ランチは10時からさんのマイ★ベストレストラン 2018

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最近は、より実用的なレビューを書けるよう心がけています。

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ランチは10時から (兵庫県) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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2018年は年初から年末まで、
常に充実した「食」生活だったように思います。

記事は200件以上書かせていただき、
それだけ多くの魅力的なお店に出会うことができました。
訪問させていただいたすべてのお店に、ただただ感謝です。

そんな中でも、特に私の心に強く残っている10店がこちらです。
心の底から皆様におすすめできるお店ばかりですので、
よろしければご確認いただければと思います。

2019年も新たな素晴らしいお店に出会えるよう、
日々精進していこうと思います。

マイ★ベストレストラン

1位

すし匠 (四ツ谷、四谷三丁目、麹町 / 寿司)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2018/11訪問 2018/11/10

これはすごい!四ツ谷の名店でいただく感動のばらちらし!

秋も深まってきたので東京へ。

お手頃価格で美味しいお寿司が食べたいなあ、入念なリサーチ。
おっ、四ツ谷近辺にすごそうなお店を発見。

でも、お高いんでしょう?・・・と断念しかけていたら、

なんと!

月・水・金のランチタイムなら2000円で「ばらちらし」がいただけるとの情報。

今日は・・・やっている日!

これは!!!ということで、
当日のダメ元TEL。

これでも気持ち3割は諦めていたのですが・・・まさかのOK。

これは夢ではなかろうか???
ああ、食の神様・・・おられるのならありがとう。


ということで、お店前に到着。

入口に「本日は終了しました」の札。

一瞬頭が混乱しましたが・・・
そうか、予約で一杯ということか。

中には人の気配もありますし、
勇気を出して中へ。

名前をお伝えすると、カウンターへ案内いただけました。
夢ではなかったことを、ここでようやく確信。

メニューは「ばらちらし」(2000円)。

この一種のみなので、特に伝えることはなく、
あがりをいただきながら、背筋を伸ばして待機。

待っている間には、カウンター席のお客さんが出たり入ったり。
意外とお一人の同志も多く、心強い限り。

中には食べている人もおられましたが、
あえて見ないようにしておりました。


が、もう待ちきれない!

ちょうど思ったそのころ。
ついに目の前に神々しいオーラをまとったお盆が!

写真を見ていただければ、言わずもがなかもしれませんが、
まず見た目が・・・

たこ、うに、金目鯛、えび、穴子、などなど・・・
パッと見でもいろんな具材が至るところに敷き詰められています。
まさに宝の山。

桜でんぶ、錦糸卵、キュウリ、カイワレ、いくら・・・
これらと相まった色合いが本当にお見事!

芸術点満点!


では、いただきます。

お箸で適量すくうと、シャリとその他具材がちょうどいいバランス。

口を大きく開けてパクリ!

・・・・ああ、旨い!!

食べる前の時点でもハードルがかなり上がっていましたが、
それをスッと超えてくるお味。

まず、酢飯がすごい。
これほどまでに自然に優しい甘さの酢飯が
未だかつてあっただろうか。
温度もいい。

そして、それを包み込む芳醇な魚介の風味。


たまらず、二口、三口・・・

食べ進めていくのですが、本当にすごいと思ったのはここから。

一口ごとに、異なる魚介とナイス・トゥ・ミーチュー。

たこってこんなに柔らかいの?
うにってこんなに香り豊かなの?

なじみある食材たちの今までと違った一面に
驚きの連続。

そしてさらに印象的なのが、至る所に混ぜ込まれているいくら。
どことっても、ほぼ確実に口の中へ。

毎口毎口、皆勤賞の勢い。
いくらって高いんですよ。

一切のムラがなく万遍ない。
常に高クオリティーな味わいを演出。

「金太郎飴」という例えしか浮かばない
私の発想力の乏しさが残念でならない。


まだあります。

極めつけは、脇にひっそりと置かれた
しじみのお吸い物。

あまり考えず、箸休めで一口飲んだのですが、

・・・これは!!!!!

今までの人生ですすったお吸い物、いや汁物の中でナンバーワン!

甘い、辛い、酸っぱい・・・
そんな月並みな表現では言い表せないほど・・・旨い!!!

この海藻たちの味わい深さ・・・
海の豊富な栄養がたっぷり詰まっている。
そんな印象。

海の魚になったような気分。
浸かって泳いで全身で吸収したい。

「ばらちらし」と並び立つほどの存在感。

これは感動。

もうガリまで美味しい。
いつもはあまり手を付けないのですが、
全部食べちゃいました。


お会計。
正直サービス料込みでプラス数百円は覚悟していたのですが、
なんと文字通りの2000円。

2000円??・・・もう言葉も出ない。

これを食べられただけで、
今回の旅行は大成功だったと言い切れる。

遠方から足を運ぶことになっても、
皆様にぜひ一度食べていただきたい。

超オススメです。

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2位

成蔵 (高田馬場、西早稲田、下落合 / とんかつ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2018/05訪問 2018/05/16

「とんかつ」という料理をより高次元なものに押し上げる名店!

