9回
2021/07 訪問
▪️【限定7】鴨とじゅんさいつけ蕎麦 黄金昆布水▪️【限定7】鴨と葱と南関揚げつけ蕎麦 黄金昆布水▪️【限定飯】鴨炊き込みご飯
東上野にあるラーメン屋さんです!
日の丸さんじとは、年に数回しか営業しないさんじによる鴨専門のセカンドブランドです
今回は五輪連休を利用して、22日を初日23日を中日24日を千秋楽と称した日の丸さんじ3DAYSが開催されました
Twitterによると初日22日は鴨と葱と南関揚げつけ蕎麦で中日23日は一品増えて鴨葱カレーつけ蕎麦の二品が、そして千秋楽24日はさらにもう一品増えて鴨とじゅんさいつけ蕎麦の三品となりました
てっきりいつものように南関揚げとカレーの二品で打ち止めと思い千秋楽に両方食べればいいかと余裕こいてたらなんと三品
食べれないことはないが財布へのダメージがあまりにもデカいので、二品にすることにしました
じゅんさいは未食だから確定として、あとを南関揚げにするかカレーにするか悩みます
予想としてはじゅんさいと南関揚げは同じつけ汁かと思われカレーにしようかと思いましたが、南関揚げが捨てきれなくてカレーを断念しました
たぶんカレーに南関揚げ乗せてくれと言えばやってもらえただろうけど、もはやさんじジャンキーでもない普通のお客さんのわすにはそれを言う勇気はありませんでした
という訳で、じゅんさいと南関揚げに決めて開店前の行列に並びます
やっぱりコロナ禍の影響ですかね?
以前は1時間前に行っても一巡目はもちろん二巡目すら危うかった開店前の行列がかなりマイルドになってましたね
40分前到着で、先客5名
余裕の一巡目で、もう少し早くくれば厨房側のカウンター席(通称アリーナ席)をもGETできちゃうところでしたね
しかし、開店時にはいつものように大行列
20人くらいは居たんじゃないでしょうか
その後も人がドンドン来て、これからずっと閉店までこのままの状況が続くのは明らかですね
店内左にある券売機で、食券を購入します
今回3種類ありますが全部限定7なので、食券購入後にどのつけ蕎麦を食べるか宣言しなくてはなりません
予定通り同じ食券を2枚購入し、じゅんさいと南関揚げを頼みます
おっと、早期売り切れ必死の鴨炊き込みご飯も忘れてはいけません!
順番に提供されていきわすからは厨房から離れて背を向ける形のカウンター席になるので、弟子二人が麺と炊き込みご飯をそして社長がつけ汁を持ってくるという豪華共演
そして、親方は何をしているかというと…
何かを運びに来た訳でもなくわざわざこちら側に来て、常連の皆さんに声をかけていましたw
そんな従業員全員で一人のお客さんをもてなすお店、それがさんじです!
最初に、未食のじゅんさいつけ蕎麦と炊き込みご飯が着ドーン!
さて、お味は…
まずは、麺
麺側には、じゅんさいが盛り付けられています
めかぶを柔らかくして、もっとトゥルントゥルンな食感ですね
いつの間にか黄金という名ついた昆布水のトゥルントゥルン感を、さらに増強しています
暑い日にこんな食感のモノ食べたら、幸せすぎてダメ人間になっちゃいますね
中太縮れ麺の通称たわやか麺に纏わりついて、麺の喉ごしを良くしていています
つけ汁には、鴨と玉ねぎがゴロゴロ入っています
鴨の弾力ある食感や玉ねぎの甘み、そしてスープ自体の旨みが見事に重なり合っていて美味しいです!
味変で、卓上の山椒を入れるとまた違った美味さを堪能できます
残ったつけ汁にじゅんさい入り黄金昆布水を投入して飲み干したら、まずは一杯目の完食です!
鴨炊き込みご飯は、毎度のことながら鴨脂と山菜の絶妙なコンビネーションが炸裂した文句のつけようのない一品です❗️
そのまま食べても美味いし、つけ汁を少し入れてサラサラッと食べてもまた格別です
炊く窯自体が需要に遥かに追いついていない状態なので、午前中にはおそらく売り切れているんでしょうね
食べれた方は、超ラッキーです!
