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夜の点数:4.0
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数十年変わらない完璧な一杯
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2023/05/17 更新
「太肉麺(太肉2個のせ)」1150円
やや感傷的な昔話になるが、約30年前友人に連れられて食べた桂花ラーメンの衝撃は今も忘れられない。その頃はラーメン屋の種類も少なく、いわゆる中華そばがほとんどだった中で、このビジュアルと味はまさにカルチャーショックだった。
今や新宿の街並みも激変したが、駅からの細い路地を下っていくと、当時と変わらない独特なフォントの丸看板が迎えてくれる。店内もほぼそのままの激せま仕様。店員さん一人がやっと動けるスペースしかなく、スープの寸胴には太いパイプが天井から伸びている。これは2階から仕込んだスープが注がれる仕組みで、ドドドッと降りてきたときの衝撃は今も目に焼きついている。
着丼した太肉(ターロー)麺は驚くべきことに30年前のままだった。当時一杯900円という価格は贅沢品だったが、新宿を訪れると無性に食べたくなり、トータル100杯は頂いていると思う。今は太肉の個数も選べるようだが、昔はデフォルトで2個載っていたはず。250円のアップは安くすら感じてくる。
スープを啜ると、懐かしい味がジワッと沁み込んできた。野性味溢れる豚骨ダシに、黒いマー油の芳ばしさが堪らない。太肉はトロットロに煮込まれ口の中で解け、肉のうまみとチャーシューダレの濃厚な味が力強く広がる。麺は昔から「やわめ」でお願いしていた。それでも歯切れの良い麺は咀嚼する悦びがあり、太肉、キャベツ、茎ワカメなどと組み合わせると、まさに口福の極み、時空を超えたノスタルジーをも噛みしめている自分がいた。
スープ、麺、太肉、キャベツの組み合わせは、完璧だと昔から思っていたが、数十年の時の流れを経ても全く揺るぎないないことに、改めて究極の一杯であると再認識した。ひとつだけ変わったことは、自身が若さを失い、当時完飲できたスープを少々残してしまったことぐらい。でもおいしかった!本当に久々にご馳走さまでした。個人的なラーメンの原風景であり、極私的な長文におつきあいありがとうございましたm(_ _)m