モグモグの実さんが投稿した鉄板焼き いわ倉(東京/牛込神楽坂)の口コミ詳細

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モグモグの実の一人食べ歩き放浪記

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鉄板焼き いわ倉牛込神楽坂、神楽坂、飯田橋/日本料理、ステーキ、鉄板焼き

4

  • 夜の点数:4.3

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.3
      • |CP 4.3
      • |酒・ドリンク -
4回目

2018/06 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク-
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

進化を遂げた鉄板焼き

2018年6月の夜です。

4ヶ月ぶりのいわ倉さんに来ました。
この日もカウンターでシェフの鉄板捌きを眺めながら鉄板焼きを活かした料理の数々を堪能しました。

この日のコースは以下のとおり
◇雲丹、胡瓜、茗荷、鰭、いぶりがっこの和え物
◇あん肝とズッキーニ 無花果とオレンジのソース
◇鮎焼き 蓼酢ソースで シラスと鯛酒盗の和え物
思えば最初に来た時も鮎の季節。鉄板で焼かれた鮎はカリッとして内臓の苦味が最高に美味しい。
◇豊後水道の鯖棒鮨 ゆべし 新生姜 鬼灯 水茄子の浅漬け
鉄板だけでなく鮨まできっちりと仕上げてきますね。脂がのった鯖と酢飯が美味しかった。
◇とも三角のローストビーフ トマトのソース
◇焼き穴子とじゅん菜のお椀
◇気仙沼のフカヒレ 桜海老の出汁餡かけ 実山椒
これぞ桜海老という濃厚な味が楽しめました。フカヒレもたくさん入って出汁の味を吸ったコリッとしたフカヒレがたまりません。
◇常陸牛の前三角鉄板焼き
サシが入った赤身です。いつも変わらぬ肉のおいしさ、そして焼き加減。大満足です。
◇万願寺唐辛子とアワビの肝ソースのガーリックライス
アワビの肝のおいしさをパラリとしたご飯が全部吸ってます。これは最高に美味しい。
◇わらび餅
これを楽しみにしています。

久しぶりに来ましたが、さらに美味しさが増しているような気がします。
これは毎季節は通わないといけないですね。

ごちそうさまでした。

2018/07/10 更新

3回目

2018/02 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク-
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

やはり進化した鉄板焼き

2018年2月の夜です。

久しぶりに森藤さんの和食と鉄板焼きの融合を味わいに神楽坂にやってきました。

いつものようにカウンター席で鉄板での調理を眺めながらの楽しい食事になりました。
カウンター内も外のスタッフの動きも前回よりもさらに活き活き輝いているような様子。

この日のメニューは以下のとおり

◇菜の花湯葉巻き 雲丹のせ
このお店が鉄板焼きだけではないという証のように繊細な料理。
菜の花と湯葉という鉄板の組み合わせをうまくまとめています。

◇メジマグロの蒸し寿司
柚子を器に穴子とどんこの混ぜ寿司を詰めて蒸し上げたものに氷見のメジマグロが載ります。
柚子の香りが酢飯に移り、鼻腔を通じて食欲を刺激しますね。

◇早堀筍(鹿児島)
さっと湯がいて鉄板で焼き上げた一品。季節のせいかもう少し風味があれば言うことなし

◇生もずくと海鼠
もずくのつるりとした食感と海鼠のコリコリした食感を楽しみました。
お酒も進みます。

◇ヒレ肉のハンバーグと舞茸 卵黄添え
宮崎牛のヒレ肉を牛脂をつなぎにハンバーグにしています。
ヒレ肉メインのためか肉汁溢れるようなジューシーさはありませんでしたがその分は卵黄でカバー?

