レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2018/06訪問 2018/06/28
リーブル【東京白金高輪発:テレビ取材で行列必須!!2018年の話題沸騰の新感覚スイーツとは?】 | kazuyaの取扱い説明書
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これは昨日伺ったお店の最新レビューです。
一部の季節、イベントの関連するもの以外
レビューの大半は時系列に紹介していますが
今回はこのレビューだけ先行して紹介します。
先行して紹介する理由ですが
お店に伺った際にテレビ取材が行われており
恐らく行列必須のお店となるのでは無いかと
推測したからです。
2週間後にレビューをあげてから
『あいつテレビ見て行きやがったな』
と思われるのも嫌というのもあります。
せいぜい数日程度の差かもしれませんが
気になる方は混む前に行ってみてください。
それではレビューにいきましょう。
伺ったお店は2018年6月13日に
東京の白金高輪にオープンしたお店
『パティスリー リーブル』さん
ホームページによると
田熊シェフはフランス料理協会の会長の
レストランにシェフとして就任したり
星付きレストランで経験を積んで
スウェーデン、フィンランドと渡り歩き
パリの三ツ星レストラン『ル・サンク』で
スーシェフを務められた方だそうです。
昨年から日本に帰国してお店の開店準備を
着々と進めていたのでしょう。
パティシエというよりは
フレンチのシェフの経験が強いため
昼間は菓子を頂けるお店になっていますが
夜はフレンチを頂けるお店なんだとか。
白金高輪に夜訪問するのは結構大変ですが
ちょっと興味がそそられてしまいます。
お店の前に到着するとガラス越しに
お菓子のサンプルが置かれていました。
事前に知ってはいたのですが
とても映えるお菓子を造られていますね。
早速お店の中を覗くと。。。
うわぁ~店内から入口の中まで続く
人!人!人!
これ、行列が出来ているの?
流石にメディアには取り上げられてない
まだ一般的には認知度の低いお店だと
思っていたんだけどなぁ。
そう思いつつ中を覗いていると
お店のスタッフの方が出て来てくれて
『今日、テレビの収録をしているので
通常営業はしていないんですよ』
『なのでイートインは出来ないんです。
テイクアウトだったら大丈夫ですよ』との事。
せっかくここまで来たのだから
何もせず帰る訳にはいきません。
『じゃあテイクアウトでお願いできますか』
と返事をして早速商品を選びましょう。
流石に全部は欲張り過ぎだけど
正直言って全部味見してみたい。
お店のお菓子は全部で7種類ありました。
大まかに『フリュレ』『パリブレスト』の
2つに大別が出来ます。
特に話題に上がりそうな商品は
シェフがパリで考案されたとされている
新感覚スイーツの『フリュレ』です。
お土産として持って帰るなら
とりあえず全部買って帰ってみようか。
『フリュレ』のいちご(Fraise)だけ
お土産用に追加で1つお願いして
全種類購入しちゃいました。
お会計を済ませてお店の商品を待っていると
どうやらテレビの収録が終わったようで
ぞろぞろと人が出て来ました。
そう、もちろん収録していた芸能人も
お店から出て来ました。
『かわうぃ~ね!』でお馴染み芸人Fさんと
ぽっちゃりトリオの一人でよく歌を唄っている
女性芸人さんと若い女性レポーターが2~3人?
入口で商品を待っていた自分の目の前で
シェフと芸人Fさんが話をされてました。
自分の目の前10cmくらいに芸人Fさん。
こんなに一般人の近くにいるなんて
何とも不思議な感じですね。
っていうか、近すぎるだろ!
自分が離れなきゃいけなかったのか?(笑)
自分の事をテレビの収録スタッフだとでも
思っていたのでしょうか?
因みに、Fさんはお店が気に入ったのか
お店の名刺を持って帰っていました(笑)
さて、商品を受け取って
帰るとするかと思っていたところ
女性スタッフの方が話しかけてくれて
今からならイートインが出来るらしい。
それならもちろん食べて帰りますよ。
注文したお菓子の中から2つ食べて帰ります。
オープンキッチンのカウンター席と
奥にテーブル席が少しだけありました。
結構小ぢんまりした感じのお店ですね。
調理場にスタッフさんは5名くらいおり
これ以外にシェフと最初に対応してもらった
スタッフさんを数えると人数がとても多い。
オープンキッチンなので厨房の中の人が
気になりがちではありますが
黙々と作業されているため大丈夫です。
フレンチの料理を作るところなど
ライブ感があって夜は楽しそうですね。
●フリュレ:フレイズ
外観のイメージはいちごですね。
フレンチらしくお皿も何とも豪華な造りです。
外側はチョコレートでコーティングされ
中にはシェフオリジナルのソースが
詰め込まれています。
ナイス、フォーク、スプーンの
3種類が用意されていました。
まずは外側の殻をパキッと割りましょう。
説明書きには
『パイナップルのソース』
『いちごのジェラート』
と書いてあります。
一応アイスのような取扱いのようです。
ももちろんアイスでは無いですよ。
実際食べてみた感想を言うと
いちご感満載のソースの中に
パイナップルの角片が入っており
爽やかな酸味と仄かな甘みが
絶妙なスイーツとなっていました。
チョコはそこそこ厚みがあって多少の熱には
耐えられる仕組みになっているため
お持ち帰りも出来るのだそうです。
もちろん保冷剤も付けてもらえます。
確かに中身はかなりゆるめのソースなので
チョコが解けてしまったら
散々な状態になってしまう事でしょう。
●フリュレ:マンゴー
外観のイメージはなんだろう?
もちろんマンゴーじゃないよね。
ブラッドオレンジを使っているから
柑橘系のイメージなんでしょうか。
説明書きには
『ブラッドオレンジとミントのソース』
『マンゴーとヨーグルトのジェラート』
と書いてあります。
お店ではソース=果物の角片を意味し
ジャラート=お菓子のベースとなるクリーム
であると解釈しました。
マンゴーのクリームで円やかな口当たりで
ヨーグルトの酸味とブラッドオレンジの
ほろ苦さがとても爽やかな味わいでした。
先ほどのフレイズよりもこっちの方が
酸味を感じるスイーツでした。
それから帰ってからこちらを頂きました。
●フリュレ:ココ
外観のイメージはマンゴーの色違い。
説明書きには
『バナナのソース』
『ココナッツとハッサクのジェラート』
と書いてあります。
ココナッツベースのクリームは
仄かな甘みとコクが感じられる仕上がりで
ハッサクの酸味と苦みが主張し過ぎず
バランス良い感じでした。
バナナで滑らかな口当たりになっていて
円やかな甘さがプラスされていました。
フリュレの中では一番これが
甘さを感じる商品となっていました。
●パリブレスト:シトロン
パリブレストは1891年に自転車レース
『パリ・ブレスト・パリ』の開催を記念して
考案された自転車の車輪の形をした菓子で
『リングシュー』の名称で呼ばれる事があり
パイ・シュー生地で作られています。
説明書きには
『アーモンド』
『レモンクリーム』
と書いてあります。
一旦中を覗いてみると確かにアーモンドと
レモンクリームが顔を覗かせました。
レモンクリームはその風味は感じられますが
思っていたより酸味は強く無く
甘さの方が目立つ感じでした。
でも意外と軽い感じのお菓子ですね。
フリュレはフレンチの美味しいソースを
食べているかのような感覚になるスイーツで
お持ち帰り用の容器もスタイリッシュで
お土産としても喜ばれる商品だと思います。
パリブレストはデコレーションに関しては
見栄え良い商品として出来上がっており
値段もフリュレの半額近いお菓子なので
お手ごろ感はこちらの方があるでしょうか。
『王様の○ランチ』に放送されるのか?
『ヒ○ナンデス』に放送されるのか?
いつどちらかで放送されるか分かりませんが
開店してまだ1か月も経っていないのに
行列が出来てしまうとしたら凄い事ですね。
いつか夜のフレンチ利用もしてみたいです。
2018年9月下旬に福岡天神にも
お店が出店されるようなので
福岡の方も要注目ですね!
