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2024/05訪問
1回
「Pacific DRIVE-IN」は、まるでハワイの風を感じさせるリゾートのような空間で、湘南の海岸沿いに位置し、美しい景色とともに贅沢なひとときを過ごせるスポットです。夏のドライブ中、家内と共に訪れたこの場所は、訪れるだけで日常から離れ、特別な時間を楽しむことができる名店です。湘南の風と潮の香りを感じながら、リラックスした空間で味わう食事は、心も体もリフレッシュさせてくれます。 こちらの写真にあるのは「ガーリックシュリンププレート」。この一品は、ぷりぷりとしたエビがふんだんに盛り付けられ、香ばしいガーリックの風味が食欲をそそります。エビの殻がパリッと揚げられており、その食感も楽しめるのがポイント。噛むたびに溢れるエビの旨味とガーリックの香りが絶妙にマッチし、まるでハワイの名物料理を湘南で楽しんでいるかのような錯覚に陥ります。 プレートには、ふりかけのかかったご飯が添えられており、日本人の口にもよく合うように工夫がされています。また、サイドには枝豆やポテトサラダが盛り付けられ、見た目にも鮮やかで満足感が高い一品です。このポテトサラダはビーツが加えられており、ほんのりピンク色が美しいだけでなく、味にもひと工夫が感じられ、見た目も楽しませてくれます。レモンが添えられていることで、ガーリックの風味をさっぱりと引き締めるアクセントにもなっていて、一口ごとに変化する味わいを楽しめます。 「Pacific DRIVE-IN」の魅力は、料理の美味しさだけでなく、そのロケーションにもあります。大きな窓からは湘南の海が一望でき、波の音をBGMにしながら食事を楽しめるなんて贅沢な時間。夏の日差しが降り注ぐなか、窓際の席で景色を眺めながら食べる料理は、まさに格別です。海を感じるこのロケーションは、訪れるたびに新鮮な気持ちにさせてくれます。 さらに、このお店はインテリアもおしゃれで、海辺のドライブインの雰囲気をそのままに、シンプルかつリゾート感溢れるデザインが特徴です。ハワイアンミュージックが流れる店内は、まるでハワイのロコスポットにいるかのようで、ゆったりとした時間が流れます。スタッフの皆さんもフレンドリーで、リラックスして過ごせるような心遣いが感じられ、アットホームな雰囲気がとても心地よいです。 「Pacific DRIVE-IN」は、地元湘南の方々だけでなく、遠方からもわざわざ訪れる価値のあるお店。特に、夏のシーズンにドライブがてら立ち寄るには最高のスポットです。湘南で過ごす時間をさらに特別なものにしてくれる「Pacific DRIVE-IN」、家内と共にまた訪れたいと思わせてくれる、思い出に残る一日を演出してくれる場所でした。
2024/09訪問
1回
先日、桜木町の「PAUL コレットマーレ店」に行ってきました。このお店は以前から気になっており、今回初めて足を運びました。駅からのアクセスも非常に良く、コレットマーレの一階に位置しているため、ショッピングの合間に気軽に立ち寄れる便利さが魅力的です。夕方に訪れましたが、お店は程よい混雑で、雰囲気も非常に落ち着いており、ゆっくりとした時間を過ごせました。 今回注文したのは、ベリーのタルト、カマンベールチーズのバゲットサンド、そしてドリンクはマンゴージュースとアイスコーヒーです。まず目を引いたのは、美しいビジュアルのベリーのタルト。深い赤のベリーが輝いており、まるでジュエリーのように目を惹きます。一口食べると、ベリーの酸味とタルトの甘みが絶妙なバランスで、甘さがくどくないのが印象的でした。タルト生地もサクサクしていて、ベリーのジューシーさと相まって非常に満足度が高かったです。 次にいただいたのは、カマンベールチーズのバゲットサンドです。ゴマがたっぷりと振りかけられたバゲットは外側がカリッと香ばしく、中はふんわりとしていて食感のコントラストが楽しい一品でした。中には新鮮なレタスと、濃厚なカマンベールチーズがたっぷりと挟まれており、シンプルながらも贅沢な味わいが楽しめました。特に、チーズの風味がしっかりとしており、パンとの相性が抜群でした。食べ応えも十分で、軽めのランチや軽食としては非常に満足できる内容です。 ドリンクは、マンゴージュースとアイスコーヒーを注文しました。まず、マンゴージュースの美味しさが特筆すべき点です。濃厚なマンゴーの風味が口いっぱいに広がり、フレッシュで甘さが自然な一杯でした。マンゴー自体の質が非常に高く、暑い季節には特にぴったりのドリンクです。ジュースの濃さがしっかりしており、満足感もたっぷり。フルーツ好きにはぜひ試してほしい一品です。 また、アイスコーヒーも期待を裏切りませんでした。スッキリとした苦味と、程よい酸味があり、さっぱりとした後味がデザートやサンドイッチとの相性抜群でした。特にベリーのタルトとの組み合わせが良く、甘いものと一緒に楽しむには最適なドリンクです。コーヒー自体のクオリティも高く、雑味がないのが好印象でした。 全体的に、PAUL コレットマーレ店はアクセスの良さと、上質なフード&ドリンクが魅力のお店です。特に、カフェとして利用するにも、ちょっとした軽食やデザートを楽しむにもぴったりで、リピートしたいと思える場所です。価格もお手頃で、このクオリティをこの値段で提供しているのは非常にコストパフォーマンスが高いと感じました。店内の雰囲気も居心地が良く、リラックスした時間を過ごすことができました。 今回いただいたベリーのタルトやカマンベールチーズのサンドイッチ、マンゴージュースはどれも美味しく、次回は他のデザートやパンも試してみたいと思います。また、季節限定のメニューや新商品も楽しみです。PAULはパンやスイーツの種類が豊富なので、何度訪れても新しい発見がありそうです。特に、軽めの食事をしたい時や、友人とのカフェタイムにはぴったりのお店です。
2024/10訪問
1回
横浜の街を歩くたびに、いつか訪れてみたいと願っていた「水信フルーツパーラー」。その夢が現実となった日、私は一歩足を踏み入れた瞬間から、まるで別世界に迷い込んだかのような錯覚に陥りました。 まず目を奪われたのは、その圧倒的な内装です。木材をふんだんに使用した壁面には、繊細な彫刻が施され、まるでヨーロッパの古城にいるかのような重厚感と温かみが同居しています。写真からも伝わるでしょうか、壁に嵌め込まれた小さな額縁、その周りを彩る幾何学模様の装飾。一つ一つが丁寧に作り込まれ、店の隅々まで美意識が行き届いているのが分かります。陽光が差し込む窓辺には、格子状の木工細工が施され、そこからこぼれる光が床に美しい影を落とし、店内に幻想的な雰囲気を醸し出しています。 天井を見上げれば、これまた見事な格天井。細部に至るまでこだわり抜かれたデザインは、ただただ感嘆のため息しか出ません。全体的に暖色系の照明が使われており、それが木目の美しさを一層際立たせ、訪れる人々を優しく包み込むような居心地の良さを提供しています。クラシカルなソファ席は、まるで物語の一場面に出てくるような趣があり、時間を忘れてくつろげる空間が広がっています。店内の至る所に飾られた絵画や調度品も、空間全体の雰囲気を高める上で大きな役割を果たしています。この空間にいるだけで、心が洗われるような、そんな贅沢な時間を過ごせました。 