New3000world(Sad)さんが投稿したすし 副島康広(福岡/桜坂)の口コミ詳細

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すし 副島康広桜坂、六本松、薬院大通/寿司、海鮮

1

  • 昼の点数:4.4

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.4
      • |サービス 4.4
      • |雰囲気 4.4
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.3
1回目

2023/07 訪問

  • 昼の点数:4.4

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.4
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.3
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

徹底されたお客様ファースト「すし 副島康広」

◉ジャンル:寿司
◉エリア:福岡市中央区桜坂エリア
◉アクセス:市営地下鉄赤坂駅から車で数分
◉駐車場:無し(近くにコインパーキング有り)
◉クレジット決済:可
◉予約方法:電話
◉利用回数:初回
◉口コミ回数:1回目

この日は、ふらっと「すし 副島康広」さんへ。

◇外観と内観
此方は福岡市中央区は桜坂にあります寿司屋さん。
地下鉄駅から程近いアップダウンが激しくもリッチな住宅街というイメージの中にある、予約制おまかせのみの一店。
控えめながらもモダンテイストのある外観に、店内も特徴的な造り。
日本を代表する建築家である隈研吾氏のお弟子さんにあたる方と一緒にデザインしたとか。
カウンターに座って正面の内観にも品があります。
店内禁煙。

◇座席
カウンター6席のみ。

◇メニュー構成
おまかせコースは2種のみ。
握りのみが7,700円(税抜)、つまみ有りだと12,300(税抜)。
しかし8月からは其々5,000円アップ。

オーダーしたのは以下の通りです。
・おまかせ(握りのみ)コース(8,440円)
【今回はおまかせコースですので、つまみと握りに分けて順に記載します】
□つまみ
①茶碗蒸し / 鯛の中骨でしっかりとズッシリとし、梅のアクセントが季節感◎

□握り
①本甘鯛 / 玄界灘。浅葱と共に。茶碗蒸しに使用した鯛と同じ魚を使い、味の繋がりと違いの双方を演出。
②鯛 / 姪浜。仄かな程度に昆布をあてる一手間。
③槍烏賊 / 鐘崎。5日目。糸島産レモン。煮切りと塩の合わせ。正に修行元を現す特徴的な一貫!
④鮪 / 壱岐の98キロ。薄く横にスライスして3枚重ね。縦では無いところにこだわりを感じるし、おそらくカマに近い部分。
⑤小肌 / 天草。ここで酢〆が面白い!
⑥白海老 / 当然の富山。合わせは黄身醤油。
⑦縞鯵 / 五島。合わせは柚子胡椒。そこに父親譲りの…アレ!
⑧鰤 / 糸島。ここでタタキ。ニラの香が仄かに、食感も良ければ青唐もバッチリ。
⑨雲丹 /奥尻。
⑩鮪 / 主張し過ぎず、鮪感を消し過ぎない漬けの加減が抜群。
⑪穴子 / 対馬。唯一△に思えたが偶々な可能性有り。
⑫鮪 / 中落ち。寸前に海苔を炙り、京菜に紫蘇を加えたオリジナル。やや野菜勝りな一貫。
⑫玉子 / 昔ながら…好感度上昇w 下手なカステラ風より余程こっちの方が良いw
⑬味噌汁 / 赤だしとアオサ◎
⑭甘味 / 自家製。サッパリ。
⑮茶 / まさかの裏切りで黒豆w

□日本酒
① Oh! akebono 限定醸造 純米酒
②香梅 爽快辛口純米 生詰

◆ストロングポイント
昼の握りのおまかせが、茶碗蒸しと甘味がついて、握り12貫が福岡という地で成立している正に圧巻のコストパフォーマンス。
もうコスパお化けと言う他ないし、最早これは笑うしか無いかと。笑

店主は「やま中」御出身だけあって、〆の茶を除いて所々にそれが感じてとれますが、シャリは仄かな赤。
甘みがあり、硬さや尖りが無く、円みのある解れ重視の緩さはネタを邪魔しないタイプ。ただ、サイズは少し大きめかな。

構成としては、口の中がジェットコースターになりそうなうなところを、しっかり抑えるところは抑えて組み立てており、塩水〆の効果もあって全て臭みは皆無。
更には多くが5日前後寝かせているとの事ですが、先の〆方もあって身のふっくら感は残ったまま。
これらの技術が個性強めの一貫や変化球系を上手く成り立たせ、美味しく感じれる下支え的なところになっているのかな。
最後まで〝余韻を楽しんで欲しい〟そんな声が聞こえてきます。

◆接客
タイトル通りです。
店主曰く「お客様の握りですから。」との事で、シャリや山葵の量、更には置き方やアングル等々、色々と注文つけてオールOKだそうです。
私は実際にそういう注文をつけませんが、そこまで言い切れるスタンスが素晴らしいのに、屈託のない笑顔が素敵な柔らかさを醸し出している。
女将さんと話したりできると、もっと楽しいだろうな〜とは思いましたけど。

◆まとめ
他にも器へのこだわり、日本酒へのこだわりもあったりしますが値段が8月から上がって、これでようやく適正価格になるといったところでしょう。
同市に双子の兄が営む寿司屋さんがあり、其方は訪問済み。
個人的には当店の方が断然好み。
歳のことは言いたくありませんが、まだ40代前半。
今後の事を考えると…北九州に来て欲しい!笑
そういえば、やま中出身の方が小倉で新たに寿司屋をオープンしてるから、そっちにも行かなきゃ。
ってか味は別にしても、やま中出身の人に不快な対応する人は凄く少ないのよ。笑

おご馳走様でした^ ^

2023/09/01 更新

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