先頭のお客さんが食べ終わったので、場所をアリーナ席に移して二杯目を食します
南関揚げは、麺側かと思いきやつけ汁の方に入れるんですね
鴨つけ汁が染み込んでいていいですね
麺側には、小口葱・白髪葱・芽葱と様々な葱が盛り付けられていました
南関揚げをベロンチョすると、そこに見えるのはやっぱり想像通りのじゅんさいと同じスープでした
しかし、先程の玉ねぎのみではなくさらにいろんな葱が加わった葱MAXスープはまさに鴨葱食ったぁ〜といった感じになりました
通常のさんじはいろんな食材を使っているので人によっては好き嫌いで食べれないものも出てくるかと思いますが、日の丸さんじは鴨ってわかっているので鴨がダメじゃない限り何食べても満足するはずです
この連休以外にも今年は日の丸さんじを開催していたようなので、まだまだ今年はありそうですね
今回も逃してしまったぁ〜と後悔している方は、まだまだ諦めるのは早いですよぉ〜
2024/02/06 更新
2020/12 訪問
▪️年越し特製鴨蕎麦※重ね全粒粉パキパキさんじ使用▪️鴨炊き込みご飯
日の丸さんじ、あまりにもやらなすぎて掲載保留で検索引っ掛からなくなっていましたw
大晦日の今日開催された旨を運営に報告して、何とか復活させてもらいました
これで、やっとレビューが書けます
前回を遡ってみると…
わすの知らないここ数ヶ月に開催されてなければ、去年の8月末じゃないですか!
一年半近く開催されてなければ、そりゃ掲載保留もされちゃいますよね
でも、運営さん!待ってくださいよ!
2020年何とかギリギリセーフで1回、2019年はなんと3回、2018年は2回、あとわすが通い始めた2017年の年末と確実に年一回はやってますからね
さんじと一緒じゃんと思っている人もいるでしょうが、日の丸さんじはあくまでさんじとは別モノ
その証拠に、わざわざ暖簾も変えています
メニューは、鴨しかありません
だから、掲載保留なんぞしないで今後もいつ開催しても書き込めるよう残しておいてくださいね
昼間に行こうと思ったのですが、仮にラストに間に合っても売り切れや長蛇の列に出くわしそうなので敢えてスルー
今回は珍しく夜の部もあるということなので、夜の部のあわよくば先頭を目指して開店30分前に行ってみました
先客が既に3名程いましたが、一巡目&アリーナ席が確定して狙い通りです
開店時間になると、親方がシャッターを開けて恒例の常連イジリが始まります
並んでるのは大抵常連なので、いじられる=出席確認的なものですね
入って左にある券売機で食券を買ったら、ホール担当のキンタに食券を渡して席に着きます
この段階になってしまえば、たいして待つこともなく着ドーン!
さて、お味は…
まずは、スープ
日本蕎麦のつゆのような感じのスープで、あっさりしていて飲みやすいですね
鴨の旨みも溶け込んでいて、極上のスープに仕上がっていました
麺は、中細ストレート麺の重ね全粒粉パキパキさんじ
日本蕎麦のような喉越しの良さが特徴で、スープにも負けない味わいを自身からも出していきます
具は、鴨・ネギ・南関揚げ・蒲鉾です
鴨の美味さはもちろんのこと、ここ一番にしか出てこない南関揚げが超美味いですね
やや甘めの味わいが何とも言えません
そして、こちらも大人気の鴨炊き込みご飯
山菜と鴨脂との相性が良く、そのまま食べても超美味いです❗️
それに、スープを少し足すと鴨の旨みが更に加わってパワーアップします
周りの皆さんもあっという間に平らげて、寒い中並んでいる皆さんの為にサクッと帰っていきました
飲食店の方々に関しては大変厳しい年になったかと思いますが、そんな中でも日頃の感謝の気持ちを忘れず皆が待望する日の丸さんじを開催するスタッフ皆さんの心意気しかと受け止めました
次はいつやるんだろうかとお客さん側からしてみれば気軽に思ってしまいますが、来年はコロナ対応が更に厳しくなりそうなので無理せず細々でも通常営業するのを当面の目標に頑張って欲しいですね
きんちゃん・まゆちゃん・てる・キンタ
大変な一年でしたが、見事なチームワークで乗り切ってお疲れさまでした
わすはさんじジャンキーを卒業しましたが、来年もぼちぼち普通のお客さんとして忘れられそうになった頃に現れますよw
2024/02/06 更新
2019/08 訪問
▪️鴨つけ蕎麦▪️鴨炊き込みご飯
日の丸さんじ2DAYSの2日目、最終日です❗️
今日は土曜日ということで、昼の部のみの営業です
昨日は平日にもかかわらず先頭は朝の8時から並んでいたらしく、ということは土曜日は暇を持て余した頭のイカれたヤツ…もとい熱心なさんじファンの方が更に早く並ぼうとするは容易に予想できますね
あわよくば大行列時に発動する10時半の前倒し開店に期待して、9時半頃に行ってみました
この時間では一巡目は無理なのはわかっているので、午前中に食べて帰れる二巡目に入り込めれば御の字かなと思い大雑把に数を数えながら最後尾に並びます
この時間でも、既に20名弱の人が並んでいました
無事二巡目に入り込めたようで、あとは開店を待つのみです
10時半頃親方と弟子のTAKAが暖簾を持って行列前を行進する恒例の儀式をしてさぁいよいよ開店か!と思いきや、肩すかしの11時の定時開店でした
この時点で30人から先は後ろを振り返るくらいじゃまるっきり見えず、おそらく50人以上は軽くいたんじゃないでしょうか
今日は昨日よりも更なる高回転を重視した為、予定していた和え玉は中止でつけ麺と炊き込みご飯だけになりました
おそらく今並んでる人でご飯売り切れるだろうから、午後からはつけ麺のみになっていると思われます
とにかく今日の回転は、凄すぎます
一人頭10分程度で入れ替わっている感じです
食券を買っているうちに先頭は既に食べ終えており、二巡目ながらも食券購入後はたいして待たずに着席
メニューはつけ麺とご飯しかないので、即着ドーン!
