S.S.JJさんの行った(口コミ)お店一覧

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120 件を表示 133

長浜御殿 住吉店

博多/ラーメン

3.47

133

-

~¥999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:5.0

長浜御殿 住吉店は、私にとって幼少期からの思い出が詰まった特別な場所です。福岡に帰省した際には必ず訪れる、そんな心の拠り所とも言えるラーメン店です。小学生の頃、オリックスの帽子を被るとラーメンが120円で食べられるというユニークなサービスがあり、その頃から長浜御殿の味に親しんできました。この日も出張で福岡に戻った際に足を運び、懐かしさと変わらない味わいを存分に楽しむことができました。 赤いテーブルと昔ながらの雰囲気漂う店内は、長浜ラーメンの歴史を感じさせる独特の魅力があります。一歩足を踏み入れると、豚骨スープの香りが心地よく鼻をくすぐり、自然と食欲が湧いてきます。メニューはシンプルですが、その分一つ一つの味わいにこだわりが感じられます。 今回注文したのは、ねぎがたっぷりと盛られたラーメン。スープは透明感のある豚骨スープで、濃厚でありながら後味はすっきりしていて飲みやすい仕上がりです。幼い頃から変わらないこのスープの味は、まさに「懐かしさ」を一口ごとに感じさせてくれます。 麺は細麺のストレートで、固さを選べるのも長浜ラーメンの特徴です。この日は「バリカタ」で注文しましたが、スープとの絡みが絶妙で、食感も楽しめました。豚骨スープの旨味をしっかりと吸い込んだ麺が口の中でほぐれ、一口ごとに満足感が広がります。 トッピングにはたっぷりの青ネギが載せられ、シャキシャキとした食感と爽やかな風味がスープの濃厚さを引き立てます。チャーシューも柔らかく仕上がっており、脂の甘みと豚肉の旨味が口いっぱいに広がります。特にスープと一緒にいただくと、チャーシューの風味がより一層際立ちました。 また、長浜御殿ならではの楽しみの一つとして、卓上に用意されている調味料があります。紅生姜やゴマ、そしておろしニンニクを好みに応じて加えることで、自分だけの一杯を作り上げることができます。この日も紅生姜をたっぷりと加え、さらにネギの香りを引き立てるようにゴマを振りかけて味わいました。 長浜御殿 住吉店は、ただラーメンを食べるだけでなく、その場所に訪れることで過去の記憶が蘇る特別な場所です。オリックスの帽子を被っていた小学生時代の思い出や、家族や友人と訪れた日のことが自然と頭に浮かびます。変わらない味と温かみのある雰囲気が、日常の忙しさから解放されるひとときを提供してくれます。 長浜御殿のラーメンは、シンプルでありながら一度食べると忘れられない味です。これからも帰省するたびに訪れたいと思わせてくれる、私にとってかけがえのない場所です。この日の一杯もまた、懐かしさと美味しさに満ちた最高の体験となりました。

2025/03訪問

1回

ハイボールスタンド

中洲川端、櫛田神社前、呉服町/立ち飲み、バー

3.07

15

¥1,000~¥1,999

¥1,000~¥1,999

定休日
日曜日

夜の点数:5.0

「ハイボールスタンド」は、博多・中洲エリアで気軽に立ち寄れるスポットとして、魅力的な飲み屋です。今回初めての来店でしたが、すぐに居心地の良さに惹かれました。店舗は明るいネオン看板が目を引き、通りに面して開けた構造になっており、入りやすい雰囲気が漂っています。友人とふらっと立ち寄るにも、一人で軽く飲むにも最適な環境です。 まず写真に写っているハイボールグラスですが、「STRONG SODA BAR」と書かれたデザインがユニークで、店舗の雰囲気を盛り上げてくれます。さっぱりとした炭酸の強いハイボールは、リフレッシュに最適で、仕事終わりや観光の途中で立ち寄るのにもピッタリ。しかも、お値段もリーズナブルで、お財布に優しいのが嬉しいポイントです。 店内の雰囲気もカジュアルで、若者からサラリーマンまで幅広い客層が訪れています。特にポップコーンの食べ放題サービスが目を引きました。無料でポップコーンが食べ放題というのは珍しく、気軽につまめるので、ドリンクを片手におしゃべりを楽しむお客さんも多かったです。こうした気軽さが、この店の大きな魅力のひとつです。 写真にはコカ・ボムタワーの看板も映っていますが、この「コカ・ボムタワー」は、インスタ映えを狙う方には特におすすめ。ボトルを積み上げたタワーの見た目がインパクト抜群で、友達とシェアしながら飲むと盛り上がること間違いなしです。また、RedBullのセットなど、エナジードリンクとの組み合わせも用意されており、エナジーを求める方にはうってつけです。 さらに店内のディスプレイには、ハロウィンのデコレーションが施されており、季節ごとのイベントを取り入れている点も好印象でした。店員さんも親しみやすく、対応が素早く丁寧で、初心者でも気軽に楽しむことができます。

2024/10訪問

1回

長浜御殿 荒江店

茶山、金山、藤崎/ラーメン

3.25

74

~¥999

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:5.0

「長浜御殿荒江店」は、私にとって非常に懐かしい場所です。ここで生まれて初めて一人でラーメンを食べたのは、小学校1年生の時でした。その後も、高校3年生までずっとお世話になった店で、今でも週末になると通いたくなるラーメン店です。土曜日のラーメン200円という看板を今も見かけると、子供の頃の思い出が蘇ります。昔は170円だった時代もありましたし、オリックスの帽子を被っていた小学生は120円で食べられるという特典もありました。今、その制度が続いているのかはわかりませんが、当時の私にとっては大きな楽しみの一つでした。 豚骨ラーメンを食べる時には「返し」が無いと始まらないという私の鉄則がありました。替え玉が無いとラーメンは完結しないと思っているほどで、替え玉の時に必ず紅生姜を加えます。また、ゴマは味変のために必須アイテム。ラーメンを食べ進めるうちに味に少し変化を加えたい時に、ゴマを振りかけて風味を楽しんでいました。 このお店で育った私は、豚骨ラーメンにどっぷりハマってしまい、高校を卒業したらラーメン屋になりたいと両親に話したこともありました。夢は叶いませんでしたが、私の中で「世界で一番美味しい食べ物は豚骨ラーメン」という信念は今も揺らぎません。豚骨ラーメンがあるところには、必ず私はいますし、これからも豚骨ラーメンを探し続け、死ぬまで食べ続けたいと思っています。 長浜御殿荒江店のラーメンは、濃厚でコクがあるスープが特徴で、チャーシューやネギのトッピングとのバランスが絶妙です。シンプルながらも、豚骨の旨味をしっかりと味わえる一杯です。麺の硬さやスープの濃さは自分の好みに調整でき、常連客にはたまらないカスタマイズが可能です。 このお店での思い出が詰まったラーメンは、ただの食べ物ではなく、私にとっては成長の一部であり、感謝の気持ちを持って食べる特別な存在です。土曜日のラーメン200円はまだ健在のようで、地元の人々に愛され続けている証です。 今は都内に住んでいるので、福岡に帰ると必ず寄りたくなるお店です。

