1回
2020/01 訪問
フレッシュな感性が融合!!最適な一品へと進化!!!
○スパークリングワイン
●金柑、白味噌、フォアグラ、キャラメリゼ
●金柑、白味噌、フォアグラ、キャラメリゼ
●生ウニ、白甘鯛、キャビア
●生ウニ、白甘鯛、キャビア
●生ウニ、白甘鯛、キャビア
●松葉蟹とリンゴのグラタン、トリュフ
●松葉蟹とリンゴのグラタン、トリュフ
●冷製パスタ、カッペリーニ、駿河湾のアカザエビ
●冷製パスタ、カッペリーニ、駿河湾のアカザエビ
●パスタに掛けるからすみ
●パン、オリーブオイル
●エゾアワビのステーキ、リゾット、ユリ根「月光(げっこう)」、トリュフ
●エゾアワビのステーキ、リゾット、ユリ根「月光(げっこう)」、トリュフ
●エゾアワビのステーキ、リゾット、ユリ根「月光(げっこう)」、トリュフ
●牛ヒレ、炭火焼き
●牛ヒレ、炭火焼き
●フグの白子とねぎのパスタ、トリュフ
●フグの白子とねぎのパスタ、トリュフ
●フグの白子とねぎのパスタ、トリュフ
●イチゴ大福
●茶菓子 ●ホットコーヒー ●いり番茶
○赤ワイン
2020/02/06 更新
京都市東山区にある和とイタリアンの人気店「やまぐち」。
こちらの「やまぐち」は、現時点で、食べログ点数4.59であり、食べログ「全国」ランキング第36位。また、食べログ「京都府【イタリアン】」ランキングにおいては、第1位である。輝かしい。
完全紹介制とのことであり、予約困難を極める。貴重な席を頂戴し、ディナーにて訪れた。
店は、京阪電鉄「祇園四条駅」の東方面にある。駅からは歩いて、およそ5、6分ほどの距離。「八坂神社」のすぐ近くに店を構える。
店へ到着。小さく「やまぐち」と書かれた長い暖簾をくぐり、入店。靴を脱いで、店へと上がる。カウンターへ着席。本日はカウンター6名での利用。1月上旬にお会いした食通と偶然の再会。「はじめまして」から、早くも「2度目まして」となった。
まずは「スパークリングワイン」にて、「シュワーッ」と乾杯。
和とイタリアンが融合した、遊び心溢れる独創的な料理のコースが始まった。
~おまかせコース~
●金柑、白味噌、フォアグラ、キャラメリゼ
●生ウニ、白甘鯛、キャビア
●松葉蟹とリンゴのグラタン、トリュフ
●冷製パスタ、カッペリーニ、駿河湾のアカザエビ、からすみ掛け
●エゾアワビのステーキ、リゾット、ユリ根「月光(げっこう)」、トリュフ
●牛ヒレ、炭火焼き
●フグの白子とねぎのパスタ、トリュフ
●パン、オリーブオイル
●イチゴ大福
●茶菓子
●ホットコーヒー
●いり番茶
○スパークリングワイン
○赤ワイン
総額34000円。素晴らしいディナーとなった。
フィンガーフードの金柑料理に続く2品目は、白甘鯛とウニ。彼らを支配するように、盛り付けられたのは大量のキャビア。このそびえ立つ山は、目を疑うほどのもの。客席に、悲鳴にも似た大歓声が上がる。上がる歓声と、上げるテンション。まさに、キャビアの「タワーマンション」。風速25m/sの強風にもものともしない、完全に自立するキャビアであった。
また、アカザエビの甘く、ねっとりとした旨みもさることながら、エゾアワビにお供する「ユリ根のリゾット」も素晴らしい。加熱したことで引き出される上品な甘み。北海道が育む自然の恵み。アワビとリゾットによる、味の輝きを感じた。
その上を覆うのは、溢れ落ちるほどのトリュフ。アワビ、松葉蟹、パスタ。これら3品とも、山盛りのトリュフにより、完全にジャックされていた。本日は、香りに酔う「トリュフづくしコース」を満喫。キャビアが立ち、からすみが散り、そして、トリュフが舞う。
世界三大珍味のキャビア、トリュフ、フォアグラを、迷いなく、また、惜しげもなく、ふんだんに使用する「インパクト大」のコースであった。印象に残り、かつ、残るのは味わいの余韻。
フォアグラ、キャビア、からすみ、そして、白子。様々な食材に出会えた。全て完食し、経験を積み上げる。
地域やジャンルの壁を越え、今、一番おいしい店を選出する「The Tabelog Award」。こちらの「やまぐち」は、この「The Tabelog Award 2020」において、光り輝く「Gold」を受賞。わずか34店の選抜。「この国のどこにあったとしても、生涯通い続けたいお店」と称される。2019の「Silver」から、2020の「Gold」への飛躍にも頷ける。
見事な料理に加え、笑いをも提供するシェフが好印象。食材に対し、真摯に向かい合い、斬新な発想で常に新しい事に挑戦し続ける実力派。機会があれば、ぜひまた訪問したい。