さて、お味は…
【鴨つけ蕎麦】
麺は、つけ麺ではおなじみの中太平打ち縮れ麺のたわやか麺です
ツルツルした喉ごしとモチモチした食感に、更に昆布水のヌルッと感が加わっていてとても啜りやすくなっています
つけ汁は濃いめの醤油ベースのスープですが、炒めた玉ねぎと良質な鴨脂の甘さが際立っていて日本蕎麦のカドのあるつけ汁と違い醤油の濃さのあとにマイルドな味が覆い被さってきてものすごい旨みを醸し出しています
小ぶりながらも、鴨のブロック肉がたくさん入っています
麺側にある三つ葉や卓上にある山椒を加えると、濃厚なつけ汁の味わいが変化して爽やかさが増します
【鴨炊き込みご飯】
ある意味、鴨脂の偉大さをまざまざと見せつけてくれるのがこの炊き込みご飯
鴨肉はほんの少ししか入っていなくとも、鴨脂を加えることによって鴨の味がものすごい口の中で広がります
そのまま食べてもよし、つけ麺のつけ汁をかけて食べてもよし
どんな食べ方をしようが、今日は鴨の味しかしません
大盛り不可だったり和え玉中止だったり量的に物足りない方もいらっしゃるかと思いますが、今回はより多くの人にできるだけ待たずに食べてもらいたい親方の意向なので大人しく従うしかありませんね
このお店、SNS以外はあまり載らないのに全国からはたまた海外からも旅行カバンを引きずって結構人が来るので致し方ないですね
年に数回しか開催されない日の丸さんじを堪能できただけラッキーだと思うしかないですね
次はいつ開催するかはわかりませんが、おそらく年末かなぁ〜
2024/02/06 更新
2019/08 訪問
▪️鴨つけ蕎麦▪️鴨炊き込みご飯▪️さんじ玉SP(鴨脂の和え玉)
昔は金曜に開催されていた日の丸さんじ
今はその尋常じゃない人気の為年に数回しかも土曜日に開催されていましたが、弟子達の成長が認められわすが通い始めてから初の金曜開催!さらには、明日の土曜の開催と日の丸さんじ2DAYSが始まりました
何が凄いかって、金曜日は昼・夜と営業があってそこに大行列必至の日の丸さんじをブチ込むのが弟子達への信頼が伺えます
諸事情で開店には行けなかったので、大行列でおそらくサラリーマンが並ぶのを諦めるだろう昼休み時を狙っていきました
最終コーナーから見える景色は、やはり大行列でした
推定約30人くらい
開店からだと経験上ある程度時間は読めるが、途中からだとまるっきり人の流れが読めない
さらに今回は炊き込みご飯や和え玉とセットで頼む人ばかりが予想されるので、一人当たりの滞在時間がいつもよりもかなり長いのが容易に想像できます
ジャーの容量が決まっているので提供数が他に比べると圧倒的に少ない炊き込みご飯の有無が懸念されましたが、何とか間に合ったようでつけ麺・和え玉・炊き込みご飯と鴨フルコースにありつけました
外待ちながらも今日はどんよりした天候で陽射しも強くなく、雨が降ったり止んだりながらも比較的並びやすい天候だったのが幸いでした
約一時間ちょい待って、案内されました
メニューは上記の3点しか今日はないのでオペ的には楽そうなんですが、回転率はそう良くないみたいに親方は思っているようでした
他所に比べたらこの状況で驚異的な回転率なのは周知の事実なんですが、いつもがどんなに並んでも15〜30分くらいで回転していく中常時一時間待ちは親方的には納得いってなかったんでしょうね
早く回転することで一人でも多くの人に食べてもらいたい気持ちが強すぎる上の葛藤ですね
事前の会話の中で「途中で売り切れちゃうんじゃないの?」と聞いたら、力強く「それはない!」と並んでくれた人には全員に食べさすという意気込みが強く伝わってきたがさらに出来るだけ並ばせないで食べさせようとする頑張る姿勢がお客さんにも自然と伝わり待ち時間は長かったけれども人の流れ的には決して悪くなかったです
座るまでは時間がかかりましたが、座ってしまえば即着ドーン!
