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夜の点数:4.0
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素敵和食
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2025/10/25 更新
福井出張の折、地元の先輩に紹介頂きお邪魔してきました。お店は福井駅からすぐなんだけど、お店に上がる階段がなかなか見つけにくかったので、探してみてくださいな。
今回は紹介してくれた先輩任せのコースでのお食事。ますは一杯、ビールで乾杯。一口、二口飲んでいると、一の皿、お刺身がやってくる。カンパチ、つぶ貝、ヒラメ、本鮪にモズクジュレ。お刺身によって醤油が2種類あって、お好みで普通の刺身醤油と梅醤油を使い分けるスタイル。
梅の醤油、さっぱりしていて良い。白身の刺身にはバッチリ◎。大将が夏場にさっぱり食べれるように季節限定で作ったのだけど、評判が良くって通年で出すようになったそうな。
お刺身の一つ一つもレベル高い。特にヒラメは新鮮でコリコリだし、鮪もいい塩梅で脂が乗ってる。
お刺身の脇役もちゃんと手が込んでいる。かぼちゃは甘く煮てあるし、トマトはコンポートされていてこれだけでもおつまみとして成立していますよ。
それから、お皿の真ん中にかわいいうさぎさん。お店のシンボルキャラクターがうさぎなんだって。そう言えば、箸置きにもうさぎさんがいましたよ。
お刺身の途中で、ビールは早々に卒業。こんなに素敵な和食には絶対日本酒。
次のお皿は、アワビ。アワビの旨煮に肝ソースと枝豆のソースを混ぜながら頂く。先ずはそのまま、肝ソースを口に入れると…。旨い!アワビの濃厚なコクとバター、後なんだろ?分かんないけど凄い旨いっす。それから、枝豆ソースもペロリ。こっちもいかす!アワビよりはさっぱりだけど、ふんわり枝豆となんだろ?こっちも分かんないけど素晴らしい。もちろん、混ぜたら更にパンチの効いた最高のソースです。福井の地酒はこのソースだけで3杯は行けちゃうくらい。
アワビ自体もめちゃくちゃ柔らかくて、6時間も掛けて調理していて、僕らの食事の時間に合わせて捌いてくれてるんだって。いやはや、頭がさがります。
このソース、アワビだけじゃ勿体ないと言う事で、バケットも付いてきています。あまりにソースが美味しいので、バケットのお代わりまでしてしまいました。
お次は、松茸の土瓶蒸し。この季節しか食べれない松茸。土瓶蒸しが一番美味しい食べ方だよなあ。汁物をおつまみにお酒でも、コイツは別物。おちょこに土瓶蒸し、もう一つのおちょこには日本酒で交互に口に運んでニンマリです。
まだまだ続きます。次は鯛の揚げ浸し。ふんわり柔らかで、お出汁の優しい味がシミシミです。
おかずのラストは若狭牛とコロッケ。真ん中にきゅうりのカエルがかわいいです。若狭牛のイチボとサーロインも間違いなし。
でも、この辺りまでくると、お酒もどれくらい飲んだか分からないくらいになってしまい、細かい味の表現は飛んじゃって、美味しい記憶しか残ってません。
最後は、炊き込みご飯で締めさせて貰いました。
福井、侮れない。こんなに素敵な和食に出会えるなんて、先輩に感謝です。
ご馳走様でした。