ぐりまーついんずさんが投稿した天寿し 京町店(福岡/小倉)の口コミ詳細

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ぐりまーついんずの食日記

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この口コミは、ぐりまーついんずさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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天寿し 京町店小倉、平和通、旦過/寿司

1

  • 夜の点数:4.8

    • ¥50,000~¥59,999 / 1人
      • 料理・味 4.9
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/05 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥50,000~¥59,999
    / 1人

かぼすと塩で食べる足し算の九州前

急遽北九州に来ることになったのは、そう、此方!天寿し 京町店の予約が取れてしまったから!?
これまでもOMAKASEで数回追加席が出たのを見たことがありましたが、大抵が直近の平日だったりして行くのが適わず…。ところが、今回も直近ではあったものの、予定の入ってない週末に席があるのを発見して、思い切ってポチッた次第です。

いまとは少し形が違いますが、食べログが都道府県別でベストレストランとしてまとめていたものから、2016年にアワードとして日本全国ひっくるめてまとめるようになり、そして、Gold、Silver、Bronzeと表彰されるようになった2017年以来、現在までずっとGoldであり続けている寿司の名店。
玄界灘を始めとする九州近海の魚介を中心に、魚介本来の旨味を活かすため、煮切り醤油ではなく塩と柑橘で握りを出すスタイルを打ち出した先代にして初代である父、勝夫氏の九州前をさらに推し進め、引き算の江戸前とは違った創意工夫を凝らした握りを提供することで人気を博しています。
ところで、前からなんで「京町店」って付くんだろう?って思ってたんですが、初訪問にあたって少し予習をしていたら、もともとお父さんが開いたお店は、少し離れた繁華街の魚町にあって、そちらはお兄さんが引き継いでるんですね。で、弟さんが新たに京町に天寿しを開いたので、天寿し 京町店が正式名称なんですね。

お店は小倉駅からすぐ近くです。小倉駅を関門海峡とは反対側、小倉城口を出て左に。そのままJRと並行して走る道を進んで、5分ほど歩けば、道の反対側にお店が見えます。自社ビルの1階で入口の手前が駐車場となっているので、少し引っ込んだところから明かりが見えます。
この日のお客さんは6名。うち4名はアジア系の方々(でも、日本語がけっこう堪能)で、日本人は2名という陣容。カウンターの付け台の下から手水がチョロチョロ流れてるのを見るのは、六本木の鮨 かくの以来かも。


・箸休めの胡瓜 塩を付けて。当店の一番の売りだそうw 足りなくなったら追加されます。

・勝浦の鮪 中トロ なんだ!この甘味!美味すぎる!!

・大トロ 鮪は石司から仕入れてるそう。こちらも塩か!?美味いなあ。

・墨烏賊 上に飛子、胡麻、かぼすを搾って。キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!当店のスペシャリテ!飾り包丁も彩りも美しい。

・車海老 二番手さん。内側にかぼすを大量に。表面だけ火が入って、中は半生で美味しい。

二番手さんが車海老を握っている間、大将は炭焼き台で何やら…。

・炙った〆鯖 上に茗荷と昆布。〆鯖を炙ったのは初めてかも。ウメー!シャリを小さくして、その上でバランスよく〆鯖が乗ってる姿が面白い。

・汁物 白身のお出汁かな?

・帆立 二番手さん。ツメがかなり濃厚。

・白甘鯛の昆布〆 二番手さん。塩、かぼす。シャリとの間に大葉を挟んで香り良し。

・炙った太刀魚 ドラゴン級。鹿児島産かな?とのこと。上に梅肉。ぶ厚ッ!

・中トロのヅケ 醤油だけの江戸前と違い、鮪の出汁を加えてるそう。甘くて旨味があって美味しい!

・鱚 間に柚子胡椒。上に煮切。甘味のあるヅケの後なので。この後の雲丹とのバランスも考えて、敢えて。

・北海道根室の馬糞雲丹 二番手さん。スタイリッシュな海苔の巻き方!

・炙った栄螺 上にオクラ。海苔で巻いて、かぼす、塩。磯の香り~。

・汁物 蓴菜の味噌汁。もう出てるんだね。美味し。

・縞鯵 上に生姜。最後のは塩ダレかな?

・炙った海老の頭 芳ばしくて旨ッ!濃い目の味付けはタレ?海老味噌?

・鯛 鯛の肝に紅葉おろしを乗せて。

・穴子 (゚д゚)ウマー!! 女性には二つに切って半分を梅肉に。ずるい!w

・ネギトロ手巻 ネギったトロに白葱を混ぜたものを手巻きに。

・玉子焼 正統派の出汁巻って感じです。甘味は北九州の蜂蜜。天野より俺の先だ!w

・マスクメロン


親方の握り方が優雅! そして、有名な塩と黄色く完熟したかぼす。かぼすもかなりギュッと搾って食べさせる。それが旨い!時たま小さなシャリにネタを浮かべるように乗せるのも面白かったですね。
それに話も面白い!海外からのお客さん相手にも日本語、英語、中国語チャポンで、おもしろおかしく対応されて、その話がいちいち面白いw
日本橋蛎殻町の杉田さんと休みが同じなのでよく食事に行くそうですが、食べログアワードで杉田さんが表彰されたとき、杉田さんから遅刻するって話は聞いていたものの、杉田さんがステージに呼ばれると同時に会場に入場して来たんで、「主役は遅れて来るもんだねえ」ってみんなして揶揄った話などなど、斉藤さんや清水さん、天本さんなど有名店の大将の話をおもしろおかしくw

OMAKASEの予約ページにも書かれてますが、当店ではお酒が出されません。持ち込みも不可です。握りだけで摘みが出ないのもそうですが、懐石料理のように五感で寿司を味わってもらう意図からです。その代わり、お茶は何度も新しいのに差し替え、いつでも熱いお茶を戴けます。5回は差し替えたかな?
また、握りが終わってデザートの前には、柚子の香りのするおしぼりに差し替えられ、指の魚の臭みを抜くためにスライスしたレモンを差し出したりと、皆さんのホスピタリティも素晴らしい。

北九州なのでそうは頻繁にお伺い出来ませんか、季節の違う時にぜひとも再訪させていただきたいですね。ご馳走様でした。

  • ビル1階

  • 外観

  • 内観

  • 内観

  • 内観

  • 内観

  • カウンター

  • 箸置き

  • 付け台下の手水

  • 口直しの胡瓜は塩で

  • ガリは自分で小皿に

  • ガリ、指拭き

  • お茶

  • 勝浦の鮪 中トロ

  • 大トロ

  • 墨烏賊

  • 車海老(二番手さん)

  • 炙った〆鯖

  • 汁物

  • 白身のお出汁?

  • 帆立(二番手さん)

  • 白甘鯛の昆布〆

  • 炙った太刀魚

  • 天野大将

  • 中トロのヅケ

  • 北海道根室の馬糞雲丹(二番手さん)

  • 炙った栄螺

  • 汁物

  • 蓴菜の味噌汁

  • 縞鯵

  • 炙った海老の頭

  • 穴子

  • ネギトロ手巻

  • 玉子焼

  • 柚子の香りのおしぼり

  • 指の匂い消しに

  • マスクメロン

  • 煎茶

2025/05/13 更新

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