さて、お味は…
【鴨つけ蕎麦】
まずは、麺
中太平打ち縮れ麺の重ね全粒粉たわやかさんじ(通称たわやか麺)は、異なる種類の全粒粉を混ぜ合わせた味も食感もいい麺です
出汁入りの昆布水に浸っているので、そのまま食べてもちょっとした冷しラーメンと錯覚しそうです
今回は三つ葉が乗っていて、香りも食感も良くいいアクセントになっています
つけ汁は、本日のメインの鴨がゴロゴロ入っています
濃いめの醤油ベースのスープには、炒めて甘みを増した玉ねぎや刻みネギが他に入っていました
この玉ねぎがかなりいい感じで、スープの濃さや鴨の脂を上手い具合に中和していて飲みやすくしています
鴨は、おそらく焼いたヤツと生を煮たヤツが入っているみたいです
焼いたヤツは香ばしくやや硬めの食感で、生のヤツはつけ汁を仕上げる時に投入して軽く火が通るくらいな感じなので柔らかくふっくらとしています
【鴨脂の和え玉】
結果的には、これを食べれた人は超ラッキーでしたね
あまりにもお客さんがたくさん来たので、オペレーションの簡素化で翌日営業では中止となった幻のメニューです
こちらは中細ストレート麺のパキ麺で、鴨肉は控えめでメニュー名通り鴨の脂を堪能する和え玉です
もちろん、つけ汁を残しておけばつけ麺感覚も味わえます
【鴨の炊き込みご飯】
ジャーの容量が決まっているので大量に作れない為、毎度のことながら早い者勝ちの争奪戦が繰り広げられる一品です
いわゆる山菜ご飯ですが、良質な鴨の脂を加えることによって甘みも旨みも格段にUPしています
おかわり自由だったら、何杯も購入する人が続出するのが目に見えています
わすが来てすぐに売り切れたので、たぶん40杯くらいしか提供できてないでしょうね
実はわす、ここ来る前にドンブリ二杯の白米を食べてきたのでフルコースで食べれるか不安だったんです
移動時間も含めて約一時間半のインターバルと、あまりの旨さにまだまだ食べれちゃう感じでしたね
日の丸さんじの鴨はよその鴨ラーメンとは一線を画していて、鴨肉のインパクトに頼るわけではなく甘くて旨みのスゴい良質な鴨脂を堪能させる鴨本来の味を感じさせるラーメンです
土曜日は昼の部のみなので、いろんな意味で更なる争奪戦が予想されるので気合いを入れて早めにいこうと思います
2024/02/06 更新
2019/01 訪問
▪️日の丸さんじ×さんじ 鴨蕎麦▪️炊き込みご飯
2019年元旦営業を決行したさんじ、今日は不定期開催の日の丸さんじの復活でメニューは鴨のみです❗️
それにしても、世間は冬季休暇ということもありここ数日のさんじの行列は凄まじいです
どうやら先頭にいる人は、連日朝8時頃からいるみたいですね(^◇^;)
とりあえず、いつもより30分くらい早く行くも遠くから見える行列は一巡目も危ういくらいな感じです
数を数えながら並ぶと、何とか一巡目枠9名に間に合いましたo(^o^)o
わすが一巡目にこだわる理由は、限られた時間の中でその後いろいろやりたいことがあるのでなるべく最短で用事を済ませたいからですね
押せば押すだけ、睡眠時間が削られちゃうんで…
開店前に親方とTAKAが何やら余興をしだし始めました
今回は鴨と煮干の融合、つまり自社ブランド同士の「日の丸さんじ」と「さんじ」のコラボということで両方の暖簾を掲げて「今日はこんな感じですわ」的な挨拶を兼ねた行進し始めました
有名ラーメン店で店主が並んでいる方々に開店前から自ら話しかけてくる店はまずなく、こういったフレンドリーな感じがリピーターが多い理由の一つなんでしょうね
開店して食券機を前にして、いくつか疑問が…
つけ麺でもないのにTwitterには珍しく大盛対応と書いてあって、その割には大盛が×になっていたこと
肉増しがなぜか点灯するんですが、この肉が鴨なのか通常肉なのかが謎でした
聞けばいいんでしょうけど、何が何でもって訳じゃないんでスルーして普通に選択します
次々と手際よく提供されていき、業界最速と言っても過言でないくらいな回転率で末席のわすに提供される前には既に入れ替えが始まる状況の中着ドーン!