さて、そんな素晴らしい空間でいただくのが、水信フルーツパーラーの真骨頂、旬のフルーツを惜しみなく使ったデザートです。私が選んだのは、見るからに麗しい「苺のパフェ」。運ばれてきた瞬間、そのあまりの美しさに息を飲みました。 グラスの縁には、これでもかとばかりに、真っ赤に輝く苺たちがびっしりと並べられています。その艶やかさ、瑞々しさは、まるで宝石のようです。中央には、大粒の苺が堂々と鎮座し、その上には真っ白なクリームと、淡い緑色のジェラートが美しく盛り付けられています。さらに、目を引くのは、繊細な飴細工の装飾です。まるでレースのように複雑な模様を描く飴細工は、パフェ全体に芸術的な華やかさを添えています。これはもはや、単なるデザートではありません。食べるのが惜しいほどの、まさに「作品」と呼ぶにふさわしいものです。 恐る恐るスプーンを入れ、一口。口に入れた瞬間の衝撃は、言葉では表現しきれません。まず、苺の甘酸っぱさが口いっぱいに広がり、その後に続くクリームのなめらかな舌触り、そしてジェラートのひんやりとした口溶けが、五感を刺激します。苺は、どれもこれも驚くほど甘く、それでいて程よい酸味があり、まさに完熟の極み。一口ごとに、苺本来の豊かな香りが鼻腔をくすぐり、幸福感で満たされます。 食べ進めるうちに、グラスの底からは、また異なる層が現れます。苺のコンフィチュールでしょうか、甘酸っぱいソースが味に奥行きを与え、さらにその下には、サクサクとした食感のグラノーラや、ふんわりとしたスポンジ生地が隠れていました。それぞれの層が、計算し尽くされたバランスで重なり合い、一口ごとに新たな発見と感動をもたらしてくれます。まるで、一つの物語を読み進めるかのように、パフェの世界に引き込まれていきました。 途中で添えられた紅茶を一口。渋みが少なく、すっきりとした味わいの紅茶は、甘いパフェとの相性が抜群です。口の中をリセットし、再びパフェの甘さを存分に味わうことができます。細部に至るまで、お客様への心遣いが感じられる、まさに非の打ちどころのないサービスです。 水信フルーツパーラーは、単なるフルーツパーラーではありません。そこには、選りすぐりの旬のフルーツに対する深い愛情と、それを最高の形で提供しようとする職人の技が凝縮されています。空間、そして提供される一品一品が、訪れる人々に非日常の体験と、極上の喜びを与えてくれるのです。 横浜という洗練された街にふさわしい、いや、それ以上の品格と魅力を持つこのお店は、私にとって、まさに「楽園」でした。都会の喧騒を忘れさせてくれる、静かで優雅な時間。そこで味わう、旬のフルーツが織りなす至福のハーモニー。 食後、店を後にしても、その余韻はしばらくの間、私の心に温かく残り続けました。また必ず訪れたい。そう強く思わせてくれる、忘れられない体験でした。友人や大切な人を連れて、この感動を分かち合いたいと心から思います。 もし、あなたが横浜を訪れる機会があれば、ぜひ「水信フルーツパーラー」に足を運んでみてください。きっと、ここでしか味わえない、特別な時間と感動があなたを待っているはずです。それは、単なる美味しいデザート以上の、五感を揺さぶる体験となることを、私が保証いたします。この素晴らしい空間と、極上のフルーツパフェに巡り合えたことに、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
2025/07訪問
1回
鎌倉という美しい土地に佇む「松原庵」。その名前は、多くの美食家たちの間で語り継がれる存在となり、「百名店」の一つとして輝きを放っています。この地を訪れるなら、一度は立ち寄りたい、いや必ず訪れるべき場所と言っても過言ではありません。日本の伝統的な蕎麦文化と、現代的な洗練が見事に融合した空間が、訪れる人々を惹きつけてやまない理由でしょう。 まず、提供される蕎麦ですが、ここ「松原庵」の蕎麦は単なる主食ではなく、一つの芸術作品と言えます。写真を見てください。細く整った蕎麦の線は、職人の確かな技術を物語っています。その香りは、ひとたび口に運ぶだけで、鎌倉の澄んだ空気をも思い起こさせるようです。ひんやりと冷えた蕎麦の感触が、つるんと喉を通り抜ける快感は格別。蕎麦つゆの風味もまた特筆すべき点で、出汁の深い旨味と醤油の香ばしさが絶妙に調和し、蕎麦そのものの味わいをさらに引き立てます。 天ぷらも、この店でのハイライトの一つ。天ぷら盛り合わせは、旬の食材を使用し、素材の持ち味を最大限に活かす繊細な揚げ具合が特徴的です。特にエビの天ぷらは、衣のサクサク感と中身のジューシーな食感が、食べるたびに感動をもたらしてくれます。また、ピーマンやナスといった野菜天ぷらの軽やかさも、油っこさを感じさせず、食後の胃に優しい一品でした。このバランス感覚は、料理人の熟練の技によるものでしょう。 さらに、前菜プレートについても触れざるを得ません。これほど洗練された前菜が供される蕎麦屋はそう多くはありません。繊細な盛り付けと、食材の多様性が一皿の中に凝縮されており、視覚でも味覚でも存分に楽しめる内容となっています。豆腐のなめらかな口当たり、煮物の優しい甘み、そして新鮮な刺身の旨味。これらの全てが、一つの調和を奏でるように組み合わされています。一口一口が、それぞれ異なる物語を語ってくれるかのようです。 また、飲み物に目を向けると、ビールの存在が料理をさらに引き立てる名脇役となっています。透き通った黄金色の液体ときめ細やかな泡。口に含むと、爽快感とともにほのかな苦味が料理との相性を高めます。ビールだけでなく、日本酒やワインなどの選択肢も充実しており、どんな好みの方でも満足できるラインナップが揃えられています。 店内の雰囲気は和モダンなデザインで、落ち着いた空間が広がります。黒を基調としたインテリアは上品かつ静かで、訪れる人々にリラックスした時間を提供してくれます。また、鎌倉という土地柄も相まって、店内から感じられる季節の移ろいも大きな魅力の一つです。窓の外には美しい庭が広がり、その風景を眺めながらの食事は、まさに癒しの時間そのもの。外の喧騒を忘れさせてくれる静寂と、丁寧なおもてなしが心を満たしてくれます。 「松原庵」は、ただ食事を提供するだけの場所ではありません。それは、一つ一つの料理が語るストーリーと、空間そのものが作り出す体験型の芸術なのです。訪れた人々は、ここでのひと時を通じて、新たな気づきや感動を得ることでしょう。日本料理の伝統を大切にしながらも、現代的なアプローチを取り入れる姿勢は、多くの人々に新鮮な驚きを提供し続けています。 百名店としての風格を持ちながらも、決して肩肘張らずに楽しめる点も、この店の魅力の一つ。鎌倉に足を運ぶ際には、この特別な場所を見逃すことなく、ぜひ訪れてみてください。料理、雰囲気、サービス、そして鎌倉の情緒を味わうすべてが、きっと忘れられない思い出を作ってくれるはずです。「松原庵」での食事は、人生の中で特別なひとときとなることでしょう。
2025/06訪問
1回
