みっちゃん@shiroさんが投稿した鮨 詠心(東京/麻布十番)の口コミ詳細

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移転鮨 詠心麻布十番、六本木、六本木一丁目/寿司、日本料理、海鮮

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  • 夜の点数:4.2

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2022/02 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

工夫された一品一品

こんばんは!(=・ω・=)

今日はお休みということで、連れと電車で麻布十番まで訪れました。街を軽く散策して老舗路面店などでお土産を買った後、夕食を取りました。
場所は
麻布十番駅から、徒歩数分の
「鮨 詠心」さんというお店。

お店は5階で、店内に入ると見晴らしが良く、また5時予約ということで、ちょうど夕日がきれいな時間帯で、店内に光が差し込む感じがよく、座席も座りやすくとても良い席でした!

入店し、まずは、
レモンサワーを注文。さっぱりしたお味で、炭酸も程よく美味しかったです。

お料理はまずは、先付として
「魚のお出汁」
沸かない程度の温度を保ちながら、じっくり3時間煮込んで作られたそうです。一品目から手のこまれた料理で驚きました。恐らくイワシが使われており、まるで身が入っているかのようにしっかりと味が感じられました。またこの日は、寒かったので一気に体が温まりました。

次は「サワラ」
こちらは身の中の水分を抜きとり、皮目だけ焼いて調理したとのこと。塩味がついておりそのまま頂くスタイルです
焼き目の部分がスモーキーで
脂感がちょよいバランスで美味しく頂けました。

続いては「もずく」
石川県産とのことでした。
もずくは恐らくほとんどが沖縄県産のはずなので、石川県産はとても貴重だと思いました。

普段お馴染みに食べるモズクに比べると、食感がコリコリしており、ヌメリが少なく、また酸味も穏やかでした。添えられている生姜ともよく合い上品なモズクでした!

続いては「めぬけ」
部類は金目鯛などと同様、深海魚で高級魚の部類。
一緒に添えられてくる、薬味は漬けられた玉ねぎ。一ヶ月漬け込み熟成させたとのことで、ここまでこだわるとはと、感心しました。そして味わいですが、目を閉じて食べたらまるで、「焼き鳥のモモ」のような食感と味わいでとても驚きました。新鮮な白身の食感とプニプニした皮の食感、白身の味の淡白さ、とても素晴らしかったです。
ここでお酒を追加。今回は、ワインでお寿司を頂くことにしました。
「ムルソー/白ワイン」
2018年産フランスワイン
辛口でミネラルでお寿司ともよく合いました。

続いては「タコの柔らか煮」
こちら鍋で煮込まれた熱々のタコをその場で切って提供して、くださいました。
まず最初に抱いた感想は名前通りとても柔らかい。
そして口の中で崩すように噛んでいくと、出汁を存分に吸ったタコを楽しめ、また少し生姜の風味も感じられとても美味しかったです。

次は「子持ち昆布とかぶら蒸し
」子持ち昆布、かぶら蒸し、がカニの出し汁あんの中に入っております。

子持ち昆布はお節でしか頂くことが無かったので、こんな丁寧な料理で味わえとても贅沢でした。もちもちプチプチ食感に昆布の優しい磯の香りがあります。
かぶら蒸しは口当たりがとても良く、丁寧に作られた感じが伝わってきました。カニのあんは贅沢なほど身がふんだんに使われており、言うまでもなく美味しかったです。また餡が少し残ったところに、シャリを入れ二度楽しめるスタイルとのこと。
このシャリがお酢がきいており、一緒にいただくとまるで、天津飯の味わいに。最後まで楽しめた一品でした。

次からはいよいよ、寿司ネタです。まずは「中トロ
一口食べまずこちらのお店のお米に驚きました!
塩気が強くわりと硬めの尖ったお米のタイプでした!

店員さん曰く、敢えてそうしているそうで、提供する寿司ネタの脂もの(柔らかいネタ)とバランスが良くする為とのこと。一体化するのではなく、ネタ単体の良さをしっかり味わってもらい、もう一貫食べたくなるように工夫しているそう。
後半続く寿司を通してみても、確かにネタの味が主役としてしっかり味わえ、舌触りもしっかり感じられ、なるほどと感心しました。またギュッと変に強く握られておらず、シャリの量が本当に考えられた適量であり、とても良かったです!

さて「中トロ」ですが、こちらは、とろける味わい、シャリとのバランスもよく、中トロの濃厚なさをシャリが上手く受け止めてくれます。


次は「春子鯛」
タイの若い時とのこと。
上にゆずが振られておりました。
食感はコリコリ、風味よく、旨味もしっかりと感じられました!
次は
「アオリイカ」
こちらは、まずイカ自体は、とても甘く、ねっとり、そしてクリーミーでした。これだけだと重く感じますが、ここに上に塩が降りかかるアクセントがあり、このお塩で全体がキレイにまとまっていました。

ここでお酒の追加として
「ルゴーニュ/赤」をグラスでいただきました。
1993年ワインととても古く熟成されたワイン!
店員さんが、お寿司に合うよう温度を冷たく提供してくださりました。味は古いワインなのに酸味がしっかりあり、この酸味がお寿司ともよく合いました。

次は
「太刀魚のTKGごはん」
太刀魚の食感のさっぱりしたところを黄身が埋め、旨味が濃縮されており逸品でした。よくこんなメニューを考えられたなと驚きました。

「コハダ」
まず一目見て、こちらのコハダは切り方がリボンのようでとてもキレイでした!お味は臭みが少く食べやすく、口に入ったときの温度感がよかったです。酢締めが効いて、酸っぱさの後に濃縮した旨味も感じられました。
こちらのお寿司は繊細な見た目なのに大胆な味わいで驚きます。
次は「ボタンエビ」
身は濃厚で旨味がたっぷり、ねっとりとしており、お酒によく合いました。
また全体としては卵があることで爽やかな口当たりとほのかな苦味が加わりバランスよくまとまっています。
次は「ウニ」
本日分は北海道根室産を使用とのこと。サッパリめな味わいで、口当たりが爽やかでとても美味しかったです!そして巻かれた海苔は恐らく裏で炙っているようでパリパリ食感でとても美味しかったです。

「トロ」
トロの上品な香りが口いっぱいに広がりました。とても美味しかったで。また柔らかすぎない食感で、旨味もしっかり感じました。こちらも初めの中トロ同様にシャリが硬く塩味が効いており、バランスがとても良かったです。

「穴子」
濃厚なタレでとてもインパクトがありました。
穴子の身は非常に柔らかく、そしてふんわりしていました。

そして締めとして

「マグロのすき身」と「しじみ汁」が提供されました。

このマグロは少し前から、板前さんが目の前で調理されているのを見ることができ、美味しさが前段階で伝わっていました。
出てきたのは巻物スタイル。

ネタがとてもたっぷりので贅沢すぎる巻物でした!そしてとても好きなタイプでした。
半液体程の、とろける食感の舌触りの中に、ほどほどに身の食感が残っており本当に絶品でした!しじみ汁は磯の香りは抑えめで優しく良い味わいでした。


最後は「卵焼き」
見た目も味もほぼスイーツでした。
卵と調味料のみで作ったそうですが、本当にスイーツ感が強く、口当たりもなめらかでひんやりしており、プリンのようなお味でした。

今回は本当にどれも美味しく、とても良い時間が過ごせました。
また特別な日にぜひ利用したい
と思います。

ご馳走さまでした!

2022/02/12 更新

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