今日はメニューが一択なので、いつも以上に回転が早いですね
さて、お味は…
まずは、スープ
何度か食べた日の丸の鴨のみのスープとは違い、今日のはさんじの煮干が加わっているので新鮮な感じの味わいがします
最初はやや煮干が強いかなと思いましたが、さんじの特徴的な最初と最後はスープの味がはっきりわかるほど変わる感じで途中から鴨出汁が濃くなっていき最終的にはカエシと思われる濃厚な醤油系の出汁が感じ取れます
ややカエシが強めな感じもしますが、振り幅が大きいのもさんじの特徴なので気にしません
そんな風に思っていても最終的に必ずすべてが融合する最高点を味わえるので、好みによってそれが早いか遅いかだけです
この組み合わせは、ラーメンというよりもより蕎麦に近くなった感じですかね
麺は中太平打ち麺のたわやか麺ですが、浅草開花楼さんのご好意もあり元旦仕様の特製麺が提供されました
ラーメンでありながら、蕎麦を感じさせるこの麺
やっぱり浅草開花楼の麺にハズレなしです
いろんな店で食べても、その店それぞれに合った独自の麺を提供されているのがスゴイですね
そして、この日の為に特注品を用意していただける心意気とその信頼関係に敬服します
Twitterで製麺所側からの2019年は組んでメディアにもっと出たいね的なツイートを見ると、その関係性の深さが伺えますね
そうなんですよね
さんじって、雑誌やテレビ的なメディアであまり出てない行列店なんですよね
その代わり、エゴサーチ好きな店主の性格からSNS上の発信力はものすごいです
つまり、噂が噂を呼んで新規のお客さんを獲得してるのとその味と人柄からまた来たいなと思わせるお店でリピーター率が非常に高いラーメン店です
食べ始めようとした時に、親方がいきなりやってきて鴨肉の増量サービスをし始めました
さんじ流のお年玉なんでしょうかね?
ありがとうございます( ^ω^ )
写真は、増量後のヤツです
肉は大量に用意してあるらしいんですが、スープがそれに追いつかないらしく振る舞い酒ならぬ振る舞い鴨で大盤振る舞いです
具は鴨肉・ネギ、そして今回の秘策のバカでかいお揚げが入っていました
昔からの常連は知っているらしいのですが、回数こそ常連と呼ばれる方の数年分来ているもののまだ約一年しか来ていないので初遭遇です
どうやらこのお揚げ、九州の南関揚げっていうらしいですね
さんじの特徴として、特別な日に社長所縁の地の九州の食材を使ってきますね
そこがまた東京の人にとっては、何気ないものでも目新しく未知の食材に出会えるのは嬉しいです
南関揚げは色的にはタレに漬けているわけでもなさそうな揚げたままの薄い色ですが、なぜか甘いです
おいなりさん的な感じすら覚えます
これに炊き込みご飯をぶち込んでおいなりさんにしたい気分ですが、さすがにスープに浸ったアツアツのお揚げにご飯を詰め込むほどチャレンジャーじゃありません
という訳で、炊き込みご飯はそのまま食べます
鴨出汁で炊き上げたご飯に鴨脂がまぶしてあって、たくさんの山菜が入っています
日の丸さんじでは定番の組み合わせですが、これがまた美味すぎます
そのまま食べてもよし、残りのスープをかけてサラサラ食べるもよしであまりの美味さにあっという間になくなりました
年明けながらも、さんじ的には今日が仕事納めになるのかな?