JR高田馬場駅からくるっと行って、
坂を上りきったあたり。

とんかつ界では言わずと知れた超有名店。

実は私、過去に二度こちらのお店にトライして、
諸事情により食べられずにリタイアしております。
それで水泡に帰した時間、計五時間。

今回は三度目の正直ということで、
心・体の準備をしっかりして、
万全の状態でやってまいりました。


平日の夕営業の開始一時間前。
店前に到着。

先客の方は3人。
これなら一巡目で入れそう。
つまり一時間待てば、確実に食べられるのです。
心の底でガッツポーズを数回。


開店30分前。
先客の方からメニューが回ってきました。

この日は豚が4種類。
レギュラー以外は日によって変わる模様。

レギュラーの豚さんが、どうやら「霧降高原豚」らしいです。
初回なのでこちらをいただきます。
上ロースかつ定食(2280円)を注文。


17時30分。
ついに待ち焦がれた入店のとき。

店内に入ると甘い油の匂い。
そして、柔らかくも適度な緊張感を保った雰囲気。
やはり普通の店ではない。

厨房での流れるような調理に見入りながら数分。

静かに、そしてゆっくりと私の目の前に・・・


衣の色がほんのりとベージュ!

カウンターに座り、厨房内を観察していましたが、
余熱調理の時間がかなり長く、じっくりと1枚1枚仕上げられていました。
それゆえ、この色合いなのでしょう。

ネット上の写真で見たものとまったく同じものが、
質量を持って私の目の前に!


では、何もかけずに一口。

・・・なんだこれは!?

まずは食感。

ふんわりと言うべきか、サラサラと言うべきか。

衣が口の中でチクリともしないとんかつ、
生まれて初めてです。

そして、数回の咀嚼。

柔らかく、そして実に決め細やかな肉質。
咀嚼の度ににじみ出る上質かつ上品な脂が舌の上でダンスしています。

お店のおすすめの塩をハラリとかけていただくと、
より脂の甘さが際立ち、さらに美味に!!!

すごい!!

「とんかつ」という料理そのものが持つ、
特有の「粗さ」みたいなものを、
丁寧に丁寧に磨き、洗練している。

そういった印象すら受けるくらい。

ちょっと次元が違う。

さらに、周りの品も(漬物、酢の物、けんちん汁、千切りキャベツ、白ご飯)、
じんわりと体に染み渡るような美味しさ!
一口食べる度に、思わず頷いてしまいます。


店員さんは洗練されていながら、
実に落ち着いた動き。

行列店は、スタッフの方がピリピリしていることもよく目にするのですが、
こちらのお店の方は、時に笑みをこぼしながら、のびのびと仕事をされている。
お客さんへの語り口も非常に柔らかい。

非常に過ごしやすく、心地よい雰囲気を、
醸し出されています。

味・サービス共に素晴らしい。
これは感動と言っていいレベル。

こちらのお店に出会えただけでも、
今回の遠出は十二分に価値がある。
それくらいのお店です。

まだ行ったことがなかったり、
行列を見て敬遠してきた方々がおられたとしたら、
是非ともチャレンジしていだだきたい。

そう強く思います。

超オススメです。

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3位

與五郎 (西新町、山陽明石、明石 / 食堂、揚げ物、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 -
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    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
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2018/06訪問 2018/06/23

たっぷりのプリップリのたこ天!ボリューム満点の絶品定食

たこが食べたい。

ふとそう思ったので、明石へ。

JRなら神戸駅から新快速で1駅。
いやあ、便利な時代になりました。

明石駅を降り、南下。
少ーし歩きますが、食前のいい運動。

風に磯の香りが混じり始めた頃・・・
見えてきました。


店内は広々。
カウンター、テーブル席もあり。
肩肘張らずに入れる雰囲気。
お一人様もウェルカム。

メニューを確認。

かなり種類が豊富。
その日のオススメメニューもあるらしく、
よりどりみどり。

しかも、どれも1000円前後。
リーズナブルでございます。

焼肉にハンバーグにトンカツ・・・
肉料理もあるんですね。

でも、やっぱり魚介は特に充実。
天ぷら、焼き、煮つけ、刺身・・・

今は生しらすもいただけるらしい。

これは悩ましい!

