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夜の点数:4.0
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¥20,000~¥29,999 / 1人
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料理・味 -
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江戸前天ぷら
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2025/09/12 更新
東京で美味しいものをご馳走するなら天ぷらかな、と言う事で、大阪から仲良しの子を連れてきました。
お店はこじんまりしていて、僕らの席はカウンター。大将の手捌きを眺めながら頂けるスタイル。
席に座り早速ビールで乾杯。予約していたので、箸付けがサッと出てくる。箸付けはなかなか手の込んだものばかり。カニ入り玉子豆腐と鯛の酒盗が特にお気に入りで、これなら最初から日本酒だったな、ってちょっと後悔。
軽く喉を潤し、お酒は仲良しのリクエストで白ワインに。箸付けの後はコチとイカのお刺身、コチってお刺身でもなかなか出てこないけど、淡白で白ワインにピッタリ。
…で、いよいよ天ぷら開始。
1番バッターはエビ、2尾を種類の違う油で揚げて香りの違いを楽しむ。もちろんエビの頭もカリカリに揚げておつまみに。
2番以降の天ぷらラインナップは、厚めカットの蓮根、種まで頂く大きめピーマン、この時期美味しい江戸前キス、ホクホクアチチのさつまいも、おつまみ的だよ青銀杏、おつまみも一つ初物の栗、最後のシメです江戸前穴子。って打順オーダーを天つゆとお塩で頂きます。
私的には、天ぷらは、天つゆが基本だろ!って思うのだが、大将曰く、江戸の人はせっかちで、アツアツの天ぷらを冷ますのに天つゆが良かった説があるんだとか。
どの天ぷらも良かったのだが、特筆は最後の穴子ちゃん。背中側とお腹側で食べ方を変えて頂く理由もあって脂のノリが違うので、天つゆと塩とを変えるそうな。穴子ちゃん、スリムなシルエットでどこを食べても一緒かと思っていたのに、違うんだ、って納得しちゃった。
それぞれのタネに合った胡麻油で、外カリカリ、中ふんわりの天ぷらが一つづつカウンター越しからやってくる。天ぷらって揚げ方で全然違うモノになっちゃうし、こりゃ絶対家では食べれないって思います。
天ぷらを越えて最後はかき揚げ天丼。小エビ、小貝柱、ムカゴのかき揚げが、タレを纏ってご飯に乗っかっている。この時点で結構食べてるのだが、ついサクサクな軽さの天丼はすんなりお腹に収まりました。
そんなこんなで、大将と他愛もない話で盛り上がりながら、素敵な時間を過ごさせて頂きましたよ。
ご馳走でした!