【パティスリーリーブル】
港区白金1-15-36
TEL 03-6447-7077
10:00~15:00
18:00~
定休日:不明
2位
1回
2018/12訪問 2019/01/14
ブーランジェリー スドウ【世田谷発:予約必須、数量限定、難易度は高いけど魅力的なお店とは?】 | kazuyaの取扱い説明書
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平日仕事休みの食べ歩き
※こちらは12月中旬のレビューです
朝仕事へ出掛けていると地元の同級生から
LINEのメッセージが入っていました。
『食パン食べ歩きしてみてよ。
食パン専門店気になります』
えっ、何でいきなりこんなリクエストが?
そう思いながらもその日は通える範囲で
リクエストに応えるべく別の店に伺いました。
※こちらのレビューは後日行います
実は近々食パンの専門店では無いものの
食パンの人気の店に伺う予定があったのです。
この日は普段行列が出来るお店だったり
営業日が限定されるお店だったり
お店の場所が通いずらかったりと
訪問難易度が高いお店を巡っていきます。
一旦渋谷駅前の『信州屋』さんで朝食に
立ち食い蕎麦を食べてお腹を満たし
三軒茶屋経由で目的のお店を目指します。
やって来たのは東急世田谷線松陰神社前駅の
すぐ目の前にあるお店
『ブーランジェリースドウ』さん
パン屋の最終兵器なんて呼び声が上がる
地元内外問わず人気のパン屋さんです。
まずテレビ等でも紹介されるくらい
お店の人気商品となっているのが
予約1か月待ちとも言われる2種類の食パン。
『世田谷食パン』と『世田山食パン』です。
そして予約不可の5個の数量限定で
販売されている人気商品の1つが
角食パンである世田谷食パンを使って
作られている『ハニートースト』です。
朝10時にお店が開店するのですが
朝から行列が出来るお店として有名で
運が良ければ予約数に満たない食パンが
当日にも買える可能性があるのです。
一か八か朝から伺ってみる事にしました。
9時過ぎ頃にお店の前に到着しました。
どうやらまだ先客はいないようです。
お店の内外で店員さんが掃除をされてました。
早速お店の前に置いてあったベンチに座り
お店の開店を待とうとしていたら
店員さんが出てきて話し掛けられました。
『食パンをご希望ですか?』
『はい、そうです』
『今日は角食パンならお買い求め頂けます。
お取り置きされますか?』
『では角食パンをお願いします』
名前と電話番号を店員さんに伝えると
一旦お店を離れても大丈夫という話なので
周辺を散策する事にしました。
出来ればカフェでお茶でもしたいと思い
朝から営業している店に伺ってみたものの
既にお店は閉店してしまってました。
適当にぶらぶらしてても店は見つからず
何軒か気になるお店はありましたが
朝から営業しているお店はありません。
諦めて松陰神社を参拝する事にしました。
10月に萩にある松陰神社を参拝して
同年に都内の松陰神社に参拝する事に
なるなんて思ってもみませんでした。
無事に参拝を終えてお店に戻る事にします。
この日の食べ歩きが上手くいけば良いなぁ。
10分前にお店の前に戻ると20人程の行列。
食パンは確保してあるので順番を待つだけ。
お店が開店すると店内が溢れないように
5人ずつお客さんが入っていきます。
開店して15分ほどで入店する事が出来ました。
まず購入すべきは入口脇に並んでいる
『ハニートースト』でしょうか。
こちらはブーランジェリーとしてだけでなく
パティスリーの機能も有しているので
お菓子感覚のメニューも扱われています。
しかもどれも見栄え良い商品ばかりで
どれにするか悩んでしまいますね。
これから食べ歩きをして行くので
あまり大荷物にならないように注意して
パンを買っていく事にしました。
今回買って帰った商品は下記の通りです。
・角食パン
・ハニートースト×4
・まるごと苺
・さぬきゴールドのデニッシュ
・ラングドシャ
持ち帰って実食した商品は下記となります。
●ハニートースト
大人気の世田谷食パンにハチミツと
北海道産の無塩バターを染み込ませており
表面はカリッとキャラメリゼされていて
中身はフワフワッとした食感が残ってます。
●さぬきゴールドのデニッシュ
土台となっているデニッシュ生地は
流石人気パン屋さんの実力が垣間見える
繊細な仕上がりでサクサク感が堪りません。
半分ゴロッとさぬきゴールドが入っている
豪快な一品となっています。
甘みと酸味のバランスがとても良いです。
●角食パン
後日朝ご飯にトーストを頂きました。
パンの耳はかなりしっかりした食感ですが
苦手な人が食べても美味しいと感じるくらい
旨みが濃くて美味しいですね。
中身はとてもふんわりしていて鼻を抜ける
小麦の香りが溜まらない逸品でした。
●ラングドシャ
バターの風味はしますが全体的にあっさり目。
サクッと若干固めでとても上品な仕上がりの
商品となっていました。
季節で販売されているシュトーレンや
ガレットデロワ等も人気のようです。
シュトーレンに関しては昨年行われた
第2回シュトーレンコンテストで
優勝したものだそうです。
食パンは予約のみの購入のため
とても難易度が高くなってしまいますが
他のお店ではなかなか見かけないほど
総体的に商品のレベルが高いお店なので
他の商品を購入しても満足度は高いです。
店員さんに伺ったところ予約に関しては
現在は店頭での予約は行っていないようで
全ては電話予約のみとなります。
毎週1回の予約日のみ電話で受け付けるので
それ以外の日に電話しても予約できません。
予約日はお店のFacebookで確認しましょう。
因みに、12/18の予約日で受け付けるのが
1月末の食パンの予約と言っていたので
単純に丸々1か月先の予約では無いようです。
受け取りに行きたい日が決まっている場合は
1か月ちょっと前に電話するようにして
まだその日の予約を受け付けて無かったら
再度電話するようにした方が確実です。
予約でしか買えないとか
数量限定でしか販売しないとかで
なかなか商品が手に入らない事から
人気店は評判が悪く書かれたりしますが
製造して販売する量には限界があり
多くのお客さんが買いに来るほど人気なら
手に入れずらくなるのは仕方ないですし
提供される商品の美味しさだけでなく
店員さんの接客サービスに関しても
とてもレベルが高かったと思います。
個人的にはいつか『世田山食パン』を
食べてみたいと思いました。
次回は予約して余裕をもって伺いたいですね。
【ブーランジェリースドウ】
世田谷区世田谷4-3-14
TEL03-5426-0175
火~土
10:00~19:00
日・月定休、その他不定休
※詳細はブログ、Facebookを参照
3位
1回
2018/04訪問 2018/05/07
ホルモン千葉【渋谷発:旨味を逃さぬ工夫が命!!人気急上昇中のお店にてコスパ抜群のコースとは?】 | kazuyaの取扱い説明書
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都内のぶらり食べ歩き
『ナンバーシュガー』さんでお土産を買い
次にやって来たのは2016年7月に京都から
渋谷に進出してきたホルモン焼き店
『ホルモン千葉』さんです。
食のインフルエンサー集団で有名な
『食べあるキング』の代表格で
最近はメディアにも多数出演している
フォーリンデブはっしー氏が昨年
こちらのお店を紹介してから人気急上昇中の
ホルモン焼き店となっています。
お店は『通称:裏渋』の入口にあたる
宇田川町のエリアにあります。
カウンター14席のみのお店のため
開店時間の17時前にはお店に伺う予定でした。
とはいえ前店を出発したのが16時頃のため
16時20分頃には着いてしまいました。
開店時間はまだなのにお店の中が騒がしい。
まさか開店時間が早まったのでは。。。
そんな懸念もありつつ中の様子を伺うと
食べあるキングがYoutube撮影してました。
何ともまぁ偶然の巡り合わせですね(笑)
