greedy eater!さんが投稿したPatisserie Yu Sasage 小田急百貨店新宿店（東京/新宿）の口コミ詳細

先月末に新宿店が閉店した最近一番のお気に入りのパティスリー。
レビューがかなり遅くなったが、２月第３週に続き、２月最終週も新宿店に食べ納めに行ってきた。

当分食べられないだろうから、最後は好きなものがあると良いなとショーケースを眺めると、なんと大好きなフレジエの姿が！
なんでも、この日だけ出品しているそうで、なんたる幸運なんだろうかと舞い上がってしまい、我に返ったときには購入した4つのケーキのうち、ピスタチオ系のケーキを３つも選んでしまっていた。

普段だったら同じ系統のケーキは買わないように気を付けるのだけれど、まぁいいや、ササゲさんのピスタチオ系のケーキはどれも美味いに違いないからね。
以下は４つのケーキの感想。

☆フレジエ ピスターシュ（756円）

季節限定品。
アーモンドビスキュイの間に旬のいちごとピスタチオクリームを挟み、トップにいちごのコンフィチュールが掛かったフレジエ。
甘味強めのピスタチオクリームと苺の甘酸っぱさの組合せが絶妙で、やっぱりめっちゃ美味しい！
そもそもピスタチオクリームが美味しいんだよね。
少し残念だったのは、先週食べたタルトフレーズのいちごの方が甘味が強かったかな。

☆タルト ピスターシュ（648円）

新宿店限定。
ピスタチオとクレームダマンドを入れたタルトの上に、ピスタチオムースとフランボワーズのジュレ。
ピスタチオとフランボワーズの組合せも間違いなく相性が良い。
このケーキも何度か食べたけれど、やはり美味しいね。
新宿店限定だったけど、千歳烏山店でも続けてほしいな。

☆フランボワーズ ピスターシュ（680円）

ピスタチオのムースとクリーム、フランボワーズのジュレとクリーム。
これもピスタチオとフランボワーズの鉄板の組合せで、当然のように美味。
今回のピスタチオ３兄弟はどれも美味しかった。
ササゲさんのピスタチオ系のケーキは間違いなし。

☆エンゾ（680円）

チョコレートのムースにコーヒークリーム、チョコレートの生地とヘーゼルナッツのクリーム。
ピスタチオ３兄弟のことばかりが記憶に残ってて、このケーキのことは残念ながら失念。
一定水準以上だったとは思うけど…。

そして、金土日限定で販売していた和栗モンブラン（1,000円）を知人からおすそ分けでもらった。
和栗の香りが豊かで滑らかな口当たりのマロンクリームと、甘さ控えめなシャンティを一緒に食べると、これもめっちゃ美味しい。（語彙貧弱でスミマセン。）
これって、名高い「絞りたてモンブラン」の絞りたてではない版なのかな。
絞りたてを食べたらもっと美味しいんだろうなぁ…。
いつか機会があれば千歳烏山店で食べてみたいな。

最後も美味しかったササゲさんのケーキ。
これまで楽しませてくれてありがとう。
千歳烏山店は自宅から遠くてなかなか行く機会はないだろうけど、ここのケーキを食べたいから、いつか頑張って行ってみよう。

ご馳走さまでした。

最近一番のお気に入りのパティスリー。

ところが、先日、店頭に新宿店は２月末で撤退と告知されていたと知人から聞いた。

マジかよー！！！

そりゃあね、いつ行っても向かいのブルトンヌは賑わっているのにこの店には客が殆どいないんで心配してたけど、小田急百貨店の店舗大幅縮小の荒波を乗り越えたからまぁ大丈夫だろうと高を括っていたら、この仕打ちとは…

はーーーー…（溜息）

言いたいことは色々とあるけれど、とりあえず撤退までに行けるだけ行っておこう。

週明けに時間休をとって夕方に駆け付けると、まだケーキがある程度残っていたので、その中から次の4品を購入した。

☆タルトフレーズ（756円）

タルトにカスタードクリームとフレッシュないちごをのせ、生クリームを絞ったケーキ。
何と言ってもいちごの甘味が強いのが印象的。
新鮮で余程良いいちごを使ってるんだろうなぁ。
フレジェもそうだけど、生のいちごを使ったケーキはいちごの良しあしがケーキの出来をかなり左右するので、このいちごを使ってる時点で美味しいのは確実。
生クリームとカスタードクリームが甘さ控えめなのも、いちごの甘さを際立たせていて良いね。
しっかりと焼き上げられたタルトも好き。
前回食べたときも美味しく感じたけど、今回もとても美味しかった。

