湘南かずやさんのマイ★ベストレストラン 2017

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8月某日の男子肉食会。
今回のテーマは『焼鳥』でした。

前回『熟成肉』で男子肉食会を開いた際は
中途半端なお店チョイスをしてしまい
結果後悔の念に駆られておりましたが
今回はちゃんとしたお店をチョイスしようと
私の攻略課題となっていたお店へ伺うこととなりました。

そこで私が行きたかった2軒のお店を予約し
開店時間に合わせて伺いました。

まず初めに伺ったのは焼鳥屋『里葉亭』さん。

2017年8月時点の食べログの神奈川県エリア
焼鳥部門で1位に君臨し、全国でも3位に位置する人気店です。

こちらのお店には焼鳥のメニュー表が無く
基本コースで料理を順に出されていく感じとなります。

オープンの17:30に予約したところ
19:30からの予約が埋まっているとの事で
19:20までの時間制となりました。

外観は焼鳥屋というか居酒屋あるいは
割烹料理屋のような様相でした。
お店のオープン待ちをしている人が
他にも数組いらっしゃいました。

お店のオープンに合わせて雪崩れ込みました。
3人だったのでテーブル席に案内されました。

店内も焼鳥屋というよりは落ち着いた居酒屋
もしくは割烹料理屋のイメージですね。

ドリンクメニューのみ置かれており
手始めにドリンクのみ注文しました 。

①あらごし梅酒

コースの食前酒です。
仄かな酸味と甘みで口内をスッキリさせます 。

②ぬか漬け

最初に出てくるとは思いませんでしたが
料理間の口直しするには必要ですね。
種類も豊富で嬉しいですね 。

③ハツ

外側がプリッとしていながらも
中身はトロけるような食感です。
今まで食べた事があるハツと一線を画し
焼鳥のイメージを変えられた気がします。

ハツに生姜がのっているのも初めてでしたが
これがまたなかなか合いますね 。

●生ビール

ここで注文しておいたビールが登場です。
キンキンに冷えたジョッキはビールの味や
風味を消してしまうデメリットはあるものの
暑い時期にはやはり嬉しいものですね。

改めて乾杯をしました 。

④手羽先のから揚げ

外見はパリッと仕上げで噛みしめると
肉汁が溢れるジューシーさでした。

なんて事は無いようで提供レベルは
全てにおいて高レベルの水準です。

⑤鶏皮

これ、鶏皮！？って思うようなフォルムです。
大量に鶏皮が連なって一つの塊になってます。

外側はカリッと焼きあげてはおらず
ボリュームありかつジューシーでした。
中身は歯切れが良い感じでホルモンのように
噛み続ける必要はほとんどありませんでした。

里葉亭ワールドに引きずり込まれました。

⑥牛ハラミ

此方のお店は鶏専門店ではありません。
なので牛の串も出てきます。

醤油ベースの味付けという違いはあるものの
ハラミは肉々しい部位ではありますが
ハラミ版の牛タンシチューのような柔らかさがありました 。

⑦珍味盛り合わせ

チーズ＆きんかんの味噌漬け、牛たんコンフィ、胸肉のオイル煮

風味やコクなどクセを変えた一品。
焼酎などに合いそうな料理でした 。

⑧せせり

鶏の首肉です。
よく動かす部分なので肉の締りが良く
噛むとジュワっと旨味がにじみ出てきます 。

⑨銀杏

しっかり弾力のある銀杏で
ほろ苦さとクセのある塩が合います。

●醸し人九平次　「SAUVAGE」　雄町2016
　赤磐雄町米から生まれて

私が好きな銘柄である『醸し人九平次』。
雄町の日本酒なので呑んだ後の口の中に
広がるふくよかな旨味と深いコク。
それが長く続く点は秀逸ですね。

ジビエなどの力強い料理に負けない力強さをもったお酒なので
肉料理主体のこちらのコースには向いているかと思います。
 
⑩ピーマン焼き

一見何の変哲も無いピーマンですが
中にピーマンの風味をまとった出汁が
入っていてこれがなぜか旨いんです 。

⑪白レバー

こちらも大振りの一品です。
究極のレア感を感じる白レバの食感は確かに他のお店でも
こういう感じで出しているお店もあると思いますが
ここまで大振りで絶妙に焼き上げる技術は職人技だと思います。

⑫牛タンのデミグラスソース煮

焼鳥屋でデミグラスソースなんて出すんだね
と感心しましたがこれも丁寧に仕込まれた一品でした。

味が濃い印象が強いデミグラスですが
あっさり食べられる味付けにされており
牛タンはホロッと崩れる食感で良かった 。

⑬牛タン

こちらは仙台の牛タンも真っ青の
めっちゃ食べ応えがある一品でした。
固すぎず心地よい噛み応えがあり
噛むほどに旨味が溢れてきます 。

⑭しいたけ

こちらも傘の中に出汁が入ってます。
まず初めに啜ってみるとこの出汁も旨い。
肉厚のしいたけも良いですね 。

⑮砂肝

歪に串に打ち込まれていますが
斑なく焼くための工夫でしょうか。
サクサク食感で歯ごたえ良し 。

⑯手羽元

これはまずまずジューシーでした。
前半でハイテンションになってしまったので
〆で心落ち着けるには丁度いい 。

⑰鶏スープ

濃厚な白湯スープかと思いきや
意外とあっさり目で上品なスープでした。
〆には良い感じです。

今まで4点以上の点数を付けるお店が無く
お店への評価も冷静に冷めた視点で
評価を行っている事が多いのですが

此方は一品一品が一球入魂された料理で
それぞれ1品ずつ感嘆してしまいました。
ちょいちょい挟んでくる変化球なんてのも
全て全力投球の勝負球なんですよね。

でもしっかり考え抜かれたコース料理は
食べる側の抑揚をつけてくれていて
食べ疲れることなく美味しく頂けました。

初めて全国的な有名店に伺いましたが
やはりそれだけ注目されているお店だと
実感する事が出来ました。

【里葉亭】
横浜市中区福富町仲通3-2
TEL045-251-7676
17:30～22:30
水曜・第１・３・５木曜定休

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都内において行列店が多いエリアって
どこをイメージしますか？

