2回
2017/11 訪問
天ぷらをお店で食べたいと思った最初のお店
何度かお邪魔しています。
最初のきっかけは、コチラ方面に仕事で来た際に、同行者が「和食がいい。でも生魚はイヤ。」とマンドクセー注文を付けたからw
そうじゃなきゃ、すぐそばに一力もあるし、チーナンもあるし、うろこいちもある。
この界隈にはオキニ店がたくさんあります。
で、その時に検索して見つけたコチラのお店。
かき揚げ丼が人気らしいです。
かき揚げ丼ですから、かき揚げを頬張りタレと一緒にご飯をがっつくイメージです。
ところが???です。
プリプリの海老と磯の香りがたまらない貝柱、シャキシャキのたまねぎが十分すぎるほど使われているかき揚げ。甘辛い絶妙のタレ。
頬張るなんて申し訳ないっすwww
素材一つひとつを口に入れ、素材の味を堪能しながら食べるかき揚げ丼です。
小鉢にお刺身、食後にコーヒーまでついて1,080円。
お椀も含めてすべてが美味しい。
この4ケタは安すぎます。
お店でてんぷらを食べようなんて思ったことありませんし、今も思いませんが、こちらのかき揚げは別。
ラーメンでも鉄火丼でもない気分の時は、必ずこちらにお邪魔します。
接客も素晴らしい名店です。
今後も贔屓にします。
2017/11/21 更新
いわきで営業マンに変身したこの日は水曜日。よって鮮魚が自慢の名店は、当然にして休み。
ならば、久しぶりにチーナンの半ちゃんラーメン!と意気込み、車を走らせますが、案の定、、、やっぱり、、、行列が出来ています。すっかり人気店になっちゃいましたね。
午後は早い時間にアポがありますから、並んでいるヒマはナッシングであります。
さて、どうするか?
ここがありましたね。
行ってみると、なんと空いている。こんなに空いているのは初めてです。
近くに出来たイオンモール小名浜の影響でしょうか?(シラネwww)
で、いつものようにかき揚げ丼!ではなく、未食の品に手を伸ばしてみました。
それがこちらの天丼です。
色鮮やかな具材に眩暈を覚えます(←大袈裟www)
茄子
サックサクの衣に包まれたそれは、茄子本来の美味しさが残されています。茄子の皮の程よい食感。若干の青臭さ。その青臭さが引き立てる甘味。
スーパーで売っている茄子の天ぷらは、ヒドイところだと茄子が油を吸っちゃって、油のスポンジを食べているような感覚に陥りますからね。それらとは比べようがありませんし、比べるのは失礼ですね。
しめじ
この時期ですから、さすがに天然ものではないでしょうが、しめじ特有の香りはしっかりと残されておりました。コキッ!という食感も。
海老(2本)
主役です。甘いです。甘い。
そして揚げ具合が超レアです。もうね、さっと火を通すだけで、すぐに取り出しているのが分かります。
海老天じゃないですね。海老のお刺身を天ぷらの衣で包んだ食べ物って感じです。
ちくわの海老入り大葉包み
どう表現していいのか分かりませんので、こんな名前にしてみましたwww
ちくわの穴に海老を入れて、それを大葉で包んだものを天ぷらにしています。
こちらの海老はかき揚げ丼にも使われている海老だと思います。
だってプリプリ感がハンパないですもの~。
海老とちくわが奏でる磯の香りを、大葉の爽やかさが引き立てます。
大葉大好きオジチャソですから、満足です。
キス
これが絶品でございました。乃が美のパンかっ!と突っ込みを入れたくなるくらいフワフワのフワッフワです。こんなの初めて♪(←乙女チックに読むべしw
ほんと、こんなキス天は初めてです。
個人的には、海老は1本でいいからキス天を2枚にしてほしいwww
この時期、釣り友がキス釣りに精を出していますが、残念ながらフカセ師の私には縁がありませんw
やはり旬のモノは美味いですね。
イワシ
あ、これはお刺身で提供された一品です。
写真で分かります?真っ白でしょ?
そう、脂が乗りまくっておりまして、下手な大トロなんかよりウマウマです。
醤油に付けた途端、醤油皿に浮かんだ醤油湖(なんだそれ?w)の表面にフワ~~~ッ!と脂が広がりました。そのくらいノリまくりです。
あ~、これでビール飲みたい!
食後にアイスコーヒー。
さて、こちらのお店。かき揚げ丼は目を瞑りながら食材をイメージして食べたい一品ですが、天丼は具材を目で確認し、そして味をイメージして口に入れたら、(何もかも美味しいという意味で)見事に裏切られる一品だと思います。
いずれにしても、どんなメニューであっても、しっかりと素材自体が持つ様々な旨味(見た目、香り、食感、味etc)を活かしながら、そのためには技術を惜しまない名店だと感じました。
次回からはかき揚げ丼にすべきか、天丼にすべきか大いに悩むことになりそうです。
(新たなメニューとしてキス天丼を所望します!www)
大変美味しゅうございました。