撮影しているところをお店の前で並んで
このままずっと待ってるのも嫌だなと思い
30分ほど時間を潰して再度お店に戻りました。
開店10分前で店の前には2名並んでいました。
平日の訪問だったらまだ大丈夫なのかな
すぐ列に並んで開店時間を待ちます。
結局、お店のオープンで入ったのは3名のみ。
ちょっと歪なコの字型のカウンター席の
入口近くにある端の席に案内されました。
後客は4名、2名、2名の8名いました。
開店時間までには終わると思われていた
Youtube撮影はオープン後も行われてました。
あまり大きな店舗では無いので
撮影終了を待っているメンバーの方々も
お店やお客さんの迷惑にならないよう
目立たぬようにひっそりと佇んでました。
流石に食べ歩きのプロ集団ですね。
マナーもしっかりされておりました。
因みにその時に撮影していた動画は
既に配信されているようです。
写真より動画の方が雰囲気伝わると思うので
気になる方はこちらをご覧ください。
『Youtube』
因みに私は対面側で食事をしていました。
・メニュー表
ホルモンは個別オーダーも可能ですが
セットメニューも用意されていて少しずつ
色んな味を楽しめる仕様となっています。
上タン刺しと塩5種、タレ4種、うどんか
焼きそばがセットになった『千葉のコース』
を注文しました。
鉄板は斜めに傾けられており
脂が下の受け皿に落ちる仕組みとなってます。
これは地元の『コリア29』さんと同様。
しかしながら受け皿にタレが入っていて
後で脂の旨味がプラスされたタレを使う
という手法を用いている点は工夫が感じられ
期待感が持てるお店なのです。
●生レモンサワー
焼肉系のメニューでビール同様合わせて
飲みたいお酒は柑橘系の飲み物ですね。
●お通し
塩味をベースにしたシンプルな煮込み。
豚アバラがプルプルでトロトロな感じで
味付けがシンプルなので素材の味わいが
しっかり引き出されていて良いですね。
胡椒も良い役割を果たしていました。
●キャベツ
ホルモン焼き店では定番ですね。
塩昆布の塩気であっさり口直し出来ます。
●特上タン刺し
冷凍した状態のものを解凍しているため
肉自体は若干凍った状態が残っています。
それでも口溶けする感じがとても滑らかで
鮮度も良く臭みなどはありません。
塩、ポン酢、甘辛ダレなどで好みで食べます。
個人的には塩で食べるのがベストでしょうか。
ポン酢でサッパリというのも悪くありません。
タレは少し濃いめの味付けのため
肉本来の味わいは印象が薄れてしまいます。
●コク塩(5種)
赤(中落ち)、マルチョウ(小腸)、ツナギ(首)、
アブタン(舌)、タンコリ(喉)の5種類。
ホルモン焼きはお店の方が調理してくれます。
一番良い状態でお客さんに食べてもらいたい
というお店側の想いから来ています。
たっぷりもやしの上にはおろしニンニクが
ベースとなっている塩ダレがのせられており
それをつけて頂きます。
かなりニンニクと塩気が強いタレなので
少しずつ調整しながら食べるのが良いですね。
特にマルチョウの旨味(甘味)がとても好きで
塩気が余計に旨味を引き立てています。
●柚子酒
珍しく隣のお客さんにつられて注文。
サワーにして頂きました。
調子に乗って3杯くらい飲んじゃいました。
●黒ダレ(4種)
アブシン(心臓)、ホホニク(コメカミ)、
ホソ(小腸)、アカセン(第四胃)の4種類。
受け皿には200年以上続く老舗味噌店へ
特注した合わせ味噌をベースしたタレがあり
脂を溜めこんだ受け皿のタレをつけて
鉄板の上で焼き上げます。
色は濃い目のタレですが脂の甘みがあり
思っていたほど味は濃く無くコク深い。
マイルドな仕上がりのタレとなっています。
少しクセがある部位もタレが包み込んで
食べやすく仕上がっていました。
●焼きそば
〆の麺は焼きそばを選択しました。
まずキャベツと生麺を投入します。
次に受け皿のタレを垂らして焼いていき
最後にネギと生卵を投入します。
濃厚のタレ焼きそばの完成です。
結構ボリュームもあって良いですね。
●〆のジュース
お会計をお願いすると小さなグラスに
口直しのジュースを出してもらいました。
マンゴーをベースにした濃厚な舌触りで
円やかな味わいのジュースでした。
●手土産のミンティア
ホルモン千葉さんオリジナルで作成された
ミンティアを下さいました。
焼肉店ではミント系のガムや飴を配りますが
こちらではミンティアを配ってるんですね。
こういうサービスもなかなか嬉しいです。
お店を後にする際に開店時に撮れなかった
入口の暖簾の写真を撮ろうとしたところ
ちょうどお店から出てきた店員さんが
片側持ち上がっていた暖簾を下ろして
写真を撮りやすくしてくれました。
ほんの些細な親切心でも嬉しいものです。
店員さんがカウンター越しに調理するので
自分でサッと焼いて食べてサッサと帰る
という利用には向いていません。
ある程度時間に余裕がある時に伺いましょう。
初訪問の際にはまずセットメニューを注文し
2回目以降の訪問時には特別好きな部位を
集中的に頼むのも良いかもしれません。
その方がコスパには優れていると思います。
都内でも格段に知名度を増してきている店で
狭小店だけに今後の混雑具合が心配ですが
また絶対再訪してみたいと思います。
次回は今回食べられなかったハラミや
サンドミノ、今回気に入ったマルチョウなど
単品メニューを中心に攻めてみます。
【ホルモン千葉東京渋谷店】
渋谷区宇田川町37-12
TEL03-3485-3257
17:00~23:00
無休
4位
1回
2018/12訪問 2019/01/15
キッチンアンドカリー【世田谷新代田発:店舗営業が始まった流しのカレー店の魅力のメニューとは?】 | kazuyaの取扱い説明書
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平日仕事休みの食べ歩き
※こちらは12月中旬のレビューです
『ブーランジェリー スドウ』を後にして
次はランチのお店に訪問する事にします。
先日、『かつお食堂』をレビューしましたが
フジテレビのテレビ番組『セブンルール』で
放送を観て店主さんの拘りやコンセプトに
共感を覚えて一度は実際料理を食べに
行きたいと思っていた店が3店舗ありました。
その残り2店舗が
『アンドカリー(andcurry)』と
『メゾン ド フルージュ』なのです。
この2店舗はそれぞれの女性店主さん自信の
パーソナリティーにとても惹かれてしまい
実際会ってみたいとも思っていました。
特に初めて『セブンルール』の放送を観て
定期的に視聴するきっかけになったお店に
今回ようやく訪問する事が出来ます。
やって来たのは京王井の頭線新代田駅から
北西に向かい徒歩4分ほどの場所にあるお店
『キッチン アンド カリー』さん
当初は流しのカレー店を営んでいる女性店主
阿部由希奈さんが他店を間借り営業したり
他店の料理とコラボしてカレーを
色んな形で提供していました。
以前は『VERY FANCY loves ANNTEANA』で
パンケーキとカレーのコラボメニューを
食べに行った事があるのですが
週末も少年サッカーの指導をする身としては
なかなかカレー自体を頂く機会は取れず
日にち限定のコラボイベントには
なかなか食べに行く事が出来ませんでした。
それを残念に思っていたところ
『キッチンアンドカリー』として店を構え
週2日のみ営業を行うという事を知りました。
これはいつか食べに行ってみたい。
それが今回実現する事になりました。
こちらのお店も最近はテレビや雑誌など
色んなメディアで紹介されるようになり
店舗営業日は混雑する事もあるようです。
平日は落ち着いてそうではあるのですが
記帳制で入店する順番が決まるようなので
営業前にお店に伺ってみる事にしました。
とてもシックで落ち着いた外観のお店です。
カレー店というよりは和の雰囲気が漂います。
10時50分にお店の前に着いたところ
記帳制のノートを確認してみましたが
まだ先客さんは来て無いようでした。
とりあえずオープン時間の11時30分に
