2回
2025/05 訪問
「最強最高のメロンデザート到来」
今週=5月中旬から2ヶ月限定で始まったロイヤルホストのメロンデザートフェア。スイーツでなく、デザートと言い続けるのにも好感が持てる。
ロイホデザートの定番ヨーグルトジャーマニーに、メロンとココナツのアイス、更にメロン一切れを載せて、1408円。
今回の目玉は、まるごと半分のメロンを用いたフレッシュメロンボウル~ジンジャーシロップ添え、2398円。
さすがロイホなのは、高めに攻めた価格で、むしろしっかりとメロンの美味さをたっぷりいただける本物のメロンデザートにしたこと。この時期は、各所でメロンフェアがあるのだが、ペラペラでもメロン載ってればマシなくらいに何だか分からん加工品が横行していて、これは安かろう悪かろう。
メロンボウルのたっぷりメロンの上に、更に皮にもたっぷり果肉あるので、これをホジホジして残ったアイスやソースと混ぜるのがたまらない。
それと、これも攻めの勝利なのが、ジンジャーシロップ。甘味の強いメロンの甘さを引き立てる、いわばスイカに塩な発想は大成功。ちゃんと別添えで、お好みでとキチンと店員が言い添えるマナーもロイホらしい。
ランチ以上のお値段だが、十二分に満足できる、ランチ抜いてでもなお勧め。
2025/05/17 更新
そろそろシーズン終了だが、夏のスペシャルデザートは、メキシコ産アップルマンゴーを用いている。
個人的には、最高のマンゴーは、インド産のアルフォンソマンゴーだと思う。しかし、それはマンゴー単体での勝負だ。
世界的にマンゴーデザートで用いられるのは、アップルマンゴーで、ここで先行するマンゴープリンなどより、どれだけ独自の美味しさを出せるかが問われる。
ロイホのマンゴーデザートは、メキシコ産アップルマンゴーはそのままの味、その他のマンゴー加工品は個々の味付け、そして、その他のクリームや果物もあり、いわば三重奏になっている。
マンゴーパフェは、オーソドックスなフルーツパフェにすることで、アップルマンゴーが主旋律となる蕩ける甘さを奏でる。
これに対し、マンゴーヨーグルトジャーマニーは、序盤はアップルマンゴーをアイスクリームが引き立てるアリアだが、後半は看板のヨーグルト、更に酸味の際立つベリーソースとの、今度は相反する個性が次第に渾然一体となる、さすがスペシャリテな味わい。
一品が、ランチメニューやスペシャルランチメニューに匹敵するお値段だが、ロイホが保つ直ぐに行けるご馳走レストランに相応しい味わい見合いだ。