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2025/10訪問
1回
焼津さかなセンターの一角に、まさに“港町の宝石箱”とでも形容したくなる鮮魚丼を提供する名店「山水」があります。早朝から漁港の活気が満ちるこの場所で、ここまで完成度の高い丼と出会えるとは、正直なところ想像以上の体験でした。 目の前に供されたのは、海の恵みを余すことなく盛り込んだ豪華な海鮮丼。一見して、その鮮度と色彩に圧倒されます。見るだけで唾液腺が反応するような艶やかな赤身、透明感のある生しらす、艶を帯びた地魚のたたき。さらに、中央にあしらわれた濃いオレンジのうずらの卵黄と、その下に控えるとろろが、丼全体にまろやかな一体感を与える準備をしているのが視覚でわかります。 まずはやはり、この生しらす。ひと口含めば、口の中に拡がるのは淡く、そして儚い旨み。苦みや臭みは一切なく、まるで潮風そのものを味わっているような清らかさ。これは、まさしく“水揚げ地ならではの特権”。地元でしか出会えない、生命の気配を感じさせる新鮮さがありました。 次に試したのは赤身のまぐろ。程よく寝かせられたであろう身は、むっちりとした食感の中に旨みが濃縮されており、口の中で噛み締めるたびに深みを増していきます。どこかクラシカルで、安心感すら覚えるような味わい。それを邪魔しないよう、ほんのりと施された漬けの風味が絶妙です。 その横には、ネギと一緒に和えられた鯵のたたき。この鯵がまた驚きの仕上がりで、脂の乗りとキレのある後味のコントラストが見事。細かく刻まれた玉ねぎと青ねぎの清涼感がアクセントとなり、全体に爽やかなリズムを与えています。そこにショウガとわさびが控えていて、好きな配分で自分だけの味を組み立てられるのも嬉しいポイントです。 そして中央に堂々と鎮座するのが、うずらの卵黄ととろろのペア。これを少しずつまぐろや鯵に絡めて食べると、味わいがぐっとまろやかに変化。刺身の切れ味が一瞬にして包み込まれるような感覚があり、まるで一杯の中に「起承転結」が仕込まれているような構成に驚かされます。途中でレモンを搾って酸味を加えれば、味の流れにまたひとつ新しいページが開かれ、飽きが来ることがありません。 器に使用されている藍色の絵柄がまた、全体の色調に落ち着きを加えており、まるで一枚の絵画のように視覚でも楽しませてくれます。味だけでなく、盛り付けの丁寧さ、色の配置、器の選定に至るまで、全てにおいて“食べる芸術”としての完成度が高いと感じました。 丼だけでなく、サービス面にも心地よさがあります。観光客が多いエリアにもかかわらず、スタッフの対応はフレンドリーかつ丁寧で、慌ただしさを一切感じさせない空気感が店内にはありました。海の目の前にいるような距離感で、静かに、しかし確かに美味しさを堪能できる空間です。 焼津という漁業の街で、ここまで整った海鮮丼に出会えるとは、まさに“発見”でした。観光としての価値はもちろんのこと、地元の人たちが通いたくなる理由がしっかりと詰まっている、そんな説得力のある店。 焼津さかなセンターに訪れることがあれば、ぜひこの「山水」に足を運んでみてほしいと思います。きっとあなたの記憶の中に、ひとつの“美味しさの原点”として刻まれることでしょう。再訪確定、そう感じさせてくれる一杯でした。
2025/11訪問
1回
ふらりと浜松に降り立ち、餃子の聖地と呼ばれるこの街で選んだのは、百名店にも名を連ねる「福みつ」。店構えはどこか昭和の空気を残した、飾り気のない佇まい。しかし、暖簾をくぐると、そこには静かな熱気と期待の香ばしさが満ちていました。 そして、目の前に現れたのが、この圧巻のビジュアル。一皿にずらりと並べられた餃子たちが、まるで兵士のように整列し、黄金色にこんがりと焼き上げられた姿で迎えてくれます。表面はパリッと、小麦粉の香ばしい焼き目が美しく、一つひとつの厚みと均一さが、職人の技を物語っています。写真をご覧いただければ、その完璧な焼き加減が伝わるはずです。焦げすぎず、浅すぎず、実に絶妙。まさに“黄金の焼き色”。 まず一口。カリッと歯を立てると、中からジュワッとあふれる肉汁と、ふわりと広がるキャベツの甘み。豚肉と野菜の比率が絶妙で、どちらかに偏ることなく、食感と旨みのバランスがとにかく秀逸です。特にキャベツの刻み方が細かく、口当たりが非常にやさしい。そこに、にんにくの香りが控えめに漂い、ふんわりと包み込むような優しさすら感じさせます。 皮は厚めですが、決して重たくはなく、しっかりとした弾力ともちもち感があって、まるで小籠包のような存在感。下味がしっかりついているので、タレなしでもいけてしまう完成度。とはいえ、特製の酢醤油にちょっとだけ潜らせて食べると、酸味と塩味が旨みを一段と引き立て、もうひとつ、もうひとつと箸が止まらなくなっていきます。 そして忘れてはならないのが、瓶ビールとの相性。写真にも映っているキリンラガーの力強い苦味が、餃子の脂と調和し、口の中をさっぱりとリセットしてくれます。ひと口ごとに、次の餃子が恋しくなる。この循環こそが、福みつの中毒性の源。 店内はアットホームな雰囲気で、老若男女問わず、地元客と観光客が入り混じって、同じ皿の餃子を無心に頬張る光景が広がっています。餃子専門店でこれほどまでに満足度が高く、満ち足りた気持ちにさせてくれる店は、正直なかなかないと思います。浜松餃子というと、もやしが中央に盛られているスタイルが主流ですが、福みつはあえてそのスタイルを取らず、餃子一本で勝負している印象。潔さと実力の裏付けがそこにはあります。 一人で食べるもよし、家族でシェアするもよし、仲間とビール片手に楽しむもよし。いずれにしても、この福みつの餃子は「一度食べたら忘れられない記憶」をしっかり刻んでくれる名品です。噛めば噛むほど、焼きの香ばしさと餡のジューシーさが重なり合い、幸福の層が口の中に積み上がっていく。浜松に来たなら、ここを外してはいけない、そんな存在感を放つ一軒です。 見た目のインパクト、味の深み、食感の妙。そしてなにより、誰かに教えたくなる魅力。百名店という称号は、ただの看板ではありません。それは積み上げられた信頼と実績の証。この一皿を前にすれば、誰もがその理由を舌で、心で、きっと実感することでしょう。 何も語らずとも、ただ黙々と餃子を頬張る時間。それこそが、福みつで過ごす最高の贅沢だと、心から思えました。
2025/11訪問
1回