あくまで個人的なイメージなのですが
水道橋～神保町エリアのような気がします。
5人や10人程度の行列から50人くらいまで
学生街故に安くておいしいランチが食べれる
老舗のお店や新店が多くあるのです。

ラーメン・うどん・焼きそば・天ぷら天丼・
ホルモンなど学生やサラリーマンが喜ぶ
激安グルメが立ち並びます。
ランチの時間帯には多くの場所で
行列を目にする事でしょう。

『名曲・珈琲麦』さんを後にして
10時半頃神保町へやってきました。

今回伺いたかったお店は東日本エリアで
食べログのうどんのジャンルで
東日本No.1の評価を受けている店

『うどん丸香』さん

開店前に行列が出来る事で有名なので
11時のオープン30分前に伺いました。

お店の前に到着すると先客6人の行列があり
後ろに並んでいると徐々に行列が伸びていきました。

開店10分ほど前になると店員さんが出てきて
先頭からメニュー表を渡していきます。
そして頃合いを見て注文の受付をしました。

・メニュー表   


結構メニュー数が多いので非常に悩みます。
今回は朝から梯子中なので２つは無理。
悩んだ挙句に注文しました。

店がオープンすると順番に席に誘導されます。
後ろが見えなかったけど
行列はどのくらいまで伸びたのだろうか？

仕切りの入ったテーブル席と仕切りの無い
テーブル席がありますがあっという間に満席となりました。
うどんは着席順に提供されていきます

●上天うどん(温)

香川名産の揚げ蒲鉾である『上天』を
トッピングしたうどんです。

此方のお店はいりこ出汁のスープが
店のウリの1つとなっているので
今回は暖かいうどんで注文しました。

スープはとても澄んでいて雑味が無く
醤油のかども立っていない滋味深く
とてもほっこりする上品な味わいです。

麺は喉越し良く口の中に滑り込みますが
麺のコシはあまり感じませんでした。
コシをよく感じるにはぶっかけなどの方が
良かったかもしれません。

上天も物凄く滑らかな食感で旨味が強い。
この名脇役達にも驚かされます。

●ちくわ天

此方のお店では日替わりで提供されており
この日は香川の『鯛ちくわ』でした。
それにしても大きくて極太のちくわで
とても食べ応えがありました。

その分旨味も凝縮されていて美味しい。
このちくわ普通のものとは段違いです。
ちくわでテンション上がったのは初めてです。

●かしわ天

お馴染み鶏の天ぷらです。
むね肉ともも肉を使用しています。
もも肉はとてもジューシーで
むね肉はパサつかず旨味が強い鶏肉でした。


あっという間に完食してお店を後にしました。
お店を後にするとお店の前の行列が
50人以上の列となっておりました。

うどんの出汁はとにかく美味しかったです。
うどん単体であれば此処より評価できるお店は
他にもあるかもしれません。

ただ此方のトッピングがとても秀逸で
うどんだけでなくトッピングメニューも含め
総合力が無茶苦茶高いお店でした。

やはりうどん専門店に来たなら
『釜たま』や『ぶっかけ』も食べたいし
幻のバターと称されるカルピス特選バターを使用した
『釜たまカルピスバター』もとても気になります。

次回はうどんのみに絞って
２種類食べてみようかと思います。


【うどん丸香】
千代田区神田小川町3-16-1
ニュー駿河台ビル1F
TEL非公開
月～金
11:00～19:30
土
11:00～14:30
※うどん玉が無くなり次第、閉店日曜・祝日・振替休日
GW・お盆・年末年始定休

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食べログ上で東京エリアのとんかつ屋さんの
頂点を争っているお店です。

『成蔵』さん

高田馬場に足を踏み入れる事は普段はあまり無いのですが
今回ここのとんかつを頂くために伺いました。

訪問が予定より少し遅くなってしまい
お店のオープン間際に到着しました。
既にお店の前には行列ができており
20人強といった状況でした。

お店がオープンすると前のお客さんが順番に入店していき
1順目では入店できず2順目の7～8番手になりました。
結局11時にオープンして11:40に入店。
カウンター席に着席しました。

メニューは並んでいる最中に注文を取り
基本的には待つだけとなります。

●黒豚シャ豚ブリアン2個(135g)定食
　ヒレかつ(単品)トッピング

ネーミングでわかると思いますがシャ豚ブリアンは
牛肉のシャトーブリアンから名付けられたネーミングで
ヒレ肉の中で中央部の最も太い部分のことを指します。
そのため取れる量も少なく希少です。

●ヒレかつ

本当に揚げられているの？
と思うってしまうような色合いです。

衣の食感は「ふわサク」です。
専用のパン粉を発注しているのだそうです。
油っぽくない諄くない仕上がりは一般的に食すことが
多いとんかつ屋さんのそれとは別格の仕上がりでした。

それほど良いお肉なんだからという訳で
実は何もつけずに頂いてみました。
結果、下味に塩味がついているためその味だけで十分でした。

何もつけない分肉の味もよく感じられ
何よりとてつもなく和らかいヒレ肉でした。

●黒豚シャ豚ブリアン

一般的なとんかつと違いまん丸い形状。
それ故に半分に切られて提供されます肉々しい断面です。
もちろん肉は柔らかいのですが
厚みがあるので噛み応えも十分あります。

普段はロースを食べる機会が多いのですが
今回は初の「黒豚シャ豚ブリアン」ゆえに
こちらを頂く事にしました。

柔らかくて旨味が閉じ込められたとんかつも
もちろん美味しかったのですが
やはり豚の旨味は脂にあると感じている自分は
俄然ロースに興味が惹かれました。

次回は特ロース＆ヒレかつトッピングかな。

豚の種類すら複数あるので
とても迷うお店である事は確かです。
今まで食べたとんかつの中では
最上級の高価なお店ではありましたが
ハイテンションになれる要素があるお店です。

