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昼の点数:5.0
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 5.0
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|雰囲気 5.0
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味5.0
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「佐野に来て ラーメン食べずに 町中華 いと懐かしく 珍なる上手さ」
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2025/11/09 更新
栃木・群馬旅行で、夕食だけ佐野でいただくことにした。せっかくだから、佐野ラーメンのハシゴと決めたが、佐野駅の徒歩圏内には殆ど店はないことが分かった。
とりあえずと、歩いて5分程度の精養軒を訪ねた。日曜日16時前の客は、他に一組だけ。
佐野ラーメン2つと言いかけて、逸品と題された、ラーメンじゃない料理に目が止まった。僕が目がない、揚げソバがあるじゃないか!
ラーメン、揚げソバ、更に同じく逸品料理のシュウマイを注文。この予備知識なしの直感が奇跡を呼んだ。
佐野ラーメンは、とにかく縮れた中太麺に濃いめの醤油スープがチュルチュル絡み、箸が止まらない。歯応えしっかりの厚めのチャーシューとトロンとした海苔も相性よし。そして、当店自慢の玉ねぎ粗微塵のシャシャキと甘さが絶妙のアクセントで文句なし。
創業80年を超えるそうで、時代に左右されない確立した老舗の味は、実に落ち着く。
時間差で、揚げソバも配膳。肉でなく小海老が多く入ったトロリ固めの餡がたっぷりかかった、よく揚がった揚げソバなのだが、何かが違う。ゴワゴワ、ワシワシと、どうにも暴れるのだ。
何だ、こりゃ?
あっ!
店の方に確認して、やはりと思う。佐野ラーメンの縮れ麺を使っているのだ。本場長崎では、皿うどんにチャンポン麺を使うのと同じ流儀だ。餡が固めなので暴れん坊縮れ麺でもOK。地方の駅前町中華と見くびってはいかん、老舗の個性に気持ちが沸き立つ。
そして、シュウマイが最後にやってきた。店は、老人と云える店主夫婦と、若めの男性の3人で、調理も接客も両方やっており、ワンオペ的な遅れはない。
妙にプルルンとした見かけに、何か違和感を持つが、それは口にするや、言葉になる。
甘い!肉ない!
片栗粉たっぷりで何かを摺ったのは分かるし、多分アレだが、何と大胆と、その名張出さずに、何を摺っているのかと尋ねると、何故か小声で玉ねぎと教えてくれた。
後知恵として、足利シウマイとして知られる戦後の食糧難以来のローカルフードと知る。妻が、これはソースで食べるんだよと根拠なく言ってたが、卓上には中華には馴染まぬソースがあったのは、それ故かと得心。
ここに至り、作戦変更!
どうせ、大きくは変わらぬ佐野ラーメンのハシゴは中止して、チャーハンを追加。
カンカンカンと勢いよく鍋振りの音が響き、あっという間に配膳。シットリなのにパラパラら流石な攻めた炒めで、濃いめの美味さにレンゲ止まらず。なお、何故か、スープはつかなかった。ラーメンの残りと揚げソバに付いてたのを温存しており、これがバッチリ合う。
これで2800円にして、駅からも近い。
たまらんねえ。