28回
2023/02 訪問
「おやさいごはん」とは?
わんたん入りしょうゆチャーシュー麺
2500円
指宿産 一本釣り本枯節のごはん→おやさいごはん
600円
店頭でおやさいごはんの注文が可能であることが告げられました。本枯節のごはんを購入して変更の旨を告げて欲しいとのこと。
店に到着してもなおオーダーが決まっていなかったが腹は決まった。
ワンタンは肉がしっかりしたビロビロタイプ
チャーシューは黒豚と東京Xとのこと。
メンマは細め
ネギは緑の色が濃い。
さてスープを一口。
オイリーでいてスッキリ、ずっしりともしている。複雑な旨味を持っている。
麺は少し柔い。スープをよく吸う。スープをよく持ち上げる
と、おやさいごはんが登場です。
てっぺんのふきのとうが少し苦いのでご注意くださいとの事。ふきのとうが苦いのは当然なので気にしない。むしろ苦くなくっちゃね。気遣いに感謝。
ふきのとうを食べたあとはサイバイマンみたいな芽キャベツ、長ねぎなどなど豊富な野菜を楽しむ。
もうすぐそこに春が来てるんだなと実感。
湯河原の梅は五分咲きだそうです。
ごちそうさまでした。
2023/02/20 更新
2023/01 訪問
つけ麺(塩)なんだから〝塩〟が決め手だよね!
今回はつけ麺の塩を選択してみました。
バター醤油ご飯も追加。
大将が丁寧に挨拶をしてくれます。
こちらも丁寧に挨拶をします。(つもりです)
さて連食の方々の1食目が提供が終わると、やっと準備が始まります。
所作を眺めているだけで時間は流れていきます。
塩を選択して分かったことは、醤油の時よりも塩が強いこと。強いというか強く感じる。
そして各素材の塩味に濃淡があり、このコントラストが風味を持っている。
食べ進めると当然スープの温度は下がる。
そこは名店でも同じこと。
下がった時の演出が面白く、強く塩が出てくるのを抑えるのではなく、塩を足していく。
これは中々出来ることじゃないですよ。
総ての食材の塩分濃度と温度が計算の中。
最後は鰹出汁のスープ割りを頂いてフィニッシュ。
幸せ、満腹。ごちそうさまでした。
蕎麦の様相
つけ麺(塩)は、つけ汁が卵の白身のような色
ザラッとして香り高い麺
モチッとしたツルツル麺
バター醤油ご飯
この透明度なのに味わいは深い
味変アイテムのシャブ肉と昆布
昆布をたっぷり
これでもかと混ぜます。
鰹出汁割り
2023/01/30 更新
2023/01 訪問
つけ麺3回目で分かったこと
石の上にも三年ではないが同じメニューを注文する癖がある。味の変化を楽しんでいる。味のブレなきことを楽しんでいる。相反するようですが芯がしっかりとしていればブレではなく進化だと思う。
そういった意味で変化もブレなきことも楽しめた。
同じメニュー3回目となる今回ですがつけ汁に少し変化があった。醤油のトゲを強めに感じた。
日本蕎麦で言えばパンチのあるカエシといったところですかね。
全体的にブレはなく上品にまとめられている。
それでいてエンターテイメントを忘れず楽しませてくれる。
3回目で分かったこと、出来上がった味を大切にしているということ。ブレさせない努力の結晶であるということ。
しっかりと味を記憶させて頂きました。
何年覚えていられるかなぁ()
ごちそうさまでした!!
綺麗!!!