しかし、今回は初志貫徹で「たこ天婦羅定食」(1000円)に。

+50円でご飯大盛可。
もちろん選択。


トントントントン

カウンターの奥から聞こえる、
小気味良い包丁の音。

いいですねぇ。

ゆったりとした時間が流れます。

セルフサービスのお水を汲むと、
だんだんいい香りも立ち込め、
待ちきれんなあ、と思ったところで、
お盆にのってご登場。


第一印象は、

なんだ、この量は!

天ぷらは「たこ」だけだと思っていたら、
ピーマン・カボチャ、ニンジンなどの野菜天もたっぷり。
つけ汁は「おつゆ」というより「お出汁」。

これにサラダ、味噌汁、漬物、小鉢。

そして、大盛のご飯。
これぞ「大盛」という納得の量。
+50円でこれならかなりのお得感。

予想のはるか上を行くボリューム!

では早速、念願の「たこ」をいただきましょう。
お出汁に浸してパクリ!

・・・うんまっ!

もうプリップリ!
新鮮だからなのか弾力がすんごい!
柔らかく、そしてジューシー。

噛むと旨味の大洪水!

たまらずご飯。
こちらも旨い!
絶妙な炊き加減。

「たこ天」は数えてみると、なんと8つも!
足の本数分ありますね。
1つ1つがしっかりした大きさなので、これは多い。

野菜天もどれもカラッと揚がっています。
これも美味しい!

たこ天→ご飯→野菜天→ご飯→たこ天・・・・・
幸せなループ。

食べ続けても飽きが来ません。
その一因にあるのが、この「お出汁」。
適度な塩味と旨味。
「明石焼」でも使えそう。
後味をさっぱりとまとめてくれるので、
次の箸が進む進む。

しっかりとお腹いっぱいいただき、
大大大満足!!

これで1134円(税込み)。
本当に利益が出ているのか、と心配になるくらい。

味・ボリューム・お値段、どれも素晴らしい。


退店し、北上しながら、

旨かったなあ・・・

としみじみ。

明石への移住を一瞬本気で考えてしまう。
それくらいのクオリティー。

いやいや、素晴らしいお店でした。
次回は別のメニューもぜひいただきたいです。

オススメです。

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4位

饗 くろ喜 (浅草橋、秋葉原、岩本町 / ラーメン)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 -
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2018/05訪問 2018/05/22

もはや芸術!見目も麗しい絶品塩そば!

最寄りは東京メトロ秋葉原駅。

写真のそれが余りに美しかったので、
ぜひとも食してみたい、と訪問。

平日の遅めの時間だったのが幸いしたか、
10分ほどで入店できました。

注文は食券制。

とりあえず、基本メニューの塩そば(1000円)をポチっと。
その下に「松坂牛あぶら飯」(200円)の文字。
暫し検討し、我慢できず、こちらもポチっと。

カウンターに着席すると、店員さんから麺の確認。
「細麺」と「平打ち麺」から選べるみたい。
最初に言われたのが「細麺」だったので、それで。

清潔かつおしゃれな店内。
ラーメンがおしゃれなら、お店もおしゃれですね。


まずご提供いただいたのは、松阪牛あぶら飯。
名前の通り、松阪牛の油をご飯に絡めたもの。

これが・・・やばい、旨い!

肉片はほとんど見当たらず、代わりに甘辛タレ、ネギ、そして黒コショウが
ご飯の上にただ載っているだけ。

あまりにシンプルな見た目。

ですが、お箸が止まりません。
肉の脂身の旨味が最大限に引き出された
と言っても過言ではないくらい中毒的な旨さ。

松阪牛ラードご飯恐るべし。


半分くらいそれをかき込んだところで、ついにメインディッシュの登場。

おおお、写真と違わず、いや、それ以上に見目麗しい。
今まで私が見た「ラーメン」に分類されるものの中で、
華やかさではナンバー1ではないでしょうか。

透明な塩スープの下に沈む細麺。
上には、変わった見た目の2種のチャーシューに、
青ネギ、メンマ、ドライトマト、小松菜。
「ラーメン」ではあまり見かけないものが載っていますねぇ。

これは「インスタ映え」しそう。

ではでは、スープを一口。

おおお、なんと優しいお味!

鶏ガラや野菜の旨味が十二分に引き出されながら、
一切えぐみなし。

思わず細麺をズルズル。

優し旨いスープに絡んで、真っ直ぐに私の喉を通過。
実に心地よいです。

気になるチャーシュー。

まずは真ん中の鶏チャーシューを。

トトトッ、トレビアン!!!

