3回
2021/03 訪問
季節を感じて~春風~
(少し前に訪問した時差投稿になります)
初訪問でとても気に入ったお店です
今回も記念日に再訪
季節は春
器も食材も春爛漫で心がわくわくしてきます
季節のドリンクで乾杯
ピンクとイエローの彩が早速、春の陽気を感じさせます
スープの器は黄色と緑で「菜の花」のイメージ
次のお皿は梅か桜の木かな?
春になり十寸の花が一気に咲き誇る
究極のリゾットの器はひな祭り
お内裏さまとお雛さまの笑顔がとても可愛らしい
形状は菱餅かな
お肉はじっくり丁寧にローストした地元の豚肉
これがたまらなく美味しい
最後のデザートは...
やられました!
チューリップを形どった器にはお祝いのメッセージが...
そしてムジカティーのカップをあげてみると
お皿にはお祝いの文字
もう遊び心もたっぷりで
本当にうれしくなってしまいます
再訪すると
初回ほどの感動がないお店、薄れてしまうお店が多い中で
こちらは輝き続けています
季節が移ろい
新しい、嬉しい新発見もあります
季節ごとによって異なる料理、器、調度品
今度は夏の訪問かな...
2021/05/25 更新
2020/12 訪問
驚嘆と感銘
シェフのこだわり、遊び心、情熱、時間使い、人生観
その全てが刺激的
豪快かつ繊細
王道と創作
個と調和
シェフの料理には季節感と愛があります
地元の明和町を愛し、季節の旬の素材を生かしたそのメニューはどれも秀逸
シェフは陶芸家の一面をもち
提供される食器、器、カップ、ポット、全てが彼の手作り
とても味わい深く、季節感と情緒があります
また釣りもお好きで
休みを活用して自分で釣りに出向き
釣果がそのままレストランのメニューに加わります
スープ、野菜、リゾット、肉、魚
それぞれに対して思い入れが深く、彼の料理は情熱の塊
それでいて、1品、1品がとても繊細
芸術作品とも呼べるほどでしょう
野菜のポタージュは季節感たっぷり
その時々の旬の野菜をベースに彼の愛情がたっぷり注ぎ込まれています
野菜は裏庭産でおばあちゃん作
農地直結の新鮮野菜の風味とコクがたまりません
提供されるのは彼が創作した茶器
これがまた味わいがあります
続く前菜は八寸を模した「野菜の十寸」
手作りプレートに並べられた季節野菜の数々は彩あざやかで
見た目にも楽しい
訪問時が冬であったため
プレートとデコレーションはクリスマスツリーを模したイメージになっています
思わず感嘆の声が漏れてしまいます
味付けはとても繊細
野菜そのものの旨味を彼のひと手間で最大限に引き出しています
厳選シャルキュトリーが全体にアクセントを加え
個のすばらしさと全体調和のすばらしさを生み出しています
まさにこの1皿からシェフの食材に対する愛が感じられます
続いてはリゾット
これぞ究極のリゾット
旨味を重ねたシェフ渾身の命の出汁をベースに作られたリゾット
一口食べると瞬時に口福感におそわれる
十分にメインになりうるほどの存在感だが、あえて少量
控えめのポジション
そして器がこれまた可愛らしい
訪問時は冬であったため、なんと雪だるま
これも彼の創作です
遊び心も満載
こちらまで気持ちがワクワクしてきます
以降は選択コースによって異なります
メインが一品のハーフコース
メインが2品のフルコース
今回はハーフコースでメインがお肉
このロースの火入れが完ぺき
ほんのりピンクでナイフを入れると抵抗なく
さくっと切れる
口に運ぶととても食べやすく肉の旨味たっぷり
スタート時間にあわせた緻密なロースト時間だそうです
ここもこだわりがすごい
パンも自家製
デザートも自家製
武骨であったり、繊細であったり変幻自由自在
デザートは有名パテイシエ作?