トッピングも良い感じ
ザラッとした小麦香る麺
ツルッとしたモッチリ麺
バター醤油ごはん(硬めに炊かれた白飯が旨い)
昆布つゆ
しゃぶしゃぶするチャーシュー
昆布つゆを、かけてたっぷり混ぜました
昆布つゆを、かけてたっぷり混ぜました
2023/01/08 更新
2022/12 訪問
湯河原の名店 飯田商店 バランス感覚モンスターが作るつけ麺をリピート
つけ麺(しょうゆ)
出汁(かつお)
バター醤油ごはん
前回もつけ麺(しょうゆ)だった。
リピートです。
理由は簡単、旨いから。
連食は出来ない体、もう歳ですかね。
麺は2種類
・ツルモチの黄色みがかった麺
・蕎麦を彷彿とさせるザラッとした麺
つけ汁も冷たい濃口のしょうゆ出汁と温かい、つけ汁と言う2種提供される。
先ずは麺のみ食してみる。黄色い麺はもっちりした食感で、噛んでいると微かに硫黄臭がする。これは好み。前回は感じなかったので個体差かも知れない。
蕎麦っぽい方は、香り高くそのまま喉へ落とすと面白い食感でクセになる。
温かい、つけ汁は油分が多目に感じる。これは嬉しい。寒かったので温まる。
だったら、らぁ麺食えよって話ですかね。
途中の味変アイテムの昆布出汁とお肉が嬉しい。こうした演出が上手ですよね。
締めは目の前で仕上げられる、かつお節の風味たっぷりのスープ割り、これの為だけに別注文したかいがある。
ゆっくりと食事を楽しませてもらったのに、最初に店を出た。皆さんは連食ですか…羨ましぃ。その胃袋が欲しい。
演出が盛りだくさんで、そのひとつひとつが喧嘩をせず調和が取れている。恐ろしい程のバランス感覚だと改めて感心しました。
ごちそうさまでした。
2022/12/19 更新
2022/12 訪問
他に無いのではない、他にマネが出来ないのだと知りました。これぞ!
つけ麺(しょうゆ)
お出し割り(かつお)
土鍋炊き半ライス
ワンタン
人を押し退けても食事が出来る順番はかわらない。
せっかく湯河原まで来たのだもの、ゆったりした気持ちで食事をさせて頂きましょう。
少し肌寒いのでラーメンか?連食か?と考えましたが、過去一度も食していない「つけ麺」を選択させて頂きました。
細かな話は種明かしの要素も含みそうなので、ぼかしますが、とにかく食に対して貪欲でアイデアマンなのだと改めて痛感しました。
つけ麺は2色、ツル旨と全粒粉。個性の違う麺を分かりやすく使う。メリハリのあるスープで旨いと言わせる。食材で楽しませる。
そして圧巻の味変アイテムの登場へと繋がり、鰹出汁の割りスープで〆る
これはマネが出来る芸当じゃないね。
だから飯田商店なんだと痛感しました。
ごちそうさまでした!!!
全く個性の違うものを同じ皿へ
拡大
スープ
より麺を楽しむアイテム
こだわり
ワンタン(正直、つけ麺には不要だったかも)
リセットに利用しました。旨い米。
圧巻の味変アイテム!!!
鰹出汁のスープ割り
2022/12/02 更新
2022/02 訪問
先ずは道順を紹介するよ!そして塩に挑戦!さらに本枯節のご飯も!
先ずは道順の話から。
都内からの電車前提として、楽なのは『こだま』に乗って熱海駅→湯河原駅となります。東海道本線でゆらゆらと湯河原駅まで向かうのも、ゆったりと真っ青な海を眺めながら良い感じです。
さて、湯河原駅へ着いたならば、正面の信号を渡り、エレベーターで、下の温泉街へと降ります。
降りたら直ぐに左へと歩き始めます。
大きな通りが来ても渡りとにかく真っ直ぐ歩いて、10分15分すると、右手に飯田商店があります。
行きは坂を下る行き方が楽かもしれませんが、このルートだと帰りが平坦の道を歩けます。
道の話はこれぐらいにして、注文に関してです。
とりあえず時間ギリギリはやめましょう。食券を買う時間も考えて向かいましょう。
店に到着したら、少し観察してみましょう。
和服の美人さんが出入りしながら食券を受け取ったりしていることが分かるはずです。
そしたら美人さんに、話しかけてみましょう。優しく教えてくれますよ。
本日の注文は『わんたん入りしおチャーシュー麺 1,980円』+『一本釣り本枯節のごはん 550円』としました。
連食される方の1杯目が提供された後、胃袋の小さな1杯客の提供です。
鶏の脂が黄色く浮かぶ綺麗な塩らぁめんがやって来ました。
麺は色白で、麺のコシや香りがなければ冷麦かと思ってしまうビジュアルです。
スープを、ひとくち
シナチクをポリポリ
麺をリフトしてズルズル!
うん!うん!
醤油の方がダイレクトに『うめぇ〜〜!!』って感覚は突き抜けて来ましたが、塩はじんわりと旨い。
チャーシューは2種、東京Xのチャーシューがジャンクに感じるほど(決してジャンクでは無いです)もう1種はシルキーで旨い。
ワンタンは鶏と豚、あきらかにスープよりも塩味を感じるが、それよりも優しい旨味が前面に出ている。
少々するとご飯がやって来ました。
ふわふわの本枯節が乗っかった、ご飯です。
ご飯の湯気に鰹節の香りが混ざり、もう旨い!