真ん中にオリーブの実を巻いており、
ほのかにトマトの風味が香ります。

このきめ細やかで爽やかな旨味、高級感。

フレンチのコース料理で出てきてもおかしくないような質ですよ、これは。

もう一枚は豚肉。
にんにく・ハーブの香りを醸し出しながら、
しっかりレアで仕上がっています。

こちらも旨い!

どちらも、このさっぱりした優しいスープだから、
より美味しさが際立っているように感じます。

メンマは生らしいのですが、よりシャキッとした食感が際立っています。
小松菜の青味、ドライトマトの酸味も絶妙なアクセント。

これはすごい。

和洋中、それぞれの料理の気品・上品さが、
ラーメンという庶民的な料理の中で、
見事に顕現しているように思います。

今まで割と多くのラーメンを食べてきたつもりですが、
全く食べたことのないジャンル。
それでいてこの完成度・クオリティーの高さ。


結果的にあぶら飯との組み合わせは、
互いが引き立つので大正解でした。

めっちゃオススメです!
可能な方は、ぜひ足をお運びいただきたい。

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5位

洋食 泉 (福島(JR西日本)、新福島、福島(阪神) / 洋食、オムライス、サンドイッチ)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
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2018/04訪問 2018/04/16

雰囲気も味も素晴らしい洋食の名店

(長くなってしまいました。)

夕方にJR福島駅へ。

この日は、前までお世話になっていた方と後輩との会合の日。
一期一会の縁は本当にありがたいです。

付近には他の飲食店が多数立ち並んでいる中、
実につつましやかな入口。
GPS様を頼りに何とか発見。

名店の予感。

店内は非常に落ち着いた雰囲気。
それ故に、あまり広いとは言えませんが、
カウンターとテーブル両方ありました。
今回はテーブルに着席。

ではでは、じっくりメニューを検討。

とりあえず先人の方々は、
オムライスとカツサンドは抑えられているご様子。

これをふまえ3人で検討いたしましたが、
せっかくなのでアラカルトではなくコース料理を、ということで、
4000円のコースを注文。
これにはオムライスがつくとのこと。

(カツサンドはついていないと思い、諦めていたのですが、なんと後半にカツサンド登場。
店員さんが間違えたのか、注文を間違えたのか、と不安に駆られましたが、
3人で入店したのでカツサンドもメニューに組み込んでいただけたとのこと。
これは嬉しいサプライズでした。)

では、ドリンクを注文。
お二人はビール、私はカシスジュースで。

お二人のビールの泡が実にきめ細やか。
こういったところもしっかりされてるんですね。

さて、グラスを合わせ、
楽しい会食のスタート。


最初からメニューを振り返ります。


「ガーリックトーストとホタルイカのタルタル」

にんにくの程よく効いた香ばしいバケットに、
ホタルイカとアボガドの濃厚なタルタル。

これは旨い!!!本当に旨い!

前菜だったのですが、一気に心を持っていかれました。


「長ネギのポタージュ」

柔らかく煮られたネギの青味と甘み。
スープ自体はシンプルな味ですが、
その分ネギの味が120%引き出されているように感じます。
完璧な一品。


「鰤と鯛?の白子の入った春巻き的な何か(名前を忘れました・・・)」

口の中で春巻きの皮を破った瞬間に、
魚の皮の香ばしい風味と身の旨味、そして濃厚な白子のコクが
矢継ぎ早に押し寄せます。

これも美味しい。

よく練られた一品。


「ビーフハンバーグとさつまいもの付け合わせ」

実に肉々しい食感とまろやかなコクのデミグラスを合わせた
王道のハンバーグ。
これの脇に、サツマイモのマッシュポテトに柔らかく煮たりんごの付け合わせ。

味のコントラストが見事。


「カツサンド」

シンプル・イズ・ザ・ベスト。
サクサクに香ばしく焼かれたパンに、
牛の血肉の旨味を十分に感じられる、
分厚いカツ。

看板メニューなのも納得。


「オムライス」

テーブルに乗せた後、店員さんがお皿をゆすると
つぼみだったオムレツの花が開きます。
これはいい、すごくいい。

甘い卵がトロットロに仕上がっていて味も絶品。


「アーモンドのブリュレ」

甘さ控えめなデザート。
ビターなアーモンドの風味に思わず笑みがこぼれます。


最後に食後のアールグレイ(他の飲み物もあります)をいただき、
フィニッシュ。

4,000円でここまでのクオリティーのものがいただけるとは・・・
正直かなり驚きました。
これは名店です。


食事が美味しいと会話もより一層弾みます。
ご一緒したお二人共にご満足いただけたようで、良かった良かった。

私ももちろん大大大満足でした。
本当に素晴らしいお店ですね。

ここぞというときに、
ぜひともまたお邪魔したいものです。

  • 鰤と鯛の白子の春巻き的な何か
  • ガーリックトーストとホタルイカのタルタル
  • オムライス

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6位

キャトルラパン 北梅田 (中津(大阪メトロ)、中津(阪急)、大阪梅田(阪急) / ビストロ、ステーキ、イタリアン)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2018/05訪問 2018/05/24