つるや、鎌倉に位置する老舗の鰻店。目を引く看板と落ち着いた佇まいからも、ここが地元で長く愛されている店であることが一目で伝わってきます。今回は、この店で提供される絶品の鰻重を堪能してきました。その感動を写真とともに詳細にお伝えいたします。 まず、席に着くと同時に運ばれてきたのが、お通しとしての小鉢。これがなんと、細かくカリカリに揚げられた小魚と胡麻が香ばしい一品。これにビールを合わせると、ただでさえ満ち足りた気分が一層高まります。鎌倉の静けさを感じながら、この組み合わせを楽しむ贅沢さに思わず微笑みがこぼれます。まるで、食のスタートを飾るプロローグとして完璧な一皿でした。 そして、メインディッシュである鰻重が登場。その見事な焼き加減と香ばしい香りに、思わず見入ってしまいます。黄金色に輝くタレが鰻全体に均一に絡み合い、炭火焼きならではの香りが食欲をそそります。写真からも分かるように、肉厚の鰻がぎっしりとご飯の上に敷き詰められ、ビジュアルだけでも十分に魅力的です。一口頬張ると、タレの甘辛い風味と鰻のとろけるような柔らかさが絶妙に絡み合い、口いっぱいに広がる幸福感。これこそが、鎌倉を代表する味といえるでしょう。 付け合わせには、漬物と香の物、そしてお吸い物がセットになっています。このお吸い物がまた絶品で、鰻の濃厚な旨味とは対照的なさっぱりとした味わいが、食事全体のバランスを見事に保っています。青々とした三つ葉が入ったお吸い物は、見た目にも美しく、口の中をリフレッシュさせてくれる存在でした。 また、ここでは山椒が非常に印象的。通常の粉山椒ではなく、香り高く風味豊かなものが小さな容器に丁寧に盛られており、それを少しずつ鰻にふりかけると、新たな味の広がりを楽しむことができます。山椒特有のピリッとした刺激が、甘みのあるタレと絡み合い、さらに深い味わいを引き出してくれるのです。 この店の特筆すべきは、ただ鰻料理が美味しいだけではなく、そのサービスの行き届いた温かさです。スタッフの方々は、地元鎌倉のホスピタリティを感じさせる柔らかい物腰で、一人一人の客に心を込めて接してくれます。これは、長年地元に根付いた店ならではの魅力と言えるでしょう。 さらに、店内は木の温もりを感じさせる落ち着いた空間で、歴史を感じさせる家具や装飾が訪れる人を迎え入れてくれます。鰻という伝統的な日本料理を楽しむには、まさにうってつけの場所です。 全体を通じて、「つるや」での食事は、単なる食事の域を超えた特別な体験そのものでした。鎌倉観光の際には、ぜひ足を運んでいただきたい一軒。心も体も満たされること間違いなしの名店です。この素晴らしい鰻重と共に過ごしたひとときは、一生忘れることのできない思い出となりました。
2025/06訪問
1回
鎌倉の歴史ある地に佇む「峰本 八幡宮前本店」でいただいた贅沢なランチタイムは、特別なひとときを過ごすのにぴったりの体験でした。入口から漂う格式高い雰囲気、そして繊細な和の趣が店内を包み込み、ここが単なる飲食店ではなく「おもてなし」の精神に溢れた特別な場所であることを物語っています。 メインに選んだ親子丼は、その見た目だけでも芸術品のような仕上がりでした。黄金色の卵がふんわりとご飯を覆い、その中に潜む鶏肉の旨みがしっかりと引き出されています。一口食べるごとに、卵のトロリとした食感とだしの深いコクが口いっぱいに広がり、心も体も癒されるような味わいでした。三つ葉が添えられた姿は、どこか凛とした美しさを感じさせます。 さらに驚きだったのは、セットについてきた小鉢やそばの一品一品。冷奴は絹のような滑らかな舌触りで、ほんのりとした大豆の甘みがじっくりと感じられる逸品でした。大根と人参のさっぱりとした和え物は、親子丼の濃厚さを絶妙に引き立てる役割を果たし、味噌汁の優しい風味とともに食事全体のバランスを整えていました。 そして、そばはまさにこの店のもう一つの主役と言っても過言ではありません。丹念に打たれた細めのそばは、しなやかな弾力と程よい歯ごたえがあり、つゆとの相性も抜群でした。つゆの塩分や甘みが絶妙で、そばそのものの味わいを引き立てながらも邪魔をしない絶妙なバランスでした。このそばを啜る瞬間、鎌倉の自然と歴史の中で日本の食文化の豊かさを感じることができました。 セット全体のビジュアルも見逃せません。赤や緑、白といった食材の色彩が美しく、器の選び方にも一切の妥協が見られませんでした。写真で見ても伝わるこの美的センスは、実際に目の前に置かれたときの感動をさらに倍増させてくれるものでした。 また、店員さんの接客もとても丁寧で、質問にも快く答えてくださり、居心地の良さが感じられました。観光地としても賑わう鎌倉の中で、ここ「峰本」は落ち着いた時間を過ごすのにぴったりの場所です。 八幡宮参りの後に立ち寄った今回のランチは、味だけでなくその場の空気感や提供される料理の細部にわたるこだわりから、特別な体験として心に残るものとなりました。特に和食が好きな方、鎌倉の歴史や文化に触れたい方にぜひ訪れていただきたい名店です。また鎌倉を訪れた際には必ず再訪したいと思える素晴らしいお店でした。
2025/05訪問
1回
小田原の名店「うな和」でいただくうなぎは、ただの食事ではなく、一種の体験と呼べるものです。今回いただいた「うな重」は、その味わい、香り、食感、すべてが非の打ちどころのないものでしたが、その魅力をさらに深く掘り下げてみたいと思います。 まず驚かされたのは、うなぎそのものの質の高さです。「うな和」では、厳選された国内産の活うなぎを使用しており、その鮮度が何よりも際立っています。一口頬張ると、ふっくらとした身が口の中でほぐれ、ジューシーな脂が広がります。その脂は決して重くなく、むしろさらりとしていて、いくらでも食べ続けられる軽やかさを感じました。また、絶妙な焼き加減によって、外はカリッと香ばしく、内側は驚くほど柔らかく仕上がっています。この絶妙なバランスは、熟練の職人技があってこそ成り立つものです。 さらに特筆すべきは、秘伝のたれです。このたれは何十年にもわたって受け継がれてきたもので、うなぎに絡むことで、その旨味を最大限に引き出しています。甘さ、塩気、そして出汁の奥深さが絶妙な調和を成しており、口にするたびにその完成度の高さに感嘆しました。たれの存在感はありながらも、決してうなぎそのものの味を邪魔しない絶妙なバランス。ご飯との相性も抜群で、たれがしみ込んだご飯を一口頬張るたびに至福を感じます。 「うな和」の「うな重」には、ご飯の炊き加減へのこだわりも感じられます。ふっくらと炊き上げられた白米は、ひと粒ひと粒がしっかり立ち、たれと一体となって完璧なハーモニーを奏でます。この炊き加減もまた、職人が一切の妥協を許さない姿勢の現れでしょう。 食事の間に提供されるお吸い物と漬物も、うなぎの味を引き立てる名脇役です。お吸い物は、丁寧に取られた出汁の風味が鼻を抜け、口の中をさっぱりとリセットしてくれます。漬物は季節感を意識した内容で、塩味と酸味が程よく、食事全体に軽やかなアクセントを加えています。 店内の雰囲気も、この食体験をさらに特別なものにしてくれます。静かで落ち着いた空間は、和の趣を感じさせる清潔感のある造りで、特別なひとときを演出してくれます。スタッフの対応も心地よく、細部まで気配りが行き届いており、リラックスして食事を楽しむことができます。 さらに感動したのは、食後のタイミングで提供されたお茶。うなぎを楽しんだ後の舌に優しく寄り添うような味わいで、胃を落ち着けてくれるほっとする一杯でした。このような細部への配慮が、「うな和」の人気の理由だと感じます。 「うな和」は、特別な日のご褒美としても、ちょっとした贅沢を楽しみたい日常の一場面としても、どちらにも最適なお店です。その味わい深いうなぎは、他では味わえない唯一無二のもので、一度訪れればその魅力の虜になること間違いありません。小田原を訪れる際にはぜひ一度足を運び、この感動を体験してみてください。「うな和」でしか味わえない贅沢なひとときを、心ゆくまで堪能してください。
