g.samaさんが投稿したうどん 丸香(東京/神保町)の口コミ詳細

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『東京お値打ちレストラン』~NО 高カロリー,NО LIFE .~

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うどん 丸香神保町、新御茶ノ水、御茶ノ水/うどん

1

  • 昼の点数:3.8

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/06 訪問

  • 昼の点数:3.8

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

蒲鉾天とちくわ天が比類なきレベル!東京で1番讃岐らしい本物のうどん屋!

並んだ!並んだ!約1時間。真夏日の強い陽光射す13時の神保町。今日はどうしても!どうしても丸香に来たくて、行列覚悟で参った次第。夏に、香川県にうどんと骨付き鳥食べに行こうと考えて現地のお店調べてたら、もう、讃岐うどんが食べたくて仕方なくなって、おさまりがつかなくなっちゃった。丸香、いいよね。うどんがスーパー美味しいということに加えて、15時までランチタイムというのが、また嬉しい。丸香の15時、ランチョンの16時というランチタイムの最終時間は、神保町で食事することに命かけてる私から言わせてもらうと、神対応、神営業。ちなみに、神保町の町中華、三幸園の平日深夜2時まで営業、というもう神話みたいな営業時間もあるくらいなので、まさに町名が示す通り、この地には、神様を感じられる要素がいたるところに保たれているのではないだろうか。

丸香。大好きなうどん屋。しかし、なかなか行けない。なぜなら、神保町には行きたい店が多すぎる。まずどうしても丸香に行くためには、14時まで営業のぽんち軒のランチに行くのをあきらめたり、やまいちへの誘惑を振り払ったり、スマトラカレー共栄堂や三幸園やランチョンのことを考えないようにしたり、キッチンカロリーだの南海だのボンディだのまんてんだのを忘れる必要がある。人形町ならうどんは谷や、又はおにやんまに行けばいいだけで、悩まない。錦糸町なら五郎一択。他の店よりまずなんとしても行くなら五郎だった。錦糸町に行ってる時点で、頭の中は五郎のことしか考えてないのだ。ところが、神保町は勝手が違う。まず、体が無意識に神保町に向かい、着いてから何を食べるか考えるからだ。うどん分野では、丸香は唯一無二の最高峰だが、神保町の飲食店としては、数多くの競合店のひとつになってしまう。だから、丸香を大好きな割には意外と、訪ねる頻度が高くない。もちろん通っている方だけど、ぽんち軒ほどは行かないなー、行けないなー、という状況。

私にとってのうどん御三家。五郎、谷や、そして丸香。異論は認めない。なーんて。他にも美味しいうどん屋さんはもちろんあるけれど、私の好みはこんな感じってこと。ただ、丸香は、誰に聞いても、好きなうどん屋トップ3に入るのではないだろうか。麺とか出汁の素晴らしさは、言うに及ばず。ただ、それは、五郎や谷やも一緒。ちなみに私は、麺は五郎がダントツで美味しいと思う。コシが強い。食べてて本当に気持ちいい。だけど、どの店も単純に優劣なんてつけられない凄まじい完成度。私は五郎が自分にとってのうどんの故郷みたいなもんで、あそこでうどんに天ぷら、とろろごはんを頼んで、スーパードライの350ml缶を飲んでる時間が1番好きだった。でも、錦糸町って、来る人を選ぶし、オススメをするには立地がちょっと。それと比べても、ロケーションがまずまずでディナー対応もできるちゃんとした飲食店的な存在なのは、谷や。そして、丸香は、五郎や谷やにはない、圧倒的な魅力があって、それは、やはり、天ぷら。かしわ天も魅力的だけど、蒲鉾の天ぷら、ちくわの天ぷらは、食べると美味すぎて天国に言ってしまう、最高のご馳走。他の具の天ぷらは、五郎も谷やも美味しい。特に五郎。あそこの天ぷらはマジで美味しかった。もう食べられないのが悔しくてならない。これから、希望は、谷やと丸香に託すしかない。ただ!蒲鉾天とちくわ天の超絶的味わいで言葉を失うほどの美味しさは、丸香にしかない魅力だと思う。なお、丸香の麺は、太めで、コシは五郎より抑え目。個人的には、もうちょっとあってもいいと思うけど、そのちょっとで全体のバランスも変わっちゃうんだろうから、簡単ではないのもわかっている。出汁は、昆布やいりこ、複数素材から引いてると思うけど、あえて言えばカツオを強めに感じることができる。エグ味なんかは一切ない。

