1回
2017/10 訪問
鯛ラーメンはここまで、こだわらないとうまくならないんでしょうね。
2017/10/28 更新
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土曜日の午後１４時に一人で訪問。待つことなく入れましたが、席につくと５分もせずに５人ほどの行列ができました。
店内は白を基調として、清潔感のあるカウンターが好印象です。そして何より店に鯛の香りが充満しています。
今回頼んだのは、鯛塩ラーメンと鯛茶漬けのセット、半熟味玉を追加注文です。
カウンターに座るといつも、作る所作などを拝見して楽しんでおりますが、
こちらの湯切りが面白いですね。
麺を茹でる時は一般的なかごに入れてますが、
それを平たいカナザルの上に広げて湯切りをしています。
確かにこの方が湯が切れるかもしれません。
一つのこだわりですね。
鯛ラーメンや塩ラーメンの場合は、この辺が大切なのかもしれません。
さて、まずはスープから。優しい味わいのスープにほどよい旨味。
そして、ほんのりとした甘みがあります。塩で逆に甘みを演出しているんでしょうかね。
バランスがいいです。優しいのにこの旨味は凄いスープですね。
麺は細麺で、割りと量が多く感じました。
チャーシューの上にゆずと可愛らしいお麩がのっています。
チャーシューはとろとろというわけではないですが、しっかりとした歯ごたえながらも
すっと切れるかんじで赤身のハムのような食感です。
味もそれなりのチャーシュですので、口直し的な意味合いでゆずでしょうかね。
スープにも入ってしまいますが、そんなにゆずの香りは強くなかったです。
ちなみにカウンターにゆずの粉末があります。
卵は味がしっかり。
麺と具を完食し、いよいよ鯛茶漬けです。
鯛茶漬けを食べる時には温かいスープ割り頼めるということで頼んだところ、
ちょっと一瞬驚いたようですが、快く応じてくれました。
スープ割を一口飲んでみました。
これが鯛の出汁かと勉強になりました。
鰹出汁のように鰹！というより昆布出汁などと一緒で
ほんのり鯛の味わいがします。
これをベースにしているんですから、繊細な塩ラーメンになりますね。
オススメの食べ方通り、まずはゴマダレのかかった鯛を一切れととご飯を一口。
ごまだれもそんなにしつこくないですね。
浅草の日本料理屋を思い出しました。
そして、ごまだれを余すことなく入れまして、残ったスープを少しと熱々の出汁を投入。
これはいくらなんでもゴマダレ味が強いかなと思いましたが、
それほど強く感じることもなく、サラサラ食べられました。
今回、驚いたことの一つが丼を載せている皿。
丼を温かくしてくれているとそれだけで嬉しいのですが、
こちらではその丼を載せている皿まで熱かったです。
すごい、こだわりです。
ぜひ、また訪問したいですね。
この後は部下の結婚式でした。
おいしい鯛塩ラーメンもいただき、幸せいっぱいの１日でした。