記帳しておいて周辺をぷらぷらします。
下北沢には訪問する機会があるのですが
お隣の新代田にはなかなか来ないのです。
新代田という土地にはかなり以前に
職場の同期が住んでいたことがあり
同期の飲み会の後に一度だけ
泊めてもらった記憶があります。
しかしこの街自体の記憶はほとんど無く
特に路地の街並みのイメージはありません。
実際周辺を散策してみましたが
結構お金持ちの人が住むような豪邸があり
インターナショナルガーデンハウスなんて
コンクリート打ちっぱなしのオシャレな
高級賃貸マンションがあったりする場所で
やはり下北沢とは印象が異なります。
さてそろそろ開店時間になるので
店頭で待っていると店内へ案内されました。
先客無し、後客7名。
お店は店主の阿部由希奈さんと
妹さんで切り盛りされているようです。
店内は女性的で清潔感がありますね。
そして洗練されてとても落ち着きます。
・メニュー表
最近のカレー店にありがちですが
数種類のカレーメニューがあり
複数のカレーの味を試せるように
『あいがけ』が選択できるようになってます。
全部味見したいのが正直なところですが
ここは後悔の無い選択をしましょう。
●ジンジャーポークカレーと旬の野菜の
ラムキーマのあいがけ+卵のアチャール
この2種類のあいがけを注文しました。
・ジンジャーポークカレー
食べやすいサイズにカットされた豚肉が
トロッと煮込まれていて生姜が効いていて
体がポカポカ温まるカレーです。
・旬の野菜のラムキーマ
クセの無いラム肉と野菜な沢山入った
スパイシーな仕上がりのキーマカレーでした。
野菜も色々使われていて嬉しいですね。
・たまごのアチャール
アチャールとはインドの漬物を意味します。
基本的には野菜や果物を使った
ピクルスのようなものを指しますが
こちらのたまごのアチャールに関しては
日本の『煮卵』に近い感じとなります。
ラーメン食べる時に大抵は味玉をつけるほど
たまご好きな自分としては何も考えずとも
つけてしまいますね。
スパイシーなカレーがマイルドになるので
辛いカレーほど口直しに良いです。
●スパイスターメリックミルク
ターメリック(ウコン)等数種類のスパイスと
ミルクで煮出したホットドリンクです。
体の内側からポカポカしてくるので
寒い日に飲むには最適な飲み物です。
間借り営業をしているお店が
都内ではとても増えてきている昨今ですが
こういうスタイルで営業している店がある事を
個人的にはここで始めて知りました。
どんな料理であっても作り手に拘りがあり
そのコンセプトや料理の美味しさ、値段、
接客サービスが気に入ったお店に
お客さんが集まるのだと思います。
カレー業界では情熱大陸でも紹介された
『SPICY CURRY 魯珈』の店主斎藤絵里さんも
既に都内で絶大な人気があるお店を作り
2~3時間待ちになる事もあるお店ですが
こちらもそれに負けず劣らずの拘りを持って
カレーと向き合っていると感じました。
何より『セブンルール』で拝見して以来
阿部由希奈さんという人物に注目してますが
時には悩み葛藤する日々もあったでしょうが
精力的に研究・活動する部分に関しては
リスペクトしつつ応援していきたいですね。
1/16(水)に代々木上原のモダンフレンチの
人気店『sio』とコラボしてカツカレーを
販売するとの事です。
これはぜひ食べに行きたいなぁ。
【キッチンアンドカリー】
世田谷区羽根木1-21-24亀甲新い52
TEL不明
木
11:30~15:00
18:00~21:00
日
11:30~売り切れ仕舞い
月~水・金・土定休
※店舗営業日以外にイベント出店有り
5位
1回
2018/06訪問 2018/06/11
松原庵【湘南鎌倉発:古民家をリノベーションした人気蕎麦店のホスピタリティーとは?】 | kazuyaの取扱い説明書
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平日仕事休みの食べ歩き(鎌倉編)
『あさくさ食堂』さんを後にして
次は長谷寺の紫陽花を観賞するべく
長谷方面へ向かいます。
っと、その前に
今回お昼の場所として決めていたのは
以前から頻繁に鎌倉へ来る事がありながら
混雑具合を懸念して避けて通っていた課題店
『松原庵』さんです
あさくら食堂さんを出たのが10時でしたが
お店が11時に開店するという事で
1時間前なら電話しても繋がるだろうと思い
お店に電話してみる事にしました。
『今日の11時に一人で伺いたいのですが
お店に入れますでしょうか?』と尋ねると
『当日電話でのご予約は承っておりません。
予約席と予約外の席は半々ご用意しており
予約外の方は直接お店に来て頂く形と
なります。』との事でした。
あらっ、そうなんだ。
予約で開店時間に入れるようなら
先に昼食を食べてから長谷寺に行くつもりで
予約が取れた時間が遅めだったら
長谷寺へ先に行こうと考えていたのですが
すぐにお店に向かわなければ行け無さそう。
最寄駅の由比ヶ浜駅までたったの2駅なので
正直歩いて行こうかとも思いましたが
移動時間を優先して江ノ電を利用しました。
すると駅のホームは大行列です。
これなら歩いても良かったかもと後悔しました。
由比ヶ浜駅に到着して満員電車を脱出し
早速お店を目指します。
まだこの駅で降りる人はほとんどいません。
とはいえ早い順と言われると気がはやります。
結局お店に到着した時点では誰もいなさそうでした。
お店の入口近くの木陰で待っていました。
すると暫くして男性の店員さんが寄ってきて
予約外の旨を伝えると名前を尋ねられました。
ウェイティングボード替わりにお客さんの名前を
紙に書き留めておくようです。
この名前を記入した後は開店時間までに
戻ってくれば席を離れていても良いようです。
また座席についても尋ねられました。
座敷かテラス席しか空いてないようなので
座敷が苦手な自分はテラス席にしてもらう事にしました。
まだ開店時間まで40分ほどあったので
ちょっとぶらり散策する事にしました。
『たい焼きなみへい』でたい焼き等を買い
開店15分ほど前に戻ってきました。
入口脇にある待ち合いスペースには
既に開店を待っているお客さんがいたので
自分も待ち合いスペースの椅子に座り
名前を呼ばれるのを待ちました。
すると開店時間になり
即座に名前が呼ばれてテラス席へ案内されました。
陽気は暑い日でしたが風がある日だったので
屋根があるテラス席は思いのほか心地良い。
この後次々にお客さんがやって来ましたが
名前を書いて時間を潰しに行く人
名前を書いてお店で待つ人
名前を書いて併設するカフェで待つ人
入店を諦めて併設するカフェに入る人
入店を諦めて帰る人
テラス席からは様々な人間模様が伺えました・
・メニュー表
蕎麦屋へ来たら時間がある限り蕎麦前と
お酒を堪能するのが自分なりの楽しみ方で
やはり蕎麦だけ食べて帰るのは勿体無い。
長谷コースには天ぷらがついておらず
松原コースだと蕎麦の種類が乏しいという感じで
悩んだ挙句に長谷コースを選択。
●前菜七種盛り合わせ
・鮮魚のカルパッチョ
☆この日の鮮魚はマグロでした
・彩り野菜のバーニャカウダ
・茄子の南蛮揚げ
・揚げ蕎麦の豆腐味噌和え
・鴨わさ蕎麦屋のからし和え
・信州豆腐の醤油豆がけ
・七穀餅の揚げ出し
上品に盛られた料理の数々で少しずつ色んな
料理を堪能できるところはとても嬉しい限りですね。
素材の味わいを上手く引き出す料理ばかりで
年配の方でも安心して食べられる構成なので
年配層のお客さんにも多大な支持を得ている
理由を垣間見ることが出来ました。
●明鏡止水純米にごり酒
長野県佐久市の大澤酒造
1合で注文しました。
発酵されたスッキリした酸味があるので
暑い日に飲むのに良い感じですね。
にごり特有の澱がかなり残っているので
米の旨味がしっかり感じられるお酒でした。
上品なつまみなのであまり辛口過ぎない
日本酒の方がよく合いますね。
●板わさ
こちらはコース外で単品注文しました。
『この後お蕎麦になりますが、もう少し
ゆっくりお酒を飲まれるのであれば
