1回
2018/04 訪問
三田にある びっくりリーズナブル・バー ジョニーが来たら……すぐ行こう！
2018/05/27 更新
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東京出張のついでに時間が空いたので、会社経営をしている友人の事務所を訪ねてみた。
夕方近くであったため、飲みに行こうということに。
彼のおすすめのお店は、JR 田町駅近くの
ジョニーの原価酒場バー。
えっ天下酒場？
「ひょっとして松平健さんが、センス片手に現れるのか？」などと、まずはオヤジギャグを入れてみると、その場の空気は瞬間冷凍・・・。
店名に堂々と『原価』と入れるジョニーさんは何者？
ペドロ&カプリシャスのジョニーさんかなぁ？
（昭和人間にしか判らないかも…）
ここまで言うと、もう誰も拾ってはくれない。
半ば無視され、事務所の女性を含め、4人で行くことになった。
（それでもついていくところは、やっぱりオヤジ）
JR 田町駅西口へ出て、国道15号、第一京浜を渡るとすぐ。日比谷通りの分岐（芝五丁目交差点）の手前（西）にある ECS 第5ビル 3F だ。第一京浜の反対側（南側）は、三菱自動車工業本社ビルだ。
エレベーターを降りると、出迎えてくれたのは、左手にあるファンキーな壁画。
店に入るやいなや、
「ジョニーの原価酒場へようこそ！」。
びっくりするほどのの大きな声で出迎えられた。
中にはかなりの広さのオープン・スペースがある。ビル 3F のテラス席で、天井がない分、開放的な気持ちになれる。天気が良ければ、月でも見ながら一杯やれるな。（周りはビルだらけだが……）
今日は日中暑いくらいだったので、テラス席の方が人が多かった。
テラス席ではタバコが吸える。（喫煙者にとって、普段肩身が狭い分、こういう時には重要だ）
ジョニーの原価酒場さんのルールで、入場料 1,500円が必要となる。だけどその分、料理もドリンクも格安だ。
えだ豆 65円
エイヒレ炙り 205円
チーズ盛り合わせ 355円
マグロ中とろ 300円
生ハム 305円
ジョニーの鶏から揚げ 385円 （すべて税別）
1,000円近いメニューもあるものの、だいたいこんな感じ。さすが「原価」をうたうだけのことはある。
いずれも安っぽいものではない。
連れてきてくれた友人は、
「飲み放題付のコース料理があるから…」という。
コース料理は予約がおすすめだが、食材と席の余裕があれば、当日その場でも受けてくれるとのこと。
『40ジョニー』ボリューム満点7品+飲み放題コース 4,000円（税込）をお願いする。
コース料理にすると、入場料 1,500円が不要になる（コース料金に含まれる）のはうれしい。
塩ゆで枝豆
乾杯の後は、とりあえず定番のこれ。ビールにはぴったり。
カニ身のタルタルいくら添え＆クラッカー
枝豆同様、気楽に手でつまんで食べられる手軽さがいい。クラッカーにのせていただく。
玉子をふんだんに使ったタルタルのクリーミーなところがいい。いくらとカニ身で、これ、おいし～い！
ハイボールをもらう。こちらのハイボールは、強炭酸のやつだ。冷えててうまい。
温玉ベーコンのシーザーサラダ
カリカリのベーコンが入っている。シャッキリ野菜に温玉まぜて、ぱくり。色々な味と食感が楽しめる。
お刺し身美味しいところ3点盛り
まぐろ、鯛、タコ。 プリプリした新鮮さがうれしい。
おいしいねぇ と店員さんに言うと、「仕入れにこだわってるんですよォ」との回答。
なるほど。
日本酒にする。銘柄は「松竹梅 豪快」。
ムール貝大収穫
白ワインの酒蒸し。けっこうな量が皿に盛られている。たくさんのムール貝にビックリ。
指でつまんで身を食べ、殻はミニドラム缶にポイっ！
ワインではないが、日本酒でも美味しい。食べても食べても、まだ残っている。（笑）
名物！和牛Ａ５ラムイチローストビーフ
ほどよい脂身の入り具合。厚みも十分あり、ガーリックが効いたソースがよりおいしさを醸し出している。
付け合わせのポテトにコンビーフが混ぜられており、ポテトの味わいが深まる。
はやりの低温調理かな？
ホワイト＆トマトソースの紅白ペンネ
ペンネが真っ赤なトマトソースで和えられており、上にそっとホワイトソースがかけられている。
コクと酸味の調和がおいしい。
コース名に「ボリューム満点」とあるとおり、満足できる料理の量。飲み放題のお酒も多種用意されている。
ビールだってアサヒスーパードライ！
そして、店員が明るい！ こちらまでうれしくなってしまう。
近くにあったら、夏中通ってしまいそうなお店だった。
一緒に行った事務の女性、最初は無視されていたが、お酒の力もあって、途中から話ができるようになった。
彼女曰く「ジョニーって、アリスのことかと思いました……」－－－－知らんがな……。