平日お昼のみの高コスパステーキランチ

最寄りは阪急中津駅ですが、
梅田からでも歩けます。

晩は超人気フレンチ店。
しかし、昼は低価格でステーキランチを提供いただけるのです。
ただ、平日のお昼のみなので、予定を合わせるのが難しい。
幸運にも私は都合がついたので、訪問することができました。

北新地のお店は晩と同様予約制になったそうですが、
最近(と言っても去年)できたこちらのお店は、
予約不可の当日勝負、とのこと。

当日勝負なら勝算あり、
ということで、早めに始動。

10時45分着。

木製の扉とおしゃれながらも、
慎ましやかが外装。
一瞬通りすぎかけました。

既に先客の方がおられ、
ポールポジションはゲットできず。

お客さんは平日ということもあってか、
若い方やマダムの方が多い印象。
お一人様でも大丈夫です。

入口にメニューの黒板が立て掛けられています。

ステーキ200g(1枚)800円
ステーキ300g(1.5枚)1050円
ステーキ400g(2枚)1300円
ライスは大盛プラス50円
ライスお代わり100円

なんと分かりやすい料金体系なのでしょう!

それにしてもステーキランチでこの価格は安い!
本当に安い!

11時30分過ぎ。

前の方から順に店内に案内されます。

店内はカウンター席メインですが、
奥にテーブル席が二つくらい。
とても清潔感のある内装ですね。

私はカウンターへ。

注文は300g(1.5枚)セットにライス大盛で。

注文・提供は入店した順番に。
なので、早めに並べば早めに食べられます。
すっきりと分かりやすく、公平ですね。

奥の鉄板でお肉が焼かれだすと、
香ばしくもほんのり脂特有の甘い香り。
待ちきれません。

早めに焼き色レアでお肉がまな板の上に。

店主の方により手早くカットされ、
サラダ付きのお皿に乗せられ、
特製ソース・黒コショウをかけられます。

手早く、流れるような動き。

サッと、スープとライスと共に目の前に。


では、まずはお箸でお肉をソースなしの一切れをいただきます。

パクッ・・・旨い!!!

見た目から想像できる通り、やはり柔らかい!
下味もしっかりついているので、
これだけで、肉の旨味を十二分に感じますし、
美味しい。

特製ソースもつけますと、
ガラリと変わって、甘ーい味わいに。
つけないのと交互に食べると、
全然違います。

お箸が止まりません。

サラダは、レタス・キャベツのカットに
卵?のドレッシング。
酸味とコクも併せ持っており、
私の語彙力では表現しにくいですが、
たいそう美味しゅうございます。

スープはごま油のような香りがして、
中華風味。
フワフワ卵がいいですね。

ライスももりもり食べて、
これで、1100円。
控えめに言ってもかなり安いです。


どうやら限定40食で、ちょうど二回転分のご用意なのだそう。
提供順もありますし、早めに並ぶに越したことはないと思います。

平日お昼のみですが、時間の取れる方は、
かなりおすすめですよ。

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7位

石和川 (北新地、西梅田、大江橋 / 日本料理、天ぷら)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
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2018/08訪問 2018/09/01

落ち着いた雰囲気の中でいただける、高コスパ・絶品の天婦羅定食

最寄りはJR北新地駅。

今の職場でお世話になっている方から、
こちらの情報をご提供いただき、訪問の運びに。

梅田からの食前ウォーキングを経て付近へ。

この界隈は、夜はちょっとリッチなお値段でも、
ランチならお手軽にお安く料理をご提供いただけるところが多い。

こちらのお店もその一つのよう。


入口に到着。

達筆な字の暖簾がかかった、
お上品でひっそりとした入口。

隠れ家的な雰囲気さえも感じます。

いいですねえ。


では中へ。

かなり広々とした店内は、実に落ち着いた雰囲気。
カウンターへ案内いただきました。

メニューを拝見。

お目当ては、薦めていただいた方から教えていただいた
天婦羅定食(1500円)。

こちらを注文。


前菜の小鉢はゴマ豆腐。
薄味ながら、上にのったお野菜とお出汁で
さっぱりとした仕上がり。

食べ終わる頃に、天ぷら用のお皿と塩と天つゆ、お漬物、ご飯、味噌汁・・・
順々にご提供。

そして、メインの揚げたて天ぷらのご到着。


具材は、万願寺ししとう、えび、サツマイモ、レンコン。

全体的に、衣はやや薄め。
素材の味がしっかり引き立つ作り。

中でも、ホクホク感・シャキシャキ感両方を兼ね備えたレンコンの風味が特に印象的。
旨い!