お蕎麦を作るのを遅らせましょうか?』
と接客の女性店員さんから声掛け頂き
もう少し摘みとお酒を楽しもうと
単品で追加注文させて頂きました。
蒲鉾は特筆すべきものは無いものの
日本酒の定番おつまみの1つなので
日本酒に合わない訳はありませんし
テラス席の屋外で食べるのもまた一興です。
わさびはしっかり擦りおろされた生わさびで
少し粗めにおろされているので食感があり
風味と辛みがしっかり感じられるものでした。
●イカ刺しのわた添え
こちらもコース外の単品注文です。
先日行きつけのお店の常連さんが海で
釣ってきたマルイカの刺身を少し頂きましたが
そのイカが凄い濃厚な旨味と甘味があって
とても美味しいイカだったんです。
このイカもなかなか美味しかったのですが
その印象が強かったので物足りなさが
ちょっと感じられました。
でもイカワタを合わせて食べてみたところ
ワタの濃厚なコクと程よい苦みが合わさり
あっという間にとても旨い日本酒の最強の
ツマミに早変わりしました。
ツマミと日本酒をチビチビやるのもまた一興ですね。
●五橋どんとこい生モト純米酒
山口県岩国市の酒井酒造
五橋の農業法人『五橋農纏』で栽培した飯米
『どんとこい』を使用した醸造された
生モト造りの純米酒です。
乳酸菌や酵母は無添加な上に
火入れ後に2年熟成させているそうです。
生モト造りの割にはどっしり感は少なく
全体的にフレッシュで円やかな口当たりが
バランスの良さを感じさせる日本酒でした。
チャレンジ精神を感じる造りのお酒にしては
思っていたよりも個性的な面は表に出さず
どれを取っても平均点以上を感じさせる
優等生タイプの印象でした。
これはグラスで注文しました。
値段から換算して半合(90ml)ほどですが
受け皿に毀れアリで注いでくれるため
120ml近く頂けたと思います。
あまり分量での値段差を感じなかったので
1人で日本酒を楽しむ場合はグラス
2~3人で日本酒を楽しむ場合は1合など
場合分けをした方が色々楽しめそうです。
●蛤そば
今回陽気はかなり暑かったものの
この蛤そばを食べてみたかったので
長谷コースを選んだと言っても過言では無く
普段温かい蕎麦を食べる事が極めて少ない
自分としてはとても珍しいチョイスでした。
蕎麦つゆはかなり濃いめで塩分も甘みも
しっかり感じるくらい辛めの味付けでした。
これを飲み干すのは至難の業ですね。
麺は細すぎずしっかり食感が残る太さで
若干粗さが残り噛み応えがありました。
蕎麦つゆの印象が強いので風味はそれほど
鮮明に感じられるほどではありませんが
噛むほどに美味しい蕎麦でした。
蕎麦つゆが濃い分長ネギにも
味がしみてこれはなかなか旨いですね。
蛤は大ぶりのものが3つも入ってました。
これは蕎麦つゆの濃さに負けない旨味があり
火が通っても縮まらずプリッとした食感が
残っていてジューシーな仕上がりでした。
滞在時間は1時間半ほどでした。
もちろん次の入店を待っている人がいるので
先客には早く食事を済ませて帰ってくれれば
回転も上がってお店側には良いのでしょうが
そんな雰囲気を一切感じさせないため
ゆっくり食事もお酒も堪能できました。
また、お店の接客の女性側からのサービスの
アプローチは適度に多かった印象です。
そのアプローチが多かったので追加注文の際も
遠くにいる店員さんを大声で呼びつけるような事が
ほとんど無くストレスに感じる事はありませんでした。
流石の一言と言った感じですね。
そのためお店の回転はあまり早く無く
コース料理やお酒を頼んでしまうと
1グループ1時間~2時間掛かる事が多いです。
やはり事前に予約をしておくか
当日早めにお店に伺って名前を記入しておき
一旦散策してからお店に戻る事を勧めます。
【鎌倉松原庵】
鎌倉市由比ガ浜4-10-3
TEL 0467-61-3838
11:00~21:00
無休
6位
1回
2018/03訪問 2018/04/12
メゾン ジブレー【七夕の日に彗星のごとく舞い降りた世界一の肩書を持つパティスリーの実力とは?】 | kazuyaの取扱い説明書
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桜の季節の食べ歩き
『タダ カレー』さんを後にして
この後お茶でもしようかと考えてましたが
結構満腹感もあり適当なお店が見当たらず
1時間ほどぷらぷら時間を潰しました。
その後、目黒駅から渋谷駅を経由して
田園都市線に乗り換えました。
この日は以前から知人に行ってみて欲しいと
言われていたお店に伺う事にしていました。
そのお店の場所が相鉄線のさがみ野駅という
距離的には地元平塚から遠くは無いけど
交通機関を利用して行くと1時間以上かかる
平塚からみると陸の孤島のようなイメージ。
なかなか行く機会が取れないのです。
今回の食べ歩きの〆に伺う事にしました。
開店時間は17時でまだ1時間は余裕があり
乗換駅の中央林間駅でお店に立ち寄りました。
やって来たのは人気パティスリーの
『MAISONGIVREE』さん
2017年7月7日オープンというまだ1年にも
満たないながらもうお客さんの舌を虜にして
人気店の仲間入りをしているお店です。
店のオープン当初からチェックしてましたが
付近に用事が無いためなかなか訪問出来ず
今回満を持しての訪問となりました。
なぜこのお店に注目していたかというと
横浜たまプラーザの『ベルグの4月』や
表参道の『グラッシェル』という人気店
でシェフパティシエとして活躍した
江森宏之シェフのお店なのです。
2015年に史上初の食の万博として開催された
ミラノ万博の中でアイスとチョコのW杯
「ワールド トロフィー オブ ペストリー
アイスクリーム チョコレート」が行われ
江森シェフはシュガークラフト担当をし
日本チームのキャプテンを任されながら
参加13か国の中で優勝を果たしました。
これは行かない理由が見当たらないのです。
お店は駅から徒歩5分ほどの場所にあります。
少しメルヘンな要素を取り入れた外観ですね。
1つ1つが何だかお洒落でもあり
女性ウケ子供ウケするような感じです。
早速入店しました。
天井が高くて開放感がありとても明るい店内。
店内にはお客さんが沢山いました。
商品棚で焼き菓子を選んでいる人や
ショーケースで生ケーキを選んでいる人
ジェラートを注文している人など様々です。
カウンター向こうに受賞した大会の
トロフィーが飾られていました。
流石に貫禄ありますね~。
今回は焼き菓子やジェラートには目もくれず
生ケーキを買って帰る事にしていたので
ショーケースの前に並びます。
午前中にクリーム系のケーキを食べており
サッパリ目のフルーツがのったタルトを
中心に選んでみる事にしました。
今回買って帰ったケーキは下記の通りです。
・きんかんといちごのタルト
・紅まどんなのタルト
・日向夏のタルト
・ロイヤルクイーンのタルト
・Sakura
持ち帰って自分が食べたケーキは下記の通り。
●きんかんといちごのタルト
きんかんっていうのが少し珍しかったので
こちらのタルトを頂きました。
ゴロッとしたきんかんが良いですね。
かぶりつくと酸味と甘みのバランスが良く
小学生の頃のサッカーの試合の時に出して
もらったハチミツレモンが思い起こされます。
スッキリした甘さで食べやすいタルトでした。
●Sakura
ちょっとくらい季節感があるケーキを買おう
と思い選んだケーキです。
コクがあるマスカルポーネムースの中に
桜といちごのソースが入っていて
甘酸っぱく爽やかなケーキでした。
ショーケースの前はかなりの行列があり
オープンして8か月ちょっととは
思えないような盛況ぶりでした。
しかし数々の実績ある有名シェフのお店で
やはり商品のレベルの物凄く高いものでした。
氷菓も有名な店なのでジェラートだけでなく
アイスケーキなども試してみたいですね。
持ち帰るのは大変かなぁ。
イートインスペースを利用して
アイスケーキをホール食いしてしまおうか。
その気にさせてくれる美味しいお店です。
また再訪したいと思います。
【MAISONGIVREE(メゾンジブレー)】