2024/10訪問

1回

元祖ラーメン長浜家

中洲川端、櫛田神社前、呉服町/ラーメン

3.58

1549

~¥999

~¥999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:5.0

福岡に来たら、やはり「元祖長浜家」は外せません!今回は「ベタなま」をオーダーし、さらに替え玉を2回追加して、満足度の高いラーメン体験を楽しみました。 まず、ベタなまは元祖長浜家の定番メニューで、スープの濃厚さが際立っています。白濁した豚骨スープは、程よく豚骨の風味が感じられ、クリーミーでありながらも脂っぽさは控えめ。特に、ラーメンに浮かんでいる脂が「ベタ」と呼ばれる要素で、この一層のコクがスープ全体を引き立てています。スープ自体はしっかりとした味付けですが、重たく感じることはなく、飲みやすさも兼ね備えています。 「なま」は、麺の茹で加減を固めに仕上げたものです。細いストレート麺は、歯ごたえがしっかりとしていて、スープとの絡みが抜群。元祖長浜家の特徴的な細麺は、さっと食べられるので、替え玉を頼む人が多いのも納得です。私も替え玉を2回追加しましたが、少し固めに茹でてもらうことで、最後まで食感が崩れることなく楽しめました。 また、トッピングにたっぷりのネギが乗っていて、これがまた良いアクセントになっています。豚骨のコクとネギのさっぱりとした風味が絶妙なバランスを取り、飽きることなくどんどん食べ進められます。チャーシューも柔らかく、口の中でほろりと崩れるほどに煮込まれており、これがまたスープとの相性抜群です。 替え玉のタイミングは、お腹の具合や麺の食感に合わせて選べるのが良いところ。最初の一杯目の麺を食べ終わった後も、スープの残りを活かして2回目、3回目の替え玉を楽しむことができるのが嬉しいです。替え玉ごとに違う味わいを楽しむことができるのも、元祖長浜家ならではの醍醐味ですね。 店内はシンプルで活気があり、地元の方々からも観光客からも愛されているお店です。接客はスピーディーで、回転率も高いので、待つことなくすぐに食べられるのがありがたいポイント。値段もリーズナブルで、福岡の豚骨ラーメンを手軽に楽しむには最適なお店です。 全体的に、濃厚な豚骨スープと固めの麺が特徴の「元祖長浜家」は、替え玉をしながら何度も楽しめる一杯。シンプルな店内と手頃な価格で、福岡を訪れた際にはまた立ち寄りたいお店です。次回はさらにトッピングを増やして、自分好みのカスタマイズも楽しみたいと思います。

2024/07訪問

1回

鶴亀寿司

博多、櫛田神社前、祇園/寿司

3.37

80

¥10,000~¥14,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.9

先日、福岡の知り合いに呼ばれて久々に帰福した際、福岡の寿司好きたちの間で評判の「博多 鶴亀寿司」に初めて訪れることができました。立地はアクセスしやすく、地元の方々に愛されるお店であることが一歩店内に入るだけで感じられる、温かみのある雰囲気に包まれています。 まず店内は広々としており、清潔感が漂っています。カウンター席がメインで、職人さんとの距離感が程よく、居心地が良いのが特徴です。寿司職人の方が3名在籍しており、それぞれが経験豊富で、料理の腕前だけでなく、気さくな接客も魅力的です。福岡の方々がよく話題にするソフトバンクホークスの話も飛び出し、地元愛が溢れる温かい会話ができるのも、このお店の楽しみの一つです。 さて、肝心の料理ですが、まず登場したのはお店自慢の新鮮なネタが詰まった握り寿司。目の前で握られる寿司はどれも美しく、見ているだけでそのクオリティが伝わってきます。脂ののった大トロは特に印象的で、噛むたびに濃厚な旨味が口の中に広がり、とろけるような食感がたまりません。他にも、赤身の深い味わいや歯ごたえの良い白身魚など、一つ一つのネタがしっかりと主張しており、まさに「素材の良さ」を感じさせてくれました。見た目にも華やかで、食べる前からテンションが上がります。 また、ウニの軍艦もいただきましたが、こちらも絶品です。新鮮なウニは臭みが一切なく、濃厚な甘みとクリーミーな舌触りが特徴。ウニ好きにはたまらない一品で、これだけのクオリティを提供しているお店はなかなか見つけるのが難しいと感じました。ウニ特有の苦味やクセが全くなく、むしろその自然な甘さが際立っており、一口で贅沢な気分を味わえます。 さらに、箸休めとして登場した蛤の潮汁も印象深い一品でした。シンプルながらも、蛤からしっかりと出汁が出ており、上品な味わい。お寿司の合間にいただくと、そのさっぱりとした風味が口の中をリフレッシュさせてくれ、次の一品に向けた期待感が高まります。潮汁の温かさが体に染み渡り、特に寒い季節には欠かせない一品だと感じました。 この日のメインディッシュとも言えるのが、煮魚の煮付け。脂がのった魚の旨味が引き出され、しっかりと味が染み込んでいます。レンコンや青唐辛子が添えられており、見た目も美しく、彩り豊かで、目でも楽しませてくれる工夫が感じられます。特に魚の柔らかさと味のバランスが絶妙で、甘辛いタレがご飯に合う味付けで、最後の一口まで飽きることがありません。 そして、料理だけでなく、お店のサービスも素晴らしいです。職人さんだけでなく、スタッフの方々の細やかな気配りが行き届いており、注文から料理の提供までスムーズに進みました。細かい気配りが随所に見られ、心地よく食事を楽しむことができます。また、地元の食材や季節のネタも豊富に取り揃えており、福岡の旬を存分に味わうことができるのも魅力です。 さらに驚いたのは、お店のメニューの豊富さ。定番の握り寿司や刺身だけでなく、一品料理やサラダ、煮物、汁物など、どのような食事スタイルにも対応している点が素晴らしいと感じました。訪れる度に違う料理を楽しむことができるため、何度でも通いたくなるお店です。今回は定番の寿司を中心にいただきましたが、次回はお店おすすめの季節料理や酒肴を楽しみたいと思います。 「博多 鶴亀寿司」は福岡に根付いたお店として、地元の方だけでなく観光客にもぜひ訪れてほしい場所です。一度訪れたらまた行きたくなる、そんな温かさとおいしさが詰まったお店。お寿司や一品料理、どれをとってもクオリティが高く、特別な日や自分へのご褒美にピッタリの名店です。福岡の寿司を堪能したいなら、迷わず「鶴亀寿司」へ足を運ぶことをおすすめします。

