハーフサイズといいつつまたも想像以上の量感。どの料理もケチケチしてないのが最高ッ!
「ほぐっとしておりイモっ」な食べ応えが素晴らしく、油がきつくなく塩味も穏やか。最後の1本まで重たく感じないのがすごい。
というかその辺の居酒屋価格でこの美味しさのものを出してくるのが凄い。
ビュルゴー鴨のコンフィ(1980円)
美味いなーーーこれも。頼んで大正解。
中心部に近づくに連れほろんほろんの柔旨肉祭り。骨までしゃぶり尽くせる(尽くした)。
また皮目の仕上がりも抜群で、ジャクジャクした歯ざわりと脂の強い旨味が最&高。北京ダックのそれとはまた違ったベクトルの享楽があります。
付け合わせ類も丁寧に調理されており主役級の美味しさなのが素晴らしかった。
「鴨のコンフィ鴨抜き」でもいけるくらいには良かった。
ラムチョップのグリルタイム・ローズマリー風味(1760円)
鴨で終わりの予定だったけど、楽しくなっちゃってこちらも注文。
なぜなら楽しくなっちゃったから!!!
かなりのレア具合。
もうちょっと火を入れても美味しいでしょうけど、手づかみで食べたくなるようなプリミティブな快楽はレアであってこそ。でも、まあ、もうちょっと焼いてもいいと思うけど。
また先程とは反対に、こちらの皿は付け合わせが全く美味しくなかったのが残念。「食べなくていいや味」がしました。
アールグレイのミルフィーユ(880円)
超 美 味 い 。
デザートまでこの出来栄えとは・・・。
ミルフィーユのハードで強烈なザクザク感に、思わず脳みそマニーパッキャオ(何?)。
すんごいねえこれ。
アールグレイのアイスもいけてるし、挟んであるペースト部分はもったり凝縮された濃ールグレイ。脳が溶け出す味。
いやーうまかった。
以上をたらふく食べて飲んで楽しんで一人7250円、酒代を抜くと一人あたり4000円を切るというお値頃感。
料理が素晴らしいのはもちろんとして、やっぱり酒が安いとリピートしたくなるのよね。チャージ等1円も取ってないのも地味に嬉しいところ。
非常に良い店でした。また行きます。
より詳しくはこちら→https://mikkimau.blog.jp/archives/1079074930.html
2021/10/10 更新
ビストロラグリ
石神井公園駅から徒歩5分、2020年にオープンしたビストロ。
料理が素晴らしかったため2度目の利用です。
席数が少な目の店なので予約してから行くのが無難と思われます(この日はテーブル席は全て予約済でした)。
メニュー(一部)
この他、本日のおすすめ料理等が店内に掲示されています。
ギロチン(1122円)
ベルギービール。ラベルが怖い。
9度と強めのアルコールながら、華やかで重たくないビールでした。
本日の魚介前菜(1320円)
黒鯛?のタルタル?とかなんとか。「一番人気のメニューです。」とのこと。
これがめちゃくちゃに美味い・・・・。
「さっぱりと淡泊な味」という鯛のイメージとは裏腹にこってり&強い旨味の暴力的な美味しさです。
具体的なあれこれはさっぱりわからないけど調理が素晴らしいということだけは確か。なんか爽やかな香りもあった^^
これ本当に美味かった、頼むべき一品。
BREAD&BUTTERシャルドネ2019(6380円)
カリフォルニアのワイナリー。
非常にわかりやすくリッチな樽香ながら行き過ぎ感はなく親しみやすいワインでした。
THE・こってり系のシャルドネという感じで美味かった。
ボトルがお買い得な店ですが、グラスワインについてもスパークリング、赤、白でそれぞれ2~3種類ほど用意があるようです。
フライドポテト(770円)+トリュフマヨソース(110円)
前回に続き注文。だって超美味いのだもの・・・。
この山盛りの量でも飽きない、何なら足りないとさえ感じるのはすごい。
ソースはどちらも同程度に良かったですが、強いて言えば前に頼んだサムライソース(110円)の方が好み。
活ムール貝の白ワイン蒸し(1650円)
この前は売り切れだったのを思い出して注文してみたところ、こちらも頼んで正解。非常に上質。
さきほどの黒鯛が「調理の上手さ」だとするとこちらは「素材の旨さ」が活かされてれている感。
大ぶり&新鮮でストレートに美味い貝料理です。
某ビストロ100名店で出てきたムール貝の20倍くらいはいけてると思う。
本日のおすすめ(2420円)
メインも魚料理にする予定でしたが、「本日のおすすめ鹿のロースト」という文字列に惹かれて思わず注文。
ソースはブルーベリーソースとのこと。
ピンクがかった断面から見て取れる通り、これがもう素晴らしく美味い・・・。
硬くなりがちな鹿肉がこの分厚すぎる塊サイズでローストされているにも拘らず、ぴったりと丁度良い噛み応え。咀嚼する度に快楽が伴います。
ソースも鹿に合う調和の取れた味で美味、付け合わせも手抜かりなく上等と、ケチをつけたくなる部分がゼロ。
本日のおすすめとは言わずに通年で出してほしい。頼むべき一品。
初陣Uijin(913円)
日本人が作ったベルギービール(?)らしい。
「ビターXX」、「ギロチン」、この「初陣」ときてベルギービール経験値は3本目になりましたが、わかったことは「よくわかんないけどうまい^^」という点のみ。
よくわかんないけどうまかった^^
トリッパと豆、青唐辛子の煮込み(1100円)
割と満腹だったけど楽しくなっちゃって注文。だってこれ美味しいのだもの・・・。
味については前回書いた通り(う ま い)。
生チョコとバナナアイス(880円)
デザート類も安定的な美味しさで嬉しい犬のマー。
ただ、同じ880円を出すなら「アールグレイのミルフィーユ」の方が数段レベルの高い美味しさだと感じました。次頼むとしたらミルフィーユの方にすると思う。
緊急事態宣言が開けて3か月ぶりの訪問でしたが、前回同様に大満足。
いや、メインの鹿と前菜の真鯛は前回を超えて良かったな・・・。
新しい店を探すのが好きなので同じ店に3度以上行くことは殆どないのですが、ここは3回目も行くと思う。何故なら超美味いから・・・。
非常におすすめの店です。
より詳しくはこちら→https://mikkimau.blog.jp/archives/1079406852.html