大和市中央林間4-27-18
TEL046-283-0296
10:00~19:00
月曜定休+火曜不定休
7位
1回
2018/07訪問 2018/08/14
モンブランスタイル【東京代々木公園発:和栗を極めた人気店がプロデュースしたモンブランとは?】 | kazuyaの取扱い説明書
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平日仕事休みの食べ歩き
『ポール・バセット』さんを後にして
目的のお店の近く代々木八幡まで来ました。
時間は10時20分頃でした。
目的のお店がオープンするのは12時ですが
ランチを提供しているお店では無いので
どこか11時くらいにお昼を食べるにしても
ちょっと時間が余ってしまいます。
そう、こういう時の休憩場所として
考えられるのは喫茶店が第一にありますが
既に朝食をカフェで済ませて来ているので
喫茶店に入る気分にはどうもならない。
常々私のレビューをご覧になっている方は
既にお気づきかも知れませんが
そういう時はパチンコ店で休憩するのが基本。
みんな働いている最中にカフェで優雅に朝食を
摂るという後ろめたさを感じながらも
至福な時間を過ごすというのと同じ考え。
冷房の効いたフロアで何も考えずに
ポケーッと時間を潰すのがこれまた
至福の時間でもあるのです。
11時近くまで過ごしてBMしておいたお店に
ランチを食べに行こうと向かいました。
ショートカットしようと入った路地は坂道で
大通りに抜けると信号も横断歩道も無く
かなり大回りしないと道が渡れなそうでした。
この日の最高気温は35℃で歩くのは良いけど
汗ビショビショになるのは勘弁してほしい。
今回の目的のお店はそこでは無い
という事でそのお店にランチを食べに行くのを
断念する事にしました。
結局、パチンコ屋に戻って開店時間近くまで
時間を潰して目的のお店へ向かいました。
やって来たのは代々木八幡駅から
徒歩2分ほどの場所にあるお店
『モンブランスタイル』さん
こちらは谷中の人気店『和栗や』さんの
セカンドブランドとして2018年5月に
オープンしたモンブラン専門店です。
先週末、テレビ番組『有吉の正直さんぽ』で
代々木八幡周辺を散歩していました。
まさか。。。とは思っていたのですが
正しくこちらのお店が紹介されていました。
始めに断っておきます。
自分がここへ訪問したのは約1か月前の
7月中旬なのでテレビを観て
速攻食べに行った訳ではありません。
しかもBMしていたのはオープン直後です。
こんな言い訳をしないといけないとは。。。
テレビに放送されてしまったレビューを
後から載せるのは何とも嫌なものですね。
10分前くらいにお店の前に着くと
女性のお客さんが既に2人並んでました。
カウンター席8席しかありませんが
これなら1回り目に問題なく座れそうです。
12時オープンと共に入店しました。
カウンター席に詰めるように座りました。
店員さんは2人いらっしゃいました。
オープンキッチンなのでモンブランを
作る工程を『魅せる』ライブ感が重要ですね。
外観も内観もお寿司屋さんのような雰囲気で
清潔感があってスタイリッシュでした。
・メニュー表
メニューは基本的に2種類しかありません。
欲張りな自分は両方頼んでしまいました。
まずはモンブランデセルと飲み物が到着。
●モンブランデセル(レギュラー)
茨城県笠間(岩間地方)にある自社農園と
契約農家の栗のみを使用したモンブランで
和栗故にその栗の風味が口いっぱいに広がり
栗本来の甘みを活かした仕上がりで
甘味はほとんど加えられていませんね。
絞りたてで新鮮なのでこれだけ風味豊かに
仕上がっているのかもしれません。
中身ははとても滑らかでコクのある上品な
生クリームと固められたメレンゲが入って
食感の変化も楽しめますね。
●厳選茎焙じ茶ラテ
モンブランのために提供されている
オリジナルのラテとの事です。
焙じ茶を低温殺菌牛乳で煮出していて
鼻を抜ける焙じ茶の風味がとても良いです。
とても和栗に合う飲み物でした。
●モンブランパフェ
バリエーションとして、通年:小豆か
季節:桃のシャーベットが選べるようです。
やはり桃好きなので後者を選択しました。
モンブランのペーストはデセルより少なめで
上に和栗が1粒のせられています。
その下に生クリームとマロンクリームがあり
最下層に桃のシャーベットが入っています。
生クリームのミルクの風味がマロンの風味を
上手く包み込んで新たな風味を生み出して
いるような印象がありました。
桃のシャーベットは食べる頃には
生に近いような状態に溶けており
これがなかなか美味しい桃でした。
瑞々しくスッキリした甘さがありました。
大満足でお店を後にしました。
入店後すぐにお店は満席となり少人数ながら
お店の前に並ぶ人もいる状況でした。
私が訪問した頃は平日だったこともあり
開店時間に間に合わせれば入店出来ましたが
テレビでも紹介されてしまったので
今や平日でも開店時間前に行列が出来たりする
状況となっているかもしれません。
休日になんて行くのはもっと大変でしょう。
栗の風味や味わいを堪能したいなら
デセルを食べるのをお勧めします。
ミルク感と栗感の相乗効果を楽しむなら
パフェの方が良いかもしれませんね。
確かに値段はかなりするのですが
とにかく栗好きな人には一度
ぜひ試してもらいたいお店でした。
但し永くお店を続けるにはもう少し
メニューの種類が合った方が良いかなぁ。
それにしても、普通に散歩しててこんな
路地裏にあるお店なんか見つからないだろ!っと
ツッコミを入れたくなるような路地にあるお店です。
テレビ番組の構成って良く出来てますね(笑)
【モンブランスタイル】
渋谷区富ヶ谷1-3-3 スズビル1F
TEL 070-4343-1568
12:00~19:00
水曜定休
8位
1回
2018/03訪問 2018/03/14
蕎麦 流石【銀座の街に宝石のように輝く1つ星、思わず流石と唸ってしまう料理とは?】|kazuyaの取扱い説明書
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築地~銀座の食べ歩き
『きつねや』さんを後にして
やって来たのは銀座エリアです。
地下鉄の移動は面倒くさいので
1~2駅くらいは普通に歩いちゃうのです。
『きつねや』さんで時間が掛かりましたが
何とか開店時間に間に合いそうです。
銀座界隈も色んなお店が軒を連ねており
開店待ちをしているお客さんも見かけます。
その度にあのお店は有名なのかな?とか
寿司屋さんか~良いなぁ~とか
興味がそそられてしまう食べロガーの性(笑)
その誘惑を払いのけてやって来たのは
蕎麦の名店『流石』さんです。
ミシュランガイド東京で2015年に星1を獲得
その後2018年現在まで地位を維持している
人気のお店となっています。
開店10分くらい前に到着しました。
気が急いたままやって来てしまったので
いつの間にやら早歩きになったようです。
2階にあるお店なので中の様子は分からず
階段の下で待っていると女性の外人さんが
3人いらっしゃいました。
外人さんは勝手が分からないだろうし
日本人が先頭で待っていた方が良いでしょう。
11時半の開店時間に店員さんが降りて来て
店内に案内して頂きました。
背筋がピンとなる大人の雰囲気があり
この和の空間は外人さんも好きそうですね。
フロアの店員さんは2名いましたが
調理場は何人いらっしゃるのか不明です。
お客さんも時間が経つにつれて増えていき
帰る頃にはほぼ満席となりました。
・メニュー表
やはり最初は色々試してみたい。
という訳でコースメニューの中から
「昼のお任せ」を注文しました。
●小鉢
2種類の湯葉の盛り合わせ。
舌触りがとても滑らかで大豆の風味が強い。
塩を落として風味を引き立たせたかったが
お店としてはこれで十分なのでしょう。
●小さなかけそば
こちらは温かい蕎麦。
「ひやかけ」も美しいと評判なのだが
こちらの蕎麦もなかなかに美しい。
これはしっかり写真に収めねば!!