2025/01訪問
1回
叙々苑 横浜スカイビル店、今回で8回目の利用となりましたが、毎回期待を裏切らない安定感と満足感を味わわせてくれる、本当に素晴らしいお店です。この日もランチで伺いましたが、焼肉の美味しさはもちろんのこと、丁寧なサービスや心地よい空間に癒される特別なひとときとなりました。 今回は定番のランチセットを注文しましたが、やはりまず目を引くのは、お皿の上で美しく並べられたお肉。新鮮で上質なお肉は、見るだけで食欲をそそります。炭火で焼き始めると、じゅわっと溢れる肉汁とともに香ばしい香りが広がり、期待がさらに高まります。一口いただくと、柔らかくジューシーな食感が広がり、噛むほどに肉の旨味があふれ出します。この8回目でも「さすが叙々苑」と思わせる完成度です。 付け合わせのナムル、キムチ、サラダも相変わらず素晴らしいクオリティ。一つ一つの味付けが丁寧で、焼肉との相性が抜群です。キムチのピリッとした辛味が焼肉の濃厚な味わいを引き立て、ナムルのさっぱり感が後味を整えてくれます。さらに、サラダのドレッシングがさっぱりとしていて、これがまた全体のバランスを取るいいアクセントになっています。 特筆すべきはご飯の炊き加減。叙々苑のご飯は毎回期待を裏切らない美味しさで、ふっくらと炊き上げられた白米が、お肉やタレと最高の相性を見せます。この完璧なご飯があるからこそ、叙々苑の焼肉がさらに引き立つのだと思います。 また、今回もスープの温かさと優しい味わいに癒されました。焼肉の後にこのスープをいただくと、体がほっと落ち着きます。細部にまでこだわりを感じる一品でした。 お店の雰囲気も素晴らしく、窓からは横浜の景色を一望できる開放的な空間で、明るい日差しの中、特別感のあるランチタイムを過ごすことができました。テーブルの配置も程よくゆったりしており、どの席でも快適に過ごせる工夫がされています。 スタッフの方々のサービスも今回も安定の丁寧さ。お肉を焼くタイミングやオススメの食べ方なども教えていただき、おもてなしの心が感じられる接客でした。8回目の利用でも、この接客が変わらないのは本当に素晴らしいことだと思います。 何度訪れても飽きることがない叙々苑 横浜スカイビル店。今回も大満足のランチでした。次回は少し贅沢をして特選メニューをいただいてみたいと思います。叙々苑は、特別な日だけでなく、日常の中に少し贅沢を取り入れたい時にもぴったりのお店です。また来たいと思わせてくれる、私にとって特別な場所です。
2024/12訪問
1回
「のれんと味 だるま料理店」──その暖簾をくぐった瞬間から、時間がゆるやかに流れ始めるような、そんな温もりと風格が同居する老舗の空気に包まれます。小田原という地の利を活かし、豊かな海の幸と土地の食文化を丁寧に融合させた一皿一皿が、訪れる者の心と舌を静かに揺さぶります。 まず目に飛び込んでくるのは、豪快かつ繊細な「天重」。器からあふれんばかりに盛られた天ぷらは、海老、白身魚、イカ、ナス、そしてししとうなど、実に多彩。衣はざくざくと心地よい音を立てる粗めの仕上がりでありながら、重たさを一切感じさせない驚くべき軽やかさを持ち、天つゆとの絶妙なバランスで米粒一粒一粒が旨味のベールをまとっているかのよう。特筆すべきはその揚げ加減で、火の通し方がどの素材も完璧。中はふっくら、外はカリッと。これぞ職人技というべき精度の高い一品です。 次にご紹介するのは、視覚的にも舌でもその鮮度がはっきりと伝わる「アジの握り」。見た瞬間に艶やかな銀皮が光をまとい、口に含めば、脂の甘みとわずかな酸味、そして歯応えのある肉質が渾然一体となって、まるで波間から顔を出したばかりのような生の力強さが広がります。上にちょこんとのったおろし生姜と小葱の香味が実に計算されており、アジの風味を引き立てながらも、全体を凛と引き締める名脇役として機能しています。醤油をつけることさえためらわれるほどの完成度の高さ。職人が握る江戸前寿司の真髄をここに見た気がします。 そして最後に、心を打たれたのが「茄子の味噌田楽」。器にふっくらと鎮座するその姿は、まるで和食の彫刻作品のような美しさ。表面には艶やかに照り返す濃厚な赤味噌がたっぷりと塗られ、そこに胡麻と木の芽が散らされている様子が、まるで季節の詩を詠むかのごとく繊細です。茄子は芯までとろけるように火が通っており、味噌の甘辛さとじゅわっと広がる水分のコントラストが絶妙。素材の良さを生かしながら、調味の妙で一段上の料理に昇華させるこの技は、まさに老舗たる所以を感じさせます。 「だるま料理店」は、ただ美味しい料理を提供するだけでなく、その料理を通じて“小田原の風土”や“日本の食文化”を深く体験させてくれる場所です。一見、何気ない定食や丼ものにも、随所に光る丁寧な仕事があり、そこに手を抜くことのない料理人の哲学が感じ取れます。飾らずとも豊かで、控えめでありながら確かな個性がある。そんな“和食の本懐”を、しっかりと守り抜いている希少な一軒です。 また再訪したい、いや、必ずや季節を変えて何度でも通いたい。そう自然に思わせてくれる力のある店でした。食事を終えた後の余韻すらも、まるで上質な物語の一節のように、心の奥にそっと残る──そんな体験をさせていただきました。
2025/07訪問
1回
鎌倉にある「竹扇」で味わった一時は、まるで時代を超えた静謐な日本の風景に足を踏み入れたかのような体験でした。この店は、入口から漂う凛とした空気感と、店内の丁寧に整えられた和の空間が印象的で、訪れる者の心を穏やかに整えてくれる特別な場所です。そしてその中心には、何よりも丁寧に作られた料理の数々があります。 まず、いただいたざるそばは、驚くほどの美味しさでした。一目見ただけでその艶やかさと程よい細さに目を奪われます。一口含むと、そばの風味が口いっぱいに広がり、噛むたびにほのかな甘さが感じられる絶品の味わいでした。このそばは、職人の技術と情熱が注ぎ込まれていることが一目瞭然で、その歯応えと香り高い余韻に、自然と箸が止まらなくなります。手打ちそばならではの食感が最高で、つゆとの相性も抜群。甘すぎず辛すぎず、絶妙なバランスを持つつゆが、そばの美味しさを引き立てます。 続いて登場したのは、つけ汁そば。このつけ汁は、深みのある醤油の香りと、甘みと旨味の絶妙な調和が特徴です。中に浮かぶ焼きネギと鴨肉がさらに風味を引き立て、一口すすれば、豊かな旨味が広がり体が温まります。この濃厚な味わいのつけ汁にそばをくぐらせると、そばがさらに際立った美味しさを見せるのです。焼きネギの香ばしさと鴨肉の柔らかさは、単なる添え物ではなく、料理全体を引き立てる重要な役割を果たしていました。 また、添えられていたかまぼこと厚焼き玉子も絶品でした。かまぼこは弾力がありながらも柔らかで、その舌触りと程よい塩気が箸休めに最適。そして、厚焼き玉子のふんわりとした食感と、甘さ控えめの味わいが絶妙で、これだけでも十分満足できる一品でした。特に、見た目の美しさと味のバランスが素晴らしく、食事全体に上品さを添えてくれます。 さらに、料理と共に楽しんだビールのキリッとした味わいが、そばや付け合わせの風味をさらに引き立てます。冷えたビールの爽快感が、そばの香りやつけ汁の深みをリセットしてくれ、何度でも新鮮な気持ちで食事を楽しむことができました。 この店のすべての料理には、素材の良さと、それを最大限に生かすための職人の知恵と努力が凝縮されています。そばだけでなく、提供されるすべての料理に対するこだわりが、訪れる人々を感動させる要因となっています。 鎌倉という土地ならではの落ち着いた雰囲気と、この店でしか味わえない本格的なそば料理。この二つが完璧に融合した「竹扇」は、心からお勧めできる一軒です。時間を忘れて料理に集中する幸せなひと時を、ぜひ皆さんも体験してみてください。