人の金銭感覚が同一のものであるなら
このお店の評価はどのようになるのか
改めて知りたいものですね。

【成蔵】
新宿区高田馬場1-32-11小澤ビルB1F
TEL03-6380-3823(予約不可)
11:00～13:30
17:30～20:00
木曜・日曜定休

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『丸の内CAFE会』さんを後にして
念願の行列店にやってきました。
今回は1時間前に突撃訪問です。


フランスのエシレ村で作られる世界最高級の
エシレバターを扱う専門店
『エシレ・メゾンデュブール』さん

もうかれこれオープンしてから8年にもなり
東京丸の内エリアで行列ができる店といえば
まずここが思い浮かんでしまいますね。

何とオープン1時間前なのに
前には16人ものお客さんが並んでました。
恐るべし、エシレバター人気。

こちらのお店は多くの商品が人気のために
数量限定販売されているものばかりです。

中でも限定15個のみ販売されるバターケーキ
『ガトーエシレナチュール』は超絶人気の
メニューとなっています。

大抵早くから来ている人はこれを目当てに
並んでいる確立が滅茶苦茶高いのです。
う～ん、果たして買えるだろうか。。。
一抹の不安を感じました。

1時間の待ち時間ってかなり長いですね。
軽装な恰好をしたお客さんがいましたが
ビル風が吹き荒ぶ中で大変ですね。

ようやくオープン時間になり
お客さんが次第に店内へ入っていきます。

長過ぎるくらいに伸びた行列の後ろの方は
店員さんに通り沿いの再整列位置まで
誘導されていきました。

オープンして10分もせずに店内へ入れて
『ガトーエシレナチュール』が買えるのか
お客さんの一挙手一投足を見守ります(笑)

すると前のお客さんでシャーケースの中で
箱詰めされていたナチュールが無くなり
もう半ば諦めつつ店員さんに聞きました。
『エシレナチュールはもうありませんか？』
『1個ございます』と店員さんは答えました。

ラッキー！！

ショーケースの中で箱詰めされておらず
見本品のように置かれていたものが
どうやら最後の1個だったようです。

もちろんそれを購入して年末という事もあり
お歳暮代わりに他の商品も購入しました。

今回購入した商品は下記の通りです。

・ガトーエシレナチュール×1個
・クロワッサン・エシレ
　50％ブール（有塩）×6個
・フィナンシェ・エシレ×2個
・サブレ・エシレ(12枚入り)×3缶

一部はお世話になっている方々へ配り
残りのものは頂きました。


●フィナンシェ・エシレ

フィナンシェは一般的には
コンビニ等でも購入できる商品ですが
バターの風味が特徴のお菓子なので
こういうお店では試した方が良いだろうと
今回購入してきました。

外見はカリッと焼き上げられていて
中身はきめ細かな生地で食感も楽しい。
バターの濃厚で香ばしい風味がありつつも
とても上品な味わいに仕上げられており
やはり『エシレバター』の秀逸さを
感じ取ることが出来ました。


●クロワッサン・エシレ　50％ブール(有塩)

外側はクロワッサンの名店で売られている
ようにガラスのようにパリッとしていたり
薄い生地でサクサクしていたりする方が
個人的には好みでしょうか。

内側ももう少しモチッとした生地の割合が
多い方が嬉しかったですね。
バターの風味はなかなか良いとは思うものの
他の商品に比べると満足度は高くなかった。

有塩と無塩の味の違いを比較する事は
出来ませんでしたが有塩のクロワッサンは
少し塩味が強く感じたので
塩分控えめが好みの方は無塩のものを
選ばれた方が良いと思います。


●サブレ・エシレ

こちらもバターの風味がしっかりした商品。

湘南エリアに住んでいると
『サブレ』で思い浮かぶのはもちろん
鎌倉の『鳩サブレ』になってしまいますが

その辺にあるサブレとは食感も風味も
全く似て非なる商品です。
ゴツッとした食感が少なくて
こちらもなめらかな口当たりです。


●ガトー エシレ ナチュール

そしてついに出てきました。
総大将のお目見えです！
一見丸ごとバターの塊のようですね。

エシレのお店は大阪にもありますが
この商品を扱っているのは東京だけ。

切り分ける時に歯を入れるとバターが
ジュワッととろけるような感じになり
スッと簡単に切れていきます。
切り分けて１／４を頂きました。

アーモンドを粉末にしたアーモンドプードル
を使用してしっとりとした食感に仕上げた
ビスキュイ生地とクリームが５層の
ミルフィーユ構造となっていました。
断面も美しい仕上がりです。

フォークを入れるとまるでスポンジのように
滑らかに切れていきます。
口の中では舌触りがとても滑らかです。

そして毎回コメントしてますが
バターがとっても上品なのです。
バターをクリームの半分も使用しているとは
思えないような上品なミルキーさとコクです。

今年度の『ザ！上品』部門は
間違いなくこいつで決まりですね！

丸ごと１個でもペロッと食べれそうです。

やはりどうせこのお店へ来るならぜひ
ガトーエシレナチュールは食べて欲しい。

また機会があれば行列に並んで
ナチュールをゲットしてみたいと思います。


【エシレ・メゾンデュブール】
千代田区丸の内2-6-1
丸の内ブリックスクエア1F
TEL03-6269-9840
10:00～20:00
不定休※丸の内ブリックスクエアに準ずる