そうして写真を頑張って撮っていると
『どんどんお蕎麦が変化してしまうので
早めにお召し上がりください』
と店員さんに嗜められてしまいました。
一番美味しい状態で食べて欲しい
というお店側の願いもありますので
写真はサッサと撮ってすぐに食べましょう!
お蕎麦屋さんにあって主役はもちろん蕎麦で
ただこちらのお店はそれだけに留まらず
蕎麦の出汁もまた滋味深く上品な仕上がり。
●桜海老かき揚げ
思っていたより小ぶりでしたが
天ぷらの衣を最小限に留めて桜海老を
せんべい上にまとめあげていました。
サクッとした食感と1つ1つの桜海老の
旨味と香ばしさが感じられるかき揚げでした。
●ひやかけ
ざる蕎麦とひやかけの2種類から選択でき
お店の看板メニューの「ひやかけ」を選択。
この宝石のように輝く蕎麦つゆは湧水の中に
蕎麦が浮かべられているような透明感で
こんなお蕎麦なかなか見たことありません。
蕎麦に冷やし汁を掛けたものなので
円やかな味わいのある温かいかけそばよりも
醤油の風味やキレを感じる仕上がりです。
冷たく締まった蕎麦はとてもコシがあり
喉ごしもとても良い感じでした。
温かいかけそばよりも蕎麦の風味も感じます。
付け合わせの梅おろしを使うと
味変というより風味が変わって良いですね。
●甘味
出来立ての温かいそばがきにきな粉と
温かい蜜が掛かっています。
温かいので蕎麦の風味が仄かに漂い
蜜のほんのりとした甘さが包み込んで
これはなかなか上品で美味しいスイーツです。
簡単に作れそうに思えますが
自宅では再現するのは難しいかなぁ。
以上でランチ蕎麦コースを堪能しました。
ざる蕎麦にするとどんな感じになるのか
とても気になりました。
話は脱線しますが
食事中、隣の柱沿いの背面カウンター席に
どこぞの会社の上司(50代?)さんとその部下
の女性2名(20代?、40代?)と思わしき
お客さんがいらっしゃっていました。
※勝手に自分が想像していただけです。
この中の若い女性が長髪スレンダーで綺麗な
お嬢さんで清楚な雰囲気の方でした。
最近の若者のようにキャピキャピしておらず
受け答えもとても丁寧で落ち着いている。
恋しちゃったって訳では無いのですが(笑)
何だこの落ち着きようは!と気になったので
その一挙手一投足を見守っていると
『こんなに美味しいお蕎麦、食べた事無い』
っと感動しながらお蕎麦を食べていました。
しかもお音もたてずに上品に蕎麦を食べる
のではなくしっかり啜って音を立てて
蕎麦を食べていました。
普段は上品で控えめな立ち振る舞いでありながら
麺を啜るという上品さに欠けてしまいそうな
蕎麦本来の楽しみ方を実践している辺り
いや~何だか素敵なお嬢さんだなぁと
おっさんが一人感心していました(笑)
そうこうしているとお会計を済ませるべく
もう一人の女性の方がレジへ向かいました。
戻ってきた女性を見て気づいたのです。
あっ、ファミリーだったんですね~。
もう一人の女性もお若い服装だったので
全く気づきませんでした。
銀座の街で優雅にランチなんて
それは育ちの良いお嬢様なんでしょう。
流石ですね!
お嬢様を育てられたご両親も流石です!!
そしてこんなお客さんがやって来る
美味しい蕎麦屋さんも『流石!!!』です。
はい、お後がよろしい事で。。。
【蕎麦 流石】
中央区銀座2-13-6東二ビル2F
TEL03-3543-0404
月~金
11:30~14:00
17:30~22:00
土
11:30~14:00
17:30~21:00
日・祝定休
9位
1回
2018/10訪問 2018/11/10
梅乃葉【山口県萩市発:須佐ブランドの男命いかを活イカで食べられる人気店とは?】 | kazuyaの取扱い説明書
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山口→京都山陰横断ツアーの食べ歩き⑬
『松陰神社』を後にして
次に向かった観光地は『東光寺』です。
萩藩三代藩主毛利吉就が建立した寺で
吉就の没後、毛利氏の菩提寺となりました。
こちらには東光寺開基の三代藩主毛利吉就から
十一代までの奇数代の藩主とその夫人、
及び関係一族の墓があります。
また、石灯籠が五百数基も立ち並んでおり
見応えある様は『大照院』と類似してます。
入口の受付にいたおばちゃんから
30分くらい掛かりますと言われたので
お参りを済ませてから御朱印をお願いして
時間が掛かると厄介だと思い一旦御朱印帳を
預けておいて帰りに受け取るようにしました。
本堂でお参りを済ませて毛利家の墓所も
見学させてもらいましたがまさに
『大照院』のデジャブでした(笑)
本堂の中などの見学は出来なかったので
思っていたほど時間は掛かりませんでした。
帰りに御朱帳を受け取って次へ向かいます。
萩の街の観光はここまでの予定でした。
次に向かうは世界遺産の石見銀山です。
その前に途中で昼食を取る事にします。
この日の昼食の場所は予め決めてました。
やって来たのはJR山陰本線須佐駅から
東へ向かい徒歩2分ほどの場所にあるお店
『口福の馳走屋梅乃葉』さん
萩市須佐は須佐之男命(すさのおのみこと)の
伝説が由来といわれている地名です。
年間漁獲高の半分以上をイカ漁で賄っており
須佐はイカの町といっても過言では無く
山口県漁業協同組合須佐支店が10年前から
『須佐男命いか』としてブランド化していて
そのブランドイカを活きたまま食べられる
お店としてBMしていました。
但し、近年の漁獲量の減少も影響しており
イカの水揚げが無い日は食べられません。
また、水揚げがあっても数量に限りがあり
イカを取り置いてもらう必要があります。
取り置き方法は、まずお店のホームページで
男命いかの入荷があったかどうか確認します。
入荷が確認出来たらお店に電話をかけて
いかの取り置きをお願いするだけです。
いかの入荷状況は電話でも確認できますが
入荷の問い合わせの電話ばかりが集中すると
お店に迷惑になるのでホームページで
なるべく確認するようにしましょう。
自分は当日出発する前にホームページで
入荷があったことを確認しておいて
旅の最中の萩の街を歩いている最中に
お店に電話をして取り置いてもらいました。
外観からは海鮮専門店とは分かりづらく
通り過ぎてしまいそうになるので注意です。
写真のような看板やのぼりが立っているので
見落とさないように訪問しましょう。
お店の入口近くまで行くと分かりやすい
オブジェが置いてあるんですけどね(笑)
早速入店しました。
いかは取り置きが出来ますが
席は予約することが出来ません。
店頭の機械で整理券を発行して
順番を待つことになります。
整理券を発行して順番を待とうとしていたら
食事が終わって出てきたおじさんに
『混んでないから入っちゃえば大丈夫』
と言われて店内に入っていきました。
確かに席はいくつか空いているようです。
店員さんに1人の旨を伝えると
2人用のテーブル席に案内されました。
店内は以前はカウンター席があった
ような感じの造りをしていますが全て
テーブル席に変えられてしまったようです。
というより以前は営業形態の違うお店を
やっていたかのような内観でした。
・メニュー表
須佐男命いかは取り置いてもらっているので
注文するメニューの選択肢としては
いかの釜飯が付く『男命いか釜飯御膳』か
釜飯なしの『活イカ定食』がありました。
本来であれば釜飯も食べてみたいのですが
この後に観光する予定だった『石見銀山』の
到着時間が夕方近くになる予定だったので
なるべく早く目的地に到着できるよう
時間のかかる釜飯は諦める事にしました。
●活イカ定食
先ほどまで活きていた剣先イカを
素早く捌いて提供されます。
そのため実は透き通っていて鮮度抜群。
そしてイカの本体はまだ活きており
足がウネウネ動いております。
コリコリした歯ごたえのある部分と肉厚で
柔らかくなった食感の違いも楽しめるし
イカの身の甘さがとても際立っていて
ご飯のおかずとしてもなかなか良いですね。
酒も飲みたくなる美味しさのいかですが
運転中なので我慢するとしましょう。
副菜もついていて口直しにも良い感じです。
炭火コンロを有料で借りる事もでき
イカ焼きも楽しめるようなのですが
いかを刺身である程度堪能した後は
時間節約のため店員さんにお願いして
天ぷらにしてもらいました。
それにしてもこの山盛りの天ぷら!!