2025/06訪問
1回
ひと目見ただけで「丁寧に作られた一杯」であることがわかる、中華そば みやざきの中華そば。そのビジュアルからは、ラーメンという料理の枠を超えた美しさと、食材に対する深い敬意を感じます。川崎のこの店でいただく一杯は、ただの食事ではなく、料理人の技と想いが詰め込まれた感動の体験そのものです。 まず、写真に映るこのスープの輝き。透き通った琥珀色のスープには、繊細に浮かぶ脂がまるで宝石のようにキラキラと光り、その中に込められた旨味の濃さを予感させます。一口飲むと、その予想を裏切らない鶏ガラと魚介の見事なハーモニーが広がります。鶏のまろやかなコクが基盤となり、そこに魚介の風味が重なって深みのある味わいを作り上げています。醤油の芳醇な香りが鼻を抜けた後には、口いっぱいに広がる旨味が残り、スープだけで満足感を覚えるほどの完成度です。 次に麺。この中華そばに合わせられた細めのストレート麺は、スープをしっかりと吸い込むように計算され尽くされています。一口すすれば、小麦の風味がふわりと広がり、スープの旨味が麺と一体化します。もちもちとした弾力としなやかな食感が心地よく、すすり上げるたびにスープと麺の調和を楽しむことができます。麺そのものの品質の高さと、スープとの絶妙な絡み具合が、この一杯の完成度をさらに高めています。 さらに、このラーメンの魅力を語る上で外せないのがトッピングの存在。まず目を引くのは、低温調理されたチャーシューです。写真にも映る美しいピンク色のチャーシューは、柔らかさとジューシーさを兼ね備えています。一口噛むと肉の旨味がじんわりと広がり、スープとの相性が抜群です。また、異なる部位が使用されていることで、それぞれの味わいの違いを楽しむことができ、一杯の中でさまざまな食体験を提供してくれます。 そして、トッピングされたメンマ。太めにカットされたメンマは、適度な歯ごたえと味の染み具合が絶妙です。その風味豊かさがスープの旨味を引き立て、単調になりがちなラーメンにリズムを与えています。また、白髪ネギがシャキシャキとした食感と爽やかな香りを加え、スープと麺を軽やかにまとめてくれます。加えて、貝割れのほろ苦さがアクセントとなり、この一杯の味わいに奥行きを与えています。 注目すべきは、全体のバランスの良さです。濃厚すぎず、かといって物足りなさもないスープ、しっかりとした存在感を持ちながらスープと調和する麺、そしてそれぞれの役割を完璧に果たすトッピングの数々。これらが一体となって、食べ進めるごとに新たな発見と感動をもたらしてくれます。このラーメンは、食べ終わった後にも心地よい余韻を残し、もう一度味わいたいという気持ちを強くさせます。 また、この一杯を特別なものにしているのは、店内の雰囲気も一役買っています。木を基調としたシンプルで洗練された空間が、ラーメンの繊細な味わいをさらに引き立てます。静かで落ち着いた店内は、ラーメンを楽しむための理想的な場所であり、料理への集中を妨げることがありません。 総じて、中華そば みやざきの中華そばは、ただのラーメンではありません。それは、一つ一つの素材への徹底したこだわりと、調理における職人の技が融合した一つの「作品」です。この一杯を味わうことで、ラーメンという料理が持つ可能性の広がりを感じることができます。 川崎という地でこのような中華そばに出会えたことは、私にとって幸運な体験でした。この一杯は、ラーメンが好きな人にも、普段あまり食べない人にも、ぜひ試していただきたいと思える特別な一品です。中華そば みやざきでしか味わえないこの感動を、ぜひあなた自身の舌で確かめてみてください。その美味しさが、きっとあなたの記憶に深く刻まれることでしょう。
2025/05訪問
1回
銀座 篝 鎌倉店でいただいた「蛤と牡蠣の汐そば」、それは単なる食事を遥かに超えた、心に沁みるような一杯でした。写真を見返すたびに、あの一瞬一瞬が色濃く蘇り、胸の奥を温かく満たしてくれます。 まず、丼を前にして感じたのは、一種の神聖さすら帯びた静謐な佇まい。 輝くように澄み切ったスープ、その透明な液面には細やかな脂が星屑のように浮かび、見る者の心を一瞬で奪います。真っ白な器に映えるのは、蛤、牡蠣、低温調理の鶏胸肉、レアチャーシュー、ラディッシュのスライス、香草、糸唐辛子。それらがまるで舞台の役者のように、一切の無駄を排した配置で美しく整っていました。 レンゲを手に取り、そっとスープを掬う。 口に含んだ瞬間、あまりの繊細さと力強さに、思わず目を閉じて味わいました。 蛤の清らかな旨味が、まるで初夏の海風のようにふわりと広がり、続いて牡蠣の濃密なミネラルが重なることで、味わいにぐっと厚みと奥行きが加わる。このスープはただあっさりしているのではありません。透明感の向こうに、揺るぎない骨格を持った、確固たる旨味の層が何層にも重なっているのです。 麺は細く、軽やかにしてしなやか。 すすり上げれば、麺がスープを抱きかかえるように絡み合い、舌の上でふわりとほどけていきます。この麺の存在感は、スープに寄り添う従者のようでもあり、同時に、自らも輝きを放つ主役でもありました。小麦の穏やかな香りが鼻腔をくすぐり、噛み締めるたびにほんのりとした甘みが滲み出る。それでいて、スープの輪郭を一切壊すことなく、自然に一体化していくその姿勢には、ただただ感嘆するしかありませんでした。 トッピングもまた、一つ一つが珠玉の出来栄えでした。 ぷりっとふくよかな蛤。箸でそっと持ち上げると、その厚みと弾力に、自然と期待が高まります。一口かじれば、貝の甘みと、ほのかな潮の香りが一気に広がり、体の芯から癒されるような幸福感に包まれました。 対する牡蠣は、さらに衝撃的でした。大ぶりで肉厚、しかも瑞々しさを失わず、そのままでも十分ご馳走なのに、スープをまとわせることでさらに旨みが昇華。濃厚でありながら雑味は一切なく、海のエッセンスだけを凝縮したような、奇跡のような味わいでした。 鶏胸肉は、低温調理ならではのしっとりとなめらかな舌触り。口に運ぶと、繊維がほろほろとほどけ、鶏本来の優しい旨味がじんわりと広がります。 そしてレアチャーシュー。この絶妙な火入れ加減は、肉の甘み、脂の香り、そして旨味を見事に引き出しており、単体でも十分に完成された味わい。だがこの汐そばのスープに触れることで、さらに旨味が引き立ち、肉と海、それぞれの力強さが見事に調和していきました。 細やかな演出もまた秀逸でした。 ラディッシュの薄切りは、見た目の可憐さだけでなく、口に含めばシャクっとした食感とほんのりした辛味がアクセントとなり、汐そば全体に瑞々しい清涼感を与えます。 香草は、スープに溶かさずに一口ごとに噛み締めることで、ふわりと広がる香りが味覚を一新し、次の一口への期待感を高めてくれました。 