「焼き鳥・串焼・鳥料理」で検索しました。
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秩父から帰り、銀座でAIマスターの仲間と商談へ。 カウンターに腰を落ち着けると、火の気配と手元の所作が近くて、こちらの呼吸まで整えられる。店の造りとしては4人がけの丸テーブル個室もあって、少人数で静かにやりたい日にはそちらで予約もできるらしいが、今日はあえてカウンター。目の前で夜が進んでいく感じがいい。 商談や情報交換も進む。 まずは天賦の純米大吟醸を一口。喉の奥のノイズが消えて、舌がまっさらに戻る。コースの最初にこのようなお酒がついているのは素晴らしい。 花椿コースの口開け、たぐりゆばと桜海老のたまじ蒸し。ゆばの柔らかな甘みの上に、桜海老の香ばしさがふわっと乗って、いきなり景色が明るくなる。 続くじゃこサラダは胡麻ドレの香りが立ち、じゃこの塩気が輪郭を作る。合間の大根おろしがまた良くて、次の皿へ移るための余白をくれる。 ゆりねのポテトサラダは、ほくっとした甘みが優しく、添えられたセロリの酢漬けがスッと引き締める。カキフライは衣が軽く、酢漬け大根と芽ねぎが牡蠣のミルキーさを酸と青みで整えてくる。ここでプレミアムモルツ マスターズドリーム、そして泰明(麦)ソーダ。泡と炭酸で口の中を軽くして、次へ。 合鴨ロースは辛子で脂が立ち上がり、蔵の師魂のオレンジお湯割りが香りで追いかける。富乃宝山のお湯割りにバトンを渡す頃には、カウンター越しの空気が少しだけ柔らかくなる。 焼き鳥が来る。せせりの弾力、やげんなんこつのコリッ、レバータレの甘香ばしさ、つくねの肉感。そりは柚子胡椒でキレが出て、ししとうが良い箸休め。のどみちはじんわり旨く、ちょうちんの濃さが口の中で弾ける。手羽先まで行くと、もう十分に満ちたはずなのに、まだ締めが控えているのが嬉しい。 そして焼き鳥の余韻を抱えたまま、締めのパイタンスープ炊きご飯が登場、いくらまで添えてくる。白湯のコクが米を抱いて、いくらの塩気が一点で全体を締める。さらに親子丼で追い締め、胃袋ではなく気分がきちんと完結する。 今回の添え酒は八海山濁り梅酒、不二才ソーダで整え、不二才のお湯割りで静かに着地。 どれもお料理に合うようにセレクトされた素晴らしい逸品たち。 最後は塩羊羹。甘さの角を塩が削って、余韻だけが残る。抹茶をひと口含むと、熱と苦みで口の中がすっと掃除されて、今日のページが綺麗に閉じられた。ごちそうさまでした。 銀座の中でリーズナブルに最上級顧客対応までができる、素晴らしいお店だった。
2025/12訪問
1回
神田の華
2025/11訪問
1回
高いセンスとサービス
2025/05訪問
1回
滋味深い鍋が最高におすすめ
2024/05訪問
1回
おしゃれに飲める素晴らしいお店
2024/01訪問
1回
もつ焼きがおすすめ
2023/11訪問
1回
本格的、そして大衆的
2023/07訪問
1回
ハマのおしゃれ居酒屋番長
2022/12訪問
1回
博多の美味しいものが食べれる隠れ家
2022/12訪問
1回
神田の九州料理はここだね
2022/08訪問
1回
食べログ ホットレストラン 2025 受賞店
新宿、新宿三丁目、新宿西口/居酒屋、焼き鳥、日本料理
ミリオンダラーの魅惑スポット
2023/04訪問
2回
こんなに美味しい焼き鳥屋は知らないかも