自分がいくら天ぷら好きとはいえ
ちょっと残し過ぎて試合ましたね(笑)
天ぷらにするとさらに身は柔らかくなり
コリっとしていた身の部分も含めて
全て甘みが増した気がします。
天ぷらも全て完食してお店を後にしました。
これで予定していたより早く先に進めます。
須佐男命いかを食べる事が旅の食べ歩きの
目的の1つとして予定していたので
それが達成できて良かったと思いました。
角島の『夢岬』では剣先イカが不漁で
提供できていなかったように近年は
活きた剣先イカを食べられるかどうかは
運も左右してしまうようです。
確かにブランド指定されているイカは
価格もかなり高くついてしまうのですが
その満足度は高いお金を払ってでも
食べてみるべき希少価値と美味しさを
秘めていると思いました。
休日や長期休暇期間はいかを確保する
難易度が上がるかもしれないので
早めの入荷確認、取り置きをしましょう。
【口福の馳走屋 梅乃葉】
山口県萩市須佐5010-1
TEL08387-6-2354
11:00~15:00
毎月5日定休、その他不定休
10位
1回
2018/11訪問 2019/01/14
かつお食堂【東京渋谷発:かつお愛に満ち溢れたお店で提供されている逸品料理とは?】 | kazuyaの取扱い説明書
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平日仕事休みの食べ歩き
※こちらは11月中旬のレビューです。
2018年の食べログのマイ★ベストレストラン
の登録が1/15(火)までとなっていますが
昨年訪問したレビューが書ききれておらず
登録したいお店のレビューが書けていません。
そこで登録対象の店のレビューが含まれる
日のレビューを先行して紹介します。
今年はあまり身の丈に合わないような
お店にはあまり伺わないようにしたため
4点台を超えるお店はありませんでした。
レビューを掲載していない昔訪問したお店で
4点を超えそうなお店はありますが
そこにはいつか再訪してみたいと思ってます。
そして昨年同様に登録対象となるのは
3.7以上のポイントを出した店となりました。
レビューを見に来られる方が参考になるよう
毎年なるべく食べログ上の基準に合わせて
評価の基準がぶれる事無く正直ベースで
レビューをしっかり書く事を心掛けてます。
基本的にレビューの内容は拝見するにしても
自分と同じ感覚で評価している
レビュアー以外の点数は参考にしていません。
基準が人によって違うのは仕方が無いですが
食べログを全体を見渡した時には
そもそも4点なんて軽々しく出せる
点数では無いと個人的には思っています。
それでもどうしても点数をつけたくなる
そんな魅力的なお店を紹介したいと思います。
さて今回仕事休みで伺ったのは
朝~昼間の早い時間しか営業していない店で
こちらもSNS等でよく話題となっていて
寺門ジモンの取材拒否の店やセブンルール等
テレビでも紹介されている人気店です。
やって来たのはJR渋谷駅東口から
北東に向かい徒歩7分ほどの場所にあるお店
『かつお食堂』さん
そもそも『bar&...miiiii』というお店が
営業していない時間だけ間借り営業しており
それ故に訪問の難易度を上げているようです。
店名は至って普通な感じなのですが
かつお節ご飯、通称『ネコまんま』の専門店。
でもそれを求めてお客さんが行列を作ります。
お店に伺ったのは午前10:45頃でした。
平日の開店は9時からとなっているので
行列は出来ていないまでも
店内に既にお客さんがいました。
よく見ると1席空いてるようにも見えます。
とりあえず入店してみましょうか。
先客7名、後客10名以上。
帰る頃には店の外には行列が出来てました。
お店は店主の永松真依さんがお一人でした。
運よく席は空いていたものの
前客の茶碗等が片付けられていないため
『少々お待ち下さい』との事でした。
一人で調理と片づけをこなすのは
思った以上に大変そうですね。
程なくして無事席に着けました。
店内は8席のカウンターのみの狭小店です。
普段はバーをやっているお店ですが
バーというよりかつお愛に満ちたお店に
デコレーションされてしまっています(笑)
・メニュー表
注文できるメニューは至ってシンプルですが
それ故に何も迷う心配はありません。
●かつお食堂ごはん+生卵つき
削りたてのかつお節ごはんと味噌汁、
出汁たっぷりの玉子焼きとぬか漬けのセット
・かつお節ごはん
注文が入ってから店主さんが1人分ずつ
丁寧にかつお節を削っていきます。
女性がかつお節を削るのはかなり重労働。
機械で削れれば楽なんでしょうけど
使っているかつお節に拘っているのと同じで
自分の手で丹精込めて削るから良いのです。
勿論削りカスのような部分では無くて
とても透き通るほど薄く長く削れた部分のみ
ご飯の上に盛りつけられています。
使用する鰹節は月毎に変わるようです。
この日は鹿児島県枕崎のカネモ鰹節店の
鰹節が使われていました。
まずはそのままかつお節を摘まんで
口の中に放り込んでみました。
あ~口の中でとろけていきます。
そして鰹の風味と旨味が口に広がっていく。
ご飯のお供にしなくても単体で美味しい。
もちろんご飯のお供にしても美味しい。
醤油を垂らさなくてもイケるレベルですが
少しだけ醤油を垂らしてみる事にします。
すると鰹の風味が醤油に負けておらず
これはこれで美味しいじゃないですか。
ご飯にのせてもらった生卵を使って
究極のTKGが出来上がりました。
これだけの量の鰹節が使われているだけに
流石に風味は負けていませんね。
因みに一度だけ鰹節のお代わりが出来ます。
その際は『追いがつお』とコールします。
『戻りがつお』もあったら良いな(笑)
・出汁たっぷりの玉子焼き&ぬか漬け
あまり主張が強くなり過ぎず上品な味わい。
箸休めとして口の中をリセットするのに
丁度良い塩梅に仕上がっています。
あくまで主役は鰹節なんですね。
・味噌汁
日本人なら飲めばホッとしますね。
塩分は控えめな感じに仕上がっています。
少し具材の周辺がとろみがかっていて
汁自体よりも具材の方が熱が強い感じでした。
以前は週に数日の営業のみでしたが
現在は不定休で休みを取った日を除き
休み無しで営業されています。
鰹節を削るのはかなりの重労働ですが
店主さんのハンパないかつお節への
愛情が感じ取れました。
店主永松真依さんの人柄も
年配層を中心に人気のようで
年配の常連さんも多いようです。
鰹節の削り器は新潟にいる職人さんに
調整してもらっているそうですが
高齢の職人さんだということもあり
『自分で調整できるように教えるから
新潟へ教わりに来い』と言われているそうで
近々新潟へ伺ってくると仰っていました。
もちろんこの『かつお節ご飯』には
お客さんの立場として考えると
このシンプルな料理に絶賛できなかったり
値段が高いと思われる方もいたりして
賛否両論あると言わざるを得ません。
個人的には店主のかつお節への愛情と拘り
そしてそのコンセプトの面白さと
かつお節の奥の深さに魅力を感じました。
鰹節には3大旨味成分の1つである
イノシン酸が豊富に含まれているので
一般的には出汁に使われる事が多いですが
こうして直接味わってみるのも面白いですね。
【かつお食堂】
渋谷区渋谷1-6-4TheNeat青山1F
TEL不明
平日
09:00~14:00(無くなり次第終了)
土日祝
10:00~14:00(無くなり次第終了)
不定休
2018年は高級志向のお店では無く大衆的なお店からミドルクラスの店舗を巡りました。
その中でも拘りを持って料理を提供しているお店としてベストレストランを選出させて頂きました。