静岡県の名店「さわやか 御殿場インター店」に訪れたのは、家内との静かなひとときを楽しむためでした。静岡の名物として広く知られるこの店、週末ともなると行列が絶えませんが、平日の昼間を狙ったおかげで比較的スムーズに入店することができました。それでもやはり、目の前で鉄板から立ち上るジュウジュウという音とともに広がる香ばしい香りは期待を裏切りません。 今回いただいたのは、さわやかの代名詞とも言える「げんこつハンバーグ」に加え、アヒージョというユニークなサイドメニューの組み合わせ。まずハンバーグについてですが、鉄板の上で提供される肉の塊は、焼き加減が絶妙。外はこんがり、中はミディアムレアに仕上げられており、一口頬張ると口の中で溢れるジューシーな肉汁に感動させられます。添えられたデミグラスソースもまた、コク深い味わいでありながら、しつこさを感じさせず、肉そのものの旨味を引き立てる絶妙なバランスが取られています。 そして、アヒージョはこれまた意外な組み合わせですが、さわやかの多様性を感じさせる一品です。小さな鉄鍋の中には、トマトやブロッコリー、キノコがたっぷりと詰め込まれ、オリーブオイルの中でしっかりと火が通っています。特にトマトは、口の中で弾けるようなフレッシュ感と、オイルの香りが見事に調和しており、まるでイタリアンレストランにいるかのような贅沢な気分に浸れました。これをハンバーグと一緒に楽しむことで、新しい味の発見ができ、次々とフォークが進みます。 店内は清潔感があり、スタッフの対応も気持ちの良いものでした。特に驚いたのは、料理の提供スピード。人気店でありながら待ち時間が少なく、スムーズに食事を楽しめた点は非常に好印象でした。また、鉄板料理ならではの音や香りが食欲をそそり、目でも耳でも楽しめる演出がさわやかの特徴と言えるでしょう。 家内も「今まで食べた中で一番おいしいハンバーグかも」と大絶賛。食事を楽しみながらの会話も弾み、心も胃袋も満たされるひとときとなりました。御殿場インター店という場所柄、観光地へのアクセスも良く、旅行中の立ち寄りにもぴったりです。静岡に訪れるたびにまた寄りたくなる、そんな特別な存在感を放つ「さわやか」。次回は別のメニューにも挑戦したいと思います。 焼きたてのハンバーグが食べたいなら、さわやかは間違いなく候補の一つに入れるべきです。その魅力を一度でも味わえば、きっとまた足を運びたくなることでしょう。
2025/08訪問
1回
静岡県焼津市、「金寿司 地魚定」。焼津港の豊かな恵みを堪能できると評判の店で、限定にぎりをいただきました。この価格で提供される内容とはとても思えない圧巻のクオリティ。焼津の海の幸がぎっしりと詰まった贅沢なひとときとなりました。 大雨の影響で普段より空いているかもしれないと期待して訪れましたが、駐車場にはすでに行列が。到着から約2時間半待ち、ついに案内されたカウンター席。目の前に運ばれたにぎり盛り合わせは、木のプレートに整然と並べられ、まるで海から揚がった宝石のように美しく輝いていました。 まず目を引いたのは、そのネタの多彩さと一貫ごとの大きさ。シャリが見えないほどたっぷりと乗せられた鮮魚の数々。地元焼津ならではの新鮮な地魚が中心で、その日揚がった旬のものばかり。どれがどの魚か一目ではわからないほど種類が豊富で、まさに「地魚尽くし」の名にふさわしい内容でした。 赤身のマグロは、脂のノリと深い旨味が絶妙で、しっとりと舌に絡みます。白身は透明感がありながら、歯応えと甘みが共存。生しらすと桜えびのにぎりは、焼津港を象徴する存在。とろけるような柔らかさと、磯の香りがふんわりと鼻を抜け、まさに地元ならではの醍醐味です。 他にも、青魚の握りは皮目がしっかりと締められ、程よい酸味と脂のバランスが絶妙。珍しいのは、あん肝や魚卵があしらわれたにぎり。これがまた驚きの美味しさで、濃厚なコクがシャリと合わさり、まさに旨味の爆弾。さらに、ふんわりと焼き上げられた厚焼き玉子が優しい甘みで舌を癒してくれます。 わさびも決して刺激的すぎず、ネタの味を引き立てる名脇役。シャリには赤酢が使われており、ほんのりとした酸味が魚の旨味を引き立てつつ、全体の味を上品にまとめ上げています。赤酢特有の風味がやや効いており、寿司好きならこのシャリだけでも楽しめるほどの完成度。 味噌汁が付いてくるのも嬉しいポイント。魚介の旨味が染み出た出汁に、優しい味噌の香り。にぎりの余韻を壊さず、ほっとする味わいでした。そして、お茶には魚の漢字がびっしりと描かれた湯呑みが添えられ、細部にまで海の街・焼津の誇りと遊び心が感じられます。 全体を通して感じたのは、この店の圧倒的なコストパフォーマンスと、魚への深い愛情。これほどの質と量を、わずか1,100円で味わえるとは信じがたく、地元客だけでなく遠方から訪れる価値が十分にある名店です。 2時間半の待ち時間も、にぎりをひとつ口にした瞬間にすべて報われました。むしろ、次回はさらに早く並んででも再訪したいと強く思わせる圧倒的な満足感。季節によって内容が変わるとのことで、春夏秋冬、それぞれの海の恵みを味わいに訪れる楽しみも広がります。 焼津港の朝獲れの鮮魚が織り成す奇跡のような握り。この地ならではの味を、心ゆくまで堪能できる唯一無二の存在。それが「金寿司 地魚定」です。
2025/10訪問
1回
静岡のマグロとしらす丼:至福の瞬間を味わう 静岡の海鮮を贅沢に味わえる「どんぶり工房。静岡」。今回、私がいただいたのは、駿河湾の恵みが詰まったマグロとしらす丼です。 まず、丼を目の前にした時の第一印象は、その美しさでした。鮮やかなマグロの赤身と、透き通るようなしらすの白さのコントラストが、食欲をそそります。まるで宝石箱のような輝きを放つ丼に、思わず見惚れてしまいました。 マグロは、口の中でとろけるような滑らかな舌触りで、噛むほどに濃厚な旨味が広がります。新鮮さが際立ち、まるで生きたマグロをそのままいただいているかのような錯覚に陥ります。 一方、しらすは、ふっくらと柔らかく、口の中で優しくほどけるような食感です。ほんのりとした塩味が、マグロの甘みを引き立て、絶妙なハーモニーを生み出しています。 ご飯は、ふっくらと炊き上げられ、酢飯の加減も絶妙です。マグロとしらす、そしてご飯が一体となり、口の中で最高の三重奏を奏でます。 さらに、丼に添えられたネギ、とろろ昆布、わさびが、味の変化を与えてくれます。ネギのシャキシャキとした食感、とろろ昆布の磯の香り、わさびのピリッとした刺激が、丼全体の味を引き締め、飽きさせません。 