ということで、50分超並んで、やっと入店。注文は丸天うどんの冷。1.5玉。かしわ天。キリンラガービール瓶。丸天は蒲鉾の天ぷらのこと。具が入っている丸いのが丸天。具が入っていない、棒状の蒲鉾の天ぷらが上天。丸天とか上天とかメニューにあっても、慣れない客には何が違うのかわからないと思うので、迷ったら丸天でいい、というのが私の意見。丸天でも上天でもちくわ天でも、どれでもかまわないけど、練物の天ぷらをどれかひとつは食べるべき。単品で追加できるのはちくわ天だから、いろんなうどんと一緒に頼みやすいのはちくわ天かな。さて、丸天の蒲鉾に入る中の具は、日替りで、今日はネギ。ちなみに、頼まなかったけど、ちくわ天も、どんなちくわ天かは日替りで、もし今日頼んだら、エビちくわとのこと。丸天を食べると、あー、練物ってこんなに美味しかったんだなー、と痛感する。

10分弱が経過後。驚愕するほど美味しい一杯が着丼。画像1、3枚目参照。冷えて飲みやすいのに凛として香り立つ特製の出汁、丸天の白身魚を感じさせる複雑で芳醇な味わいと口当たりの良さ、刻みネギが加えるアクセント、綺麗に揃った弾性抜群の麺。ちょっとだけスパイシーな味付けを感じる、旨味溢れるかしわ天。何たるバランス。完璧なる調和。口の中で奏でられる最高の交響曲!
せっかくなので、このレビューで、もう一品紹介。丸香名物、釜たまカルピスバターうどん。画像2、4枚目参照。いわゆる「釜たまうどん」、つまり、釜揚げうどんに生卵をからませダシ醤油をちょっとずつかけて食べるうどんの、特製版。もうこれは、言うなれば讃岐風カルボナーラ。GABANの黒コショウとバターがいい仕事をしている。ただ、このうどんは好みが分かれ、人を選ぶ食べ方。初めて行く人は、まずは、丸天うどんあたりから食べて、丸香のメニューをいくつか知ったら、これをトライでいいと思う。それまでは、丸香の天ぷらとか出汁の美味しさをストレートに味わってほしいと思う、できるなら。

店内撮影禁止なので料理の画像しかないけれど、店の内装もまた、なんか、おしゃれだけどまさに讃岐のうどん屋って感じの雰囲気で、食事の時間中はずっと、うどん県気分に浸ることができる。料理も、空間も、唯一無二の存在。あー、美味しかった。夏の本場讃岐うどん屋めぐりが一層楽しみになった。2時半前に退店したら、まだ10人くらい並んでいたけど、並ぶならこれくらい遅い方がねらい目かも。この店の素晴らしさは、レビューでは伝わりきらないかな。東京で本物の讃岐うどん、そして、讃岐の定番、蒲鉾やちくわの天ぷらの真の魅力を味わってみたいなら、ぜひぜひ、並びを覚悟で行ってみてください。後悔はしません。

  • 丸天うどん冷 かしわ天

  • 釜たまカルピスバター

  • 丸天うどん冷

  • 釜たまカルピスバター

  • ビール

  • 丸天うどん冷 かしわ天

  • 釜たまカルピスバター

  • 丸天うどん冷

  • ビール

  • 釜たまカルピスバター

  • 丸天うどん冷

  • 釜たまカルピスバター

  • 釜たまカルピスバター

  • 釜たまカルピスバター

  • 釜たまカルピスバター

  • 釜たまカルピスバター

  • 釜たまカルピスバター

  • 釜たまカルピスバター

2025/06/29 更新

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