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平日休みの食べ歩き①

11月24日(金)は会社が特別休日のため
4連休とはいえ祝日と土日はサッカーがあるので
この1日の休日だけでも有効に使いたい。

そういう思いで食べ歩きの予定を立てました。

まず初めに伺ったお店は
食べログの全国ラーメンランキング2位
ラーメンデータベースでも43位にある
人気の行列ラーメン店『麦苗』さん

行列が出来る事は分かっていたので
次のスケジュールが狂わないように
なるべく早めに並んでおきたかったのですが

朝にブログの更新などを行っていたら
予定していた出発時間をオーバーしたため
11時には到着するはずだったのに
結局到着したのは11時10分でした。

既に14人ほどの行列が出来ていました。
カウンター席9人の１順目には入れ無さそう。
この後の予定が狂わなければ良いけど。

スマホの食べログアプリで
タイムラインの記事をチェックしていたら
あっという間に開店時間となりました。

オープン時には３５人くらいの行列でした。
ラーメン店なので回転は比較的早く
開店25分で食券を購入するところまでいき
開店30分で店内に入ることが出来ました。

※店内では店員、お客さんが映り込む写真を
　撮る事は一切できませんのでご注意下さい。

●特製醤油らあめん

4種のチャーシュー、海老ワンタン、味玉、
メンマ、ほうれん草、海苔というランナップ。

スープは醤油ダレと動物系と魚介系の出汁を
絶妙なバランスで組み合わせはもので
『飯田商店』のようにキリッと醤油の
存在を感じるというよりは全てが円やかに
まとめあげられていました。

麺はしなやかでもっちりとした麺をしており
これが自分の麺の好みの１つに合致して
かなりテンションが上がりました。

細麺でこれだけの存在感を発揮している麺は
とても秀逸だと感じました。

そしてチャーシューも海老ワンタンも
その１つ１つが１品として成り立っていて
趣向が面白く感じました。

そしてとても存在感がありました。
これだけ旨いトッピングを食べたのは
久しぶりかもしれません。

最近はスープ＞麺＞トッピングと重視されて
しまいがちなラーメン業界となっていますが
やはりラーメンは麺料理であるが故に
麺を楽しむべきものだという事を
再認識させてくれたお店でした。

昼も夜も行列を作っているお店ですが
並ぶ価値があるかと問われれば
やはり価値のあるお店だと思います。

次回は並びの少なそうな曜日に
再チャレンジしたいと思います。


【HomemadeRamen麦苗】
品川区南大井6-11-10
TEL非公開
月・火・水・金
11:30～14:30
18:00～売り切れ次第終了
土・日・祝
11:30～16:30(売り切れ次第終了)
木曜定休及び不定休

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11/7(火)藤沢ちょい呑み⑤

食べログマイレビュアー『湘南の宇宙』様と巡る
藤沢ちょい呑みフェスティバル2017秋。

『ジオラ・バー』でちょっと消化不良気味だった2人。
マイレビ様にもう一軒行こうと誘われ
思案された挙句に向かった場所は
私が藤沢エリアでこよなく愛する店の方向。

もしや。。。と思いつつ付いて行くと
スナックなどが軒を連ねる地下へ入ります。

もはやこの地下にあるお店は此処しかない
『もしかして夢酒さんですか？』
そう尋ねるとやはり的中でした。

知ってるお店だったら辞めますか？
とおっしゃられましたがとんでもない
『大好きなお店なので大丈夫です』と
そのままお店に突撃しました。

外観・内観は今回撮っておりません。
詳細は過去の記事をご確認下さい。


●羽前白梅純米酒尾浦城
　山形県鶴岡市の羽根田酒造

辛口でキレの良いお酒でした。

●お通し

店の魅力の１つはこのお通しにあります。
500円でこの内容はちょい呑みイベントと
同等レベルと言っても過言ではありません。

・酢の物

白海老ときゅうり、えのき、大根などで
爽やかに味付けされた一品。
白海老の旨みもバッチリでした。

・鶏団子の煮物

鶏団子とキャベツとネギを出汁で煮たもの。
あっさり出汁で団子からも旨みが出てます。

・鶏肉とアボカドのサラダ

鶏ムネ肉とアボカドをトマトでまとめた
サラダ風の一品でした。

鶏ムネ肉に足りないものを
アボカドからコクと円やかさを加え
トマトから酸味とジューシーさを加えて
上手くまとめられておりました。


4年前に訪問した『湘南の宇宙』様の事は
マスターが覚えておられるようでした。

夢酒さんは4年前、1年半前、その他、
仕事帰りに何度も訪問しては撃沈した事も
全て合わせれば7～8回は訪れていますが
私の事は覚えられてはいないようです。

う～ん。。。
レビュアーとしての貫禄の差でしょうか？
まだまだ修行が足りないという事ですね。

覚えてもらえるまで通わなければ！！

ほんとはもっと長居したかったのですが
さすがに5軒目だったので今日はここまで。

いつもブラックボードに書かれている
メニュー表をどれにしようか迷いながら
眺めるのが大好きなのでまた食べに
伺いたいと思います。

『湘南の宇宙』様も今回藤沢をエスコート頂き
ありがとうございました。
とても楽しく飲むことが出来ました。

次回は平塚でお会いしましょう！
上手くエスコートできるかなぁ(笑)


