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季節のタルト
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オーダーケーキは5日前までに要予約
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蒸し焼きショコラ
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ショーケース(いちごショートが素敵すぎる☆)
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ショーケース
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デコレーションケーキ価格表(5日前までに要予約)
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苺がぎっしり
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焼き菓子詰め合わせ
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産直ゼリー
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焼き菓子コーナー
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玄関
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店舗外観
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焼き菓子コーナー
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2019年にオープンした、安来市にあるパティスリーです。
ナビのルート検索では国道9号線を「黒鳥」交差点より入るルートが表示されますが、たいへん判りづらく地元の人でないと出入りが難しいような道です。
しかも細い踏切を通るのでおすすめできません。
国道をもう一つ松江方面へ行ったところの「和田」交差点からの方が入りやすいと思います。
トヨペット安来店とファミマを目印に9号線を「和田」交差点から入り踏切を渡ってすぐ左折、
線路沿いの細い道へ入ります。
そのまま道なりにずっと米子方面へ進むと、右手に店舗が見えてきます。
鮮やかなマンダリンオレンジ色の建物。
玄関では鉢植えのお花が並んで出迎えてくれます。
中へ入ってすぐ左手に小さなショーケース。
その奥に工房があり、右手は焼き菓子コーナーと非常にコンパクトな店内です。
イートインスペースはなく、持ち帰りのみです。
パティシエのお姉さんが一人で製造と販売をされているので、バタバタと大変そう。
ゆったりした気持ちで待ちます。
(注)2020時5月現在、
平日はオーダーケーキ(5日前までに要予約)と個包装の焼き菓子のみ販売、
カットケーキの販売は金・土曜限定となっています。
●季節のタルト(500円)
この日は苺のタルトでした。
サクサクのタルト台にしっとりとしたクレームダマンド(アーモンドクリーム)が流し込まれ、その上にこれでもかとばかりに苺が積み上げられています。
苺はあまり酸味の強くないものが使われています。
おそらく地元産の苺でしょうか。
(安来市は山陰では有数の苺の産地です)
山盛りな苺の下にはカスタードクリームがあります。
苺とカスタードはナポレオンパイで見られる超定番の黄金コンビ、合わない訳がありません。
カスタードとクレームダマンドの間は自家製苺のジャムがかくれんぼ。
クレームダマンドに使われているアーモンドプードル(アーモンド粉)もフレッシュ感があり、バターも本来の良さがしっかりと伝わって来る風味です。
見た目は結構なボリューム感なのに、軽やかにペロリと食べてしまえるタルトでした。
●蒸し焼きショコラ(380円)
滑らかなダークブラウンのチョコレートケーキと真っ白な生クリームとのコントラストが美しい一品。
ケーキそのものは濃厚なガトーショコラと似ている生地です。
オーブンで蒸し焼きにしてあるのでガトーショコラよりは外側がしっとり、中は生チョコのようななめらかな口あたり。
メレンゲのお陰で濃厚ながら重すぎない仕上がりで、これまたペロリといただいてしまいました。
この日は他に客がいなかったので、パティシエのお姉さんに少しお話を伺うことができました。
若い頃から関西や北海道で腕を磨いたのち、こちらで開業なさったとのこと。
「ケーキは毎日食べなくても生きていける食べ物。
けれど食べた人を明るく楽しい気分にさせてくれる物だから、こちらも手抜きしたくないの〜」
というご店主。
強い信念に裏打ちされたその言葉、聴いていたこちらも感銘を受けました。
山陰ではなかなか見かけなかった、味も見た目も凝ったケーキ達。
程よくトレンド感を取り入れてあり、久しぶりにココロときめきました。
こちらの真髄は完全オーダーのデコレーションケーキのようですので、これもぜひ利用してみたいと思いました。