しんやの食事処さんが投稿した御料理 無窮(東京/六本木)の口コミ詳細

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しんやの食事処

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御料理 無窮六本木、麻布十番、乃木坂/日本料理

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2019/12 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

厳しい眼光と柔和な笑顔

[3.5基準]訪問時4.01点。トップ500。
六本木駅から徒歩10分ぐらい、けやき坂の中腹、ヒルズレジデンスのところにお店がある。表参道の「御料理宮坂」の分店。この前日ぐらいにネット予約で探ったら空いていたので夜に行った。

店内はカウンター、テーブル、個室もあるのかな、黒っぽい壁面で落ち着いた雰囲気。音楽はなし。先客は1組で後客もちらほらやってきて満席に近かった。


注文したのは
コース12800円。自家製ジンジャーエール800円。高砂純米大吟醸1400円。王祿八十純米生原酒1200円。(税抜)別途サービス料。


良かった感想は
入店すると静かな落ち着いた空気に包まれた。何より大将の鋭い厳しい眼光が厳粛さとオーラ?を出している。だがそれは最初だけで徐々に馴染んだ。それは大将は内には厳しいがこちらには優しく接して下さったからだ。これは期待できると感じた。

さて料理だが、まず私がやらかしてしまった。飲み物の中でジンジャーエールが気になって頼んでしまった。これが入り口甘い香りが来たのだが後半辛く最初に喉やられた。

ジンジャーエール自体美味しかったが、先付の良い香りがするものの味が分からない…。すぐ水もらった。だがそんな中でも先付の大黒しめじは存在感を示した。プリっとした食感と旨みがあった。あとべっこうあんも良い香りがした。

喉を戻してお造りに入る。真鯛の焼き霜と本鮪。
真鯛は焼き霜の香ばしさが先行して後半もいる。
本鮪はとろりとして甘みがじんわりといった印象。

続いてお椀。牡蠣と帆立の真薯だった。薄味ではなく個人的に味濃く旨み強めのお椀に感じた。

続いて八寸。これが一番良かったかな。見た目も美しくそれぞれの品全部好きだった。
鯖棒鮨、白バイ貝の旨煮、馬糞ウニとクレソン、ボラのたいたやつ、迷いがつお燻したやつの構成。

その中でも特に良かったのが鯖棒鮨と、ウニとクレソン。鯖棒鮨は鯖自体も美味しいがこの米がすごい良かった。この米は後半のご飯にも使われているが水分量を変えてるみたいでやや硬い。酸味の加減もよく鯖の脂、米の甘さが渾然一体となり美味しい。
ウニクレソンはそこまでうまーいっていうものでもないがこれ広島で流行ってると聞いた。それを八寸に取り入れてきたことにちょっと驚いた。これウニ単体で食べるよりクレソンの苦みが良い感じに噛み合って一緒に食べた方が美味しかった。

続いてトロサワラと下仁田ネギ。皮目がパリッパリで脂がのり美味しかった。下仁田ネギの甘さと合う。

続いて煮えばな。撮るの忘れた…。お米は北海道のゆめぴりかを用いてるようだ。シンプルに米って美味いな…とか思っていた。少し硬めで甘さが良い。

続いて白子と芋にカニの餡かけ。とても優しい味だった。芋はたぶん里芋。

そしてご飯。この最後のご飯ゾーンの畳み掛けがすごくお腹いっぱいになった。なんかメモにご飯について硬くなく甘い!強い!美しい!って書いてあった。読み返しても意味分からん…。
ご飯のお供もたくさんあり、中でも特徴的だったのはこのエビフライだろうか。2つねじりあっていて食べ応え十分。ご飯がとてもすすみおかわりしていた。

続いて大福。練りたての大福で中に苺が入っていた。あんことかは入ってない。モチモチ生地と苺の酸味が心地いい。

最後はお抹茶とアイス。抹茶は苦いがその中でも少し甘みがあった。アイスは甘さが上品で甘じょっぱかった。

とてもお腹いっぱいになり接客も適度な距離感、特に個人的にはお弟子さんにお世話になった。退店時もわざわざ大将が外までお見送りして下さってなんか嬉しかった。

これだけ食べてお酒も飲んで良い時間を過ごし2万もいってない…。立地を考えてもお店出たあとまた驚かされた。


思ったマイナス点は
自分はそうでもないが本当に高級なすごいものを求めすぎていくとずれるかも…。あと私は接客で点数を上げがち…。

個人的にどことなくだが若い人の修行場にも感じられた。

料理に関しては個人的にだがお造りは美味しかったが驚愕するほどではない。お椀は個人的にしょっぱすぎる印象。特に貝の旨みが出過ぎて味が濃く感じた。あとカニの餡かけにある白子の天ぷらはそこまで旨み強くないかなという印象。トロさわらはパリっとした皮目と脂ノリは良かったが身の方は淡白すぎたかなと思った。


ごちそうさまでした。

  • 入り口 自動ドア

  • カウンターの前の器

  • ドリンクメニュー

  • ドリンクメニュー

  • 大黒しめじと穴子の茶碗蒸しあん肝の唐揚げ

  • お造り 天草の本鮪と九州の真鯛焼霜

  • 隠れていた本鮪

  • お椀

  • 牡蠣と帆立の真薯

  • 八寸

  • 答志島のトロさわらと下仁田ネギ

  • 白子の天ぷらと里芋のたいたもの?カニの餡かけ

  • お新香

  • 御飯

  • エビフライ

  • 大福

  • 抹茶

  • 和三盆を使ったアイス

  • その日のイルミネーション

  • その日のイルミネーション

2021/09/15 更新

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