一口ごとに、駿河湾の豊かな海の恵みを感じることができ、まさに至福の瞬間です。素材の良さを最大限に活かした、シンプルながらも奥深い味わいに、感動を覚えました。 店内は、木の温もりを感じる落ち着いた雰囲気で、ゆったりと食事を楽しむことができます。カウンター席からは、調理の様子を眺めることができ、食欲をそそられます。 店員さんの丁寧な接客も素晴らしく、気持ちよく食事をすることができました。料理の説明や、おすすめの食べ方など、親切に教えていただき、より一層美味しくいただくことができました。 「どんぶり工房。静岡」は、静岡の海鮮を心ゆくまで堪能できる、まさに海の宝石箱のようなお店です。新鮮なマグロとしらすを贅沢に使った丼は、一度食べたら忘れられない味わいです。 静岡を訪れた際には、ぜひ「どんぶり工房。静岡」に足を運び、駿河湾の恵みを味わってみてください。きっと、あなたの舌を魅了することでしょう。
2025/10訪問
1回
器の中に広がる圧倒的な鮮度と美しさ。この「びんちょう大とろ丼」は、ただの海鮮丼ではない。見るだけでその質の高さが伝わってくる、まるで宝石のような一杯だ。焼津港に揚がったばかりの極上のマグロを贅沢に盛り付けたこの丼は、見た目の迫力もさることながら、一口食べた瞬間にその真価を発揮する。 まず、目を奪われるのはびんちょう大とろの光沢。まるで絹のようになめらかで、ほんのりとピンクがかった艶が食欲をそそる。その厚みも申し分なく、箸で持ち上げた瞬間に脂の柔らかさが指先に伝わる。口に運ぶと、驚くほどなめらかにとろけ、ほのかな甘みが舌の上を支配する。これが本物の大とろの実力か、と唸らざるを得ない。 そして、赤身部分もまた素晴らしい。しっかりとした旨味がありながらも、全く臭みがない。むしろ、海の香りがふんわりと広がる。これほどまでにクリアで洗練された味わいのマグロは、なかなかお目にかかれないだろう。まぐろ自体の持つポテンシャルを最大限に引き出した、この丼の完成度の高さには感服するばかりだ。 さらに、シャリのクオリティも見逃せない。酢飯はふんわりと炊き上げられ、酢の酸味が絶妙に効いている。この絶妙なバランスが、まぐろの旨味をさらに引き立てる役割を果たしている。米粒一つ一つがほどよく立っており、口の中で自然とほどける。この細やかな仕事が、この丼の完成度をさらに引き上げているのだ。 脇を固める薬味の存在も大きい。濃厚な脂の大とろには、ワサビがよく合う。一緒に食べれば、ほどよい辛みが後味を引き締め、次の一口がますます楽しみになる。さらに、ガリの爽やかな香りが、口の中をリセットしてくれる。これによって、最後の一口まで飽きることなく食べ続けられるのだ。 この丼の素晴らしさを語る上で、もう一つ触れておきたいのがコストパフォーマンス。これほどの質のマグロが、この価格で食べられるのは驚異的としか言いようがない。市場価格を考えれば、明らかに破格。この味、このボリューム、この価格、どれを取っても非の打ち所がない。 食べ終えた後の満足感は、ただの「美味しい」では済まされない。これは一種の感動であり、食の喜びを改めて実感させてくれる体験だった。焼津の海の恵みを最大限に活かしたこの丼は、まさに絶品。もし焼津に訪れることがあれば、絶対に食べるべき一杯だと断言できる。
2025/10訪問
1回
「うなぎ藤田 浜松駅前店」での食事体験は、美味しいの一言ではとても表現しきれない感動的なものでした。写真とともにその魅力をさらにお伝えします。 まず、テーブルに運ばれた「うな重」。蓋を開けた瞬間に広がる香ばしい香り。これはタレと炭火の絶妙な調和が生み出す、うなぎ料理の真髄そのものです。一目でわかる丁寧な焼き加減、輝くようなタレの艶やかさ、そしてその下に隠れるご飯の輝き。見た目だけで「美味しい」の確信を得られるほどの完成度です。一口頬張れば、ふんわりと柔らかいうなぎの身が舌の上でほどけ、タレのコクと旨味が口いっぱいに広がります。ご飯はタレが均一に染み込んでおり、もちもちとした食感とほのかな甘みが特徴的で、うなぎとの相性が抜群です。一度食べ始めたら箸が止まらなくなり、気づけば夢中で食べ進めてしまいました。 続いての「白焼き」は、うなぎの持つ素材の味を堪能できる逸品です。塩のシンプルな味付けが、脂ののった身の旨味を引き立ててくれます。一口噛むと、炭火で焼かれた香ばしい皮の食感と、ふっくらとした身のジューシーさが一体となり、素材そのものの上質さを改めて実感しました。添えられた塩とレモンは絶妙なアクセントとなり、さっぱりといただくことができます。この料理はうなぎの真の実力を教えてくれるもので、どれほど新鮮で丁寧に調理されたかが伝わってきます。 「う巻き」も見逃せません。ふんわりと焼き上げられた卵の中にうなぎが贅沢に包まれており、その一体感は絶妙です。卵の優しい甘みと、タレで味付けされたうなぎの濃厚な旨味が、口の中で完璧なハーモニーを奏でます。一緒に添えられた酢の物のさっぱりとした味わいが、濃厚な料理を引き立てており、全体のバランスを整えています。 また、今回のお食事のお供には「六歌仙」の冷酒をいただきました。木箱に入れられた冷えた日本酒は特別感があり、視覚的にも楽しませてくれます。フルーティーで軽やかな口当たりの日本酒は、うなぎの香ばしさやタレの甘みを引き立てるだけでなく、全体的な食事の満足感をさらに高めてくれました。お酒好きにはたまらない演出です。 さらに感心したのは、店内の雰囲気とスタッフの接客です。落ち着いた空間には上品な和の趣が漂い、そこにいるだけで日常の喧騒を忘れさせてくれる特別な空間が広がっています。スタッフの皆さんも笑顔で丁寧に対応してくださり、食事をより一層特別なものにしてくれました。 このお店の魅力は、一言で言えば「全てにおいて完璧」。食材、調理、サービス、雰囲気、そのすべてが一流であり、訪れる人々に感動を与える力を持っています。「うなぎ藤田 浜松駅前店」での食事は、単なる食事ではなく、心に残る特別な体験そのもの。うなぎの魅力を存分に味わえるこの場所は、浜松を訪れた際には絶対に外せないお店と言えます。 美味しかったです。いや、それ以上に感動しました。何度でも訪れたくなる、そんな素晴らしい時間をありがとうございました。ぜひ皆さんも、この感動を味わってみてください。
2025/01訪問
1回
