たそがれ久兵衛さんが投稿した九州料理と地酒 居酒屋 九州桜 博多筑紫口店(福岡/博多)の口コミ詳細

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掲載保留九州料理と地酒 居酒屋 九州桜 博多筑紫口店博多、東比恵、祇園/居酒屋、創作料理、海鮮

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  • 夜の点数:4.5

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2018/06 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

美味しい焼酎と桜肉、明太子 九州の美味いもの尽くしの居酒屋 九州桜

福岡の取引先と打ち合わせで博多入り。
以前からお世話になっている取引先で、気心も知れている。年齢も近いので、友人感覚でお付き合いいただいている。

打ち合わせが終わって、夕食でも? との声がかかり、ご一緒することに。
で、連れて来ていただいた。

九州桜

JR 博多駅筑紫口(東側)へ出て、目の前の大通り(竹下通り)を渡るとすぐのところにある。
博多ターミナルホテルの南側だ。

九州各地の名物料理や酒を味わえる居酒屋さんらしい。

中は、すっきりモダンの、感じのいいお店だ。

間仕切りされたテーブル席(4名用)、掘りごたつ座敷席(4~6名用)などがたくさん並んでいる。
間仕切りを取っ払って、100名の大宴会も可能とのことだ。

取引先(男性)とスタッフの女性2人、合計4名で席に着いた。

アラカルトでオーダーする。

ドリンクは、
太宰府さんのおいしい梅酒 530円 
(飛んできた梅かな? 失礼)
レモンサワー 430円
ウーロンハイ 430円
で乾杯!

九州の美味しいものを食べさせてやろう、と思って下さったのか、取引先がさっそく

馬刺し3種盛り合わせ 1,780円

をオーダーしてくれた。(さすが九州男児)

馬刺しは、何といっても熊本が有名。生産量・消費量ともに全国一だ。
それがこのお店で食べられる。(産地熊本直送品だそうです)
さっぱりとした赤身・しっかりと脂ののった霜降り・甘味が強いたてがみの三点盛り合わせ。
レモンを絞った馬肉に、ネギとおろしニンニク、ショウガを溶いた醤油ダレにつけていただく。
マグロのようだ、という人もいるが、それよりは肉感がある。タレが肉をうまさを十二分に引き出している。

熊本では、馬刺しが、普通にスーパーで売られていると聞く。何となくうらやましい気がする。

馬刺しのおかげでアルコールも程よくまわり、打ち解けた雰囲気になった。

取引先が「焼酎、飲まれませんか?」と水を向けてくれた。
九州といえば焼酎のメッカだ。
黒霧島(くろきりしま:芋・宮崎)、黒伊佐錦(くろいさにしき:芋・鹿児島)、中々(なかなか:麦・宮崎)など、有名どころが目白押し。
どのグラスにしようか……と迷っていると、取引先が豪快にボトルでオーダー。

西の星(麦・大分)

さすが九州男児!
「西の星」は、「いいちこ」で有名な三和酒類さんの麦焼酎だ。

帝国データバンク「2016 年 焼酎メーカー売上高ランキング 」によると、この年、日本で一番売れたのは黒霧島などの霧島酒造だが、第2位は、この三和酒類さんなのだという。
「下町のナポレオン」のキャッチフレーズで有名な「いいちこ」。
お高い希少銘柄を好む一部のマニアは別として、どこの居酒屋に行っても人気なのが「いいちこ」だ。
かくいう私も独身時代、お店にキープしていた焼酎ボトルは、いいちこが多かった。(眞露:JINRO じゃないです、すみません)
いいちこは、最もポピュラーな焼酎のひとつと言ってもいいと思う。

そんないいちこを製造している三和酒類が、大分県宇佐産の大麦の新品種「ニシノホシ」を原料(100%)に、「いいちこ」の技術の粋を結集して製造したという自信作が、本格麦焼酎「西の星」だ。

厳選した大麦・大麦麹と天然の清らかな水だけで造り上げたという西の星は、すっきり、さわやかだが気品のある華やかな香り。
上品な甘さとシルクを想わせるなめらかな味わいが特徴。あえて度数を20度に抑え、なめらかさと供に、食材を引き立てるナチュラルな味わいを引き出している。
オン・ザ・ロックがおすすめの焼酎と言えば、その雰囲気が伝わるだろうか。

ロックでいただくことにする。

きびなごの天ぷら 580円
お店の人がサッと持ってきてくれた。
きびなごは、鹿児島ではなくてはならない郷土料理食材。早春から初夏にかけてが旬(ちょうど今頃)。
天ぷらにすると、独特の風味が出て美味しい。お酒が進む。(ロックだからヤバイかも……)

宮崎名物 チキン南蛮~特製山葵タルタル添え~ 680円
山葵(わさび)タルタル・ソースがお酒に合う。
こんな風に食べる鶏肉も、また格別だ。
ちびちび含む焼酎が、目を覚まさせてくれる。(おい、大丈夫か)

博多明太子 380円
博多に来たら、これでしょう。ホントにご飯が欲しくなりますね。焼酎ともぴったり。
辛さと魚卵のうまさのベスト・マッチ。
博多以外で食べる(市販の)明太子とは一線を画し、こちらの方が明らかに美味しいのは何故か?
(ああ、もう酔っぱらってきたな……)

博多屋台の焼きラーメン 630円
昔、博多の屋台で食べた焼きラーメンを思い出した。鉄板で焼く焼きそばのようだが、ソースのかわりに、ラーメンのつけ麺たれのようなたれをからめてジュウジュウやったものだ。
だいぶ酔っぱらってはいるが、「そもそもラーメンとは…」などと始めたりはしない。美味しいんだから何の文句もない。
最後に温かいものを食べて、お腹も満足した。

最後にみんなでデザート。

抹茶のフォンダン 680円
季節のシャーベット 330円

甘さを控えた抹茶の苦みが、食後にちょうど良い。さらにシャーベットで歓喜の声を上げる。

頼んだ焼酎のボトルが、すっかり空いてしまった。ほんとに楽しい夜だった。

きびきびしたお店の人の対応は気持ち良かったし、料理もお酒もおいしかったです。
ごちそうさまでした。

後書き
「いいちこ」で思い出すのは、あの素晴らしい TVCM だ。
「これが恋だというのなら、どんなに苦しくても、僕は構わない……♪」
美しい映像とともに流れるビリー・バンバンの名曲メロディー。
印象派コマーシャルの最高峰と言ってもいい出来だと思う。

(コマーシャルとは別に)私にはこんなシーンが目に浮かぶ。
カッコよくウィスキーやブランデーをあおるのではなく、場末の酒場で焼酎をロックで、こんなメロディーの流れる中、たんたんと飲んでいる。映像はモノクローム……。
じんわりと来る酔いに身を任せ、過ぎた昔を懐かしむ……。戻ってはこない切なさと、今のささやかな幸せへの感謝。あのときがあったから今があるのだという感慨……。

今日飲んだ焼酎「西の星」も、そんなシーンにぴったりなお酒なのだと思う。
(もっとも今日は取引先と一緒に、ワイワイ楽しんで酔っぱらったお酒なのだが……)

2018/06/18 更新

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