お子さんの休みに合わせた?恒例の長期休暇で、休み明けは10日からの営業になるようです
2024/02/06 更新
2018/09 訪問
▪️鴨つけ蕎麦(大盛)▪️鴨の炊き込みご飯
『平成最後』の鴨つけ蕎麦の噂を聞きつけ、今回も開店前から鬼のような大行列でした
何も知らないで行った昨年末の日の丸さんじはたまたま一巡目、七月は年末の経験を活かしてアリーナ確保、今回は土曜日の爆発的な人気を加味してさらに早めに行き辛うじてアリーナを確保できました
別に厨房と対面するアリーナ目指している訳じゃなくて、いつ座れるかわからない行列に並ぶのが嫌なのと仕事終わりで行くので早く帰りたいだけです
前回の経験を活かすと、お客さん想いの親方の性格からして今回もおそらく10時半開店と睨んで早く行きました
予想通り、今回も10時半開店でした
こちらのお店は行列ができるのをよしとせず、リピーターのみならず新規もイジりながら鬼のような回転をします
数あるラーメン屋の中でも、ここまでお客さんとコミュニケーションをとるお店は見たことありません
着席しているお客さんのみならず、券売機で食券買っているお客さんもイジり倒します(^◇^;)
いろんな意味で、ラーメン業界の概念をぶち壊す唯一無二のお店です
今回は鴨つけ蕎麦と鴨の炊き込みご飯だけなので、行列を捌く為にひたすら作り続けます
いつもは弟子の翼が食券回収とか外行列のチェックを頻繁にしているのですが、つけ麺を洗う作業・ご飯の提供や洗い物など大行列が絶えない日の丸さんじの時は店内が大忙しです
ですが、翼も日頃の鍛錬と前回の経験を活かして何事もないかのように頼もしく対応しています
忙しいながらも手際のいい調理でサクッと着ドーン!
丁寧に盛り付けされていて、見映えがキレイなのでSNSにあげやすいですね
さて、お味は…
まずは麺
中太平打ち麺の重ね全粒粉たわやかさんじ、通称たわやか麺はモチモチツルツルの食感が特徴的です
Twitterを見ると、この麺を作られている浅草開花楼の不死鳥カラスさんも大行列に並んで食べに来ていたようです
いくら近くにお店があるからと言っても、結構頻繁に通われているのは自社の麺のポテンシャルを十分に引き出していると認めている信頼の証かもしれませんね
つけ汁には、鴨肉がゴロゴロ惜しげもなく入っています
鴨肉に焼きを入れている風味や香りを活かす細かい配慮もうれしいですね
濃厚鴨出汁でやや味が強い分、一緒に入っている玉ねぎが甘くてマイルドな味わいに仕上がっています
刻み長ネギのみならず、玉ねぎを入れているところがこのスープの秀逸なところです
麺の方に入っている三つ葉は、はっきり言ってどのお店で出てくるよりも強烈な味わいがします
逆にこれだけ主張する三つ葉でないとこの鴨汁にはマッチしないと思われますし、三つ葉がこんなに香ばしいかおりや味を放つものだと気付かされます
三つ葉超美味いです!
トッピングで三つ葉大盛あったらいいなぁ〜と毎回思います
さらに途中でこの日だけ登場する卓上の粉山椒を入れると、また違った味わいが楽しめます
ご飯を頼んだ方は鴨雑炊にするもよし、麺側に残っている昆布水を入れて飲み干すもよし
何をしても、美味い以外形容すべき言葉がありません
鴨の炊き込みご飯は、山菜と鴨肉がたっぷり入っています
ご飯が柔らかいのと光沢があるのは、どうやら鴨脂でそうなっているらしいです
丼で食べたいくらい超美味いです
山菜のシャキシャキした食感・鴨肉の弾けるような食感や鴨脂でコーティングされた柔らかいご飯の食感といろんな食感が入り乱れていて、鴨脂のコクがすべての旨みを包み込んでいます
鴨つけ蕎麦は次は新年号になってからですが、冬も別メニューで一回は日の丸をやると思うのでこちらも今から楽しみですね
2024/02/06 更新
2018/07 訪問
▪️鴨つけ蕎麦(大盛)▪️鴨の炊き込みご飯
わすの知らないさんじの世界がそこにあった…
今日は昨年末以来な日の丸さんじの日❗️
鴨を使ったラーメンを提供する日です
わすが通うようになる以前は毎週金曜日に開催されていたようですが、店員さんの入れ替わりとかありなかなか開催できる体制がとれず今はほぼ絶滅危惧種…
今日を逃すと、次はいつやるのかわかりません
開店一時間ちょっと前に顔出すと、すでに先客2名
思ったより少なかったです
が、この後の勢いがものすごい❗️
あとからあとから上野駅方面からこちらに向かってくる人が絶えません
用意されていた日傘もあっと言う間に足りなくなりました
30人くらいはいたんじゃないでしょうか?日傘で最後尾まで見えなかったので推測ですが、開店後の様子から間違いなくそのくらいいます
開店時間30分前、行列のすごさとみんなの期待に応えるかのように時間前開店しました
当然開店時間に来る人が大半なので、その後の行列の勢いは止まりません
冬と違い、夏の鴨はつけ麺のようです
メニューはつけ蕎麦と炊き込みご飯しかないので、当然両方頼みます
結果として早く並んで正解!