【夢酒】
藤沢市鵠沼橘1-17-3B1
TEL0466-27-1000
18：00～24：00
日曜・祝日定休



久しぶりに大好きなお店にやって来ることができました。
なかなか伺うことが出来ませんでした。

かれこれ2年半ぶりになるとは
この日は男子肉食会が開催されましたが
予定していた時間に全員集まれず
他のお店で暫し時間を潰すことになりました。

夢酒は以前から平日の夜に一人で伺い
3～4回チャレンジしたにも関わらず
予約で埋まって入店を断られているので
予約してようやく伺えたお店です。

スナックとかが軒を連ねる地下のお店だっていうのに
人気のあるお店なわけですよ。

予約なしの突然の訪問だけに今回は入れないだろう
と思っていたら何と予約なしで入れてしまいました。

土曜の夜は意外と入れるのかなぁ

定番のグレープフルーツのストッカーも
相変わらず存在感ありありです。

店主さん一人で切り盛りされているのに
相変わらずのメニュー数ですね。

お通しからテンション上がります。
これでお通し代500円なら文句無し！

●本日の刺身とアボカドのカルパッチョ

●生ハム

連れが生ハムだけ食べたいって
我儘言って出してもらいました。

●極太マカロニのチーズクリーム

マカロニ・チーズ・クリーム大好きの
自分みたいなお子ちゃまにもってこいです。
もちろん大人向けの洒落てる美味しさ♪

●カンパリグレープフルーツ

カクテルはスッキリ系とホロ苦系が好き
生絞りグレープフルーツ使う本格派★

●牡蠣とほうれん草のオーブン焼き

素材の味も濃く凝縮されていて
メッチャ旨いじゃないですか！

あっという間に待ち合わせ時間になり
名残惜しいですがお店を後にしました。

すごく楽しい時間が過ごせました。
また近いうちにお店に伺いたいなぁ。

【夢酒】
藤沢市鵠沼橘1-17-3B1
TEL0466-27-1000
18：00～02：00
日曜・祝日定休


表参道の美容院でカットしてもらい
後は帰るだけ．．．って、
もちろんまっすぐは帰らないよ♪

以前から気になっていて
一人で２度訪問しましたが
予約でいっぱいと挫折したこのお店に
ぜひとも行きたかったので

でも予約は２名以上からとなっており
この機会を逃すべからずと連れに付き合ってもらって
予約を取って行ってきました。

実はこのお店は地下にあり
スナック等の大人のお店が軒を連ねる
知る人ぞ知るロケーションにあります。

はっきり言って知らない人は入って行かないような
雰囲気の地下への階段です。

夢酒の入口のドアから中を覗くと
雰囲気の良さそうなカウンターが目に付くのです。

入店するととても物腰の柔らかいマスターが一人。

なんでも過去はホテルでボーイをされていたみたいで
調理の経験はほとんど無いそうです。

でも結局はみんな初めは未経験者。
その後の努力で一人前になるのに10年かかる人もいれば
1年でやり遂げる人もいるんだろうな。

これだけ拘ったお店を造るには
並大抵の努力ではなかったでしょう。

さてお店の中の雰囲気は
黒を基調とした落ち着いたバーです。
席はカウンター12席
個室のテーブル8席(予約のみ)

バーと言ってもフードのメニュー数はとても豊富。
飲み物だけでなく食べ物でも楽しめる。

お通しは500円にしては安いね。

●アボカドとナッツの白和え風
●カキと生のりのとろみ豆腐
●秋茄子とモッツァレラチーズのラザニア

飲み物は洋酒だけでなく焼酎の種類が多いです。
日本酒は保存の関係上の理由であまり置いてません。

カウンターに置かれたボールに
氷で冷やされたグレープフルーツ
そしてグレープフルーツ絞り機

フレッシュなグレープフルーツを使った
サワーやカクテル等もいい感じです。

もう一つ特筆すべきはグラスがとてもお洒落だという事。
毎回違う模様のグラスで出されるので
次はどんなグラスだろう？という期待が膨らみます

この日は焼酎を色々頂きました。
こんなに色々焼酎飲むのは久しぶり

大人なバーを堪能しました。
また来ることにしようっと。


【夢酒】
藤沢市鵠沼橘1-17-3B1
TEL0466-27-1000
18：00～02：00
日曜・祝日定休

 
 

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『冷麺ダイニングつるしこ』さんを後にし
時間は11時45分前くらい。

もうすぐ12時か。。。あっ、せっかくここまで
来てるんだからケーキを買って帰ろう！

そう思って並木橋の交差点を代官山方面に
曲がって陸橋を渡りきり陸橋脇の道を真っ直ぐ
ＪＲの線路沿いまで戻った道沿いにあるお店
『チリムーロ』さんに到着しました。

ハーブや香辛料、リキュールを使った
個性的な洋菓子を販売しており
その世界観に魅了されているファンが
とても多いお店です。

お店の外観・内観も個性的です。

個人的にはこの近辺で知ってる
お店の中では一番好きなお店です。

個人店で立地も良くないため目立ちませんが
オープン前には行列が出来てしまいます。

女性店主さん一人で作られているので
販売数量が限られているため
開店直後の訪問が大事です。

またパン屋さんのように仕込みの日は
お休みとなることもあるので
Facebookページでの確認が必要となります。

特にFacebookページで『◎』表示されている
メニューは1人1個しか買えないのです。
※とある日のメニュー参照(一例)

メニュー表は無いので事前に確認しておかないと
当日何が販売されているか分かりません。
スマホを睨めながら注文します。

今回は10分前くらいに到着し2番目でした。
オープン時には10人くらい並んでました。
今回買ったケーキは以下の通り

・バタースコッチキャラメル
　ビターチョコがけケーキ
・カシス5種スパイスホワイト
　チョコがけケーキ
・ホワイトチョコケーキ
・いちじくケーキ
・スパイスベイクドチーズケーキ
・ほうじ茶ベイクドチーズケーキ
・マロンリキュールレアチーズケーキ
・ヘーゼルナッツリキュールレアチーズ
　ケーキ(洋酒漬けドライフルーツ入り)

