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昼の点数:4.1
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 3.8
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 4.3
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味3.8
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| CP4.3
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冬季限定!味噌山の正しい食べ方はコレだ!
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2025/11/07 更新
豚山中野店で「大豚 味噌山(にんにく少し、ヤサイ抜き、アブラ、ショウガ)」をいただきました。
さらに白髪ねぎとうずらをトッピングして、完璧な布陣。味噌山ヤサイ抜きにして白髪ねぎに置き換える。これがベスト。
もう結論から言ってしまうと“豚の旨みの暴力”です。
想像の上をいく濃厚さと深みで、ひと口目から完全に心をつかまれました。
味噌山のスープは、味噌の香ばしさと豚骨のコクが見事に調和していて、まさに「ガッツリ系の完成形」。
味噌の甘みと塩味のバランスが絶妙で、重たさはあるのにクドくない。
レンゲを入れるたびに、背脂の粒がキラキラと輝いていて、見た目からして食欲を刺激します。
アブラトッピングをしたことで、表面にはとろけるような脂の層が。
この脂がスープ全体を包み込み、まるで濃厚なシチューのような深みを生み出していました。
そして主役の麺。
豚山らしい極太麺は、噛むたびにもちもちと弾力を感じる“主張する麺”。
スープをしっかり持ち上げ、口の中で味噌とアブラの旨みが絡み合い、たまらない中毒性を生みます。
この食感は他ではなかなか味わえません。
ヤサイ抜きにしたことで、よりストレートに麺と豚とスープの三重奏を楽しむことができました。
トッピングの白髪ねぎは最高のアクセント。
濃厚なスープの中で、シャキッとした歯ごたえとほのかな辛みが舌をリセットしてくれます。
これがあることで、重さの中にも軽やかさが生まれる。
ねぎの香りが味噌の風味を引き立て、まさに“影の主役”といった存在感でした。
そして忘れてはいけないのが、トッピングのうずら。
味の濃いスープをまとった小さな卵は、ひと口サイズのご褒美。
噛むと黄身のまろやかさが口いっぱいに広がり、濃厚スープとの相性が抜群です。
味変としての役割も完璧で、最後まで飽きずに食べ進められました。
「大豚」という名にふさわしく、チャーシューの迫力も凄まじい。
分厚くカットされた豚は、箸を入れただけでホロっと崩れる柔らかさ。
口に入れると脂身がとろけ、赤身からは濃厚な旨みがあふれ出します。
それでいてしつこさがなく、味噌スープの中に自然に溶け込む感じがまた最高。
この豚を食べた瞬間、「来てよかった」と心の底から思いました。
ショウガトッピングも見逃せません。
スープに溶かすと、味噌の甘さにほんのりとした爽やかさが加わり、全体の輪郭がピシッと引き締まります。
濃厚なのに後味がスッキリするのは、このショウガの存在が大きいと思います。
まさに“重厚感とキレの両立”。
最後の一口まで飽きることなく、スープをすくう手が止まりませんでした。
店内の雰囲気も活気がありつつ、どこか落ち着いていて居心地がいい。
スタッフさんの手際のよさや声かけも丁寧で、初めてでも安心して注文できます。
特にトッピングの確認や麺の量を聞いてくれる気遣いが嬉しく、
「食べる人に本気で楽しんでもらいたい」という気持ちが伝わってきました。
食べ終えた後は、満腹というより「満たされた」という感覚。
体の芯から温まり、まるで一杯のラーメンに全てのパワーを注がれたような幸福感に包まれました。
味噌の香りがまだ口の中に残っていて、しばらく余韻を楽しみたくなる。
“ジャンクなのに上品”――そんな表現がぴったりの一杯でした。
豚山中野店の味噌山、大豚トッピングは間違いなく一度食べる価値あり。
ボリュームだけでなく、味の完成度も群を抜いています。
ラーメン好きはもちろん、普段二郎系を敬遠している人にもぜひ一度試してほしいです。
きっと「二郎系ってこんなに旨いのか!」と驚くと思います。
ごちそうさまでした。
この一杯を食べた日は、間違いなく“良い日”になります。
次は別トッピングで、自分なりの最高の味噌山を追求したくなる。
そんな中毒性を秘めた、心に残る一杯でした。