たぶん最後尾の人よりは、並ぶ時間が短かったと思います
久々の日の丸営業なんで、昔を思い出しながら仕事をしている模様
やっと日の丸再開できた喜びと安堵感で笑顔も見えますが、このものすごい行列を捌くのに気合いを入れているのか?やや緊張した面持ちも垣間見えます
つけ蕎麦なんで麺を冷やす手間がかかるものの、サクッと着ドーン!
オススメの炊き込みご飯も同時に着ドーンです!
さて、お味は…
まずは麺
これはいつものつけ麺と同じ、重ね全粒粉たわやかさんじことたわやか麺です
特に説明は不要でしょう
つけ汁は醤油ベースの鴨汁で、鴨肉・刻みネギ・玉ねぎが入っていました
鴨肉と玉ねぎは炙られた形跡があり、旨みと甘みが凝縮されていました
鴨肉の香りがものすごく、肉自体も弾力があってなおかつジューシーで美味しいです
麺の方には三つ葉が付いており、これまたいいアクセントになっています
味変として粉山椒が卓上に置いてあり、ひと匙入れてみると濃厚なスープにピリッとした感じが加わりまた違った感じになります
炊き込みご飯は、鴨肉入り山菜ご飯です
山菜と鴨の相性がバッチリで、とても美味しいです
ややご飯がベタついてた気もしますが、おそらく早い時間だったので表面の水分量の多いところが割り当てられたのかと思います
でも、このくらいの暑さだと水分量の多めのご飯の方が食べやすいですね
最後に麺側にある昆布水を鴨汁に入れて飲み干してフィニッシュです!
事前調査で親方から鴨つけは他の鴨より数十倍美味いと聞いていましたが、まさかこれほどまでにわかりやすく美味いとは思いもよりませんでした
冬の鴨がカレー南蛮だったので鴨以外の味も際立ってしまってましたが、つけ蕎麦は純粋に鴨を楽しめる逸品ですね❗️
焼いた鴨の香ばしい匂いで、珍しく鼻までフル稼働して食べたラーメンは久しぶりです
しかも大抵そういう時はコレ何の香りだろうと確認の作業なんですが、明らかに正体がわかっているのに何度も嗅ぎたくなったのは初めてかもしれません
お昼の部のみの営業なので、まだ時間的には間に合います
あとは売り切れないことを祈るのみですね(^◇^;)
2024/02/06 更新
2017/12 訪問
▪️鴨カレー南蛮
今年最後の日の丸さんじです
何気なくさんじに食べに来たのに、日の丸さんじに会うなんてラッキーです
そういえば、今日金曜日でしたね
いつものように、今日も一時間近くチャリ漕いで10時頃到着しました
こんなクソ寒いのに、なーんと2名すでに並んでいました(^◇^;)
一時間も並ぶ気はないので、暖かい場所に一時避難
この時間に2名いるってことは何かありそうだと睨み、いつもより早い30分前に再度来てみました
待ち人は4名に増えてたので、並んでみることにしました
その後着実に行列が長くなっていき、開店時には15人くらいいたと思われます
開店時掛けられた暖簾を見ると、日の丸の文字が…
そこで今日日の丸さんじの日なんだって気づきました
券売機は鴨そばと鴨カレー南蛮のどちらかしか選択できません(ToT)
迷わずカレーを選択し、着ドーンまでの間恒例の店内物色
なーんと、ラーメンラリーシールを発見しちゃいました
迷わず買いました
結果は惨敗(ToT)ノーマルカードばかりでした
何となくこのお店の雰囲気が好きです
楽しそうにお仕事している店主、チャキチャキの江戸っ子っぽいサバサバした感じの元気な奥さん?見てるだけで何かこちらも楽しい感じになります
そうこうしているうちに着ドーン!