にし与は、静岡県の地元で愛される海鮮料理の名店であり、新鮮な魚介をふんだんに使った絶品の料理が楽しめます。静岡ならではの旬の食材を使用したメニューが揃い、訪れる人々を魅了するその味わいは、地元住民はもちろん観光客からも高い評価を受けています。今回いただいた海鮮丼とアジフライのセットは、その代表格ともいえる一品で、見た目の美しさから味わいに至るまで、感動を与える食事体験を提供してくれました。 まず、「海鮮丼」は、静岡が誇る新鮮な海の幸をたっぷりと盛り込んだ一杯です。丼には生しらす、桜えび、新鮮な刺身が贅沢に盛り付けられており、その鮮度が一目で分かる透明感のある輝きが食欲をそそります。生しらすはプルプルとした食感が特徴で、ほのかな甘みと海の香りが口いっぱいに広がります。桜えびは静岡を象徴する味覚の一つで、独特の風味と旨味がご飯との相性抜群。さらに、刺身はその日ごとに異なる新鮮な魚を使用しており、この日はマグロや白身魚などのぷりぷりとした身を楽しむことができました。 薬味にはネギや生姜が添えられており、それぞれが魚介の味を引き立てる役割を果たしています。また、ご飯には程よい酢加減が効いており、魚介との調和を生み出しています。海鮮丼の隣には、温かい味噌汁がセットで付いており、出汁の効いた優しい味わいが全体をまとめ上げています。特に寒い季節には、この温かい味噌汁が体に染み渡り、ほっとするひとときを提供してくれます。 そして、にし与のもう一つの看板メニューともいえるのが「アジフライ」です。このアジフライは、外はカリッと香ばしく、中はジューシーで柔らかな仕上がり。その大きさも見事で、一口かじると衣のサクサク感とアジの旨味が一体となり、思わず笑顔になる美味しさです。レモンを絞ってさっぱりといただくも良し、からしやタルタルソースを添えてコクを楽しむのも良し。何度食べても飽きない一品です。 また、付け合わせのキャベツや漬物も手抜きがなく、キャベツはシャキシャキと新鮮、漬物は箸休めにぴったりの絶妙な塩加減。これらが主役である海鮮丼とアジフライをさらに引き立てており、食事全体の満足度を高めています。 店内はアットホームな雰囲気が広がり、木を基調とした温かみのある内装が特徴です。カウンター席とテーブル席が用意されており、一人でもグループでも気軽に利用できるのが魅力です。地元の人々で賑わう店内では、スタッフの丁寧な接客も印象的で、初めて訪れる人でも安心して食事を楽しむことができます。 にし与は、静岡の海の幸を存分に味わえる特別な場所であり、その一品一品が心を込めて作られていることが伝わってきます。海鮮丼とアジフライのセットは、静岡の豊かな自然と食文化を感じさせる一皿であり、地元の新鮮な食材を余すところなく楽しむことができます。 静岡を訪れた際には、ぜひにし与でこの贅沢なセットを堪能してみてください。地元の海の恵みを感じながら、心もお腹も満たされる素晴らしい時間を過ごせることでしょう。
2025/01訪問
1回
「とらや工房」は、御殿場の自然豊かな環境の中で、日本の伝統的な和菓子を楽しむことができる特別な場所です。ここは、ただの和菓子店ではなく、自然と和の趣が融合したリラクゼーションスポットとしても人気があります。美しい竹林の中に佇む店舗は、訪れる人々に非日常のひとときを提供し、穏やかな時間を過ごすことができる特別な空間です。 竹林を抜けて入口に向かうと、木造の建物が見えてきます。日本の美しい自然を感じさせるようなシンプルなデザインの建物が、周囲の緑と見事に調和しています。道中の景色はまるで別世界に迷い込んだかのようで、都会の喧騒から離れ、静かな環境で癒される気分になります。 席に案内されると、和の雰囲気に包まれた心地よいテラス席が広がり、日差しが程よく差し込む空間で、季節の風を感じながら和菓子とお茶を楽しむことができます。今回は、抹茶かき氷をいただきましたが、その見た目も涼しげで、美しく盛り付けられたかき氷に目を奪われました。抹茶のシロップがたっぷりと掛けられ、鮮やかな緑が視覚的にも楽しませてくれます。 かき氷は口に入れるとふんわりと溶け、抹茶の深みのある苦味が広がります。甘さ控えめで抹茶の風味が際立っており、上品な味わいです。添えられた小豆は絶妙な甘さで、抹茶の苦味とのバランスが抜群。小豆の粒感も程よく、丁寧に作られていることが感じられます。このかき氷は、一口ごとに和の風味を堪能でき、暑い季節には特に爽やかで贅沢なひとときを楽しめる一品です。 和菓子をいただいた後には、工房特製のお茶を飲みながら、ゆっくりと過ごす時間もまた格別です。和菓子の甘さがほんのりと残る中で飲むお茶は、口の中をすっきりとさせてくれ、最後まで和の心を堪能できます。 「とらや工房」の魅力は、和菓子だけではなく、この場所全体がもたらす癒しと安らぎにあります。敷地内を散策しながら四季折々の自然を楽しむことができ、訪れるたびに違った表情を見せる風景が心を和ませてくれます。竹林を始めとする自然の中で味わう和菓子は、どれも格別で、ここでしか体験できない特別な味わいです。 スタッフの接客もまた、穏やかで丁寧。日本の伝統文化を尊重し、訪れる人々に気持ちよく過ごしてもらおうという心遣いが感じられます。このような空間での食事やお茶は、ただ食べるだけでなく、日本文化の一端に触れることができ、心身ともにリフレッシュできる特別な体験です。 「とらや工房」は、日常から少し離れ、自然の中でゆったりとした時間を過ごしながら、伝統の和菓子を味わえる場所です。御殿場を訪れる際には、ぜひ足を運んで、日本の美しい風景と共に和菓子を堪能し、心豊かな時間を過ごしてみてください。
2024/09訪問
1回