糸唐辛子は、あくまで控えめに、しかし最後の最後にふっと辛味の余韻を残し、単調になりがちな汐そばにほんの少しだけスパイスの刺激を与える──そのバランス感覚には、驚きを隠せませんでした。 食べ進めるごとに、スープの顔も変わっていきます。 最初は蛤の透明感が前面に出ていたものが、時間と共に牡蠣のコクが溶け出し、より深く、より重層的な味わいに変化していく。終盤には、スープに甘みすら感じるほどに熟成され、それはまるで海から湧き出た命のスープのよう。レンゲを置く手を止めたくない、飲み干したくなる衝動に駆られる、そんな一杯でした。 「蛤と牡蠣の汐そば」。 この名のとおり、海の恵みをたっぷりと受けた一杯ではあるのですが、それだけではない。銀座 篝 鎌倉店の技術と感性によって、海の素材たちがまるで詩の一節のように紡がれ、食べる者の心に柔らかく、しかし確かに響いてくる──そんな奇跡のような体験をもたらしてくれるのです。 食後、丼を前にして静かに目を閉じた時、心の中に広がっていたのは、満腹でも満足でもない、静かな感動でした。 この一杯を食べるためだけに、また鎌倉を訪れたい──心から、そう思えるほどの幸福な時間でした。 銀座 篝 鎌倉店、ここは間違いなく、鎌倉という街にふさわしい、品格と優しさを備えた、唯一無二の名店です。 次回はまた別の季節に、違う光を帯びた「汐そば」との邂逅を、心から楽しみにしています。
2025/07訪問
1回
鎌倉に位置する「手打ちそば さとう」は、そば好きの心を捉える特別な一軒として訪れる価値のある店です。写真を拝見するだけで、料理に込められた技と情熱が伝わってきます。 まず、そばの美しさには目を奪われます。木箱に盛られたそばは、艶やかで均等な太さが職人の技術を物語っています。一筋一筋が生き生きとしており、手打ちならではの歯ごたえと香りの良さが期待できます。このそばは、つゆと絡めていただくことで、その真価を発揮することでしょう。つゆの風味も絶妙で、そばの味を引き立てるシンプルな調和が楽しめそうです。 次に、前菜として提供された料理の一皿には、視覚的にも味覚的にも豊かな工夫が感じられます。写真に写るつくねの焦げ目は、香ばしさを約束し、その隣の真っ白な豆腐は滑らかな口当たりを想像させます。さらに、ピンク色に程よく火が通った鴨肉は、その柔らかさとジューシーさが魅力的です。一緒に提供される山葵や塩は、味わいを自由にカスタマイズできる楽しさを加えています。 また、天ぷらの盛り合わせも目を見張るものがあります。サクサクとした衣が食材を優しく包み、揚げたてならではの香りが広がりそうです。白身魚の天ぷらはふわりとした食感を、そして緑鮮やかなインゲンの天ぷらはシャキッとしたアクセントを提供してくれることでしょう。この天ぷらは、塩や天つゆとともに味わうことで、さらなる深みを楽しめるはずです。 そして、卵焼きは家庭的でありながらもプロの手による丁寧な仕上がりが感じられます。ふんわりとした食感と黄金色の見た目は、心を温めてくれる一品と言えるでしょう。添えられたおろしとともにいただけば、口の中に広がるさっぱりとした風味が絶妙なバランスを保つはずです。 さらに、お酒と一緒に楽しむのも一興です。写真のビールはサッポロラガーで、しっかりとした味わいがそばや天ぷらの繊細な風味を邪魔することなく、むしろ引き立ててくれるでしょう。こうした飲み物の選択肢が、全体の食事体験をさらに豊かにしてくれることは間違いありません。 「手打ちそば さとう」は、ただ食べるだけでなく、料理そのものを五感で楽しむことができる特別な場所です。鎌倉という土地柄も相まって、訪れるたびに新しい発見があることでしょう。料理の一つ一つに込められた心遣いが、訪れる人々の記憶に深く刻まれるはずです。ぜひ、そばの奥深い世界とともに、鎌倉ならではの風情を堪能してください。
2025/06訪問
1回
鎌倉で立ち寄った「あしなや」でいただいた一杯、サンマーメン。この名前を聞くと、横浜が発祥ということもあり、期待感が高まります。ですが、鎌倉という地で、このように完成されたサンマーメンに出会えるとは思いもしませんでした。写真を見ても分かる通り、具材たっぷりで彩り豊かなこの一杯は、見た目だけでなく、その味わいも特筆すべきものです。 まず、目を引くのはたっぷりと盛られた野菜の存在感。もやし、人参、キャベツ、そしてニラが絶妙なバランスで混ざり合い、野菜の甘みがスープにじんわりと溶け込んでいます。一口食べると、その野菜の新鮮さがダイレクトに感じられ、口いっぱいに広がる旨味が心地良いです。野菜のシャキシャキ感も健在で、食感も楽しませてくれます。 そして、この野菜を包み込むスープ。醤油ベースのスープには、ほんのりとした甘みがありつつも、しっかりとした深みが感じられます。この甘みとコクのバランスが秀逸で、飲むたびにホッとするような安心感を覚えます。また、とろみのついたスープは麺と絡みやすく、最後の一滴まで美味しさを逃しません。 主役の麺は細めで、しなやかさとコシが程よく、スープや野菜と一体となることで、バランスの取れた一杯を実現しています。茹で加減も絶妙で、スープや具材との相性を考慮した仕上がりが感じられました。 「あしなや」の店内は、鎌倉らしい穏やかな雰囲気が漂い、地元の方々や観光客で賑わっています。親しみやすい接客も印象的で、気軽に立ち寄れる一方、提供される料理のクオリティは非常に高い。店主の細やかな心配りが、この一杯にも反映されていると感じます。 このサンマーメンは、ただの一杯のラーメンではなく、鎌倉という場所で丁寧に作られた特別な料理です。一見シンプルに見える中にも、奥深い味わいや計算されたバランスが隠されており、何度でも食べたくなる魅力があります。地元の方々に愛され続けている理由がよく分かる一杯でした。 鎌倉散策の途中で、ぜひ「あしなや」のサンマーメンを試してみてください。この一杯が、旅の思い出をさらに豊かなものにしてくれることでしょう。
2025/06訪問
1回
手打そば千花庵は、そば好きなら一度は訪れるべき名店です。その名の通り、手打ちそばに対する妥協のない姿勢が全ての料理に反映されています。まずは店内に足を踏み入れると、和の趣を感じる落ち着いた空間が広がります。木のぬくもりを感じるテーブル席とゆったりした雰囲気が、食事をさらに引き立てます。外の喧騒を忘れさせてくれるような静けさと心地よい接客が、ここでの食事を特別なものにしてくれるのです。 さて、注文したのはそばと天ぷらのセット。それに加えて名物の玉子焼きもいただきました。この組み合わせが千花庵の魅力を最大限に堪能できるおすすめのセットです。 まずはそばに目を奪われました。透き通るような美しい麺は、職人の丁寧な手打ちの技術を物語っています。口に運ぶと、そばの香りがふんわりと広がります。冷水でしっかり締められた麺はコシがあり、つるりとした喉越しが最高。シンプルなざるそばでありながら、そばそのものの味を心ゆくまで楽しめる一品です。そして、つゆは鰹出汁の効いた風味豊かな味わいで、そばと一緒に楽しむと絶妙なバランスを生み出します。このつゆが濃すぎず薄すぎず、麺の良さを引き立ててくれるのもポイントです。 次に天ぷらの存在感について語らずにはいられません。盛り付けられた瞬間、視覚的な美しさに圧倒されます。黄金色の衣に包まれたエビや野菜たちは、職人の丁寧な揚げ加減が感じられるパリッとした仕上がり。