◇烏賊の塩辛
お酒のアテとしていただきました。
あっさりながらこれもお酒が進みます。

◇石鯛と鮟肝のお造り
脂のノりが良い石鯛は歯ごたえもあり美味しい。
鮟肝はこちらもお酒のお供になります。

◇粕汁 人参 牛蒡 こんにゃく
この日のお椀は粕汁。寒い日が続く中、酒粕で体が温まっていきます。
出汁云々より酒粕が嬉しいお椀でした。

◇ワカサギと蕗の薹の天ぷら
奥から出てきたのがこの天ぷら。
皮・骨・身ともに柔らかくほっくり。これは美味しいワカサギでした。
蕗の薹は蕾が開きかけていたせいか少し苦味強め。
でも揚げたせいかあまり気にならず。

◇宮崎牛肩三角のステーキ
赤身肉ながらもうっすらサシが入った部位。
肉の旨みが純粋に味わえながらも脂のノリも楽しめました。
何よりミディアムレアの焼き加減と肉の相性が抜群。

◇芹と白魚のガーリックライス
この日は芹と白魚。
鉄板で蒸した白魚が大量に入ってホクホクと甘い。
それにガーリックの風味が合わさってペロリといってしまいました。

◇わらび餅
最後の甘味はかき氷との2択からわらび餅で。
目の前で鍋の中で練り上げるところから見せてもらえるのが面白い。
つるんとしたわらび餅はコースの最終盤にもかかわらずいくらでも入りそう。

前回から少し間が空きましたが味も雰囲気もレベルアップしたイメージ。
好感の持てる接客、空間ももちろんですが、味も鉄板焼きだけでなく和食としても脱皮したように思えます。

もう少し頻度を上げて通いたいと思います。
ごちそうさまでした。

2018/02/27 更新

2回目

2017/08 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

まだまだ発展しそうな鉄板焼き

2017年8月の夜です。

2月ぶりの訪問です。2週間前の予約でカウンター席を確保できました。
この日も鉄板焼きと日本料理仕込みの腕を活かした料理の数々を楽しんできました。


◇枝豆すり流し
濃い枝豆は夏っぽくこの季節の定番。ツルムラサキの組み合わせもつるりと美味しい。

◇佐島の蛸柔らか煮
これもじっくり煮込まれ出汁が染み込んだ蛸。鮨屋に負けない、いやそれ以上?

◇冬瓜蒸し焼き
冬瓜の水分だけで鉄板の上でじっくり蒸し焼きにされている。
和食だとお碗や炊き合わせになることが多いが、シンプルな蒸し焼きで冬瓜の甘さをほんのり引き出した一品。添えられた塩以外になんの味付けもされていないのにこんなに美味しいなんて驚き。

◇無花果田楽と雲丹
無花果の甘さと味噌がいい組み合わせ。

◇帆立ととうもろこしの真丈 青海苔 トマト碗
帆立、とうもろこしと海鮮・野菜の甘さが上品。
ただ個人的にはトマトは合わないような気がします。トマトの爽やかさを出すのは結構難しいのかも。

◇鮎鉄板焼き しらす鯛酒盗あえ
そろそろシーズンも終わりそうな名残の鮎。
鉄板で焼かれた鮎は頭からバリバリ食べられるし、上にたっぷり塗られた蓼酢も鮎の味・香りが引き立てて美味しいよね。

◇刺身 鯖寿司 星鰈 縁側
脂が乗った鯖寿司も和食ならでは。

◇鰹フライ
鰹フライにしちゃうんだ!って、美味しそうな鰹を見せられた時は思ったけれどフライを食べたらこれが美味しい。ちょうど良い火の通り加減で中はしっとりレア。火が通ったので鰹特有の癖も消えて美味しさだけが残った感じ。

◇佐賀牛肩三角
コースの最後で胃もたれしない赤身のお肉。適度なサシが入ったお肉は噛めば噛むほど肉の旨味がして幸せ。

◇秋刀魚、万願寺唐辛子のガーリックライス
締めはガーリックライスですがこの日は焼き秋刀魚の身をほぐして混ぜたもの。
今年の秋刀魚は身が小さいとか言われていましたがこの日は脂が乗ってました。
唐辛子の苦味との相性もいいんですね。

◇かき氷
甘味はかき氷。なんとほうじ茶をかけて。これがまたあっさりして口直しにちょうどよくてびっくり。

前回来た時より総じて満足度は高かった。
11品でボリュームたっぷりのコースでお腹も心も十分満たされました。
鉄板を使う料理も増えたかな?和食と鉄板焼きの融合がますます進んだ感じで今後も進化が楽しみ。