2024/11訪問

1回

もつ繁

赤坂、桜坂、薬院大通/もつ鍋

3.72

299

¥4,000~¥4,999

-

定休日
日曜日、祝日

夜の点数:4.8

心からの感謝を込めて——食べログアワード受賞後、初めての「もつ繁」訪問 まずは、この場をお借りして、応援してくださる皆様へ心からの感謝を申し上げます。皆様の支えがあったからこそ、こうして名店「もつ繁」での特別な食事を楽しむことができました。日々、温かいコメントやメッセージを送ってくださる皆様、本当にありがとうございます。何気ない一言がどれほど励みになり、どれほど大きな力となっているか、改めて実感しています。そして、今回の食事を通じて、その感謝の思いがさらに強くなりました。皆様の応援がなければ、このような素晴らしい体験はできなかったでしょう。心から感謝の気持ちを込めて、このレビューを書かせていただきます。 今回は、知人2人とともに福岡・赤坂の名店「もつ繁」を訪れました。福岡といえばもつ鍋の聖地。その中でも、TOP5000にランクインし、数々の食通たちを魅了し続ける「もつ繁」は、特別な存在です。数ある名店の中から「もつ繁」に足を運ぶことができたのは、皆様のご支援あってのこと。本当に、本当にありがとうございます。これほどの名店で、これほどの贅沢を味わえる喜びを、皆様と共有できることに感謝しかありません。 一皿一皿に込められた職人の技と魂 まず、運ばれてきたもつ鍋の具材を見た瞬間、言葉を失いました。まるで芸術作品のように美しく盛り付けられたもつの数々。白モツはぷりぷりと弾力があり、見るからに新鮮。赤みがかったハツはしっかりとした旨味を持ち、噛めば噛むほど味が広がります。センマイの独特の食感、レバーの濃厚なコク、すべてが完璧なバランスで揃えられています。これほどまでに計算された一皿は、なかなかお目にかかれません。豆腐や玉ねぎといったシンプルな具材も、主役級の存在感を放ち、鍋の旨味を存分に引き立てていました。 そして、小鉢の逸品たち。酢モツは、適度な酸味とコリコリした食感が絶妙で、まさに箸が止まらない逸品。もう一品のピリ辛和え物も、噛むたびに旨味が広がり、お酒との相性が抜群です。一つひとつに職人の技と魂が込められているのが伝わり、これが名店の底力なのかと圧倒されました。 店員さんの温かいおもてなしが、最高のスパイスに しかし、「もつ繁」の魅力は料理だけではありません。店員さんの温かいおもてなしが、食事をさらに特別なものにしてくれました。特に、あばれる君のような店員さんが、鍋を丁寧に作ってくれる姿には感動しました。勢いよく、けれども細やかに、鍋を仕上げるその手さばき。まさに職人技。これまで多くのもつ鍋を食べてきましたが、ここまで完璧な仕上がりを目の当たりにしたのは初めてかもしれません。その場の空気を盛り上げる明るい接客もまた、この店が愛され続ける理由の一つでしょう。お客さん一人ひとりに寄り添い、食事をより楽しく、より美味しくしてくれる。こうした心遣いに触れるたびに、「また来たい」と強く思うのです。 あばれる君、また必ず来ます!次回も最高のもつ鍋を楽しみにしています! この素晴らしい体験を、皆様と共有できる幸せ 食事を終え、店を出た瞬間に思ったのは、「幸せ」という言葉でした。料理の美味しさ、店員さんの温かさ、すべてが揃ったこの時間は、かけがえのないものです。そして、この幸せを皆様と共有できることが、何よりも嬉しいのです。皆様の応援があってこそ、こうして最高のひとときを過ごすことができました。感謝の気持ちでいっぱいです。本当に、ありがとうございます。 福岡の地で出会えた「もつ繁」。また必ず訪れます。そして、さらに多くの方にこの素晴らしさを伝えていきたいと思います。これからも、皆様と一緒に、美味しいものを楽しみ、素晴らしい時間を共有できることを願っています。改めて、感謝の気持ちを込めて。 「もつ繁」、ありがとう。皆様、ありがとう。また次の美味しい体験でお会いしましょう!

2025/03訪問

1回

風靡 原本店

室見、藤崎、賀茂/ラーメン、餃子

3.49

347

~¥999

~¥999

定休日
水曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.8

福岡に帰省するたびに、つい足を運んでしまう「風靡 原本店」。福岡ラーメン界隈でもその名を知らぬ者は少なく、行列が絶えないこの店で今回も至高の一杯を味わってきました。朝から多くの人が訪れるため、店の外にできる行列もすでに名物の一つと言えるでしょう。 今回オーダーしたのは、風靡の定番である豚骨ラーメン。バリ硬(麺の硬さが最も固い状態)で油多めにカスタマイズしました。一口すすると、豚骨の深いコクと旨味が口の中に広がり、濃厚でありながらもスッキリとした後味が絶妙です。スープはまるでクリーミーな泡が立つほどに濃厚で、口当たりがとてもなめらか。ネギの爽やかな風味がスープの濃厚さとバランスよく調和し、箸が止まらなくなる味わいでした。 また、バリ硬の麺がスープとしっかり絡むため、食べ応えも抜群です。細麺ならではの食感が存分に楽しめ、福岡ラーメン好きにはたまらない仕上がりでした。風靡のラーメンは、オリジナルの豚骨スープの旨味を最大限に引き出す工夫が随所に感じられ、何度も食べたくなる一杯です。 ラーメンと共に注文したのが、風靡の隠れた名物であるチャーハンです。ふんわりと仕上がったご飯が一粒一粒しっかりとコーティングされ、口に入れた瞬間、パラっとした食感がたまりません。程よい塩加減と香ばしさがクセになる味わいで、紅生姜と一緒に食べることで味に変化をつけられ、最後まで飽きずに楽しめます。シンプルでありながらも奥深い味わいが詰まったチャーハンは、ラーメンとの相性も抜群で、セットで頼む価値があります。 店内はシンプルで清潔感があり、カウンター席を中心に配置されているため、一人でも気軽に訪れることができます。明るく開放的な空間で、カジュアルな雰囲気の中、リラックスして食事を楽しめます。スタッフの接客も丁寧で、温かみのある対応が印象的でした。特に注文の際に丁寧に確認してくれるため、安心して好みのカスタマイズができます。 また、テーブルには紅生姜や特製ソース、ニンニクなどの調味料が豊富に用意されており、自分好みにアレンジできるのも嬉しいポイント。こうした細やかな気配りが、リピーターを引きつける理由の一つだと感じます。 「風靡 原本店」は、オープン当初から福岡のラーメンファンに愛されてきたお店。今回の訪問で、当時の味を思い出しつつ、さらに進化を続けていることに感動しました。素材へのこだわりやスープの深み、麺の絶妙な茹で加減など、どれをとっても最高のバランスが保たれており、まさに「老舗の味」といえる完成度です。ラーメンもチャーハンも文句なしに美味しく、再訪する価値が十分にあります。 福岡に訪れる際にはぜひ足を運んでほしい「風靡 原本店」。その味は地元民だけでなく、観光客も虜にすること間違いありません。朝から行列ができる人気店ですが、待つだけの価値がある一杯がここにはあります。福岡の豚骨ラーメンを代表する名店で、ラーメンもチャーハンも楽しみたい方には、必見のスポットです。

2024/11訪問

1回

ふじけん  中洲店

中洲川端、櫛田神社前、天神南/海鮮、居酒屋

3.60

167

¥5,000~¥5,999

-

定休日
日曜日

夜の点数:4.8

福岡市中洲にある「ふじけん 中洲店」は、鮮度抜群の魚介類をリーズナブルな価格で提供する、魚好きにはたまらない海鮮居酒屋です。再来店の際もそのクオリティには驚かされました。特に今回の料理のハイライトは、新鮮な刺身の盛り合わせ、車エビの七輪焼き、そしてガーリックバターが効いたサザエのエスカルゴ風焼きでした。 まず、刺身の盛り合わせは見た目にも美しく、種類豊富な魚介類が器に盛りつけられており、玄界灘の豊かな海の幸を存分に堪能できました。タコ、カツオ、白身魚など、どれも新鮮でぷりぷりとした食感が楽しめ、口に入れた瞬間に広がる甘みがたまりません。特に印象に残ったのは白身魚の透き通った美しさと、その上品な味わいです。盛り付けには、紅白の大根や花形の人参など、細やかな飾り切りも施されており、目でも楽しめる一品でした。 続いて、サザエのエスカルゴ風焼きは、バターとガーリックが効いた濃厚なソースが絶品で、バゲットに塗っていただくとさらにその旨味が際立ちます。サザエ特有のコリコリとした食感がソースとの相性も抜群で、食べ終わる頃にはお皿に残ったソースもパンですくって最後まで楽しみました。この一品だけでも十分に満足感が得られる料理です。 そして、車エビの七輪焼きは目の前でじっくりと炭火で焼かれ、香ばしい香りが漂ってきた瞬間から食欲をそそられます。エビの殻はパリッと、身はぷりぷりでジューシー。素材そのものの旨味が凝縮されており、シンプルながらも贅沢な一品でした。七輪焼きのライブ感も相まって、視覚的にも楽しめる料理です。焼きたてのエビをその場で味わう贅沢さは、まさに「ふじけん」ならではの体験です。 このお店の特徴は、玄界灘や九州近海で獲れた新鮮な魚介類をふんだんに使用している点で、特に刺身のクオリティは抜群です。魚屋直営のため、その日仕入れたばかりの新鮮な魚介類を楽しめるのは、他店にはない大きな魅力です。店内には大きないけすがあり、その場で魚を選び、料理してくれるライブ感もこのお店ならでは。中洲の繁華街に位置しながらも、アットホームな雰囲気でリラックスして食事ができるのもポイントです。 また、店内は広々としており、カウンター席、座敷、個室など、さまざまなシーンに対応しています。デートや友人との食事はもちろん、宴会や家族での利用にも最適で、特に個室はプライベートな空間を提供してくれるため、ゆっくりと会話を楽しみながら食事ができる点が嬉しいところです。平日・土曜日は17時から深夜1時まで営業しており、夜遅くまで新鮮な魚介類を楽しむことができるのも魅力的です。 ディナーの価格帯は約5,000円と、質の高い料理に対して非常にコストパフォーマンスが良いと感じました。中洲という立地を考えると、これほどのクオリティでこの価格は非常にありがたいです。観光客のみならず、地元の方々にも長年愛され続けている理由がよくわかります。スタッフの対応も親切で、料理の提供時間もスムーズ。訪れるたびにその魅力に引き込まれるお店です。 「ふじけん 中洲店」は新鮮な海の幸を堪能できる、中洲エリアでは欠かせない名店のひとつです。特に海鮮好きの方にはぜひ一度訪れていただきたいお店で、再訪の価値が十分にあると感じました。次回訪れる際には、別の料理にも挑戦してみたいと思いますが、今回いただいた刺身とエビの焼き物はまた頼んでしまうかもしれません。