目の前に現れたのは、見るからにパンチの効いた一杯。これはもう「食べる」というより「戦う」と言ったほうがしっくりくるようなビジュアルです。THE FATTON静大前店の「汁なし醤油」、名前はシンプルながら、その実態は圧倒的な存在感を放っています。見るだけで満足感が込み上げてくるような、ガッツリ系のビジュアルに心を奪われます。 まず目に飛び込んでくるのは、たっぷりとのせられたフライドオニオンと鰹節。この組み合わせ、なかなか珍しいですが、これが意外にもよく合うのです。フライドオニオンの香ばしさが全体に深みを与え、鰹節の旨みが醤油ダレと絡み合い、奥行きのある味わいを演出しています。そして、その下に隠れるキャベツ。シャキシャキとした食感が濃厚なタレの中でいいアクセントになり、重厚な味の中に一筋の清涼感をもたらします。 中央には輝くような生卵。黄身の色が濃く、濃厚なコクがありそうな予感がします。食べ進める中で、この卵を崩して全体に絡ませることで、また違った味わいへと変化するのが楽しみです。汁なし系のラーメンでは、この「味の変化」が一つの醍醐味でもあり、ここまでしっかりと計算されたトッピングの配置には脱帽です。 そして、主役とも言える豚。見てください、この脂身のとろけるような質感。もう噛む前から柔らかさが伝わってくるようなビジュアルです。一口かじると、口の中でホロホロと崩れ、醤油ダレの甘みと脂のコクがじんわりと広がります。この豚を食べるだけでも十分に満足感があるのですが、それを贅沢にも麺と一緒に絡ませて食べると、もう至福の極み。脂の甘みとタレの塩気が絶妙なバランスを生み出し、後を引く美味しさです。 そして肝心の麺。極太のワシワシ麺は、しっかりとした弾力があり、噛みしめるたびに小麦の風味が広がります。汁なしということで、麺自体にしっかりとタレが絡みつき、一口ごとに濃厚な醤油ダレの旨みを感じることができます。この麺を豪快にすすることで、THE FATTONの世界観を存分に味わうことができるのです。 また、ニンニクの風味が全体を包み込み、ガツンとした味わいを底上げしています。刻みニンニクがしっかりと混ざることで、一口ごとにパンチが加わり、食欲を刺激する。さらに、途中で卵を崩し、全体をまろやかにまとめることで、また違った一面を見せてくれます。濃厚ながらも飽きることのない味わいの変化は、まさに計算され尽くした一杯です。 ここまで食べ進めても、一切の物足りなさを感じさせないどころか、さらにもう一口食べたくなる中毒性があります。それもそのはず、醤油ダレと豚の旨み、フライドオニオンの香ばしさ、鰹節の風味、キャベツの爽やかさ、すべてが絶妙なバランスで絡み合い、一口ごとに新しい発見があるのです。 食べ終えた頃には、心地よい満腹感と共に、またすぐにでもこの味を求めたくなる。まさにTHE FATTONならではの魔力といえるでしょう。ジャンクな見た目に反して、味の奥深さはまさに唯一無二。この一杯を食べるためだけに足を運ぶ価値がある、そんな魅力を感じる「汁なし醤油」でした。
2025/10訪問
1回
にのみや(静岡)のラーメンを初めていただいたとき、まさに「究極の一杯」と言わざるを得ない感動を覚えました。まず、写真を見ただけでもそのビジュアルの美しさに心を奪われました。海苔の艶やかな存在感、半熟卵の滑らかな光沢、そして丁寧に盛られた葱とほうれん草の鮮やかな緑。それらを支えるスープの黄金色が、器の中で主役級の存在感を放っています。このビジュアルだけでも「絶対に食べたい」と思わせる力があります。 さて、実際に一口目をスープからいただいた瞬間、その濃厚さに驚きを隠せませんでした。豚骨と鶏ガラの旨味が丁寧に抽出され、そこに絶妙な醤油ダレが合わさり、まろやかで奥深い味わいを実現しています。脂が多すぎることなく、飲み口が非常に滑らか。脂の甘みと旨味がバランスよく、スープだけでも十分に楽しめます。 麺は中太のストレート麺で、スープがしっかりと絡む絶妙な茹で加減。コシがしっかりとしており、すすり心地も抜群です。一口食べるごとに「次の一口を早く食べたい」という気持ちにさせられる中毒性があります。そして何と言っても、このスープと麺の相性が完璧。箸を止める暇がありませんでした。 トッピングもまた、このラーメンを引き立てる重要な要素です。まずはチャーシュー。脂身が適度に含まれており、口の中でとろける柔らかさ。しっかりと味が染み込んでおり、スープとともにいただくと口の中が幸せで満たされます。さらに、ほうれん草がスープの濃厚さをさっぱりと中和し、葱のシャキシャキ感が食感のアクセントを加えています。そして特筆すべきは半熟卵。黄身がトロリと溢れ出し、スープとの融合が絶妙なハーモニーを奏でます。 また、海苔の役割も見逃せません。スープをしっかりと吸収しつつ、食感と風味をプラスするその存在感は、このラーメンに欠かせない要素です。一口ごとに異なるトッピングとの組み合わせを楽しめるため、最後の一滴まで飽きることがありませんでした。 さらにお店の雰囲気にも触れざるを得ません。清潔感があり、スタッフの方々の丁寧な対応が心地よい空間を作り上げています。ラーメンが提供されるスピードも適度で、「待ちきれない」という気持ちに焦らされることもなく、絶妙なタイミングで楽しめました。 この一杯に込められた情熱やこだわりは、ただ「美味しい」と言うだけでは足りないほどです。スープ、麺、トッピング、そして提供のスピードやお店の雰囲気。すべてが一体となり、完成度の高い一杯を生み出しています。静岡という地でこんなにも素晴らしいラーメンに出会えるとは思ってもみませんでした。 総じて、このラーメンはただの食事ではなく、ひとつの芸術作品のようなものでした。味わい深いスープ、こだわり抜かれた麺、絶妙なバランスのトッピング、そして丁寧なおもてなし。そのすべてが融合し、ラーメンという料理の可能性を最大限に引き出しています。 最後の一滴まで飲み干した瞬間、また必ず訪れたいと心から思いました。静岡に訪れる際には、ぜひこの「にのみや」のラーメンを体験していただきたいです。これほどの完成度を持つラーメンは、日本全国探してもなかなか出会えないと断言できます。
2025/08訪問
1回
森のなかま 東新田店でいただいた「いちごのミルフィーユパフェ」は、そのビジュアルから一瞬で心を奪われる一品でした。まず目に飛び込んでくるのは、まるで芸術作品のようなパフェ全体の構成。鮮やかな赤色のいちご、香ばしそうなパリパリのパイ、そしてふわりと白い生クリームの対比が絶妙で、まさに見た目でも楽しませてくれるスイーツです。この一品に込められた美しさと細部へのこだわりが、一目で分かります。 新鮮ないちごは、その瑞々しさと甘酸っぱさが際立ち、クリームの滑らかさと相まって口の中で絶妙なバランスを保っています。カットされた断面からは、果肉の厚みと新鮮さが伝わってきます。一つ一つが丁寧に選ばれたことを感じさせるこのいちごは、見た目だけではなく、味わいにおいても主役として輝きを放っています。 また、いちごの間に挟まれたミルフィーユのパイ生地が驚くほどサクサクで、まさに絶品。食べ進めるたびに香ばしい風味と軽やかな食感が広がり、クリームやいちごとの相性は抜群です。