☆モンテリマール マンダリン（648円）

この店のモンテリマールは、下層が季節のフルーツのムース、上層がモンテリマールのムースという構成が基本だけど、これは下層がモンテリマールのムース、上層がマンダリンのムースとジュレという逆の構成。
上層のマンダリンのムースとジュレが白眉で、穏やかな酸味、そして爽やかな味わいがして美味だった。
ナッツのコクとハチミツが香るモンテリマールムースはいつも通りに良い。
今回食べた中では、タルトフレーズが一番良かったけど、このケーキも勝るとも劣らないくらいに良かった。

☆パリブレスト（648円）

アーモンドとヘーゼルナッツの自家製プラリネとコアントローのクリームを合わせたパリブレスト。
中心部のコアントロークリームが何気に美味しくて、もっと食べたかった…。
プラリネクリームはナッツの風味が強く、濃厚。
そしてシュー生地はサクサク。

☆ショコラフランボワーズ（680円）

チョコレートとフランボワーズを組み合わせた濃厚なチョコレートケーキ。
チョコとフランボワーズは定番かつ間違いのない組合せで、このケーキも間違いなく美味しかった。
ちなみに、チョコが濃厚なんだけれども、しつこさを感じずにペロッと食べられてしまうのが不思議。

はー、やっぱりこの店のケーキは大好きだと再認識。
だからこそ、新宿からの撤退は痛すぎるなー。
千歳烏山の本店は自宅から遠すぎて、ちょっと行く機会がないかなぁ。

撤退までにもう一度は食べに行こうと心に誓うのであった。

ご馳走さまでした。

あけましておめでとうございます。

二年連続で、新年最初のレビューはお気に入りのこの店で。

最近、新宿に行く機会がなくなってご無沙汰していたが、年末の買い物に新宿に行った際にはやっぱりこの店に寄ってしまう。
向かいのブルトンヌに並んでいる間に、この店のショーケースを遠めに吟味する。
お、サヴァランもあるじゃん、食べたいなぁ…妻がサヴァラン嫌いなんで買えないんだけど。
なんて色々考えながら、ブルトンヌで商品を購入した後に、この店で次の二品を購入した。

☆パリブレスト ピスターシュ（648円）

季節限定品。
ピスタチオのクリームにフランボワーズのジャムとキルシュのクリームを合わせたパリブレスト。
外側のリングシューと内側のリングシューの間にピスタチオクリーム、内側のリングシューの中にキルシュのクリーム、底にフランボワーズのジャムといった構成。
ササゲさんのピスタチオを使ったケーキはどれも美味しい印象があるけど、このピスタチオクリームも美味しかった！
これまでにこの店で食べたパリブレストの中では、マロンカシスと並んで好きだなぁ。

☆アンサンブル（648円）

季節限定品。
マロンムース、ブランデーのムース、フランボワーズのジュレ、くるみのダコワーズが層状になっているケーキ。
マロンムース主体だが、フランボワーズのジュレやダコワースとの味の調和がよくとれていた。

また、レビューをサボっていたが、9月に以下のケーキも購入した。

☆モンテリマール ペッシュ（626円）

季節限定品。
フランボワーズ入りのムースモンテリマールに桃のムースとベリーのジュレ。
この店のモンテリマールは見た目華やか、味も良好で好きなんだよね。
このケーキもピンク色がかった見た目と、桃とベリーの甘酸っぱい味のどちらも好き。

今回のケーキもどれも美味しかった。
季節によって商品を細かく切り替えているので、未だ出会えていないケーキが沢山ありそう。

ご馳走さまでした。

最近一番のお気に入りのパティスリー。
このところ新宿に行く用事がなかったので間が空いてしまったが、久々に新宿に行くことになったので、ササゲさんでケーキを買わねば！

