2回
2023/08 訪問
有形文化財ランチ
今日は地元 富士本町の「Bar&Kappou みかん」さんへ初訪店。『登録有形文化財』にも指定されているお店。
元々は「加藤酒店」さんと言うお店で、建てられたのはなんと昭和6年。戦前から富士の街を見守ってきてくれた訳ですね。
今日は予約無しで伺い、カウンターに鎮座。店内にはジャズが流れています。
奥には座敷席もあるようですが、このカウンターがまた見もの。完全に酒屋、しかもその空間自体が年代物で昭和初期の香りがプンプンします。
今日はランチメニューの「銀鱈の西京味噌焼き」で。¥1,980也
西京味噌の香りと甘味は上品で繊細。焼き魚が苦手な人に程食べて欲しいです。つるりとした銀鱈の食感は、クセになりますね。炙られた皮の脂がまた旨い。
奥さんが頼んだ「チキン南蛮」はあっさり仕上げ。酸味も少なく食べやすいし、脂身も少な目なのでヘルシーですね。
圧倒的な建物のパワーに目が行きがちですが、お味もそれに負けないくらい美味しいです。
そして圧倒的に女性のお客さんが多いのも、このお店のセンスの良さの証拠ですね。
今度は夜来てみたいです。
銀鱈の身はつるりとしていて甘い 炙られた皮の脂が、また旨いんだなぁ
チキン南蛮は、酸味少な目のあっさり仕上げ
前菜3種
バーカウンターは、酒屋そのもの 随所に昭和初期の香りを感じます
探検したくなる店内 奥にも行って行ってみたい…
銀鱈の西京味噌焼き 和食の奥深さと繊細さが際立ちます
お水のコップは「キリンレモン」 これもなかなかの年代物ですねぇ
ホンモノです
2023/08/06 更新
ちょっと遅くなりましたが「母の日」のプレゼントとして、有形文化財の「みかん」さんでランチ会をセッティング。
今日は¥3,300のランチコースで。
通された座敷は、まるで市川崑監督の金田一シリーズのワンシーンみたい。さながら『女王蜂』の大道寺家といった感じ。
取り敢えずで頼んだビールは「ハートランド」。センスいいですね。
先付の後は刺身。鮪と勘八と河豚のたたき。
鉢物は「鮪の山椒煮」。しっとりとした鮪の身が爽やかに香ります。
焼物は「銀鱈の西京焼き」。これが悔しいくらい旨い。強めの甘みとつるりとした銀鱈の食感が堪りませんねぇ。
天麩羅には稚鮎が供されました。この苦味は大人向け。18禁の一皿です。
ご飯はトウモロコシ(甘々娘)の炊き込みご飯。椀を開けただけで、甘い香りが上がります。
〆は自家製チーズケーキ。酸味は軽め。柔らかめのタルトがいい感じ。
これが¥3,300で頂けるなんて感謝ですね。
是非この「有形文化財」を中心に、もっともっと富士本町が盛えてくれればと願うばかりです。