2024/10訪問

1回

藁焼 みかん

居酒屋 WEST 百名店 2025 選出店

食べログ 居酒屋 WEST 百名店 2025 選出店

藁焼 みかん

渡辺通、天神南、櫛田神社前/居酒屋

3.74

318

¥8,000~¥9,999

-

定休日
日曜日

夜の点数:4.7

藁焼き専門店「みかん」は、福岡の美食を象徴する名店として、その独自の味と温かみのある雰囲気で多くの人々に愛されています。今回で10回以上訪れていますが、毎回そのクオリティと感動に心を打たれます。福岡の豊かな食材を活かした藁焼き料理は、他では味わえない特別な体験を提供してくれます。 店構えは一見して特別感を漂わせます。黒を基調としたモダンな外観に、暖簾が揺れるエントランス。落ち着いた和の趣と洗練されたデザインが融合しており、足を踏み入れるだけで非日常を感じることができます。 この日いただいた料理の中で、まず印象的だったのは新鮮な刺身盛り合わせ。まぐろ、いか、鰤(ぶり)など、どれも素材の良さが際立つ一皿です。それぞれが絶妙な切り方で提供され、食感と風味を最大限に楽しめるよう計算されています。添えられた醤油とポン酢、わさびが素材の味を引き立て、一口ごとに口の中で広がる旨味は感動ものです。 次に登場したのが、看板メニューである藁焼き。鰹の藁焼きは外は香ばしく、中は驚くほどジューシーで、藁特有の香りがふわりと鼻を抜けます。表面の軽い焦げ目が鰹の旨味を引き出し、一度食べたら忘れられない味わいです。スタッフが目の前で藁焼きのパフォーマンスを見せてくれるのも、このお店ならではの楽しみのひとつ。藁が燃え上がる様子は迫力満点で、食欲をそそります。 また、サイドメニューも見逃せません。例えば、地元の野菜を使った一品料理や、藁の香りをまとわせた卵焼きなど、細部にまでこだわりが感じられます。お酒のラインナップも豊富で、特に地元の日本酒とのペアリングは絶品です。料理と日本酒が織りなす調和が、さらに食事を格別なものにしてくれます。 店内は落ち着いた照明と木の温もりが感じられる内装で、カウンター席とテーブル席がバランスよく配置されています。一人でも気軽に訪れることができるカウンター席は、スタッフとの会話も楽しめる特等席。また、テーブル席は友人や家族との団欒に最適で、ゆっくりと食事を楽しむことができます。 スタッフの対応も非常に丁寧で、料理の説明やおすすめの食べ方を教えてくれるなど、サービスの面でも大満足です。細やかな心遣いが行き届いており、何度でも訪れたくなる心地よさを提供してくれます。 「みかん」は、福岡の食文化を体現する素晴らしいレストランです。藁焼きという伝統的な調理法をモダンに昇華させた料理は、初めての方にもリピーターにも感動を与えること間違いありません。10回以上訪れても、その魅力は色褪せることなく、毎回新たな発見があります。福岡を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。この特別な時間が、きっと素晴らしい思い出となることでしょう。

2024/11訪問

1回

お酒と博多小皿 たなかだ

居酒屋 WEST 百名店 2025 選出店

食べログ 居酒屋 WEST 百名店 2025 選出店

お酒と博多小皿 たなかだ

西鉄平尾、渡辺通、薬院/居酒屋、日本料理、海鮮

3.76

461

¥15,000~¥19,999

-

定休日
月曜日

夜の点数:4.6

博多という街は、食にうるさい人をも唸らせる懐の深さがある。そんな街で「お酒と博多小皿 たなかだ」に出会ったのは、まさに“帰省中の奇跡”と言いたくなるような夜でした。暖簾をくぐった瞬間に、都会の喧騒がふっと遠のく。静かすぎず、賑やかすぎず、まるで店そのものが「おかえり」と語りかけてくるような空気感。そこにまず感動を覚えました。 カウンターに腰を下ろすや否や、まず運ばれてきたのは、彩りも鮮やかな刺身盛り合わせ。写真を見てもわかるように、一つひとつが主役を張れる存在感。赤身のマグロは濃厚な旨みとしっとりとした舌触り、見るからに上質な部位で、噛むたびに海のミネラルがじわりと広がります。その横には白く透けるようなヒラメ、皮目に焼きを入れた真鯛、肉厚なタコ、そして異彩を放つ馬刺しが控えめに置かれており、福岡らしさをしっかりと演出してくれます。馬刺しは生姜とねぎがしっかりと効いており、臭みゼロ。肉の旨みがダイレクトに感じられ、赤身でここまで深い味わいに出会えるのは、やはり九州ならではと唸らされました。 そして、運ばれてきたのは主役級の丼。「中トロ・いくら・生うに」が溢れんばかりに盛られた三色丼。ご覧いただければわかる通り、まるで宝石箱をひっくり返したかのようなビジュアル。ウニは見ただけで分かる鮮度の高さ。一口含むと、とろけるような口当たりと共に、潮の香りがふわっと鼻を抜けていきます。中トロは脂が乗っているのに全くしつこさがなく、筋の一本まで美しく整っており、口の中で舌に吸い付くようなテクスチャー。そしていくらのプチプチとした食感が全体を絶妙に引き締め、食べ進めるごとに“幸福の深み”へと誘われる感覚。丼という庶民的な器に、ここまでの贅沢を詰め込むとは…。恐れ入りました。 箸休めに登場したのが、博多名物の高菜漬け。一見すると脇役のように思えますが、口に含んだ瞬間、しっかりと炒めた香り、深く染み込んだ甘辛い味わいが広がり、これだけでも立派な酒肴として成立している。味の奥行きがあり、どこか懐かしさもあり、ひと口ごとに「ただいま」と言いたくなるような温もりがありました。 そして、ラストを飾るのは焼き物の逸品。写真の通り、香ばしく焼き目をつけた魚の切り身。ふっくらとした白身の身が、噛めばじんわりと甘みを解き放ち、皮目の香ばしさとの対比がまたたまらない。器にあしらわれた青もみじの葉が美しく、そこに添えられた山葵の香りがふと鼻腔を刺激して、口の中をさっぱりとリセットしてくれます。こうした一皿にまで手を抜かず、むしろ全体のコース構成を意識した配置になっているのが、「たなかだ」という店の矜持を物語っています。 料理だけでなく、接客も申し分なし。控えめでありながらも距離感の絶妙な店主とスタッフの対応に、初訪問でも自然と心が解けていく。そして、酒のラインナップも豊富で、特に九州各地の地酒が揃っており、食中酒としてのチョイスにも一切の妥協が感じられませんでした。私は熊本の純米酒「香露」を合わせましたが、ウニとの相性が絶妙で、海の甘さと米の柔らかさが見事に融合していました。 「たなかだ」は、肩肘張らずに極上のひとときを過ごせる店。博多の魅力を凝縮したような空間で、故郷の温かみとプロの矜持が交差する特別な時間を提供してくれます。「いいものを、さりげなく」。それを一貫して実践している稀有な存在であり、間違いなく、また帰ってきたくなる場所。博多を語るなら、この一軒を知らずしては語れない、そう確信しました。