えびは、かなり肉厚。

ししとう、サツマイモも甘みがあって美味しい。


一緒にいただくご飯と味噌汁。

ご飯は、ちりめん山椒がたっぷりまぶされています。
驚いたのは、お代わりをしても、同じだけのちりめん山椒がまぶされてご提供いただけること。
いいサービスだなあ。

味噌汁は少し甘めで、根菜などの具もしっかり入ったもの。

これらはお代わり自由。
いやあ、太っ腹です。


・・・食べ終わりました。
まあ、高級料亭だしこんなものかな、
と〆のつもりでお茶を飲んでいたら・・・

「お待たせしました」

と、目の前に違う天ぷらが。

びっくりして確認すると、
どうやら、4回に分けて計15品ご提供いただけるよう。

やややっ、これは驚き!
これは、さらにご飯をお代わりせざるを得ない!


第2弾:とうもろこしのかき揚げ、いんげん、なす、カサゴ・・・

カサゴの天ぷらは初めていただきましたが、魚味というか特有の風味というか・・・
人を選ぶかもしれませんが、これは美味しい。
天ぷらで映えるお味。

とうもろこしも揚げることで甘みが増しますね。
これもいい。


第3弾:イカのイカスミ揚げ、ほたて、シメジ、みょうが・・・

イカのイカスミ揚げのインパクトが強いです。
イカスミ特有の洋風な旨味が、和の天ぷらと見事な融合。

ほたてのジューシーさもいい。


第4弾:穴子、トマトのバジル巻き、まいたけ・・・

驚いたのが、トマトのバジル巻き。
トマトがとてもフルーティーで甘い。
揚げているのに、みずみずしさが残っていてジューシー。
天ぷらなのにイタリアのそよ風が吹きます。


15品総じて、どれも大きさは小ぶりですが、密度が高いというか、
味がギュッと詰まっていて高クオリティー。
外れが一つもありません。

また、揚げ具合がジャストなのか、
具材のみずみずしさ・風味が生き生きと残っているように感じます。

なので、かなーり満足度が高いです。


店員さんに「おあいそ」をお願いしようとしたら、

「まだデザートがございます」

とのこと。

そういえば、メニューに書いてましたね。

ここまででも大満足なのですが、
まだあるとは・・・素晴らしい。


〆の一品のご登場。

はっさくのシャーベット・・・

はっさくの甘さ、酸っぱさ、苦さが全て集約された絶品。
粗めの氷の食感も面白い。
一口食べて、人目を気にせず、
思わず笑顔で頷きそうになる味。


いやあ、大大満足!
幸せな午後でした。

これで1500円!!
心の底から思います、安い!

これほどコスパの高さを実感できるお店は、
そうそうないのではないでしょうか。

かなりオススメです。

  • 第1弾
  • 第2弾
  • 第3弾

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8位

重亭 (なんば(大阪メトロ)、大阪難波、難波(南海) / 洋食、ハンバーグ、オムライス)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2018/10訪問 2018/10/11

