2回
2017/12 訪問
定期的にちょっと良い店に行きたいと同僚と3人で予約して訪問。
遅れてしまったが、営業中は電話はほぼ通じないので、連絡できずに到着。
さらに内1人はさらに遅れる状況。
大将は、坊主で剃り込み入れており、厳つめだが、特に何か言われることもなく、どうぞと席を指定され着席。
お一人でされているよう。
申し訳ないと思いながらも着席し、ビールを注文。
ビールは乾杯厳禁でグラスを持つ場所も決まっている。
私が先に配膳されたが、2人だったので、待っていると「待っちゃいけん、泡が死ぬけん!」と一言。
お、ちょっと怖い。。
ただ確かに泡が非常にクリーミー。
こんな泡はなかなかない。
コースが徐々に配膳され始め、遅れていた同僚も到着するとなったので、「3人分用意してくれて大丈夫です」とお伝えすると、「それはできん、何分で着くか教えてくれないと」とのこと。
料理は必ずベストのタイミングで食べてもらう流儀。
その後も配膳された料理1つ1つ食べ方が細かく決まっており、強いこだわりを感じる。
一口目は塩をこうつけて、2口目は〜にどっぷりつけてくださいという具合。
コース内容は以下。
・よもぎ餅の串揚げ
・生のカラスミ
・海老の串揚げ
・生白子
・宮崎牛の串揚げ
・宮崎牛ヒレ肉の串揚げ
・ネギまの串揚げ
・生牡蠣
・キスと大葉の串揚げ
・カニ爪
・椎茸の肉詰めの串揚げ
・ユッケ
なかなかのボリューム。
全てがお酒に合う。大将も言っていたが、お酒に合うよう濃いめの味付けとのこと。
一番驚いたのは、一番苦手な食べ物である椎茸を人生で初めて美味しく感じたこと。
椎茸苦手であることを言い出しづらく、そのまま食べたが、これはびっくりした。
2杯目もビールをお願いすると、「ビール腹が膨れるから、オススメしとらん」とのことで、オススメを伺うと日本酒。素直にそれに従う。
自分は曲げず、媚びないので、こんな俺でも気に入ってもらえれば、また来てくださいというスタンス。
後半になるまで、大将の雰囲気にビビっていたが、話してみるとこだわりは強いものの至って良い人。
聞いてないふりしながらも、実はお客さんの話の内容もよく聞いていて、それに合わせた気遣いもあり、個人的には居心地が良かった。
この道一筋でやっており、料理も独学とのこと。
ただ、あのキャラが好きでない人も間違いなくいるので、連れてくる人は選んだほうがよさそう。
食べ方も細かく指示されるので、そう言った窮屈感が好かないなら、来ない方がいい。
最高の料理と大将のキャラに癒された良い金曜日でした。ご馳走様です。
また来ます。
2017/12/02 更新
日曜日19:00予約3名で訪問。
同時入店3名と21:00ごろ入店の2名が今日のお客様のよう。
表の電気がつくまでは入れません。
19:00ちょうどに開店。
1年ぶり2度目の訪問でしたが、覚えてくれていました。
博多弁の39歳の店主がこだわりを持って1人で切り盛りされています。
食べ方やその時の料理に合うドリンクなど店主なりの考えで組み立てているので、食べるときに色々言われるのが好かない方にはお勧めしません。
また、店主と気が合うかも大きく評価に影響すると思います。
料理はコースのみ。
ドリンクは、基本お酒。
ソフトドリンクもありますが、飲めるときに行きましょう。
お酒に合う料理を出しているので、極力お酒と一緒に食べて欲しいとのこと。
また、ビールは最初の一杯まで。
2杯目からは日本酒がおすすめ。
焼酎、ウイスキー、白ワインもあるが、その時の料理によっては出してくれないことも。
料理は、一口食べてから時間を置くことで余熱で火を入れることで大きく味の変わるものや箸休めにもなる串揚げ以外のイサキ、サーモンの炙りなどもある。
肉の串揚げの味の変化は、ここでしか味わえない。
あてで出てきた生チャンジャは、程よい歯ごたえと旨味にしっかりした辛味で、チャンジャの概念が変わった。
硬くて、いつまでも口に残るイメージであまり好きではないが、全くそんなことなく、美味しかった。
ずっと串ではないので、コースを通して、重く感じにくく、楽しく時間を過ごせる。
滞在時間は、最低3時間は見ておきましょう。
2度目にして、改めて良いお店と実感。
また行きます。
毎月行けるような値段ではないが、お酒も4杯飲んで、13,000円程。
しかも、日本酒は、1.2合注ぎ。
安いと思います。
ご馳走さま。