この中から下記の２つを頂き
残りのケーキはお土産として進呈です。

●マロンリキュールレアチーズケーキ

まずレアチーズ部分のみを食べてみたところ
マロンリキュール？？？あまり感じません。

何でだろうと悩んでいましたが
ケーキの底がタルト生地のようになっており
そこに栗が使われてました。。
リキュールの風味も確かに感じます。


●ホワイトチョコケーキ

これはパウンドタイプのケーキです。
チリムーロさんの商品の中では比較的に
オーソドックスなタイプだと思います。

紅茶とかで合わせるのが良いですね。

他のパウンドケーキにはハーブや香辛料が
使われているものが多いため
ひとクセあるケーキである事が多いです。

お店のケーキの人気度は希少性もあるため
①レアチーズケーキ系
②ベイクドチーズケーキ系
③パウンドケーキ系
という順番のような気がします。

なので今回はチーズケーキ類は
全て買って帰る事にしました。

普通のケーキ屋さんで売られているケーキと
一線を画しているところが貴重なお店です。
お店の攻略法を知っている人が得をする
隠れた名店だと思います。

【チリムーロ】
渋谷区猿楽町1-3
TEL090-3443-9202
12:00～19:00(売り切れ仕舞い)
日曜定休
※その他仕込みによるお休み有り
　詳しくはFacebookのＨＰ参照



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大人向けの焼き菓子屋さんが
どうやら渋谷駅近くにあるようだ。

そんな情報を得てから興味があり
以前代官山に食べ歩きに伺った帰りに
お店に寄ってみたところ
仕込みのため臨時休業でした。

今回はそのリベンジ訪問となります。
『チリムーロ』さん

場所は渋谷区猿楽町にあり
ＪＲの線路沿いという立地です。
それほど人通りも多くない。
というかとても少ない。
渋谷とは思えない。

久原さんでのランチを済ませてから
次に14時に伺うBanks渋谷さんまで
時間が余っていたのでちょうど良い。

お店のオープンは12時ですが
12時半頃に伺ったところ
10人ほどの行列が出来ていました。

これ、お店のオープンから出来てて
少し行列が少なくなった状態で
今の状態なのだろうか？

お店の外装と内装もとても奇抜です。
アートな雰囲気がプンプンします。

15分～20分ほどで順番が回ってきました。
前のお客さんの動向を伺っていると
どうやら生菓子のケーキはカウンター下の
冷蔵庫にしまってあるようなので
お店の方に在庫の確認が必要なようだ。

焼き菓子類は店頭に陳列されていました。

チーズケーキの在庫を確認してみたら
3種類あるようなので全部。。。
と言ったら欲張りすぎかと思い
後ろにまだお客さんが2人いたので
チーズケーキが売り切れになったら
可哀相だと思い2個までにしました。

それとお土産用に焼き菓子を買いました。
チーズケーキは自宅に持ち帰って早速実食しました。

●抹茶小豆ベイクドチーズケーキ

●ラムレーズンベイクドチーズケーキ

普通のケーキじゃなくて
色んなベースの素材を使った
チーズケーキやチョコケーキを扱い
リキュールやスパイスやハーブなど
大人の味を追求しています。

その辺のお菓子屋さんで食べれるような
汎用性に優れたケーキでは無く
ケーキ作りが趣味な人が少し手間をかけ
凝ったケーキを作ったようなイメージ。
そういうところがこのお店の魅力です。

女性店主さん一人で作っているので
数量に限りがあるため生菓子の
ケーキ類は1種類1つずつしか買えない。

それだからこそ有難味があるというもの
チーズケーキはとても美味しかったので
また買いに行きたいと思います。

★チーズケーキのレベルはかなり高い。
★昼過ぎに完売する事もあるようなので
　来店する時間帯には注意が必要。

【チリムーロ】
渋谷区猿楽町1-3
TEL090-3443-9202
12:00～19:00(売り切れ仕舞い)
日曜定休
※その他仕込みによるお休み有り
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ミシュランガイド東京2017にて
5年連続１つ星に選ばれている蕎麦屋

『玉笑』さん

表参道へ髪を切りに行く前に
お昼を食べに伺ってきました。

日によっては行列が出来るお店です。

都内もかなりの猛暑日に
開店前に1番で到着しました。

暫く待っていると徐々にお客さんが並びます。
開店10分前ほどで店員さんが現れて
人数と予約の有無を確認しました。
そして入り口脇にある小部屋の待合室に案内され
そこで開店まで暫く待ちます。

まず予約のお客さんから入店していき
続いてカウンター席へ案内されました。

店内は出来る限り光が遮られた内観で
風情ある静かな空間となっていました。
まずはお摘みを頂きます。

●生ビール

アサヒ熟撰の生ビールです。
深みのあるコクと香ばしさが感じられます。

●とうふ

湯葉が上に乗せられています。
舌触りは滑らかですが豆腐自体の
素材の旨味はしっかり感じられ
出汁醤油をつけても美味しいですが
個人的には塩や抹茶塩などで頂きたい。

●板わさ

紀州田辺の名産で新鮮なエソをすり身にして
南蛮渡来の製法で作られる『なんば焼』という
蒲鉾を提供しています。

意外と値が張る商品ではありますが
提供価格から考えるとわざわざ食べたいと
感じるほどではありませんでした。
もう少し安くておいしい蒲鉾はあると思います。

●風和(かぜやわらか) 純米酒
　新潟県佐渡の加藤酒造店

淡麗辛口で後味残らずキレが良いお酒です。
こういうお酒は蕎麦屋の摘みに合いますね。

●玉子焼き

玉子焼きという名称ですが出汁巻き玉子です。
かなりな薄口の上品な出汁でした。

ご主人は三重県出身という事なので
味付け度合いは『関西風』という事ですね。
出汁の濃さに関しては賛否両論別れそうです。

玉子の仕上がり自体は極めてここが凄い
という箇所は感じませんでした。
有名店の蕎麦屋さんと同レベルくらいです。

●粗挽きせいろ

確かに銘打っている通りの『粗挽き』です。
こちらのお店は塩で食べるという趣向は無く
好みで山葵と一緒には食べられるものの
そのままで食べてみる事を推奨しているのか
それとも食べる人任せなのでしょうか。