エビはぷりぷりとした食感が楽しめ、噛むごとに口の中に海の香りが広がります。また、野菜天ぷらではナスのジューシーさ、カボチャのホクホクとした甘み、そしてサツマイモの濃厚な風味が楽しめました。これらの天ぷらは、そばと一緒に食べることでより一層その魅力が引き立ちます。 さらに特筆すべきは名物の玉子焼きです。鮮やかな黄色が食欲をそそり、一口食べるとふわっとした柔らかさと甘みが口の中に広がります。この玉子焼きは出汁の旨味がしっかりと染み込んでおり、シンプルながらも深い味わいを楽しめる一品です。そばや天ぷらとの組み合わせも抜群で、食事全体の満足感をさらに高めてくれる存在でした。 また、この店ではお酒も豊富に用意されています。特に日本酒やビールはそばや天ぷらとの相性を考えて選ばれており、料理とともに堪能することでさらに食事が楽しくなります。玉子焼きや天ぷらと一緒に冷えたビールを一口いただくと、至福のひとときを感じられるでしょう。 千花庵の魅力は料理だけではありません。お店のスタッフの対応も非常に丁寧で心地よく、料理への情熱とお客さまへの思いやりが伝わってきます。席に着いた瞬間から最後の一口を食べ終わるまで、一貫して満足感を提供してくれる点も、このお店が多くの人に支持される理由でしょう。 さらに、お店のこだわりは細部にまで行き届いています。そばの器や盛り付けの美しさ、そして天ぷらの揚げ具合や盛り合わせの彩りなど、目でも楽しめる工夫が感じられます。食事全体が一つの芸術作品のように感じられるほどの完成度です。 手打そば千花庵は、そば好きのみならず、和食全般を楽しみたい方にもぜひ訪れてほしいお店です。一度訪れたら、また足を運びたくなる魅力が詰まっています。百名店としての実力を感じさせる味わいと、至福のひとときを提供してくれる場所として、間違いなくおすすめです。このお店での食事は、食材の美味しさ、職人技の素晴らしさ、そしてお店全体の雰囲気を全て楽しむことができる贅沢な時間です。ぜひその体験を味わってみてください。
2025/05訪問
1回
視線を奪われる美しさ、それがこのサワダ茶楼 横浜モアーズ店の坦々麺です。まず目に飛び込んでくるのは、クリーミーなスープに浮かぶ鮮やかな赤いラー油のアクセント。この一杯は、見るだけで「味の奥深さ」を予感させます。まるで一枚の絵画を目の前にしているかのような感覚に陥るほど、構成された美しいラーメンです。 まず、このスープを一口飲んでみると、その濃厚さと優しさが同時に感じられます。白ごまの深いコクがベースとなり、まろやかでクリーミーな味わいが広がりますが、それだけではありません。ラー油のピリッとした辛さと香ばしさがアクセントとなり、口の中で絶妙なバランスを取っています。さらに、スープにはほんのりとした甘みがあり、辛さと調和して何とも言えない心地よさを与えてくれます。このスープは、単に「辛いだけ」でも「濃厚なだけ」でもなく、様々な要素が絡み合って一つの完成された味を作り出しています。 次に、この坦々麺を特徴づけるトッピングに目を向けてみましょう。まず印象的なのは、中央に配置されたローストされたカシューナッツです。この一工夫がこの一杯をさらに特別なものにしています。一口食べれば、カシューナッツの香ばしい風味が広がり、それがスープのクリーミーさや辛さと見事にマッチします。このトッピングが加わることで、坦々麺全体がより奥深い味わいとなり、一口ごとに新たな発見があります。 そして、その周囲に盛り付けられた色とりどりの野菜たち。写真からもわかるように、もやしや青菜がふんだんに使われており、それらがスープの重厚感に軽やかさを与えています。特に、もやしのシャキシャキとした食感が心地よく、噛むたびにスープの味が染み出してきます。また、青菜の爽やかな風味が全体を引き締め、重厚なスープとの対比が素晴らしいアクセントになっています。 さらに、この坦々麺に欠かせない要素として挙げられるのが、細かく散らされた薬味です。ネギの香りと軽い辛味がスープの濃厚さを引き立てながらも、食べ進める中で口の中をリセットしてくれる役割を果たしています。このような細やかな配慮が、この一杯の完成度をさらに高めています。 そして、麺。サワダ茶楼の坦々麺に使われているのは中細のストレート麺で、スープとの絡みが非常に良いのが特徴です。一口すすれば、麺がスープのクリーミーさをしっかりと受け止め、口の中で調和した味わいを楽しむことができます。麺そのものも歯ごたえが心地よく、スープやトッピングと共に楽しめる絶妙なバランスが取れています。 全体として、この坦々麺は見た目、味、食感すべてにおいて計算され尽くした一杯と言えます。それぞれの要素が単独でも美味しいのはもちろんのこと、すべてが一体となったときの完成度が非常に高いのが特徴です。ラー油のスパイシーな香り、カシューナッツの香ばしさ、クリーミーなスープ、シャキシャキの野菜、もっちりとした麺。そのすべてが絡み合い、食べる人に驚きと満足感を与えてくれます。 また、このラーメンを提供しているサワダ茶楼の雰囲気も特筆すべき点です。店内はモダンで落ち着いた空間が広がり、食事を楽しむのに最適な環境が整っています。カジュアルさと上品さを兼ね備えた雰囲気が、この坦々麺の美味しさをさらに引き立ててくれるのです。 サワダ茶楼 横浜モアーズ店の坦々麺は、ただのラーメンではなく、一つの「食の体験」と言えるでしょう。一口食べれば、その奥深い味わいが心に残り、また足を運びたくなる衝動に駆られること間違いありません。この一杯は、坦々麺好きだけでなく、普段ラーメンをあまり食べない人にもぜひ試してほしい特別な一杯です。横浜を訪れる際には、ぜひサワダ茶楼でこの坦々麺を味わい、その美味しさを体験してみてください。
2025/02訪問
1回
ソウビでのひとときは、まさに都会の喧騒を離れ、洗練された空間で心と体をリフレッシュさせる体験そのものでした。このお店は、こだわり抜かれたインテリアと自然光が差し込む静かな雰囲気が魅力で、一歩足を踏み入れると日常から切り離されたような特別感を味わうことができます。 今回いただいたのは、季節の果物をふんだんに使用したパフェと、香り高い紅茶のセットです。まず目に飛び込んでくるのは、美しく盛り付けられたグラスパフェ。ぶどうをたっぷりと使ったこのパフェは、一層ごとに異なる味わいが楽しめる構成になっており、見た目にも華やかです。グラスの側面に並べられたぶどうの断面が、まるで宝石のように輝き、一口いただく前からワクワク感が止まりません。 上にトッピングされたアイスクリームは、クリーミーで口当たりが滑らか。爽やかな甘さが特徴で、ぶどうのジューシーな酸味と絶妙にマッチしています。その下には、ふわっとした生クリームとカリカリのグラノーラが層になっており、食感のコントラストが楽しい一品でした。ぶどうの自然な甘みが全体を引き立てており、最後の一口まで飽きることなく楽しめる贅沢なデザートです。 一緒にいただいた紅茶もまた、香りが素晴らしく、一杯ごとにリラックスできる味わいでした。グラスに注がれた紅茶の透明感と美しい琥珀色が印象的で、口に含むと、上品な香りとまろやかな味わいが広がります。パフェとの相性も抜群で、甘いデザートをより一層引き立てる役割を果たしていました。 店内のデザインも見逃せません。木のぬくもりを感じるテーブルや椅子が自然光と調和しており、窓の外に広がる緑の景色がリラックス効果を高めています。まるで自然と一体化したような空間でありながら、モダンで洗練された印象も併せ持つこの場所は、特別な時間を過ごすのにぴったりです。 また、スタッフの方々の丁寧な対応にも感動しました。どのタイミングでも適切な距離感で接してくださり、細やかな気遣いが感じられます。料理の説明や紅茶のおすすめなど、こちらが求める情報を的確に伝えていただけるのも嬉しいポイントでした。 ソウビは、味覚、視覚、空間の全てで癒しと満足を提供してくれる特別なカフェです。都会の喧騒を忘れてリフレッシュしたい時や、大切な人とのひとときを過ごす場所として最適だと感じました。次回は季節が変わったタイミングで再訪し、新たなメニューを楽しみたいと思います。素晴らしい時間をありがとうございました。