肉汁ジュワッジュワッ!なんばの絶品ハンバーグ

最寄りは大阪メトロのなんば駅。

洋食が食べたいなあ、と思い、
この界隈でリサーチしたらこちらのお店がヒット。

アーケードをグルグル歩いて、
脇に入ったところがゴール。

店内に入ると、相席用の大きめのテーブル(8人がけ)と4人がけテーブルがあり、
迷わず相席テーブルへ。


いつものメニュー確認。

オムライスやらドライカレーやらは820円。これはお手頃。

裏面の「メインディッシュ」を見ると、だいたい1000~2000円くらい(ステーキ除く)。
ライスは別売り(150円)なので、そう考えるとややお高めの値段設定。

事前に写真を見ていて食べてみたいと思ったハンバーグステーキ(1180円)を注文しようと、
店員さんにお声がけすると・・・

「サイズ(1.5倍は1770円、2倍は2360円)は本当にこれでいい?目玉焼きはいかが?」

おお、なんともお商売がお上手。

せっかくなので、目玉焼き付きハンバーグのミンチエッグ(1230円)と
ライス(150円)を注文することに。


「パンパンパンパン・・・」

奥の厨房から聞こえる音。

ハンバーグの空気抜きでしょうか。

リズムがいいので実に小気味良いです。

周りのお客さんは、若い方からお年を少し召された方まで、
まさに老若男女。


座して待つこと数分・・・
注文物は花柄のお皿に乗ってご登場。

目玉焼きハンバーグの脇は、やや太麺のケチャップスパゲティーと千切りキャベツ。
やっぱこれですねえ。

う~ん、ハンバーグの照りがすごくいい!
映えますねえ。

ナイフを入れようとすると、表面で刹那の弾力を感じた後・・・

「ジュッ、ジュワッ」

今までの私の脳内イメージハンバーグで
一番理想的とされたものに近い肉汁の溢れ方。

「カシャッ」

私は食事開始後、極力、箸やナイフを入れたものの写真は撮らないようにしているのですが、
これはたまらず撮影。

断面から溢れた肉汁がデミグラスソースに完全には溶け込まず、
透明な脂のまま浮いています。
いい、すごくいい。


では、念願の一口・・・

・・・うっ、旨い!!!

これはすごい。

肉の旨味がジュワっと。
ナイフでのカットで少しこぼれてしまったかと思いきや、
咀嚼の度に口の中で洪水を起こさんとする肉汁。

想像以上に詰まってます。
これは職人技。

纏ったデミグラスソースが繊細で柔らかい甘さ。
ややさっぱりめで、肉の味が生きています。

店員さんオススメの目玉焼きは、白身プルプルで、黄身はやはり半熟。
それが肉に滴ると・・・もう書く必要はないでしょう。


気が付けば完食。
ボリュームは十分でしたが、これなら2倍サイズでもペロリといけそう。

鳴りやまない脳内拍手喝采。
肉汁に負けないくらい、心から言葉にならない感想が溢れてきます。

ああ、私の語彙力ではその全てを言葉にできないのが口惜しい。
私の中の理想に限りなく近いハンバーグであることは確か。


これは当たり。

電車・地下鉄を乗り継いででも、食べる価値は十二分にあったと思います。

オススメです。

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9位

なにわ天ぷら 維心 (北新地、西梅田、大江橋 / 天ぷら)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2018/11訪問 2018/12/10

これで1000円!?大きなエビとトリュフの香り豊かな絶品天丼!

最寄り駅は大阪のJR北新地駅。

天ぷらでリサーチして、
前々から気になっていたお店。

営業時間欄によると、
日祝日は休みで、土曜のランチ営業はなし、
ランチは予約不可、との情報。

ということで久々に平日限定ランチにチャレンジ!


都合をつけて、
開店少し早めに着くよう出動。

少し迷いましたが、GPSの中心に近付くよう努めると
入口発見。

これは知らないとスルーしちゃいそう。

エレベーターを上がって、
開店5分前(11時25分)にお店前に到着。

既に数名並んでおられる方々が・・・
期待が膨らみます。

しかし、私の前のお客さんが女性のみ。
「おやおや」と思っていたのですが、
その後に男性のお一人の方もちらほら来られたので、
一気に安心感が。

時間きっかりの開店。

前の方から順番にカウンター席にご案内。
私も一巡目で入店。
やったね。

ステンレス?製のカウンター。

店内を見渡すとお酒がズラリ。
そういえば「天ぷらとシャンパンのお店」と書いていましたね。

ものすっごくおしゃれな雰囲気です。


では、メニューへ。

こちらのランチメニューは天丼。

エビ2尾 1000円
エビ3尾 1300円
エビ4尾 1500円

エビは今回は2尾で。

ご飯大盛り無料に赤線。
無料サービスをアピールしてくれています。
こういうお店は好きです。

もちろん大盛りでお願いしました。

到着まで暫しの待機。

待っている間にも続々とお客さんが来られ、
10分立たずにもう外待ちの方が。

いやあ大人気ですね。

カウンター内の厨房では、天ぷらを揚げる人、
ご飯を盛って天ぷらを盛り付ける人が分業でせっせと。

ご飯に天ぷらを盛り付けて・・・
仕上げに茶色い物をスライサーで載せられました。

そして完成品が私の目の前に・・・


揚がった天ぷらの香ばしい香りに混じって、
あまり馴染みのないいい香り。

そう、この茶色い物の正体はトリュフ!

思ったよりもたっぷりのっていてびっくり!
本当に1000円??

思わず目を疑うほど。

メニューに書いてある食べ方によると、
玉子天の半熟黄身を潰して、トリュフと合わせて、
天ぷらを浸して食べる、とのこと。

なんと、贅沢な!!


では、仰せのままにして、エビを一口。

・・・こりゃたまらん。

大葉が巻かれたエビ。
すごく大きくてプリップリです。

程よくしんなり。

そしてキーとなっているトリュフと半熟黄身。
これが絶妙なコク!
ニンニク、内臓系かなと思わせるような、強くて濃い風味。

ご飯にかかったタレの真っ直ぐな甘みと合わさって、
至福の喜びを生み出します。

めちゃくちゃ旨い!