蕎麦屋のカレー南蛮をイメージしていたので、第一印象サラッとスープに驚きました
さて、お味は…
まずはスープ
黄金色に輝くスープはあっさりで、スパイスはあまり強く感じません
イメージ的にはスープカレー的なものですかね
濃厚でドロドロをイメージしていたので、完全に虚を衝かれました
麺は全粒粉のストレート細麺、何となく蕎麦を食べてる感じにもなってきます
具は鴨チャーシュー、刻みネギ、万能ネギ、穂先メンマ、あとごく少量ですが玉ねぎらしきものが入ってます
長めにカットされた万能ネギは、わすにとって嬉しい限りです
鴨チャーシューはジューシーな感じがしてかなり美味しかったです
ご飯が欲しくなってきますが、残念ながら今回販売してないようなので泣く泣くスープを飲み干す
一般的にイメージしていたカレー南蛮とはイメージが違いましたが、適度にスパイシーなスープが食欲を増進させます
大盛にしとけばよかったなぁとちょっと後悔しました
2024/02/06 更新
東上野にあるラーメン屋さんです!
先日周年記念のチケットをいただいたので参加してきました
出先から手ぶらで直接行くのを前提に時間設定をしたのですが、思いのほか時間に余裕があったのでお祝いとして我が家の宝物庫にお宝を取りに帰ったのが大誤算
電車のダイヤが乱れていて、定刻には間に合わないのが確定
それでも何とか10分遅れくらいだったので、何事もなかったかのようにしれっと入店しちゃいました(^◇^;)
ラーメン屋さんの周年記念って普段出さないようなラーメンを提供するだけなのが一般的ですが、さんじの周年記念は違います!
なんと、【タダ】です❗️
故にさんじジャンキーと呼ばれるヘビーユーザー限定になりますが、それでも少なくとも100人以上は招待されています
さらにコロナ禍じゃければ、閉店後に打ち上げが開催されたりもしていました
今年は新作というよりかは、それ以上に皆さんが待ちに待っていた今となっては伝説の日の丸さんじが提供されました
日の丸さんじとは鴨を使ったラーメンを元々週一回二毛作的な試みで営業していたのですが、あまりにも行列ができたり店員さんが定着しなくて人手不足だったりと年々開催される日数が少なくなって幻のラーメンと化しています
今では、年に2〜3回開催されればいい方なんじゃないまでしょうか
メニューは一つしかなくチケットをもらう時に普通盛か大盛をすでに指定しているので、席に座って出来上がりを待っていると何やら違和感を感じました
あれっ、店員のキンタがいない…
んっ、じゃあ洗い場にいる後ろ姿のヤツは誰なんだ⁉︎
なんと、息子さんでした
何か楽しそうにお手伝いしていたのが印象的でしたね
バイト代いっぱい貰えたのかな?
じゃあ、キンタはいずこへ…
バックレて飛んだんだよねぇ〜と店主が衝撃の告白をするも、すぐに嘘だと白状
しかし今まで特別な日によからぬ何かが起こることが多かったので、皆真に受けちゃいましたよねw
どうやら具合があまり良くないようで、こんなご時世なんで強制休暇をさせたとのこと
大事な日にいないのは寂しいが、お大事に
と、そんな話をしているうちに着ドーン!
さて、お味は…
まずは、麺
この日用の浅草開化楼の特注麺だそうで、確かにいつも食べているパキ麺やたわやか麺とは全く違う麺でした
ひと言で言うと、うどん
コシがありながらモチモチした歯ごたえで最初はいつもとは違う麺に戸惑いを覚えましたが、コレがまた美味いんですよ❗️
うどんのようでうどんじゃなくラーメンのようでラーメンじゃないって、ラーメン屋なんだからラーメンなんでしょうけどねw
とにかく、普段のラーメン用というよりはこのラーメン専用の麺でしたね
バチッとハマっていました
スープはいつもの食べる人を選ぶ振り切った味も濃いが塩気も強いスープとは違い、鴨の脂や玉ねぎで甘みを前面に出した万人受けする優しいスープです
コレがまた美味すぎます❗️
スープの仕上げとして、提供前に生の状態から煮込まれた皮付きの鴨肉がゴロッと入っているのが何とも言えない美味さですね❗️
卓上にある山椒を入れると、甘みのあるスープがピリッとしてまた違った美味さが楽しめます
通常の日の丸さんじだとラーメンの他に鴨脂を使った山菜ご飯が販売されるんですが、ラーメンをタダで食べさせていただいてるのにソレもタダで喰わせろとはさすがに言えませんねw
うどんのような麺という新たな引き出しを見せた11周年記念!
はたしてこの麺は今回限りなのか、それとも今年要所要所で猛威を振るうのか楽しみな12年目になりそうですね
ごちそうさまでした
そして、おめでとうございます