と思うほど、驚かされます
最後は奥さまがファンだという堂島のムジカティー
全ての料理に丁寧なシェフの説明付き
きっとシェフはこの説明もお好きなんでしょうね
店内の絵画やオブジェも季節感があり、これもシェフのお手製
彼の陶芸作品はお店で販売もしています
彼の料理とその周辺世界の広さに驚嘆し、
深く感銘を受けた初訪問でした
今回は記念日での訪問だったので、遊び心満載の数々のサプライズもいただきました
面白かったし嬉しかったです
心くすぐられました
記念日での利用も強く推薦します
季節感たっぷり、愛情たっぷりの渾身のコース
堪能させていただきました
ここは季節ごとに訪問したい場所です
松阪牛は季節ごとに
その調理方法・味わい方が違うそうです
とてもいい出会いでした
(完全予約制のお店です。早め早めのご予約で)
2021/05/11 更新
「稚気愛すべし」
大人になっても無邪気で子供のような感覚を忘れない
それをそのまま体現しているようなシェフ
地産地消の農夫
一本釣りの釣り師
季節を表す陶芸家
遊び心を忘れない創作料理家
さまざな顔をもつバイタリティ溢れるシェフ
やりたいことは全て自分でやってしまうエネルギッシュなシェフ
ここは五感を刺激する店
ここは平凡な日常にカツを入れる店
ここは季節と和文化を思い起こさせる店
ここは明日への活力になる店
「2022食べログBronze」
食べログ本掲載の際に
自分のコメントを引用してもらったこともあり
特に思いれの深いお店
今回は初夏に訪問
季節の旬の食材を活用したイノベーティブな料理
季節感満載の食器小物
今回は何が登場するだろうと
対面前から心がワクワクします
いざ訪問
「リュウ劇場の開演」
店内には新作を含め、シェフお手製の焼き物が並びます
今月の季節のオブジェは「アジサイ」
鮮やかな水色、細かい花のディテールに心奪われます
ドリンクはサクランボとスミレ
清涼感満載の季節のドリンクになります
スタートは
<季節の冷製スープ>
喉ごし爽やか
軽いが濃厚
余韻も心地よい
<前菜 十寸オードブル>
食器はお手製の新作
目が覚めるようなスカイブルー
「梅雨の時期だが心は青空」を体現した食器
「無病息災」を願う「茅の輪くぐり」も表現してあり
地元明和町産の野菜たちが彩鮮やかに並びます
いろどり
もりつけ
あじつけ
全てよしのパーフェクト
それぞれの個性が引き立ち、100点!
<みいと米と命のブイヨンのリゾット>
シェフが探求した最高のブイヨン「命のブイヨン」
今日はバジル、レタス、はまちのリゾット
びっくりなのは「はまち」はシェフの釣果
市場買い付けではない究極の地産地消
深い感銘を受けます
<メイン料理 松坂牛パテのハンバーグ>
食器は松をイメージ(もちろん自家製)
ハンバーグに振りかけられたチーズが
苔を演出しています
とても心にくい細かな表現
<パン>
もちろんこちらも自家製
外はぱりっ、中はふわっ
小麦の香りと甘さが感じられる丁寧な一品
<デザート>
パイ生地にアイスを併せて
さくさくのパイ生地食感が心地よい
<紅茶>
奥さまが大好きだと言う堂島のムジカティ
最初のいっぱいはストレートにて
2杯目以降はたっぷりのミルクと共に
紅茶の美味しさに目覚めさせられる一杯
シェフワンオペなんですが最初から最後まで
提供する料理一品一品と使用している食器への思いを
丁寧に説明してくれます
店内に飾られた絵画やオブジェなどもシェフのお手製
これも季節ごとに模様替えします
お皿、椀、ティーカップ、ポット、ミルク、砂糖入れまで
全てがシェフのお手製
この作品を感じ入るだけでも面白い
田園が広がる緑豊かな明和地区
あなたもリュウ劇場を体感するために
大人の遠足にでかけてみませんか?