snow1923さんが投稿した鮨一正(東京/渋谷)の口コミ詳細

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鮨一正表参道、渋谷、明治神宮前/寿司、海鮮、日本料理

1

  • 夜の点数:4.4

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.4
      • |サービス 4.4
      • |雰囲気 4.4
      • |CP 4.4
      • |酒・ドリンク 4.4
1回目

2025/08 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.4
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.4
    • | 酒・ドリンク4.4
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

鮨よし、一品料理よし、ホスピタリティよし、大事な日に使いたいお店

【訪問日】
休日20時時過ぎ

【注文】
おまかせコース22,000円
+ドリンク

【感想】
表参道から徒歩5分とアクセス良好。
大将は若いですが、すでに15年以上修行されており、技術はたしか。鮨はもちろん一品料理も抜群。(ちなみに他の方も書かれてますが、巨人の坂本選手似でした、よく似てると言われるそう。笑)

ホスピタリティも最高で、鮨シャリは2種を使い分けながら、温度管理のために1ネタごとに裏から出してくるこだわりっぷり。(シャリは赤、白、と呼んでましたがメモが消えてしまい分からず…)

カウンター6席の他に、個室カウンター4席、小上がりの半個室4名席と席種も色々あり、デートでも、接待でも、大事な日に使いたいお店です。

個人的に衝撃だったのはホッキ貝。
紛れもなく過去イチでした。サイズも大きく、肉厚。ホッキ貝といえばコリコリとした食感というイメージですが、肉厚ゆえにふかふかというかんじ。貝のうまみを存分に味わえる逸品。

ガリもまたすごい…!今まで出会ったことのないガリ。酢角がなく、出汁感があり、大将に伺うと、新生姜を梅と昆布だし、鰹節につけているとのこと。通りで…!これだけでパクパク食べれちゃいます。

一品料理はどれも美味しくて、本当に甲乙つけ難いです。

総評。このボリュームで22,000円のお値段は素晴らしいと思います。また絶対伺いたいお店になりました。

▼以下詳細

▫︎冷やし茶碗蒸し
→ゴールドラッシュのとうもろこしと茶豆。とうもろこしを裏漉しした層があり、これがめちゃくちゃ甘い…!さすがゴールドラッシュ。とうもろこしの粒も食感がよく、コースの始まりにふさわしい一品。

▫︎千葉 金目鯛、マイクロクレソンと紫蘇の花
→皮目は炭火焼きしていますが、金目鯛はレアで絶妙な火入れ。金目鯛は肉厚で食べ応えたっぷり。炭火の香ばしさもありつつ、紫蘇の花と大根おろしとで爽やかなお料理。

▫︎宮城 ミタリ鯨、尾の身
→希少部位尾の身。鯨といえば赤みのイメージでしたが、こちらは脂がたっぷり!甘い!

▫︎根室 秋刀魚 肝のソース あさつき 紫蘇
→秋の味覚秋刀魚!これは嬉しい!
炙られてるので香ばしいお味。肝のソースというとクセがあるのかな?と思いましたが、全くクセなし!薬味の爽やかなお味と相性抜群でした。

▫︎天草 鱧の湯引き 九条ネギ 玉ねぎのポン酢
→こんなにぷりぷりな鱧があって良いのか…。ネギとポン酢でさっぱり頂きました。

▫︎長崎 白甘鯛の松笠焼き、アサリのスープ、青のり
→個人的に大好きな松笠焼き。パリパリの皮目がたまりません。それでいで身はホクホク。アサリのスープが想像以上にいいお味!海苔のうまみも重なり、贅沢な海の一品に。

▪︎出水 春子鯛 昆布締め
昆布締めのうまみも感じつつも、全体的には軽く柔らかい雰囲気。柚がいいアクセントでした。

▪︎東京 シンイカ 白シャリ
夏の出始めにだけ食べられるスミイカの赤ちゃん。これで1匹分という贅沢さ…!飾り包丁入れなくてもやわらかい。

▪︎東京 シンイカのゲソ 生姜
身がねっとりとした食感なのに対し、こちらはゲソらしくしっかりめの食感。生姜もカドがなく、イカを邪魔しないいい塩梅でした。

▪︎長崎 メイチダイ(赤シャリ)
とっても柔らかで、口に入れるとうまみが広がる◎

▪︎北海道 ホッキ貝、軽く炙って(白シャリ)
個人的に過去1のホッキ貝でした!
サイズも大きく、肉厚。ホッキ貝といえばコリコリとした食感というイメージですが、肉厚ゆえにふかふかというかんじ。貝のうまみを存分に味わえる逸品。

▪︎千葉 鰯、酢締め(白シャリ)
酢締めなので、青っぽさはまったくなく、酢の酸味と身の甘味が一層際立ってました。

▪︎宮城 女貝 淡路 赤ウニ
鮑の一種です。目の前で切って頂きましたが、本当に立派…!それを希少な赤ウニと共にいただけるなんて…!鮑のぷりっとした食感に、とろけるウニの甘さと濃厚さ、芸術的な1日でした。

▪︎対馬 のどぐろ
しっかりと脂がのっており、口に広がる甘みがたまりません。塩と酢橘でしつこさゼロです。

▪︎カナダ 漬けマグロ、中トロ、トロ
鮪の有名仲卸「やま幸」さんから仕入れているとのこと。気持ち小さめの個体を依頼しているそうで、全体的にダイナミックなお味というよりは繊細なお味。個人的には中トロが気に入りました。繊細なお味だからこそ、重くなく口に広がる甘さを存分に楽しめました。

▪︎北海道 雲丹
バフンウニとムラサキウニの相盛り、これはまた贅沢な逸品…!口溶けなめらか、甘さを楽しめるムラサキウニと、とにかく濃厚なバフンウニ、みんな違ってみんないい。うまみの相乗効果がすごい!

▪︎愛知 車海老
立派な車海老。ぷりぷりの食感がたまりません。

▪︎対馬 穴子
穴子ってタレの味になりがちですが、こちらはしっかりと穴子の脂の甘さを感じました。炊き方が良いので、ふっくらほろほろでした。

▫︎宍道湖 しじみの赤だし
間違いない一品。三つ葉がかなり効いており、個人的には好みでした!

▫︎シャインマスカット、巨峰(ピオーネだったかも)
なんと皮が剥いてある…!ホスピタリティがよすぎる。旬のフルーツ、うれしかったです。

日本酒 王碌、日日

2025/09/02 更新

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