蕎麦は自家栽培のもので
しかも自家製粉したてのものであるため
蕎麦独特の風味が強く感じられます。
蕎麦つゆも辛めで美味しい。

但し蕎麦の長さが不ぞろいのため
多少味にバラつきを感じました。

・蕎麦湯

見た目濃いがあっさりしてます。
濃さは鎌倉の『梵蔵』と同レベルでした。

蕎麦も蕎麦つゆも量が少ないので
単品で食べに来た人は絶対満足できない。
全体的には満足できましたが1人前の量がもう少し欲しい。

個人的には定期的に通うまでにはいかず
近くを訪れた際に立ち寄りたいお店でした。

【玉笑】
渋谷区神宮前5-23-3
TEL03-5485-0025
火～金
11:30～15:30
18:30～21:30
土
11:30～20:00
日
11:30～17:00

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先日の横浜男子肉会メンバーで
今回は茅ヶ崎を攻める事になりました。

以前から鮨食べに行こうと言われており
自分はどうせ決行は暫く先になるだろうと
１人で『すし屋の貴八』さんへ伺いましたが
こんなに早く実現するとは思いませんでした。

今回のターゲットのお鮨屋さんは
茅ヶ崎のお鮨屋『鮨みやもと』さん


茅ヶ崎エリアのお鮨屋では好評価のお店です。
駅で待ち合わせをして早速お店に伺いました。

週の前半の割にはお客さんがおりました。
席は空いていたので３人入れるか
確認してみたところ予約でいっぱいとの事でした。

予約無しでもいけるという話だったので
予約なしで訪問してみましたが
見事なまでに敗北しました。
さて、この後はどうするか。。。

『鮨裕』さんへ電話してみるも
そもそも予約が必要なお店で
急な電話では入れるわけもありません。

そこでマークしていた別の鮨屋に伺いました。
『寿し康』さん

先客は１組だけで無事に入店できました。

小ぢんまりしたお店ながら明るくて清潔で
凛とした大人の空間です。

・メニュー表

    
●生ビール

まずはこいつからスタートです。
乾杯する相手がいるのは嬉しいですね。

●お通し

玉を食べればその店のレベルがわかる
と言われていた時代もありますね。

今や鮨屋も職人の技術が向上した事もあり
これだけでは店の良さは図れないでしょうが
お通しでまずこれを出してくるからには
お店の拘りを感じずにはいられません。

断面に斑がなくて美しい仕上がり。
居酒屋の出汁巻き玉子と違い
鮨屋さんの玉は作り置きするものなので
冷めてどのような印象を与えるかが重要です。

●ホヤの和え物

最初はつまみを頼まず今日は握りだけね
と言っていたメンバーの一人が
つまみも頼みたいと泣き言を言ってきたので
最初はつまみと酒を頂く事にしました。

好き嫌いが分かれる珍味ではありますが
メンバー全員ホヤは食べられました。
旬は８月までという事もあり
旬の時期はこれが最後となりますね。

●鉄火巻き

これまたメンバーの１人がつまみのタイミングで
なぜか鉄火巻きを注文しました。
アウトローというかマイペース過ぎるな(笑)

●ふぐの唐揚げ

プリッとした食感で旨味が凝縮されてました。
基本的にフグは淡白な味の魚なので
唐揚げにしたときの味付けも重要です。

●桜海老のかき揚げ

かき揚げはひとまとまりに挙げてしまうと
中央部分の揚げ加減が難しくなり
よほどの技術を要すると思います。

食べた時のさっくりフワッとした食感を
残すために一塊に揚げなかったのでしょう。
口に入れる度にその食感で味わえるのは
とても良いと思います。

●開運純米　ひやおろし
　静岡県掛川市の土井酒造場
●富久長純米吟醸ひやおろし秋櫻
　広島県安芸津町の今田酒造本店
●どくれ久礼のすごい酒純米吟醸
　高知県高岡郡中土佐町久礼の西岡酒造

３人メンバーがいたので３本頼んで
皆で少しずつお酒を頂きました。
酒のチョイスは任せてもらったので
まずは旬に入ったばかりの『ひやおろし』
シリーズを３種チョイス。

開運と秋櫻はとても似ており上品な香りと
キレがよくスッキリして軽い味わいで
単体で呑むには美味しいお酒でした。

どくれは少し酸味が感じるお酒で
鋭いキレがあるドライタイプのお酒でした。
これは魚と合わせて持って来いですね。

●沢庵巻き

またしても握りをもらう前に細巻きを
食べたいとおねだりするメンバーの１人。
沢庵巻きをお願いする事になりました。

大将の配慮で大葉と一緒に巻いたものを頂きましたが
大葉の清涼感でサッパリと口直しには最適の巻物です。

さてこれより握りを頂きます。
ネタ箱の中は正しく魚介の宝石箱です。

●つぶ貝

コリコリ食感が良いですよね。
 
●コハダ

言わずと知れた出世魚ですね。
８月の時期はシンコからコハダへと
成長する時期に当たります。

先日伺った『すしの貴八』ではシンコでした。
寿し康さんには９月初旬に伺ったので
このタイミングではコハダとなったようです。

●サンマ炙り

身を炙って肝をのせて頂きました。
中はレア感が残り食感がとても良く
脂がのっていて肝と口の中で混ざり合った
旨味とコクと苦みが複雑に絡み合って
とても美味しかったです。