今まで食べたことがないものをと思い、季節限定品を中心に次のケーキを購入した。

☆バレンシア（626円）

季節限定品。
マンダリンオレンジのお酒とみかんをたっぷり使ったジューシーなケーキ。
捧シェフが最初に修業した「ルコント」のスペシャリテで、ルコントのは黒柳徹子さんがお気に入りだったとか。
底と周囲をマンダリンオレンジのお酒（恐らくルコントでも使っていたマンダリンナポレオン）を染み込ませたスポンジで囲み、中にはオレンジ（みかん？）のムースとみかんの果肉。
柑橘系の酸味が強いものを想像していたら、実際には甘味の方が強めで、他には柑橘の酸味とマンダリンナポレオンの風味。
見た目も味も初夏らしい一品。

☆モンテリマール パンプルムス（626円）

最上層部にモンテリマールムース、その下にピスタチオビスキュイ、グレープフルーツムース、グレープフルーツジュレ、モンテリマールムース、ピスタチオビスキュイの順に層状になっているケーキ。
ナッツやドライフルーツ入りのモンテリマールムースが見た目華やかで、味も好き。
グレープフルーツムース・ジュレの苦み・酸味・香りと他の各層とのバランスも良く、全体的に軽やか且つ爽やかだった。

☆パリブレスト パッションバナーヌ（626円）

季節限定品。
パッションのムースリーヌにバナナクリームとパッション、バナナのコンフィユールを合わせた夏仕様のパリブレスト。
外側のリングシューと内側のリングシューの間にパッションのムースリーヌ、内側のリングシューの中にバナナクリーム、底にコンフィチュールといった構成。
全体に占める割合の多いパッションのムースリーヌの酸味が印象的で、バナナクリームやコンフィチュールの甘さがアクセントとなっていて、夏っぽい爽やかな味わいだった。

☆カジノ（604円）

表面にフランボワーズのジャムを巻いた生地、中にはフランボワーズのムースとキルシュのバヴァロワーズの入った真っ赤なケーキ。
表面のケーキを巻いた模様がルーレットのようだからこの名前が付いたとか。
キルシュの香りが効いていて、フランボワーズ感に溢れていた。
フランボワーズ大好きなので、この日買った中で一番良かったかな。

これまで食べたこの店のケーキはどれも美味しかったけど、初夏のケーキ達も美味しかった。
実はスリジエも食べたかったんだけど、残念ながらこの日は取扱いなし。
次に新宿に行く用事があるときもまだ販売してるといいんだけど…販売期間が短そうで無理だろうな（涙）

ご馳走さまでした。

最近一番のお気に入りのパティスリー。
新宿に行く用事がある度に必ずと言って良いほど通っていて、この日もフラフラとこの店に引き寄せられた。

比較的早い時間なのでショーケースのケーキが充実しているなーと眺めていたら、前に目の前で売り切れになったムラングシャンティ柚子があるじゃないか！
鼻息荒く、ムラングシャンティと他2品を購入した。

☆ムラングシャンティ柚子（604円）

メレンゲ（ムラング）に柚子のクリーム（シャンティ）を挟み、さらにその中に柚子のコンフィとマスカルポーネのムースを入れ込んだケーキ。
相変わらずメレンゲがサクサクとした繊細で儚い食感で超美味しくて、柚子のクリーム＆コンフィとマスカルポーネムースの組合せも言うことなし。
この店のムラングシャンティはどれも大好きだな。

☆マダガスカル（648円）

マダガスカル産チョコレート「マンジャリ」とフランボワーズを使用したチョコレートケーキ。
ちなみに、濃厚だったり、甘みが非常に強かったりして、「重たい」ケーキは苦手なんだけど、ササゲさんのケーキは重たさを感じることは皆無。
このケーキも濃厚なチョコを使っているのに、重たさは全く感じず、好みにバッチリ合っていた。

☆タルトショコラキャラメル（680円）

バレンタイン限定商品。
アーモンド、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ、クルミ、ピーカンナッツとキャラメルソース、アーモンドペーストを詰めたタルトに、チョコレートムースを合わせ、ムースの中央にはアプリコットジュレを入れたケーキ。
チョコレートとキャラメルの濃厚な味わいに、ナッツの風味が加わり、アプリコットが良いアクセントになっていた。
このケーキも美味しいなぁ。
期間限定じゃなくて、定番化すればいいのにな。

