3回
2019/04 訪問
あの伊達巻きはもう食べられない
幸手市の権現堂の桜を見に行く際に電話で注文して寄りました。
以前友人宅で食べるように買おうと、伺った時には、まだ先代の御主人がお元気で
名物の伊達巻きの入った折りを買えましたが今はもう味わえません。
でも確か、奥さんと娘さんが頑張ってお店を続けられているとのことなので
久しぶりに寄ってみたのです。
お花見に合わせて、ちらしがありましたので
それと、海苔巻きなどの入った定番の折りを購入。
どちらも昔ながらの、お酢が強めの素朴なお寿司です。
折り箱の中にぎっしりと詰まっています。
駅からお店までは10分弱、ここから権現堂桜堤まで20分程、
のんびり歩きながら着いた先で
何となく懐かしいお寿司を頂きながらお花見を堪能。
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以上は、昨年4月に行った時のレビューです。
「橋本屋」さんには今年も“お花見弁当”の張り紙がありました。
昨年とは価格が変わっているので内容的に
少し変化があったかもしれません。
今年も権現堂の桜は綺麗に咲いていました。
でも、桜祭りは開催されず、賑やかな出店もありません。
皆、そぞろ歩きながら桜を愛でています。
これこそが本来の花見の姿かもしれないと思いながらも
一抹の寂しさを感じる今年のお花見でした。
令和2年、今年も桜と菜の花の開花のタイミングが合いました
ほぼ満開
包み紙
巻き寿司・折箱
ちらし寿司
駅が立派になりました
桜の街ですね
改札を出ると迎えてくれます
駅前の桜
幸手の鎮守という幸宮神社の前を通り
神社の先を曲がった所にお店
店内
令和二年、お花見弁当価格
2020年、権現堂で唯一開いてた茶屋
華やかなのは此処だけ
寂しい立て看板
空いてる
シャボン玉が飛んできた
菜の花
桜越しの菜の花
2019年はこの価格でした
昨年はこんなに賑やかだったのに
昨年の駐車場
2024/05/30 更新
2016/09 訪問
創業は明治時代の老舗のお店です
日光街道幸手宿、銀行が並ぶメイン通りから、コンビニの脇に入ったところにある
老舗のお店、始まりは明治時代にさかのぼるという『名代寿司橋本家』さんです。
このお店の一人前は稲荷寿司・そぼろ寿司・のり巻・伊達巻の組み合わせだそうです。
一人前は750円(折箱詰め800円)、その他に折詰弁当720円、670円とありました。
友人宅に行く度に気になっていたお店ですが、タウン誌にその歴史が載ってるのを見て
今回遊びに行った折に、一緒に食べるようにと、初めて購入してみました。
経木に包まれ、いい香りがします。自宅用の簡易な包みの方が50円安いようですが
せっかくですから、今後、お御遣い物にしたときの参考にと、折箱詰め(800円)にして頂きました。
写真を取り忘れてしまいましたが、綺麗に包装紙に包まれ、
お土産に差し上げたら喜ばれるような包みになっていました。
この辺りは、神社やお寺がたくさんあるようなので参拝の折に買われる方も多かったのかな?
さて、お寿司ですが、普通の伊達巻とは違う太い玉子焼きは、ご主人のつくる逸品です。
玉子と酒とお砂糖だけで作るこの玉子焼き、なんて美しいんでしょう。
四角く押した物には玉子そぼろがのっています。
稲荷のお揚げもかんぴょうも、とても優しい味付けです。
今風のお寿司ではありませんが、長年愛されたお寿司のように感じました。
この味は他では味わえません、とても美味しかったです。
電話で注文し、お店に取りに伺った時に初めて店内に入りましたが、
昔ながらのお店はとても懐かしい造りでした。
控えめな灯りの店内は昭和にタイムスリップしたかのようです。
こういうお店が残っていてよかった。
お年を重ねたご主人と奥様がいらっしゃり、とてもにこやかに応対して下さいました。
長く続けて下さいね、また、伺います。ご馳走様でした。
※外観写真を撮っていなかった為、掲載保留にしたまま、下書き保存に入っていた物です。
お値段等、変更があるかもしれません。
2024/05/30 更新
こちらは恵方巻の話ですが、4月のお花見時に、
このお店でお花見弁当を買って一緒にアップする予定でした。
残念ながら、タイミングが合わずにお花見弁当は買えなかったので
時季外れになりましたが、この時期にアップします。
友人宅に集まる日が丁度節分だったので、
前もって注文して買ってきて貰いました
(店内写真も撮ってくるようお願いしました)
【恵方巻】
かんぴょう、きゅうり、いなりきざみ、玉子
【おまかせ巻き】
太さは同じ
桜でんぶ、かんぴょう、きゅうり、玉子そぼろ
ちゃんとしたプラスチックパックに丁寧に包み紙でくるまれています。
電話で注文した時に受け取る時間と食べる時間を聞かれたそう、
包み紙にもあるように賞味期限が2時間程なのです。
昼に受け取って夜に食べるとご飯がボロボロするので、とのこと。
へぇーと思いながらお寿司を口に運ぶと、その理由がすぐにわかりました。
一般的な巻きずしよりもとてもしっとりして、ふんわりと巻かれているのです。
びっくりすると同時に、優しい具材にこれは美味しいとすぐ感じました。
昨今の恵方巻にはカツや海鮮などの具材で豪華さを競う物があったり
ビックリするほどボリュームがあったりと、
本来の“恵方を向いて粛々と食べる“にはいささか不向きな物が少なく無く、
そもそも、一般的な太巻きであっても、黙々とそれだけ食べるのは少々飽きませか?
それがこちらのお店のはご飯は硬く巻かれていないので
とても食べやすいのです。
玉子がそぼろになっているのもしっとり感がより増しています。
この柔らかさ、しっとり感なので、優しく持つ必要がありますが
しっかり硬くボリュームにうんざりする恵方巻に飽き飽きしていたので
今年の恵方巻は新鮮な驚きを感じました。
美味しさを味わえながら食べた恵方巻きは久しぶりかもしれない
来年も是非味わってみたいものですね。
ご馳走様でした。