●イカ

トロける食感と甘みが良いですね。
 
●あずまみね　純米吟醸 中取り 無濾過生原酒
　岩手県紫波郡紫波町の吾妻嶺酒造

無濾過生原酒なので若干アルコール度高め。
酸味と甘みがありつつも若干苦みを含んだ
複雑なお酒だと感じました。

●赤身

サッパリと鮪の旨味を味わうには良いですね。
 
●中トロ

此方は脂がのって豪華になった逸品。
 
●タイ

自分は基本的に白身魚好きです。
サッパリとしつつ良質な脂がのった魚は
やはり自分にとっては最高の握りです。

●忘れました。。。
  
●のどぐろ炙り

生のままにするか炙るか対象に問われ
私の意見で炙りにしてもらいました。
とても脂がのっていて香ばしさが加わって
この選択は成功だったのではないでしょうか。

●吸い物

もちろん出汁の旨味が最高に出てました。


大将とお店の方に店の表までお見送り頂き
茅ヶ崎駅までぶらぶら歩いて帰りました。

メンバーの１人が行きはタクシー使うと
言い張っていただけに帰りは歩くと言うとは思いませんでした。

自分は普段は乗り物をあまり使わないので
どちらでも問題ないのですが
メンバーの天邪鬼っぷりは流石でした(笑)

今度はお手頃のランチでも頂こうと思います。

【寿し康】
茅ヶ崎市旭が丘2-14
TEL050-5571-4916
11:30～14:00
18:00～23:00
日曜定休

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静岡食べ歩き遠征⑥

清水での食事を済ませて静岡駅へ戻りました。
『三河屋』さんで静岡おでんをつまみつつ
もう一飲みしようと思っていたのですが
お店の混み具合が未知数だったことと
結構お腹の堪り具合も良い感じの状態だったので
残念ですが訪問は取り止める事にしました。

また次回の課題としましょう。

食べてばかりじゃ芸が乏しい。
次に伺ったお店は静岡では希少ではないかと
感じる本格的なバー『ブルーラベル』さん
一杯引っかけてホテルに戻るという算段です。

お店へ向かう途中繁華街／歓楽街のエリアを
抜けていくのですが昔ながらの老舗のお店を
挟み込むように新しいビルが建ちならんでおり
新店舗が活気を見せておりました。

新旧の融合を見せる街の雰囲気は
決して食べログ上では計り知れないもので
静岡の駅前は今や変わりつつある真っ只中
というところなのかもしれませんね。

お店の入っている雑居ビルに到着し
エレベーターで６Ｆへ向かいました。

するとこんな看板を発見しました。
『天国に一番近いショットバー』？
お店のお酒を飲めば至福の時が訪れる
という解釈で良いのでしょうか？

店の入口に『ブランデーメロン』の文字が！
お酒もさることながらこいつも気になります。

早速入店しました。

早めの時間帯だったこともあり先客は無し。
カウンター席に着席しました。

Ｌ字のカウンター席は１辺がとても長く
15席ほどあるでしょうか。
そしてソファー席もあるので
想像していたよりも大きなバーですね。

店の方はマスターと女性バーテンダーさんが
２名いらっしゃいました。

●ネグローニ

いつもの事ながら手始めに頼むのはこちら。
ほろ苦甘い香草系のカクテルは食事と合わせて
飲んでいるお酒と一線を画す味わいです。
お酒の単独飲みやナッツ類と合わせて
飲むのに最適ですね。

●グレンモーレンジ スコッチウイスキー

ウイスキーは初心者なのでクセなく
飲みやすいものを女性バーテンダーさんに
お願いして３種類を選んでいただき
その中からこれを選びました。

スコットランドで最もポピュラーな
シングルモルトウイスキーです。

仕込み水は硬水を使用しており
良質のモルトウイスキーは軟水から作られる
という常識を覆した逸品です。

こちらの女性バーテンダーさんの一人に
平塚からやって来たという話をすると
地元平塚のショットバーの有名店
『アンバータイム』とＦＢで繋がっており
平塚へ行ってみたいという話を聞きました。

もう一人の女性バーテンダーさんも
地元が藤沢で平塚にも来た事があるそうです。

これだけの切っ掛けでも
やけに親近感が沸いてくるというものですね。
湘南・静岡話に花を咲かせました。

●ブランデーメロン

女性バーテンダーさんとの湘南・静岡話が
盛り上がっているとテーブルにこいつが！
マスターからサービスで頂いちゃいました。

食べたいと思っていたまさかのメロン！
個人的にはメロンに執着の無い方なのですが
お店で出しているブランデーを使った
とても贅沢な一品でした！

使用しているブランデーも
まさかの『ポールジローのヘリテージ』です。

うわー高級！！
もちろん味も格別ですよ。
メロンの甘みを最大限に引き出してます。

どこぞの馬の骨ともわからない一見の輩に
サービスして頂きありがとうございました。

●マティーニ

お店で提供しているマティーニは
超ドライのマティーニだそうです。
『オリーブ入れますか？』と聞かれ
オリーブを入れて頂きました。

この慣習はよく分かっていなかったのですが
後から調べたらこういう経緯があるそうです。

マティーニの中でベルモットの量が
少ないものを『ドライマティーニ』と呼びます。

パーティー会場では通常のマティーニと
ドライマティーニを区別するため
通常のマティーニはチェリー入り
ドライマティーニはオリーブ入りに
したのがきっかけなのだそうです。

日本酒は超辛口だ！とか言ってる方は
ぜひお試しして欲しいマティーニでした。

そうこうしている内に随分長居しました。
グループのお客さんがいらっしゃったので
この辺でホテルへ戻る事にしました。

静岡遠征中で一番店員さんとコミュニケーションがあり
とても楽しいひと時が過ごせました。

銀座にも支店があるようなので
機会があれば訪問してみたいと思います。

【ブルーラベル(BlueLabel)】
静岡市葵区昭和町3-2アーバンビル6F
TEL054-273-5689
18:30～02:00
無休