2025/06訪問

1回

かわ屋 白金店

焼き鳥 WEST 百名店 2025 選出店

食べログ 焼き鳥 WEST 百名店 2025 選出店

かわ屋 白金店

薬院、渡辺通、西鉄平尾/焼き鳥、居酒屋

3.58

1037

¥2,000~¥2,999

-

定休日
火曜日

夜の点数:4.6

福岡・薬院の焼鳥百名店「かわ屋」に訪れました。ここは、福岡を代表する焼鳥の名店として多くのファンを魅了し続ける店。その名を聞けば誰もが「皮が絶品」と口を揃えるほど、焼鳥のレベルが異次元なのです。初めてこの店を訪れた時の感動を忘れられず、今回も期待に胸を膨らませながら暖簾をくぐりました。 店内は、程よい活気があり、焼き場からは香ばしい匂いが漂ってきます。この瞬間だけで、すでに食欲は最高潮に達していました。席に着くなり、まず注文するのはやはり名物「かわ」。この店のかわ焼きは、ただの鶏皮ではありません。何日もかけて丁寧に仕込まれ、じっくりと焼かれることで外はパリッと、中は旨味が凝縮された究極の一串に仕上がっています。 運ばれてきたかわ焼きの美しさに目を奪われました。まるで芸術作品のように均一に焼かれた飴色の皮。その表面には程よく脂が浮かび、照りがなんとも食欲をそそります。一口頬張ると、外側はサクサクとした食感が心地よく、噛みしめるたびにジュワッと広がる旨味が口いっぱいに押し寄せてきます。この味わい、ただの鶏皮ではありません。長年培われた技術と手間が生み出す、まさに職人の技の結晶。タレの甘みと塩気のバランスが絶妙で、一度食べたらもう止まりません。これぞ、かわ屋の真骨頂です。 そして、この店の魅力はかわ焼きだけにとどまりません。焼鳥の合間に頼んだトマトときゅうりの盛り合わせが、シンプルながら完璧なリフレッシュの役割を果たしてくれました。瑞々しいトマトとパリッとしたきゅうり、そこに添えられたマヨネーズが絶妙なアクセント。脂の乗ったかわ焼きを食べ続けても、この一皿があることで最後まで飽きることなく楽しめるのです。 さらに、変わり種として頼んだのが、ささみの串。しっとりとした鶏ささみに、コクのある特製ダレが絡み、これまた絶品でした。表面に軽く炙りが入っており、口に入れるとふんわりと香ばしさが広がります。さっぱりとしたささみの味わいを最大限に引き立てるこの焼き加減、まさに職人技です。 締めには、店自慢の白濁スープをいただきました。鶏の旨味が凝縮された一杯で、これがまた絶品。シンプルながら、深みのある味わいに心が満たされます。かわ焼きの余韻を残しつつも、最後はさっぱりとしたスープで締める。この流れが完璧すぎて、何度でも通いたくなる理由が分かります。 そして、もう一つ特筆すべきは、店員さんの接客の素晴らしさ。忙しい中でも、お客さん一人ひとりに気を配り、笑顔で対応してくれる。その温かさが、料理の美味しさをさらに引き立てていました。美味しい料理はもちろんですが、やはりこうした人の温かさがある店は何度でも訪れたくなります。 今回も、期待を遥かに超える体験をさせていただきました。福岡の焼鳥文化を牽引し続ける「かわ屋」、その実力はやはり本物でした。かわ焼きを食べるならここしかない、そう言い切れるほどの一串。食べるたびに感動し、また次も来たくなる。そんな特別な店に出会えたことに、心から感謝です。最後のスープまで完璧な「かわ屋」、また必ず訪れます。

2025/04訪問

1回

富きよ

野芥、梅林、賀茂/もつ鍋

3.77

104

¥3,000~¥3,999

-

定休日
木曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.6

富きよは、福岡の食文化を象徴する名店のひとつであり、食べログTOP5000という称号にふさわしい実力を持つお店です。一歩足を踏み入れた瞬間から漂う温かみのある雰囲気と、丁寧な接客が、これから始まる食の体験への期待感を高めてくれます。このお店では、地鶏、牛タン、さがり、そして名物のもつ鍋といった福岡ならではの逸品を楽しむことができ、どの料理も心を奪われる美味しさでした。 まず、地鶏のたたきは、このお店の名物のひとつです。炙られた外側の香ばしい風味と、内側の生の新鮮さが絶妙なバランスで調和しています。一口食べると、肉の甘みと旨味が口いっぱいに広がり、添えられたポン酢の爽やかな酸味がアクセントとなって、さらに深みのある味わいを引き出してくれます。地鶏のたたきだけでも、このお店に来た価値があると感じるほどの完成度です。 続いて、牛タンとさがりの焼き物もまた、このお店の魅力を象徴する料理です。牛タンは厚切りでありながら柔らかく、炭火で丁寧に焼き上げられた香ばしい風味がたまりません。一方、さがりはジューシーさが際立ち、噛むたびにあふれ出る肉汁が口の中で旨味の洪水を引き起こします。それぞれが独自の個性を持ちながらも、特製のタレや塩と合わせることで、その魅力がさらに引き立てられます。 このお店の真骨頂とも言えるもつ鍋は、まさに絶品でした。スープが運ばれてきた瞬間から立ち上る香りが食欲を刺激し、一口目のスープでその濃厚さと旨味に圧倒されます。ぷるぷるとした新鮮なもつは、下処理が丁寧にされており、臭みが全く感じられません。スープを吸った野菜のシャキシャキ感と、もつのぷりぷりとした食感が織りなすバランスが完璧です。そして、鍋の締めにいただく麺や雑炊は、スープの旨味を余すことなく堪能でき、最後の一滴まで楽しむことができます。 店内は落ち着いた雰囲気で、木目調のインテリアが温かみを感じさせます。スタッフの方々の接客も非常に丁寧で、料理の提供タイミングや細やかな気配りが心地よく、居心地の良い空間を演出しています。地元の常連客だけでなく、観光客にも愛されている理由が、この心温まるサービスにあるのだと感じました。 このお店の料理の魅力は、素材選びと調理技術に妥協がない点にあります。すべての料理が完璧なまでに計算され、食べる人に最大限の満足を提供するために作られています。また、一品一品の完成度が高いだけでなく、それぞれの料理が組み合わさることで、全体としての満足感がさらに高まる構成になっています。 食べログTOP5000という評価に恥じない、圧倒的な実力を持つ富きよ。このお店での食事は、ただお腹を満たすだけではなく、心まで満たしてくれる特別な体験です。福岡を訪れる際には、このお店を訪れない理由はないと言えるでしょう。一度訪れれば、その料理とおもてなしの虜になること間違いありません。ここでの一皿一皿が、人生の思い出の一部となるような、そんな特別なひとときを過ごせる名店です。

