2回
2025/02 訪問
~突き抜けすぎていて脳がやられたナイト~
大蔵省「最高な高級焼肉を食べたい。探しといて。」
僕「ただちに。」
ということ真っ先に浮かんだのが大学生からの憧れであるうし松さん。
なかなか予約が取れないで有名だがかなーり余裕をもって事前に電話をしたところ、遅めの時間ならいけるということで迷わず即予約。
コースでも当日に選べるようなので、名物の縛りタンを1人1つと席だけ確保してもらう。
今回のお目当ては何と言っても縛りタン。ワクワクが止まらない。
さあ、やってまいりました当日。
気分アゲアゲで向かいます…と思ったのですが直前にやっていたダーツが盛り上がってしまって恵比寿からタクシーで向かいました。
まず外観がしゅごい。高級な料亭のような。
そして高級そうな階段を下りて高級そうな入口に入る。
3組ほど待っていて数分放置されてキョロキョロし始めたころにご案内いただく。
外観も店内も基調とした高級感漂う造り。緊張しちゃいます。
案内された席は奥の方のテーブルで、横の席には女優?モデル?の方がお食事していておったまげ。
あんまりじろじろ見ても嫌でしょうから我慢。偉いぞ自分!
まず店員さんがメニューを「おメニュー」と言って見せてくれた。
庶民の我々はお品書きなら聞いたことあるけどおメニューは初めてで笑けてしまった。
そんなこんなで「おまかせコース」をチョイス。
うしごろのヒレカツサンドが正直ソースの味しかしなくてがっかりだったのでヒレカツサンドがそういうものなのか、店の問題なのか、自分たちの問題なのか知りたくて。
最初のメニューのスープは黒毛和牛のコムタンスープとのこと。
「コムタンってなに?」と同席者たちに言われたので「ぎ、牛骨っすよ。」とうっすら記憶と賭けで答えたら店員さんが優しく「そうですー!」とフォローしてくれた。ほんまにありがとう。
先日韓国料理誘ってくれた〇山さん、ありがとうございました。救われました。
そんなことはどうでもよくて超うまい。まろやかでありくどい感じもない。
前菜三種盛り合わせは普通に美味しい。
そして、そしてそして。
まず最初の衝撃イナズマ。厳選和牛ローストビーフ。一瞬で虜さイナズマ。
こんな美味いローストビーフは食べたことがない。
ローストビーフは好きで結構食べたことがあるし、高いやつとか美味しいのも食べてきたつもりだった。そう、今回このロービーと出会うまでは。
とんでもなく美味しい…。
これ1枚のためにまた来たいと思わされる、それくらいのクオリティ。
舌というより脳にキタ。あっぱれ。
美味しすぎてボーっとしちゃっていると次は特選タン元。
まあまあ、私もたくさんタンは食べてきておりますし、タンはある程度想像できるのでここは一旦
「ん~美味しい」
くらいで脳を休めましょうか。じゃないとこの後に響きますからね。ということで口に入れた瞬間…
「ビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビ⚡」
走るイナズマ。脳天揺らすイナズマ。
脳への刺激が強すぎて涙腺まで揺らされた。
こんなにもジューシーで柔らかく、なのにしつこくない極上の食べ物がこの世に存在したというのか。
圧倒的過去イチ。過去イチどころかこれを今後超えるイメージが全くつかない。
これを書いているのは訪問から少し経っているが、今でも思い出すだけでお尻がムズムズするレベルだ。
こりゃ~たまげた。感服、脱帽、敬服、そして感謝。
塩焼肉特選部位二種盛り合わせ、タレ焼肉特選部位もめちゃくちゃ美味しかった。
しかしまだタンの衝撃余韻が残っている。しかし、間違いなく美味しかった。
盛られている器が牛の蹄みたいになってるから店員さんに聞いたらうまく流された。
お肉切る用のハサミも牛のシルエットになってそうだから聞いたら笑われた。
ごめんなさい、黙ります。
そして主人公であるはずの縛りタン。
ビジュの良さが突き抜けており期待に胸が高鳴る。
最高の焼き加減で焼いてくれてパクリ。
う~ん...美味しいけど...さっきのタンのほうが良いな...。
たっぷりのネギを包んであるこちらはどこか餃子を食べたような感覚になった。
こんな贅沢な餃子は存在しないが、美味しかった、美味しかったのだがちょっと期待しすぎたかな感。
それならさっきのタンをお替りしたい。
炙りすき焼きと炙りしゃぶしゃぶを選べてたがさっぱりを優先してシャブに。
器の高級感がスゴイ。このさっぱり感、ありがたい。うまい。
お次はヒレカツサンド。
こちらもビジュが良すぎる。見てるだけでおっとりしちゃう。
う~ん、うしごろよりもソースは控えめでお肉の味がほのかに香る。
でもやっぱりほぼ生肉なので、そこまで肉の味が強いわけないんですよね。
ユッケとかもタレありきみたいなところあるじゃないですか、そういうものなんですね。
愚かで未熟、幼稚な己の舌を恨んで飲み込む。
そして選べるお食事。
カレーライス/冷麺/牛丼?/特製和牛ビビンパ/肉ガーリック炒飯から1つを選ばなくてはいけない。
頼むから一口ずつ食べさせてくれ…。
カレーライスと冷麺、牛丼?で死ぬほど迷ったが
「カレーはないっしょ」と言われ冷麺に。
正直これは普通だった。うわーーーーーカレーにしておけばよかったぁあああああああ。
結局自分を信じるべきなのである。うし松は人生を問うてくる。
最後にデザート。
アイスとか杏仁とかから選べる。
ワタクシは柚子シャーベットをチョイス。
無難に美味しい。ラストにさっぱりはありがたい。
いやぁ、一生の思い出に残る美味しさ、そして衝撃体験でした。
すべてに感謝を込めて。
ごちそうさまでした。
2025/04/21 更新
ついにこの日が。念願のうし松再訪。
前回の感動が忘れられず、今回は食べたいものだけをアラカルトでじっくり攻める作戦。
まずはやっぱりこれ、上タン。もう、正直これ以上の牛タンには出会えないんじゃないかと確信してます。最近ありがたいことに良い焼肉屋さんに行く機会も増えたけど、結局うし松のタンを超えたことはない。襲ってくる何層もの旨み、気を抜いたら本当に泣きそうになる。あぁ、やっぱりうし松の牛タンが日本、いや、世界、いや、宇宙一。
もちろん他のお肉も抜かりなし。
ハラミは肉厚でジューシー、そして三種盛り合わせに入っていた肩ロースは思わずうっとりするほど極上。焼いてる時点で香りがご馳走。
そして〆に頼んだビビンバがまたすごいボリューム。これ1つを3人でシェアしてちょうど良いくらいの量で、満足度も満腹度もMAX。
やっぱり何度来ても「最高」のひと言しか出てこない。ここは特別なお店。本当にまた来たい。うし松、最高です。
ごちそうさまでした。