このミルフィーユがパフェ全体に立体感をもたらし、食べるたびに異なるテクスチャーの変化を楽しむことができました。 そして、生クリームは甘すぎず、程よい軽さで全体をまとめています。クリームと一緒に絡むソースの甘酸っぱさが加わることで、飽きることなく最後まで楽しめる構成になっています。グラスの底には甘酸っぱいいちごのソースが潜んでおり、これが食べ進めた際の「隠し味」としてパフェの終盤に華を添えています。このソースが加わることで最後の一口まで全く退屈させない仕掛けが用意されていました。 さらに、トッピングとして飾られたミントの葉が見た目だけでなく香りのアクセントとして機能しており、全体の仕上げに洗練された印象を与えています。ミントの爽やかさが濃厚な甘みの後に心地よい余韻を残し、全体の味わいを引き締めてくれるのです。 森のなかま 東新田店の店内も、このパフェを楽しむには理想的な空間です。木の温もりを感じさせる落ち着いた雰囲気の中、ゆったりとした時間を過ごすことができました。この環境でいただくスイーツは、単なる食事以上の価値を持ち、心まで満たされる体験へと変わります。 全体として、この「いちごのミルフィーユパフェ」は、味わい、見た目、そして食感のすべてにおいて完璧と言えるバランスを実現していました。一つ一つの要素が調和しながらも、それぞれが独自の存在感を放っており、まるで一つの物語を紡ぐようなデザートでした。 森のなかま 東新田店に訪れるなら、このパフェは絶対に外せないメニューです。季節限定かもしれませんが、この美しいスイーツを味わうためだけにでも訪れる価値があります。静岡のこの地で出会える特別な一品として、甘党だけでなく、スイーツ好き全員におすすめしたいと心から感じました。見た目のインパクトと食べた時の幸福感がこれほどマッチするスイーツには、なかなか出会えないのではないでしょうか。
2025/01訪問
1回
「猫煮干」というラーメン店が沼津にあると聞き、訪問してみました。煮干しを使ったラーメンを得意とするこのお店は、そのユニークな名前とこだわりの味で地元でも評判の人気店です。 最初に注文したのは看板メニューである「煮干しラーメン」。スープの色は透き通るようなグレーがかった薄い色で、煮干しの出汁がぎゅっと詰まった濃厚な味わいが口の中に広がります。一見シンプルに見えるのですが、ひと口食べるとその奥深さに驚かされました。煮干しの風味が強すぎず、それでいてスープ全体にしっかりと馴染んでおり、最後の一滴まで飲み干したくなる絶妙なバランスです。 トッピングには薄切りのレアチャーシュー、カイワレ、そして刻み玉ねぎが載せられています。レアチャーシューは柔らかく、口の中でほろりと崩れる繊細な食感が特徴。煮干しのスープとの相性も抜群です。刻み玉ねぎは程よい辛みとシャキシャキ感がアクセントとなり、全体の味を引き締めています。さらに、細麺がスープをよく絡めてくれるため、すべての要素が一体となった満足感のある一杯でした。 ドリンクには、自家製のジンジャーエールを注文しました。このジンジャーエールは、一般的なものよりも生姜の風味がしっかりとしており、ラーメンの後味をさっぱりとリフレッシュしてくれる絶品です。氷がたっぷり入ったグラスで提供され、夏の暑い日には特にぴったりだと感じました。 店内の雰囲気もまた魅力的で、レトロなデザインが施された器やカウンター席の緑のタイルが目を引きます。さらに、カウンターには可愛らしい猫のフィギュアが置かれており、店名にも通じるユニークな演出が施されています。お店全体がアットホームな雰囲気に包まれており、初めて訪れる人でも居心地の良さを感じられる空間です。 接客についても特筆すべき点があります。スタッフの方々がとても親切で、メニューの説明やおすすめの注文方法などを丁寧に教えてくださいました。忙しい時間帯にもかかわらず、笑顔で対応してくれる姿勢には感動しました。 「猫煮干」は煮干しラーメン好きにはたまらない一店です。シンプルながらも計算し尽くされた味わいの一杯、そしてアットホームな店内の雰囲気は、訪れる価値があります。次回は他のメニューも試してみたいと思いますし、このお店を目当てに再び沼津を訪れるのも良いなと感じました。煮干しラーメン初心者から通まで、幅広い人におすすめしたい名店です。
2025/01訪問
1回
ラーメン ABE’sは、静岡県内で美味しいラーメンを提供するお店として地元の人々や観光客に広く知られています。静岡のラーメン文化を象徴する一軒で、店主のこだわりが詰まった一杯が味わえると評判です。シンプルで洗練されたラーメンは、素材の良さと技術の高さを感じさせる完成度で、多くのラーメンファンを虜にしています。 ABE’sのラーメンは、その透明感のあるスープがまず目を引きます。醤油ベースのスープは、見た目からもその丁寧な仕込みが伝わり、一口すすると出汁の深い旨味が広がります。鶏ガラや魚介から引き出された出汁は、バランスが絶妙で、醤油の香ばしさと相まって、最後の一滴まで楽しむことができます。特に、静岡の食材を活かした風味が特徴で、地元の食文化を感じさせる味わいです。 麺は細めのストレート麺で、スープとの絡みが非常に良いのが特徴です。適度なコシと滑らかなのど越しが心地よく、スープの味を引き立てる存在感があります。この麺は特注品とのことで、店主のラーメンに対する強いこだわりを感じることができます。麺の食感とスープの相性が絶妙で、一度食べるとまた食べたくなる中毒性のある一杯です。 トッピングは、チャーシュー、メンマ、海苔、そしてネギとシンプルながらも厳選されたものが使用されています。低温調理されたチャーシューは、柔らかくジューシーで、噛むたびに肉の旨味が口いっぱいに広がります。メンマは歯ごたえが良く、優しい味付けがスープと調和しています。また、海苔の香りがスープの風味を引き立て、全体の味わいをまとめ上げています。 店内は清潔感があり、シンプルで落ち着いた空間が広がっています。カウンター席が中心で、一人でも気軽に利用できるのが魅力です。店主はお客様一人ひとりに丁寧な接客を心掛けており、アットホームな雰囲気の中で食事を楽しむことができます。また、調理風景が見えるオープンキッチンのスタイルも、ラーメン作りに対する店主の真剣な姿勢を感じられるポイントです。 ABE’sでは季節限定のラーメンやサイドメニューも提供されており、訪れるたびに新しい発見があります。地元の旬の食材を取り入れたラーメンは、その時期だけの特別な味わいを楽しむことができます。また、価格も非常にリーズナブルで、これだけのクオリティのラーメンを手軽に味わえるのは大きな魅力です。 ラーメン ABE’sは、静岡を訪れた際には外せないラーメン店の一つです。その一杯に込められた店主の情熱と、丁寧に作られたラーメンの味わいは、訪れるすべての人を満足させることでしょう。地元の素材を活かした贅沢な一杯をぜひ一度味わってみてください。静岡のラーメン文化を代表するこのお店で、至福のひとときをお楽しみください。