野菜天はししとう、カボチャ、しいたけ。
これも絡めてもう無心でパクパク。


食べながら「本当に1000円なのか?サービス料とかは・・・」
と不安になってきます。

でも大丈夫!
食後のお会計は1000円ピッタリ。

私はトリュフをあまり知りませんが、
仮にこれが「トリュフ」じゃなくても許せる。

それくらいめっちゃ旨い!

休みをいただいて来る価値がありました。
オススメです。

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10位

鰻 にしはら (谷町四丁目、天満橋、堺筋本町 / うなぎ、丼)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2018/07訪問 2018/07/07

人気店なのも納得!予約必至の名店のフワフワ「うな丼」!

最寄りは大阪メトロの谷町4丁目駅。

以前大変お世話になった方々と、久々に会合を開くことになり、
さあ、どちらのお店に伺おうか・・・と悩んでいました。

そしたら、昔、コーヒー好きの友人の提案で、
こちらのお店への訪問を試みたことを、ふと思い出しました。


数か月前の土曜日の17時。

予約はしていなかったのですが、
開店直後の時間だったので、
まあ多少並んだら食べられるでしょう、
と思って店前に行ったら・・・

なんと店前の札に「受付終了」の文字。

唖然・・・

これは名店に違いない!

そう確信して数か月・・・


会合数日前。

電話してみると、日曜日の早めの時間なら予約可、とのこと。
他の皆様の予定を確認後、お店に再TEL。
席を確保いたしました。


会合当日。

総勢4名で店前到着。

またしても「受付終了」の札。
いやあ、予約必至の人気店なのは相変わらず。

店内に入ると、「うなぎ」の香ばしくも甘い香りが、
早速我々を出迎えてくれます。

着席し、メニューを確認。

各々飲み物を注文。

食べ物で注文したのは、「うな丼」の中(1匹分 4,000円)を1人前ずつ。

そして、前菜として「かみしも盛」(700円)なるものを、
2人ずつでシェアできるよう、計2人前注文。


ドリンク到着。
まずは、再会を祝し、グラスを交わします。
いやあ、夏場のキンキンに冷えたドリンクは格別ですねえ。

付き出しは「うなぎ」の骨のからあげ。
いい意味で予想を裏切らないお味。
塩味も丁度いい塩梅。


ポリポリ食べていると、「かみしも盛」のご登場。

4種あるうちの2種は串にささっており、
一見「焼き鳥」かな?と思ってしまう一品。

ところがぎっちょん!
下部写真右から、うなぎみそ、かぶと焼、むこう骨焼、ヒレ巻。
ぜ~んぶ「うなぎ」!
これはびっくり。

半信半疑で口に運んでも・・・確かにこれは「うなぎ」!
4種、それぞれ食感は違えど、特有の風味・香ばしさはまさにそれのもの。

こうした変わった「うなぎ」の味わい方ができるのも
専門店ならでは。


4種を食べ終え、
再度、皆様とお話を弾ませておりましたら、
ついに、メイン丼のご登場!


ドーンと大きく乗った一匹分の「うなぎ」。

気品あふれる香り!照り!ツヤ!

スプーンを当てて、下への力を加えると、

「スッ」

と、身が裂けていきます。
モーセの十戒を思い出します。

ではでは、タレをまとった米に「うなぎ」をのせて、念願の一口!

・・・んんん、う、旨い!!!

もう「うなぎ」がフンワフッワ!
身のパサつきが一切なく、
どこの部分も上質な脂でジューシー。

皮も程よくビター。
香ばしい!

そしてご飯!
固すぎず柔らかすぎずふっくらと。
鰻のたれを吸っているはずなのに、ジャストな柔らかさ。
完璧。

うなぎ、タレ、ご飯・・・
3者の奏でる極上のハーモニー。

箸休めの、おすまし、お漬物も実にいい塩梅。

その直前まで楽しいお話をさせていただいておりましたが、
これを口にすると思わず無言に。

「美味しい」、「旨い」、時折ため息を繰り返しながら、
無心で食べ続けてしまいました。

あっという間の完食でしたが、
ボリューム面も文句なし!

同行いただいた皆様も、大変満足いただけた様子。
良かった良かった。

1杯4000円でしたが、満足度は高し。


評判に違わぬ素晴らしいお店でした。

夏バテ予防も気になり始めるこの季節。

美味しい「うなぎ」に舌鼓を打ち、
元気に夏を乗り切るのはいかがでしょうか?

  • うな丼
  • うな丼
  • かみしも盛

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