ごちそうさまでした。

2017/09/08 更新

1回目

2017/06 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

神楽坂にいい鉄板焼きのお店ができました

2017年6月の夜です

大久保通りを神楽坂上の交差点を西に数十メートル歩いたところにある雑居ビルに新しい鉄板焼きのお店があります。昔細木数子事務所があったビルのすぐ近くです。上を見上げると3階のところに「鉄板焼き いわ倉」と書かれた看板が出ていますが、見逃しそうなサイズです。

エレベーターで3階に上がって右に行けばお店になります。ガラス戸を開けると手前に縦に並んだテーブル席、そして奥に進んで段差を降りれば目の前にはカウンターが広がっています。今日は友人との会食でカウンターに案内されました。

店主は和食の名店くろぎで働かれていたということですのでどのような鉄板焼きが出てくるのかと楽しみにしていましたが、いい意味で見事に期待を裏切られました。

鉄板焼きというと洋食のような構成で最後に肉が出てくるイメージでしたが、ここでは最初から日本酒が合いそうな和食のエッセンスが盛り込まれた料理が最初から最後まで続きます。

この日のコースは以下のとおりでした

◇岩もずく、蓴菜、たたきオクラ、雲丹
もずく、蓴菜、オクラとネバネバしたものの取り合わせに、上に乗った雲丹のつるんとした甘さが美味しい。

◇酢の物(海鼠、フルーツトマト、パプリカ、グレープフルーツのジュレ)
煮たフルーツトマトの甘さと酢の酸味が良いコンビネーション。そして底に敷かれた海鼠のコリッとした歯ごたえも好きです。

◇若鮎 蓼酢で 白魚と鯛の胃
この日最初に鉄板の出番が来た料理。目の前で水槽から出たての若鮎に火が通されていきます。まだ頭からかぶりつけるサイズということでがぶりといただきました。確かに鮎の味わいを骨ごと味わうにはちょうど良いサイズかもしれません。身の甘さと内臓のほんのりとした苦味を美味しく堪能しました。

◇魚そうめん(鯛、鱧) 茶で割った出汁、胡麻だれとともに
魚のすり身で作ったそうめんはコシがないものと勝手に思い込んでいましたがそんなことはありませんでした。蕎麦ほどではないですがもっちりしたコシで魚の甘みを感じます。お茶で割った出汁にゴマだれが溶け込むとゴマの味がアクセントになって面白い一皿でした。

◇刺身 平目 刺身と昆布締め
昆布締めは昆布の風味がしっかり入ってここでも和食の技を感じます。

◇椀 牡丹穴子 
牡丹の形に仕上げた穴子を容器ごと鉄板の上で温めてからお椀に盛り付けです。出てきたときには一瞬鱧かと思いましたね。
こういう形で穴子を食べたことはないですが穴子って甘いんだと感じた一品。

◇揚げ物 ヤングコーン、スナップエンドウ、長芋 鯛と蛤の出汁のあんかけ
餡にほのかな貝の風味を感じたら蛤ですと教えてもらいました。

◇煮物 煮鮑 肝を添えて
このタイミングから鉄板の上では塊のお肉が焼かれ始めてそちらに目が奪われました。でも柔らかく煮られた鮑と苦味のある肝ソースは最高でした。このソースだけでお酒が進みそう。

◇肉 A5仙台牛肩三角
鉄板でじっくり火を通された塊肉がカットされると見事にピンクの断面が現れます。これだけで唾が溢れそう。
A5の肩三角ということで適度なサシが入り、噛めば肉の味そのものを堪能できる絶妙な火の通り。

◇ご飯 ガーリックライス コーンと浅利
これまた鉄板焼きの醍醐味。いい香りが立ち込めますね。美味しくいただきました。

◇水物 わらび餅
目の前でわらび餅を作ってくれます。
美味しかった。

この内容で10000円のコースということですが、確実に値段以上の楽しさを与えてくれるお店だと思います。

開店してまだ1年未満、これから料理もサービスもさらに進化していきそう。このお店は通おうと思います。

ごちそうさまでした。

2017/06/26 更新

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