2025/04訪問

1回

赤間茶屋 あ三五

2025年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2025 Bronze 受賞店

そば WEST 百名店 2025 選出店

食べログ そば WEST 百名店 2025 選出店

赤間茶屋 あ三五

薬院、渡辺通、薬院大通/そば

3.99

450

¥6,000~¥7,999

¥2,000~¥2,999

定休日
火曜日

昼の点数:4.6

赤間茶屋 あ三五を訪れ、百名店としての実力を体感しました。まず、お店に足を踏み入れると、和の趣を感じる落ち着いた空間が広がり、非日常を感じながら食事が楽しめる特別な雰囲気が漂っていました。お店の清潔感や温かみのある接客も相まって、最初から期待が膨らみます。 今回いただいたのは、ざるそば。目の前に運ばれてきた瞬間、輝くようなそばの艶と美しい盛り付けに、思わず見とれてしまいました。ひと口目に感じたのは、驚くほどのそばのコシと風味。歯ごたえはしっかりとありながらも、硬すぎることはなく、絶妙なバランスで仕上がっています。のど越しも非常に良く、ひんやりと冷たいそばが口の中を滑るように通り抜けていく感覚は、まさに至福のひとときでした。 そばの香りも特筆すべきポイントです。一口すすった瞬間、そば粉の豊かな香りがふわっと広がり、自然の恵みを感じることができました。そば粉の配合や打ち方にこだわりがあるのがひしひしと伝わってきます。また、つゆもそばを引き立てる名脇役として完璧でした。だしの効いたつゆは、塩辛さや甘さのバランスが絶妙で、そば本来の美味しさを邪魔せず、それでいてしっかりとした存在感があります。 さらに感動したのは、お店が提供するそば湯の濃厚さ。食べ終えた後、つゆにそば湯を注いでいただきましたが、このそば湯がまた格別で、そばの旨味を最後の一滴まで堪能することができました。そば湯を飲み干すころには、心も体も満たされているのを実感しました。 百名店に選ばれる理由は、そばの美味しさだけでなく、全体の完成度にもあると思います。例えば、器や盛り付けの美しさは、目でも楽しませてくれる工夫がされていますし、店内の静かな雰囲気は、食事に集中できる環境を作り出しています。さらに、店員さんの丁寧で温かい接客も印象的でした。料理を提供するだけでなく、その場全体の空気感を含めてお客さんに提供するという姿勢が、随所に感じられました。 今回はざるそばをいただきましたが、次回は他のメニューもぜひ試してみたいと思います。季節ごとに異なるそばの種類や特別メニューが用意されているとのことなので、訪れるたびに新しい発見がありそうです。また、近隣の観光地を散策した後に立ち寄るのも良さそうで、福岡を訪れる際には欠かせないスポットになりそうです。 赤間茶屋 あ三五は、そばそのものの美味しさだけでなく、訪れるたびにほっとするような安心感と心地よさを提供してくれる素晴らしいお店です。そば好きの方はもちろん、普段そばをあまり食べない方にもぜひ一度訪れてほしい名店です。これからもこの味を守り続けてほしいと心から願っています。また近いうちに再訪し、さらなる感動を味わいたいと思います。

2024/12訪問

1回

長浜屋台 一心亭 本店

赤坂、天神、西鉄福岡(天神)/ラーメン、おでん、餃子

3.54

438

~¥999

~¥999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.5

長浜屋台 一心亭 本店。ここは私にとって特別な場所であり、昔から慣れ親しんできたラーメンの味を求めて、今回の帰省でも迷わず訪れました。店の外観を見た瞬間から、懐かしさがこみ上げてきます。赤い看板に大きく書かれた「一心亭 本店」の文字、入り口の横に並ぶ自転車、そしてラーメンの香りが外まで漂うこの雰囲気。まさに「博多ラーメン」の原点といえる風景が広がっています。 店内に入ると、赤いテーブルとカウンター席、壁一面に並ぶメニューの札、そして活気あるスタッフの掛け声が迎えてくれます。まるで昭和の屋台のような雰囲気がそのまま残っており、ここに来ると時間が巻き戻ったような感覚になります。ラーメンのために集まる地元の常連客、観光客、そして仕事帰りのサラリーマンたち。皆が無言で夢中になってすすっている姿こそが、この店の魅力を物語っています。 今回注文したのは「ベタナマ」。博多ラーメン通ならおなじみの注文スタイルで、「ベタ」は油多め、「ナマ」はバリカタという意味。スープの表面にはたっぷりの脂が浮かび、一口飲めば濃厚な豚骨の旨みが口いっぱいに広がります。このスープのコクとまろやかさは、他の豚骨ラーメンとは一線を画するもの。程よい塩気がありながらも、しつこくない絶妙なバランスが取られており、一口飲んだら止まらなくなるほどの中毒性があります。 麺は極細のストレート。バリカタで注文したため、噛むたびに小気味よい歯ごたえがあり、スープとの絡みも抜群。細いながらも芯のある食感がしっかりと感じられ、スープとの相性がこれ以上ないほど完璧です。一気にすすれば、豚骨スープの濃厚な香りと小麦の風味が絶妙に混ざり合い、至福の瞬間が訪れます。これこそが、本物の博多ラーメンの醍醐味。 もちろん、替え玉は欠かせません。ここでは3回替え玉を追加し、最後までスープを余すことなく楽しみました。替え玉をするたびに、卓上の紅生姜やゴマ、辛味ダレ、胡椒を少しずつ加えて味変を楽しむのも、この店の魅力のひとつ。紅生姜を入れるとスープの甘みが引き締まり、辛味ダレを加えればパンチのある味わいに変化します。特に後半、少しスープが減ってきたところに辛味ダレを足すと、さらに食欲が増して止まらなくなります。 店内の雰囲気も最高です。屋台風の設計でありながら、広々とした空間になっているので、家族連れでも気軽に訪れることができます。カウンター席に座れば、厨房で手際よくラーメンを作るスタッフの姿が間近で見られ、その職人技に感動すること間違いなし。オープンな作りになっているため、店内全体が一体感に包まれ、まるで屋台でラーメンを食べているような感覚を味わえます。 また、ランチメニューのコスパも素晴らしい。「かえ玉ランチ(640円)」、「Aランチ(810円)」はラーメン+餃子、「Bランチ(910円)」はラーメン+餃子+小炒飯と、がっつり食べたい人にも嬉しいセットメニューが充実。博多ラーメンだけでなく、サイドメニューの餃子や炒飯も一級品。餃子は皮が薄く、中からジューシーな肉汁が溢れ出る絶品の一品。炒飯はパラパラに仕上げられつつも、しっかりとした味付けでラーメンとの相性が抜群です。 この店の魅力は、単なるラーメンの美味しさだけではありません。昔ながらの空間、変わらない味、そして変わらないスタイル。博多ラーメンの本質がここに凝縮されており、訪れるたびに「やっぱりここが一番だ」と実感させられます。全国に豚骨ラーメンの店は数あれど、一心亭の味は唯一無二。特に昔からこの味を知っている人にとっては、まさにソウルフードとも言える存在でしょう。 福岡に帰ってくるたびに、この店に足を運ぶ。それが私の中での一つの儀式のようになっています。変わらぬ味を守り続けるこの店が、これからも長く愛され続けることを願ってやみません。博多豚骨ラーメンの真髄を味わいたいなら、迷わずここへ。間違いなく、あなたの豚骨ラーメン観が変わるはずです。