2025/01訪問
1回
伊豆・熱川温泉にある「粋光」は、極上の料理と温泉を堪能できる贅沢な宿泊施設。滞在中にいただいた会席料理は、まさに芸術品のような美しさと繊細な味わいで、心に深く残る体験となりました。 最初にいただいたのは、美しく盛り付けられた先付けの品々。彩り鮮やかな前菜は、新鮮な海老や野菜が絶妙なバランスで組み合わされており、一口ごとに季節の息吹を感じることができます。グラスに入ったジュレにはオクラが浮かび、涼やかな印象を与えます。この最初の一皿から、食事が特別なものになる予感を抱かせてくれました。 続いて、焼きしゃぶ仕立ての和牛。脂が乗った霜降り和牛を新鮮な野菜で巻いて軽く炙ることで、肉の旨味と野菜のシャキシャキ感が絶妙なハーモニーを奏でます。肉の甘みが口の中に広がり、これ以上ない贅沢を感じさせる一品です。 煮物は、丸ごとのミニトマトや冬瓜を使った繊細な味わいの一品。優しい出汁の風味が全体に行き渡り、素材の自然な甘みと酸味を引き立てています。見た目も華やかで、まるで食卓に咲いた花のような美しさです。 また、刺身の盛り合わせは、この宿の特筆すべき逸品。伊勢海老を中心に、新鮮な魚介類が籠に美しく盛られており、見た目だけでなくその新鮮さと旨味が格別です。伊勢海老のぷりぷりとした食感は、まさに絶品。そのほかの魚も、素材の鮮度を最大限に生かした切り方や盛り付けで、料理人の技術の高さを感じました。 食事全体を通して感じたのは、素材へのこだわりと、料理人の手仕事の素晴らしさ。どの料理も、地元の新鮮な食材を使用しており、調理方法も素材本来の味を活かす工夫が随所に見られます。一品一品が丁寧に作られており、視覚、味覚、嗅覚のすべてで楽しむことができる贅沢な会席料理でした。 「粋光」での食事は、単なる食事ではなく、五感を通して味わう特別な体験です。温泉と共に、この地でしか味わえない料理の数々を楽しみたい方には、ぜひ一度訪れていただきたい宿です。その美しい料理と心のこもったおもてなしに、きっとまた戻りたくなることでしょう。
2025/01訪問
1回
サングリア鷹匠店でいただいた食事は、スペインの陽気さと深い伝統を感じさせるものでした。写真を見返すだけで、イカ墨を使った料理の濃厚な香りが蘇り、またあの独特な余韻をもう一度味わいたくなるような気持ちにさせられます。 まず心を掴まれたのは「イカ墨のパエリア」。真っ黒に染まった米粒がパエリア鍋に広がり、中央に添えられたレモンの鮮やかな黄色や赤ピーマン、緑のインゲンの彩りが強烈なコントラストを描き出していました。一見すると重厚すぎるのではと思うのですが、実際に口に運ぶと驚くほど奥深い。イカ墨特有のほのかな苦味と旨みが米の一粒一粒に絡みつき、そこにレモンを絞ると一気に爽快さが広がり、まるで海辺の風を感じるような軽やかさに変わります。イカの身や具材からにじみ出た旨味が黒いソースと一体化し、スプーンを進める手が止まらなくなる一品でした。焦げついた部分の香ばしさも絶妙で、パエリア特有のおこげがまた一層食欲をそそります。 続いて登場したのが「イカの墨煮」。土鍋風の器に注がれた黒い煮込みは、見た目からしてインパクト大。スプーンですくい上げると、柔らかなイカの身が黒いソースをまとい、照り輝くように現れます。口に含むとまず広がるのは濃厚な海の香り、次に感じるのはイカ墨の深いコクと旨み。そこにイカの身の甘みが重なり合い、複雑でいてどこか優しい味わいとなっています。しっかりとした塩気があるのに決して重くならず、ワインやパンと合わせることでそのポテンシャルが最大限に引き出されるように思いました。特にバゲットをソースに浸して食べる瞬間は、料理を余すことなく堪能できる至福の時間でした。 もうひとつ印象に残ったのは、アヒージョのような香り豊かなタパス料理。写真にあるのは鶏肉とポテトを使ったガーリック仕立ての一皿で、熱々のオイルがぐつぐつと音を立てながらテーブルに運ばれてきます。ニンニクの香ばしさとオイルのコクが鶏肉やジャガイモにしっかり染み込み、噛むたびに旨みがあふれ出す。こちらもパンとの相性が抜群で、皿に残ったオイルを最後まで綺麗にすくって食べたくなるほどでした。スペイン料理の本質である「シェアして楽しむ」という精神を感じさせる、温かみのある一品です。 サングリア鷹匠店の魅力は、料理だけでなくその空気感にもあります。店内はスペインのバルを思わせるような温かみのある空間で、壁やタイルの模様ひとつひとつに異国情緒を感じました。気取らない雰囲気でありながら、提供される料理は本格的。まるで旅行先で現地のバルに立ち寄ったような感覚を味わえるのは、静岡の街中にありながらも特別な体験でした。 イカ墨の料理は好き嫌いが分かれるところかもしれませんが、こちらでいただいた二品はその概念を覆す完成度の高さがありました。イカ墨の力強い風味を最大限に引き出しながらも、食べやすさを兼ね備えており、スペイン料理の奥深さを堪能できる一夜となりました。次回訪れる際には、シーフードのパエリアや他のタパスも試してみたいと思わせる、そんな期待感を抱かせる名店です。ここで過ごす時間は、食事そのもの以上に「スペインの風」を感じさせてくれる、特別な思い出になりました。
2025/12訪問
1回