この日のケーキもどれももれなく美味しかった。
次に新宿に行くときも引き寄せられてしまうだろうな。

ご馳走さまでした。

最近一番のお気に入りのパティスリー。
このところケーキを買う機会があればこの店にばかり通っている。

この日も新宿に行く用事があり、そうなれば帰りに寄るのはこの店。
遅めの時間だったため残り種類が少なくなっていたが、季節限定品を含む次の４品を購入した。

☆タルトフレーズ（702円）

タルトにカスタードクリームとフレッシュないちごをのせ、生クリームを絞ったケーキ。
タルトはしっかりと堅めに焼き上げられていて、これが結構個人的にツボ。
焼き菓子としてこれだけで売られてたら買ってしまうかも。
生クリームとカスタードクリームは甘さ控えめ。
いちごは甘味が強く、恐らく新鮮で良質なものを使っているのだろう。
構成要素がどれも美味しくて、全体としての纏まりも良かった。

☆ティラミス 抹茶（648円）

季節限定。
抹茶の生地と柚子のコンフィチュールとマスカルポーネのクリームに日本酒を合わせたケーキ。
抹茶の味と香りが濃厚で、柚子のコンフィチュールが良いアクセントになっていた。
甘さは控えめ。
独特な味わいながらも、美味しく仕上がっていた。

☆パリブレスト マロン カシス（626円）

栗のバタークリーム、カシスのクリーム、カシスのコンフィチュールをシュー生地でサンド。
食べた感想は、「栗のバタークリーム美味すぎ。もっと食べたい。」
栗のバタークリームの甘さをカシスの酸味が引き締めていて、全体としても秀逸なのだが、栗のバタークリームがとにかく気に入った。
この店では、季節によって色々なパリブレストを出しているが、自分にとってはマロンカシスがナンバーワンだなぁ。

☆タルト ピスターシュ（648円）

新宿店限定。
前にレビューしたので詳細は割愛するが、安定の美味しさ。
タルトとフランボワーズのクリームも好きだけど、特にピスタチオムースはめっちゃ好き。

どれも外れなく美味しくて、やはり今一番好きな店だと再認識した。
この栗のバタークリームの美味しさからすると、モンブランは相当美味しいんだろうと思うんだけど、店頭に並んでいるのを見たことがないんだよね。
はーあ、この店のモンブランを食べてみたいな。

ご馳走さまでした。

あけましておめでとうございます。

新年最初のレビューは、お気に入りのこの店で。

小田急百貨店新宿店の大幅縮小に伴い、この店が旧本館からハルクに移転してから初の利用。
ハルクは駅西口から少し離れてるし、化粧品売り場の奥に菓子売り場があるのも違和感あったりと、何だかなぁと思うことは多々あるけれど、この店が新宿に残ったことが大事なので、少々のことなら受け入れるしかないだろう。

大晦日のこの日、向かいのブルトンヌに行列が出来ているのに、この店には並びが発生しないことに一抹の寂しさを感じつつ、まぁ、あまり客が来すぎるとケーキが無くなってしまうもんね。
と思ってたら、目の前でムラングシャンティゆずが売り切れてしまった。
なんてこった、買おうと思って目を付けたのに…。
だが、他のケーキも旨そうなので、気を取り直して次の2品を購入した。

その日の深夜、おせちの準備をしながら年を越した後、妻と二人で分けっこをして今年初めてのケーキを食べた。

☆ショコラ オランジェ（604円）

オレンジ香るチョコレートムースとチョコレートの生地を重ねて、トップにはオレンジのジュレ。
洋酒が効いた濃厚なチョコレートにオレンジが良いアクセントとなっていた。

☆モンテリマール ロゼ（604円）

季節限定商品。
フランボワーズ入りのモンテリマールムースとフランボワーズのジュレ、桃のムース。
とにかく見た目が華やかでロゼの名に相応しい。
味の方も、モンテリマールムースの穏やかな酸味と甘味に、フランボワーズや桃が重なり、実に美味しかった。
見た目も味も両立していて、秀逸なケーキだった。

ササゲさんのケーキは本当に自分の好みにぴったりで、この日購入した２つとも大満足だった。

ご馳走さまでした。