2025/08訪問

1回

餃子李

中国料理 WEST 百名店 2024 選出店

食べログ 中国料理 WEST 百名店 2024 選出店

餃子李

薬院、薬院大通、渡辺通/中華料理、餃子

3.68

1515

-

¥1,000~¥1,999

定休日
火曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.5

福岡に帰省した際に訪れた「餃子李」。福岡で餃子といえば、焼き餃子よりも水餃子が一般的なイメージですが、ここは違います。まるで中国の本場にいるかのような雰囲気の中で、香ばしく焼かれた餃子や小籠包、そして本格中華の数々を味わえる、福岡屈指の名店です。 まず、焼き餃子。運ばれてきた瞬間、そのビジュアルに目を奪われます。黄金色の羽根が美しく広がり、まるで芸術作品のような仕上がり。厚めの皮がモチっとしていながら、焼き面はパリッとした絶妙な焼き加減。一口かじると、中から溢れ出す肉汁がじゅわっと広がり、豚肉の旨味とニラの香りが口いっぱいに広がります。皮のもちもち感と香ばしさが見事に融合し、一度食べたら止まらなくなる美味しさです。 次に小籠包。蒸籠(せいろ)の蓋を開けると、湯気とともに立ち上る香りが食欲をそそります。薄く繊細な皮の中には、たっぷりのスープが閉じ込められています。レンゲにのせて、そっと皮を破ると、中から溢れ出すアツアツのスープ。このスープがたまらなく美味しい。豚の甘みがぎゅっと詰まった濃厚な味わいで、噛むごとに旨味が押し寄せます。皮の薄さともちもち感、そしてスープのバランスが完璧な一品でした。 続いて海老チリ。大きな海老がごろごろと入った一皿は、見るからに食欲をそそります。プリプリの海老に絡む甘辛いチリソースは、程よい辛さと酸味が効いていて、ご飯が欲しくなる味。辛さの中にほんのり感じる甘みが、後を引く美味しさです。 そして麻婆豆腐。唐辛子と花椒(ホアジャオ)の刺激的な香りが立ち上り、一口食べると舌がピリピリと痺れるような感覚。四川風の本格的な味付けで、豆腐の滑らかさと肉味噌のコクが絶妙にマッチしています。ご飯と一緒に食べると、その美味しさがさらに際立ち、レンゲが止まりません。 「餃子李」は、ただの餃子屋ではなく、本格的な中華料理を楽しめる場所。店内は活気に溢れ、まるで中国の大衆食堂にいるかのような雰囲気。スタッフの手際の良さも印象的で、どの料理も絶妙なタイミングで提供されるため、熱々の状態で楽しめます。 今回の訪問では、家内とともに帰省の思い出として訪れましたが、福岡に来るたびに立ち寄りたくなる店のひとつになりました。餃子好き、中華好きなら絶対に外せない一軒。福岡の美味しさを再発見できる、そんな素晴らしい時間でした。

2025/05訪問

1回

Restaurant Sola

2025年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2025 Bronze 受賞店

フレンチ WEST 百名店 2025 選出店

食べログ フレンチ WEST 百名店 2025 選出店

Restaurant Sola

呉服町、中洲川端、千代県庁口/フレンチ、レストラン

4.15

314

¥15,000~¥19,999

¥10,000~¥14,999

定休日
日曜日

昼の点数:4.5

2024年にBRONZE店として名を連ねた「Restaurant Sola」。その名の通り、洗練された空間でいただくお料理はまさに太陽の光を感じさせるような鮮やかさと温かみがあり、訪れるたびに心を満たしてくれる場所です。お昼のランチコースに伺いましたが、一皿一皿がアートのようで、五感すべてが満たされる素晴らしい時間となりました。 まず席に着くと、明るい日差しが差し込む店内が迎えてくれます。テーブルセッティングはシンプルながらも上品で、カトラリーや食器には細やかな配慮が行き届いており、これから始まる特別な食事への期待感を高めてくれます。スタッフの方々の接客はきめ細やかで、料理に込められたストーリーや素材の説明も丁寧に行ってくださり、食事全体が一つの舞台のように進行します。 ランチコースは季節の素材をふんだんに使った数品で構成されており、スタートは目にも鮮やかな冷製スープから始まりました。完熟トマトの甘みと酸味が見事に引き出されたガスパチョは、ひんやりとした食感とともに、口の中で夏の香りが広がります。添えられたバジルのジェラートがアクセントとなり、冷たいスープの中に香りとコクを与えていました。 続いて提供された前菜は、キャロットをメインに使用した一品。鮮やかなオレンジ色が目を引く一皿で、キャロットの甘さと風味が最大限に引き出されています。薄切りのキャロットの下には、軽くスモークされた魚が隠されており、スモーキーな香りがキャロットのフレッシュな甘さと見事に調和しています。ディルやチャービルといったハーブが添えられ、見た目だけでなく香りでも楽しませてくれる、まさに芸術的な一皿でした。 メインディッシュは魚料理と肉料理の2品が提供されました。魚料理は新鮮なイワシを使用したもので、グリルされたイワシの香ばしさとふんわりとした身の柔らかさが堪能できました。バジルを使用したクリーミーなソースが添えられており、イワシの旨味を引き立てるとともに、爽やかな風味が後味をさっぱりと仕上げてくれます。付け合わせには、プチプチとした食感が楽しい雑穀が使われており、食べ進めるごとに異なる味わいと食感を楽しむことができました。 肉料理は、低温でじっくりと火を通した豚肉が主役。しっとりとジューシーな豚肉には、甘みのあるソースが絡み、口の中で溶けるような柔らかさを堪能しました。付け合わせにはグリルしたズッキーニやラタトゥイユが添えられており、野菜の甘みと豚肉の旨味が絶妙にマッチしています。お皿の上に描かれる色鮮やかな野菜たちは、見た目でも季節を感じさせてくれます。 デザートは、軽やかで甘さ控えめな一品が登場しました。柑橘をベースにしたムースとシャーベットが組み合わさり、食後にぴったりの爽やかな一皿。柑橘の酸味とムースの滑らかな舌触りが絶妙で、最後まで丁寧に作り込まれたコースを締めくくるのにふさわしいデザートでした。 全体を通して、素材の味わいを最大限に活かしつつ、見た目や香り、食感といったあらゆる要素が計算され尽くしたコース料理に感動しました。また、料理とペアリングされたワインも絶品で、それぞれの料理の魅力をさらに引き出してくれる一杯でした。 「Restaurant Sola」は、単なる食事ではなく、芸術を鑑賞するような体験を提供してくれる特別な場所です。一皿一皿に込められたシェフの情熱や技術、そして季節の息吹を感じられる料理の数々は、一度訪れれば忘れられない思い出となることでしょう。次回はディナーで、さらに深みのあるコースを体験してみたいと思います。

2025/01訪問

1回

らるきい

大濠公園、唐人町/パスタ、ピザ

3.49

929

¥1,000~¥1,999

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.5

「らるきい」は、博多で人気のパスタ専門店として、地元の人々や観光客に愛され続ける名店です。福岡市の中心部に位置し、カジュアルでありながらも本格的なイタリアンを提供しており、特にパスタ好きにはたまらない一軒です。店内はシンプルで落ち着いた雰囲気で、木の温かみが感じられるインテリアが特徴。カウンター席やテーブル席が用意されており、一人でもグループでも気軽に訪れることができるアットホームな雰囲気です。 写真にあるのは「らるきい」の名物パスタのひとつで、クリーミーなソースとスパゲッティが絶妙に絡み合った一品です。見た目からも伝わるこのボリューム感が嬉しく、パスタの香りとともに、食欲をそそります。しっかりとコシのあるパスタは、茹で加減が絶妙で、クリーミーなソースが一口一口にしっかりと絡むように仕上げられています。ソースにはガーリックやチリがアクセントとして加えられており、まろやかさの中にピリッとした刺激が感じられるのもこの一皿の魅力です。 このパスタには、新鮮なシーフードがふんだんに使用されており、ぷりぷりとしたエビやイカの食感が楽しめます。海の幸の旨味がソースにしみ出し、まるで海の香りを感じるような味わいです。さらに、トッピングのパセリが彩りを添え、さっぱりとした後味を演出してくれます。しっかりと味が染み込んでいながらも、決して重たくならないので、最後の一口まで飽きることなく楽しむことができる逸品です。 「らるきい」の特徴は、パスタの種類が非常に豊富なことです。定番のトマトソースやクリームソースから、和風の味付けや季節限定のオリジナルメニューまで、どれもシェフのこだわりが詰まったものばかりです。そのため、何度訪れても新しい味に出会える楽しさがあります。特にシーフード系のパスタは評判が高く、新鮮な魚介類がたっぷりと使われているため、福岡の豊かな海の恵みを存分に味わうことができます。 また、「らるきい」では、パスタと一緒に楽しむサイドメニューやワインも充実しています。新鮮なサラダやアンティパストも種類豊富で、パスタの味を引き立てる絶妙な組み合わせが楽しめます。さらに、スタッフが丁寧に料理やワインの説明をしてくれるため、料理とワインのペアリングも楽しむことができます。シンプルでありながらも、素材の味を活かした本格的なイタリアンが堪能できるので、特別な日だけでなく、普段使いにも最適です。 「らるきい」のもう一つの魅力は、そのリーズナブルな価格設定です。高品質の食材を使いながらも、手頃な価格で楽しむことができるため、学生から社会人まで幅広い年齢層に支持されています。ボリューム満点のパスタは、一皿でしっかりと満足感が得られるため、コストパフォーマンスも非常に高いです。 接客も温かく、スタッフ一人ひとりが親しみやすくフレンドリーな対応をしてくれるため、訪れるたびに心地よい時間を過ごすことができます。店内はいつも賑わっており、活気ある雰囲気も「らるきい」の魅力の一つです。混雑していることが多いため、訪れる際は少し早めに行くのがおすすめです。 「らるきい」は、博多でパスタを楽しむならぜひ訪れたい名店です。地元の食材を活かし、シンプルながらも奥深い味わいが魅力のパスタを堪能することで、心もお腹も満たされるひとときが過ごせます。特にパスタ好きの方にはたまらない一軒で、何度でも足を運びたくなるお店です。