最初は醤油をかけずにむしゃむしゃと、うん!旨い!
香りが鼻腔を支配した。ここでらぁめんに戻ってみる。
この組み合わせは、抜群だ。
今度は、鰹節に醤油を少し垂らす。
キリッとした醤油は、鰹節の旨味を持ち上げ、ご飯が進む。
はあ、またぺろりと完食です。
お腹は、2割ぐらい空きがありそうです。
大変感動させて頂きました。
ごちそうさまでした!
2022/02/21 更新
2022/02 訪問
現代の醤油らぁめんは、こんなにも進化しているのか!
ねぐらから2時間、食事時間とか往復とか考えると5、6時間、、、予約困難と言うだけでなく、そりゃハードル高めですよ。
とは言え日曜日に、月曜日の昼時の予約を取ってラーメン屋へ行こうってんだから自由人だよな。クラゲみたいなもんでしょか。
朝からワクワクしちゃって、何度も目が覚めて無理やり寝て、気が付いたら慌てていて、何を食べるか決めてすらいない。
まぁ良いか、旅は長いじっくりと決めよう。
湯河原の駅に着く頃には、ワンタン醤油と、おにくご飯に決定し、期待で減る腹をお茶でなだめながら、ひんやりしたホームに降りた。
駅からは徒歩11分との事、自分の足なら15分かな。早く歩いて口を塩っぱくしたら勿体ない。はやる気持ちを抑えながらも、やはり早足になっている。
店の前、案内はない。人はいる…
どうやら『注文を決めた人から、食券を購入し、中の人に告げる。で、並びなど無くワラワラと外で待つ。』これがルールのようだ。
時間となり、美人さんが店前で案内をしてくれる。
今回の注文は、
わんたん入りしょうゆらぁ麺 1,580円
おにくごはん 550円
計 2,130円
連食をしている人が多い様子で、らぁ麺→つけ麺と移行している人を何人か見かけた。
さて、自分のところへらぁ麺がやって来ました。
見た感じは脂が多めに浮くワンタン麺です。
レンゲでスープをすくって飲んでみる。
滋味あふれる鶏の薫りと味わいが口内を占領し、鼻へと抜けていく。
先制パンチを喰らった…これは無条件で旨い!
続いてシナチクを、ポリポリやって、それからって!このシナチク、優しいのにしっかりと旨い!
そうポリポリ出来て、しかもほのかに薫り、ほのかに塩味がさすのだ!
期待がグイグイ高まったところで、麺をリフトしてフーフーして、ズルズルやる。
脂の多めなスープを纏ったストレート細麺が、最初は脂多めに、二口めはそれよりも脂が少なく、三口めは、更に少なく。その感じがグド過ぎない脂の加減なのでしょう。よく計算されたらぁめんです。
チャーシューは優しいだけでなく、しっかりと旨味が溢れ出てきます。
ワンタンは、向かって左が鶏、右が豚となっていました。コントラストの効いた最高の仕上がりです。
程なくして、おにくごはんが到着しました。
お米は、程よく炊かれ、その上に山椒とチャーシューと甘辛のタレが乗っています。
チャーシューは、シルキーでふわとろです。
足りない塩味と薫りを甘辛のタレで補い、山椒でさっぱりと食べさせる、とんでもないバランスの化け物です。
ぺろりとご飯を平らげ、らぁめんに戻ってズルズルと、、、
スープを飲み干してフィニッシュです。
唇の周りはリップクリームを塗ったかの様にツルテカ。
店主さんに礼儀正しく挨拶して頂き、気持ちよくごちそうさまです!
大変美味しく、何度でもチャンスが有れば伺いたいと思いました。
2022/02/07 更新
小鳥の囀りに混じってカケスの声も聞こえる。
何を焦って過ごしてるの?人を押し退けて歩んでない?と聞かれているようだ。
カケスのしゃがれ声は林の中か森の中。姿は見えないが楽しんで食事してこいとの声掛けかな。
本日の注文は
・つけ麺(醤油)
・出汁割り(鰹)
・バター醤油ご飯
食事内容は種明かしとなりそうなので写真だけとさせて頂こう。
変化は、
・芽キャベツの葉
・麺の比率
・すだち
スープ割りの木芽も、春の訪れでしょうかね。
ごちそうさまでした。