2025/01訪問
1回
星乃珈琲店 横浜鶴屋町店で出会ったフルーツティーが、これほどまでに美味しく、心を掴む一杯になるとは思いもしませんでした。一目見た瞬間から、洗練されたビジュアルに圧倒され、期待感が一気に高まりました。 ピッチャーに注がれたフルーツティーは、まるでアートのような存在感。鮮やかなオレンジ、レモン、ブルーベリー、そして透明感のあるアイスティーが織りなすコントラストは、どの角度から見ても美しく、写真を撮らずにはいられませんでした。一緒に提供されたグラスも涼しげで、どことなくレトロな雰囲気が漂い、お店全体のクラシックで落ち着いた空間と調和していました。 一口飲んでみると、その爽やかさに驚きました。フルーツの甘みと酸味がほどよく溶け込み、紅茶の渋みとバランスよくマッチしています。特にオレンジとレモンのフレッシュな香りが際立ち、一杯ごとに新鮮な感覚が楽しめます。果実そのものがふんだんに使われているので、飲み進めるごとに微妙に変化する味わいも魅力的でした。最後にはフルーツそのものを食べる楽しさまで加わり、一度で何度も美味しさを体験できる贅沢な一杯でした。 また、フルーツティーの見た目の美しさが、ただのおしゃれさに留まらないところも特筆すべきポイントです。このドリンク一杯から、お店が提供する「ゆったりとした時間」のコンセプトが伝わってきます。視覚的にも楽しませる工夫が凝らされており、ティータイムを特別なものにしてくれました。 お店自体も、とても落ち着いた雰囲気で居心地が良かったです。クラシックな家具に囲まれた空間でいただくこのフルーツティーは、まるで時間がゆっくりと流れるかのようなひとときを演出してくれました。スタッフの対応も丁寧で、どこか品があり、心地よく過ごすことができました。 星乃珈琲店はパンケーキやコーヒーで有名ですが、このフルーツティーは間違いなくその存在感を超える一品でした。見た目、味、そしてそれを楽しむ空間までが一体となり、特別な時間を作り出してくれるお店だと改めて感じました。 ぜひ、横浜鶴屋町店でこのフルーツティーを楽しんでみてください。視覚から味覚まで贅沢に満たされること間違いありません。次回は他のフレーバーや季節限定メニューにも挑戦してみたいと思います。星乃珈琲店のフルーツティー、これはぜひ多くの人に体験していただきたい一杯です。
2024/12訪問
1回
ル サロン ド ニナス クィーンズスクエア横浜は、横浜みなとみらいの中心地に位置し、その魅力的なロケーションとエレガントな雰囲気で訪れる人々を魅了するティーサロンです。この特別な空間では、フランス発祥の紅茶ブランド「ニナス」のこだわりが詰まった紅茶やスイーツを堪能でき、まるでパリのカフェにいるような気分にさせてくれます。 今回いただいたのは、クラシックな紅茶と愛らしいスコーンのセット。スコーンは一口サイズで、まるで宝石のように美しく、粉砂糖が軽く振りかけられた姿が印象的でした。付け合わせには、上品な甘さのクロテッドクリームとフルーティーな香りが際立つジャムが添えられており、スコーンに塗っていただくと、口の中で至福のハーモニーが広がります。 紅茶は、さすがニナスと言わざるを得ない高品質なものでした。華やかで繊細なアロマが特徴で、一口飲むたびに心が解きほぐされるような感覚を味わうことができました。紅茶の温度管理も完璧で、最後の一滴まで香り高く楽しめるのが印象的でした。 店内の雰囲気は、シックで落ち着いたインテリアが広がり、特に木の温かみが感じられるテーブルや椅子が居心地の良さを演出しています。壁に飾られたアートや、小物使いも洗練されており、まるで美術館にいるかのような感覚になります。また、大きな窓から差し込む自然光が心地よく、紅茶とスイーツを楽しむひとときをさらに引き立ててくれます。 スタッフの方々のサービスも申し分ありませんでした。一人一人に寄り添った丁寧な接客で、紅茶の種類やペアリングについても親切に説明してくださり、初めて訪れた方でも安心して楽しむことができます。その温かい対応が、このティーサロンの素晴らしさをさらに引き立てていると言えるでしょう。 特に感動したのは、紅茶の種類の多さと、その中から自分好みの一杯を見つける楽しさです。オリジナルブレンドからフルーツティーまで、幅広いラインナップが揃っており、何度訪れても飽きることがありません。また、季節ごとの限定メニューもあるため、訪れるたびに新しい発見があります。 アクセスも抜群で、みなとみらい線の駅から徒歩数分という立地も魅力の一つです。ショッピングの合間や友人とのお茶会、大切な人との特別な時間を過ごすのにも最適な場所です。 ル サロン ド ニナス クィーンズスクエア横浜は、単なるティーサロンではなく、特別なひとときを提供してくれる場所。そのエレガントな空間と上質な紅茶、そして心温まるサービスに触れることで、日常を忘れ、贅沢な時間を堪能することができます。横浜に訪れる際には、ぜひ足を運んでみてください。その魅力に引き込まれ、リピーターになること間違いなしです。
2024/10訪問
1回
アニヴェルセルみなとみらいは、結婚式や記念日を祝うための特別な空間として知られる横浜の人気スポットです。そのエレガントな雰囲気と、上質なサービスが特徴で、特別な日を過ごすのにぴったりの場所です。カフェスペースも併設されており、美しいスイーツやドリンクを楽しむことができます。 今回注文したのは、季節のフルーツをふんだんに使った美しいデザートプレートです。写真にある通り、バナナ、いちご、ブルーベリーなど、彩り豊かなフルーツが添えられ、視覚的にも楽しませてくれます。デザートの中心には、キャラメルソースがかけられたバニラアイスがあり、その甘さとフルーツの爽やかさが絶妙にマッチしています。チョコレートで作られたひまわりの飾りが、プレート全体に華やかさを添え、まさにインスタ映えする一品です。 また、ティーセットもとても印象的でした。美しいガラスのティーポットに入ったハーブティーは、香り高く、優雅なひとときを提供してくれます。写真のように、ひまわりをモチーフにしたテーブルセッティングがされており、全体的に統一感のある素晴らしい演出が施されています。 さらに、もう一つのデザートは、グラスに入ったムース。クリームの滑らかさと、下層のフルーツの酸味が絶妙なバランスで、さっぱりとした味わいが特徴です。周りに描かれた黄色いソースがひまわりを表現しており、見た目の美しさにもこだわりが感じられます。 アニヴェルセルみなとみらいは、特別な日に訪れたい場所として、洗練された空間とともに最高の体験を提供してくれる場所です。