2024/09訪問

1回

元祖ラーメン長浜家

赤坂、大濠公園/ラーメン

3.64

1382

~¥999

~¥999

定休日
-

昼の点数:4.5

元祖長浜家 - 一度味わうと虜になる中毒性ラーメン 福岡のラーメン文化を語る上で外せないのが「元祖長浜家」。福岡に帰省するたび、ついつい足を運んでしまうこのお店には、長年にわたる中毒性のある味が確立されています。私自身もこれまでに20回以上訪れており、一度食べるとまたすぐに食べたくなる、そんな魔法がかかっているようなラーメンです。今回は「超ベタナマ」でいただきましたが、やはり期待を裏切らない美味しさでした。 豚骨ラーメンの真髄 - 超ベタナマ 今回注文した「超ベタナマ」は、スープが特に油多めの状態で、麺は硬さが最上級の「ナマ」を選択。写真からも分かる通り、スープの表面には1センチほどの油が層を作っており、この油がラーメン全体にコクを与え、癖になる味わいを生み出しています。油の浮かぶスープはまさに濃厚そのもので、スープの一口目から豚骨の風味が口いっぱいに広がります。 一方、ナマの麺は硬めで、噛むたびに小麦の風味が広がり、スープと絶妙に絡み合います。この独特の硬さがクセになり、他のラーメン店では味わえない唯一無二の食感です。ナマでのオーダーは通な食べ方として知られていますが、この歯応えを一度経験すると、通常の硬さでは物足りなくなってしまうかもしれません。 スープの塩加減とタレの調整 元祖長浜家のスープは少し塩気が強めで、そのままでも十分にパンチのある味わいです。タレを追加する際は、この塩加減を考慮する必要があります。初めて訪れる方には、まずはそのままのスープを味わい、少しずつ自分好みに調整することをおすすめします。この絶妙な塩加減が、毎日でも飽きずに食べられる秘密かもしれません。 元祖長浜家の注文スタイル 写真の通り、店内には「麺」と「スープ」の硬さや濃さを選べるメニューが掲示されており、麺は「ナマ」「かた」「普通」「やわ」「ずん」から選べます。スープも「あっさり」「普通」「こってり」と、好みに合わせたカスタマイズが可能です。初めての方には「普通」で様子を見るのも良いですが、慣れてくると「超ベタナマ」のように、自分なりのこだわりを加えてオーダーする楽しさが増します。 店舗の雰囲気とサービス 元祖長浜家は、飾らないカジュアルな雰囲気で、常に地元の人々や観光客で賑わっています。店内は広々としており、回転が早いため長い待ち時間も気になりません。カウンター席がメインで、一人でも気軽に訪れやすいのも魅力です。また、スタッフの方々の手際が良く、混雑していてもスムーズに注文が通ります。 何度も訪れたくなる理由 私が元祖長浜家に通い続ける理由は、その中毒性にあります。他の豚骨ラーメン店とは一線を画す独特の味わいで、毎日でも食べたいと思わせるような魅力が詰まっています。特に「超ベタナマ」は、油と塩気のバランスが絶妙で、ラーメンを食べるというよりも一種の儀式のような感覚さえ覚えます。 元祖長浜家のラーメンは、シンプルでありながら奥深い。豚骨の旨味が凝縮されたスープ、歯応えのある麺、そして独自のカスタマイズが可能な注文スタイルにより、訪れるたびに新しい発見があります。何度も通う中で自分好みの食べ方を見つけ出すのも、ここでの楽しみの一つです。 福岡のラーメン文化を象徴する元祖長浜家。豚骨ラーメンの真髄を味わいたい方には、ぜひ一度訪れていただきたいお店です。その一杯があなたを虜にすること間違いありません。

2024/11訪問

1回

博多もつ鍋 やま中 赤坂店

食べログ ホットレストラン 2025 受賞店

食べログ ホットレストラン 2025 受賞店

博多もつ鍋 やま中 赤坂店

赤坂、天神、西鉄福岡(天神)/もつ鍋、居酒屋、日本料理

3.71

1792

¥4,000~¥4,999

-

定休日
-

夜の点数:4.5

2024/07訪問

1回

博多らーめん Shin-Shin 福岡PARCO店

天神、西鉄福岡(天神)、天神南/ラーメン、居酒屋、中華料理

3.46

311

¥1,000~¥1,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-

夜の点数:4.4

博多の名店「博多らーめん Shin-Shin 福岡PARCO店」にて、バリカタの豚骨ラーメンを堪能しました。こちらのお店は福岡のラーメン文化を代表する存在であり、訪れるたびにその味に感動させられます。この日も例外ではなく、ラーメン、半チャーハン、餃子のトリオが、見事に心と胃袋を満たしてくれました。 まず、ラーメンはスープの香りからして格別でした。豚骨特有のコクとまろやかさがありながら、臭みは全くなく、むしろクリーミーで飲みやすい仕上がりに驚きます。一口飲むと、その深い旨味が口いっぱいに広がり、「これぞ博多ラーメン」と納得させられる一杯です。麺はもちろんバリカタでオーダーしましたが、この硬さが絶妙で、スープと絡むことで最高の食感を楽しむことができます。 トッピングにも手が込んでおり、チャーシューはしっとりと柔らかく、脂身と赤身のバランスが絶妙。さらにキクラゲのコリコリとした食感や、ネギのシャキシャキ感、高菜のピリッとした辛味がスープにアクセントを加え、最後まで飽きることなく楽しめます。特に高菜は個人的なおすすめで、少しずつ混ぜながら味の変化を楽しむのがこのラーメンの醍醐味のひとつです。 そして、サイドメニューの半チャーハンと餃子もまた素晴らしかったです。チャーハンは、パラッとしたお米の一粒一粒に旨味が染み込んでおり、ラーメンとの相性は抜群。シンプルながらも、しっかりとした味付けが印象的でした。一方の餃子は、小ぶりながらも中に詰まった肉汁がジューシーで、焼き加減も完璧。皮のパリッと感と中のジューシーさのコントラストがたまりません。 店内は清潔感があり、スタッフの対応も非常に親切で、初めての方でも安心して楽しめる雰囲気です。特に提供スピードが早いのも、このお店の魅力のひとつで、忙しい時間帯でもサッと食べられるのは嬉しいポイントです。 「Shin-Shin」のラーメンは、まさに福岡のソウルフードそのものです。今回もその美味しさに感動し、何度でも通いたくなるお店だと改めて感じました。観光客の方にも地元の方にもおすすめできる、間違いのない一杯です。次回は、さらにトッピングを加えて、自分だけのカスタマイズを楽しんでみたいと思います。この名店での食事は、福岡滞在の最高の思い出のひとつとなりました。

2024/12訪問

1回

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