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外観①
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外観②
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マングキャシス①
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マングキャシス②
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マングキャシス③
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マングキャシス④
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エモーション①
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エモーション②
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エモーション③
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エモーション④
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モンモランシー①
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モンモランシー②
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モンモランシー③
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キャラメルアブリコ①
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キャラメルアブリコ②
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平日仕事休みの食べ歩き
※５月下旬の食べ歩きレビュー
今回の食べ歩きのテーマである
『粉ものテイクアウトの一日』に沿うべく
食べ歩きをこなしてきました。
既に大きな紙袋3袋を両手に抱えており
流石にちょっと機動力が低下しました(笑)
普通だったらもう満足して帰りそうな状況で
当初予定していたもう1軒に寄るのは止めて
大人しく帰ろうかとふと思っていたのですが
訪問するチャンスは何度もありつつも
まだ未訪問の課題店だった事もあり
折角の機会を逃してしまわないよう
やっぱり訪問してみる事にしました。
やって来たのは東京メトロ銀座線京橋駅、
東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅、
都営浅草線宝町駅に囲まれた立地にあるお店
『イデミスギノ』さん
フランスに渡ってフランスやスイス等の
ホテルやレストランで修行を積み
1991年に『クープ・ド・モンド・ドゥ・ラ・
パティスリー』というパティシエ世界大会で
日本代表チームのキャプテンをつとめ
優勝に導いたり、2015年に発表された
アジアのベストレストラン50において
アジアベストペイストリーシェフ賞を
受賞した経歴をもつ杉野英実シェフの店です。
それだったら『イデミスギノ』じゃなくて
『ヒデミスギノ』だろ？っていう
ツッコミをしたくもなりそうですが
『Hidemi Sugino』の『Ｈ』を読まない
フランス語特有の表現方法になってます。
食べログでは東京エリアの百名店に選出され
ポイント3.98(2019年5月29日現在)は
全国のスイーツ店の第四位に位置している
人気のペイストリーショップとなっています。
『ペイストリー』は穀粉やショートニング、
バター、ベーキングパウダー、または卵等の
材料を焼いて作った食べ物の総称です。
なので今回の食べ歩きの主旨に合致してます。
店内にはカフェスペースが用意されており
イートイン利用したいところではありますが
店内の写真撮影が禁止となっているため
こちらもテイクアウト目的で伺いました。
早速入店しました。
先客7名、後客2名。
※カフェ利用のお客さんは除く
お店側はケーキの注文、会計を対応している
女性店員さんは2人いました。
先客はテイクアウトのケーキ待ちと
注文するケーキを選んでいるお客さんと
半々という状況のようでした。
まずは焼き菓子から物色してみる事にします。
焼菓子も大きめのサイズの商品などは
2～3000円するものもありました。
買おうかとても悩みましたが、一人で
食べられるサイズの物を買う事にしましょう。
買う焼菓子を選び終えてショーケースの
生ケーキを注文しようと思いましたが
まだ先客の女性のお客さんが悩んでいました。
持ち帰り時間も20分くらいと言ってたので
近辺で働いている女性グループなのでしょう。
そんなに悩まなくてもいつでも買いに
来れるんじゃ無いのかな？と思いつつも
先を急ぐ訳では無いので気長に待ちました。
お店のケーキは1時間以上の持ち帰り不可で
一人6個までの制限があります。
但し、会計したケーキの取り置き可能なので
早い時間に買いに行って帰りに受け取る事は
可能なようです。
順番が回って来て生ケーキの注文を済ませ
待つこと5～6分で準備が出来ました。
本日の任務終了！！
これより東京駅から帰還します。
地元まで持ち帰れる時間は無いので
最初から電車の車内で頂く事にしていました。
早速頂いてみましょう。
●マングキャシス
テイクアウト出来るケーキの一つで
こちらの商品名も少し違和感がありますが
フランス語読みで設定されているようです。
マンゴームースとカシスムースをベースに
中に忍ばせているジュレと合わせて
バランスを整える程度に酸味が加えられ
マンゴーの主張を損なわないように
全体的に爽やかで甘味は控えめなケーキです。
特徴的だったのは底の部分にあるスポンジで
粗めに仕上げられていてふんわりしつつ
口の中でシュワッと溶けるような感覚でした。
ココナッツの風味がマンゴーと相性良く
バランスの取り方が秀逸な一品でした。
●エモーション
パティシエおすすめのケーキです。
土台の生地はナッツ類が一緒に練り込まれた
ショコラスポンジで、スッと切れるくらい
とても柔らかくほんのりと香ばしい。
その上にはパッションフルーツのジュレ、
チョコレートクリーム、バナナクリームが
3層になりコクと酸味のバランスをしっかり
演出していました。
他の方のレビューを拝見すると
生姜の風味を効かせているようでしたが
個人的にはこれは隠し味程度で
しっかりと風味を感じられるまでの
印象はありませんでした。
●モンモランシー
ピスタチオの生地は柔らかさと弾力があり
とてもきめ細やかな口当たりで
コクがありつつも甘さ控えめな仕上がり。
商品名の由来は焼き菓子の上にのっている
モンモランシーチェリーから来てるのかな？
モンモランシーチェリーはフランス等で
栽培されているモラモランシー種の
チェリーの事を指すようです。
酸味が特徴のサワーチェリーの一種ですね。
リキュールは風味を加える程度で
酸味と甘みのバランスが程よい焼菓子でした。
●キャラメルアブリコ
キャラメルが練り込まれている生地に
洋酒に漬けこまれたあんずと細かく刻まれた
ナッツがのっているパウンドケーキです。
キャラメルや洋酒の風味や苦みは
仄かに感じる程度で円やかな味わいでした。
『あんず』を口に入れた瞬間
ふと崎陽軒のシウマイ弁当を思い出して
しまった事はここだけの秘密です(笑)
エモーションの写真を見て
お気づきの方もいるかもしれませんが
実は東京駅への移動中にケーキが傾いて
端っこが少し掛けてしまいました。
パンの大きな紙袋を３つ持った状態で
ケーキの袋も持ち歩くという至難の業。
そして東京駅近くのコンビニで雑誌と
飲み物を買って止めを刺してしまいました。
荷物の持ち過ぎには注意が必要ですね。
こちらのケーキは同業他社と比べて
見た目上はあまり差が感じられませんが
１つ１つの構成要素が緻密に計算されており
酸味や甘味、コク、苦み、食感など絶妙な
配分になっていると感じました。
フルーツをふんだんに使っている訳では無く
このくらいのサイズのケーキであれば
街のケーキ屋さんであれば400～500円程度が
妥当なところかもしれませんが
こちらのお店のケーキは150円～200円程度
高く設定されているとも言えます。
これは都内の場所代としてだけでなく
ケーキを作り上げる設計料、技術料が
含まれていると個人的には思いました。
それらを含めて納得できる美味しさが
こちらのお店のケーキにはありました。
とても惜しいのは店内での撮影禁止のみ。
出来ればこちらのケーキが持ち込めるよう
近隣にでも持込可のカフェがオープンして
欲しいところでもありました。
これで今時の映える要素に磨きが掛かれば
更なる人気を呼ぶかもしれませんね。
【イデミスギノ】
中央区京橋3-6-17 京橋大栄ビル1F
TEL 03-3538-6780
11:00～19:00
日・月定休
※イベントによる臨時営業の場合あり