浜松・有楽街の一角に佇む「大王 有楽街店」。この界隈は夜になると一層華やかになり、居酒屋やバーが立ち並びますが、その中でもひときわ多くの人が暖簾をくぐるのがこのお店です。夜の締めにラーメンを…という人はもちろん、昼間から訪れる常連客や観光客も後を絶たず、その人気ぶりが伺えます。今回はそんな「大王」でいただいた一杯について、じっくりと語らせていただきます。 まず目を引くのは澄んだ醤油色のスープ。透明感のある琥珀色が美しく、表面には細やかな油の粒がキラキラと光を反射しています。この油膜はただの飾りではなく、香りとコクをスープに閉じ込める役割を果たしており、レンゲを近づけるだけで醤油の芳醇な香りと、鶏ガラや野菜から引き出された旨みの柔らかい香気がふわっと鼻をくすぐります。ひと口すすると、醤油の角が立たない、むしろ丸みを帯びた味わいが口いっぱいに広がります。しっかりとした塩味はありながらも決してしょっぱくはなく、むしろ奥深さと後を引く旨みが印象的で、「これは最後まで飲み干してしまうスープだな」と直感しました。 麺は中細のストレートタイプ。表面はつるりと滑らかで、箸で持ち上げると適度な弾力を感じます。スープをしっかりとまといながらも、麺そのものの小麦の香りが立ち上り、噛むごとにその風味がじわじわと広がっていきます。茹で加減は絶妙で、柔らかすぎず固すぎず、最後の一口までダレることがありません。このスープとの相性は抜群で、啜るたびに口中にスープと麺が一体となったハーモニーを奏でます。 具材の構成も実にクラシカルで、王道の中にお店の個性が光っています。チャーシューは脂身と赤身のバランスが見事なバラ肉タイプ。口に入れるとまず脂身がとろりと溶け、続いて赤身のしっかりとした肉の旨みが追いかけてきます。噛むたびにスープの熱と香りが肉の中から滲み出し、思わず目を細めてしまう美味しさです。メンマはほどよい太さで、コリッとした歯応えと控えめな味付けが全体のバランスを整えています。そして刻みネギは、スープの熱を受けてほのかに甘みが増しながらも、口の中をリセットしてくれる清涼感をもたらしてくれます。さらに海苔は、スープに浸すことで香りが立ち上り、磯の風味がふわりと広がる瞬間がたまりません。 このラーメンの魅力は、派手さではなく、奇をてらわない正統派の旨さにあります。飲んだ後の締めにも、空腹時の一杯にも、どちらにも自然に馴染む柔軟さ。食べ手を選ばない懐の深さこそが、多くの人に長く愛される理由だと感じました。 また、店内は厨房を囲むようなカウンター席が中心で、食べることに集中できる空気感があります。注文から提供までのスピードも早く、忙しい人や飲み会の後でも気軽に立ち寄れるのが魅力。スタッフの対応も明るく、手際の良い動きの中に、常連客との何気ない会話や気配りが光ります。こうした人と人との距離感もまた、味と同じくらいこの店を特別な場所にしているのだと思います。 「大王 有楽街店」は、浜松の夜を楽しんだ最後の一杯としてはもちろん、昼間のランチやふとした空腹時にもぴったりのラーメン店です。この澄んだスープと軽やかながらもしっかりとした旨み、そして王道の具材の組み合わせは、初めて訪れる人にも懐かしさと安心感を与えてくれます。浜松に来たなら、この一杯を味わわずに帰るのは惜しい、と断言できるほどの存在感でした。
2025/12訪問
1回
静岡県に佇む洋食の名店「でみぐら亭」にて、心躍る一皿に出会いました。この日はオムライスと特大エビフライの贅沢なコンビネーション。まず運ばれてきたプレートの迫力に圧倒されます。手描き風の青と白の器に、美しく整えられたオムライスと黄金色に輝くエビフライ。思わず写真を撮らずにはいられないビジュアルです。 オムライスは、見るからにふわりと包まれた卵の布団のよう。中のライスの量もたっぷりで、しっかりとした存在感があります。その上から惜しみなくかけられたデミグラスソースは、やや赤みがかったブラウン。香りからしてコク深さが伝わってきます。スプーンを入れると、卵はしっとりとした半熟状態。ライスはほんのりバターの香りをまとい、程よいトマトの酸味と甘さが広がります。そしてデミグラスソース。これがまた素晴らしく、牛骨や香味野菜の出汁がしっかりと効いていて、濃厚ながらくどさはなく、卵とライスの味を見事に引き立てています。 隣に控えるのは、これまた主役級のエビフライ。皿の端から端まで届きそうな大きさ。衣は薄く、きめ細かく、カリッと音を立てる軽快な食感。中の海老はぷりっと弾力があり、噛むたびに甘みが溢れ出します。タルタルソースが添えられていますが、まずはそのままで海老の風味を楽しみ、次にタルタルのコクを加えると味わいの幅が一気に広がります。 付け合わせの千切りキャベツの上には、鮮やかなオレンジ色のドレッシング。これがまた秀逸で、酸味と甘味のバランスが絶妙。エビフライの油分をさっぱりと洗い流し、次の一口への期待を高めてくれます。さらに、ミニサラダとスープもセットで提供され、それぞれが手抜きのない丁寧な味付け。ミニサラダにはフレッシュなレタスとキャベツ、ドレッシングは控えめで素材の味を活かす工夫が感じられます。スープはコンソメベースで、温かく優しい味わい。食事の始まりと終わりに、ほっとする存在です。 一つひとつの料理が、素材の良さと職人の技、そしてお客への心遣いを感じさせます。ボリュームたっぷりでありながら、味のバランスが絶妙なため、最後の一口まで飽きることなく楽しめました。 「でみぐら亭」は、ただの洋食屋という枠を超えた存在です。子供の頃に憧れた洋食の理想像を、大人になっても味わわせてくれる場所。次回はぜひハンバーグやクリームコロッケといった、ほかのメニューも試してみたいと思います。静岡で洋食を語るなら、この店は間違いなく外せない一軒です。
2025/11訪問
1回
静岡県にある「滝口わさび園」。わさびの名産地として知られるこの地で、ただの観光地では終わらない、地元食材の真髄に触れられる名店です。この日は名物のざる蕎麦をいただきました。 まず、提供されたお膳の佇まいに目を奪われます。朱と黒のコントラストが美しいざるに、これでもかと高く盛られた蕎麦。上品に刻まれた海苔が静かにその頂を飾っています。その脇には、陶器の器に入ったつゆ、葱、そして特筆すべき生わさび。小さな擦り皿と共に、立派なわさびの根が丸ごと添えられており、自分の手で擦り下ろして使うという贅沢なスタイル。この時点で、ただのざる蕎麦ではないことを確信しました。 蕎麦は、見た目からして力強い。適度に太めの麺は、そば粉の粒子がしっかりと見て取れ、手打ちならではの不揃いな美しさを湛えています。一口すすれば、しっかりとしたコシと歯応え。噛みしめるごとに、蕎麦特有のほのかな甘みと香りがじんわりと広がります。この香りの奥に、滝口わさび園の自然の恵みが宿っているかのようです。 そして、わさび。この店の真骨頂とも言える存在。擦りたてのわさびは、市販の練りわさびでは決して出せない豊かな香りと甘さ、そして穏やかな辛みを持っています。擦っている瞬間から爽やかな香りが立ち、食べる前から期待感で胸が膨らみます。つゆに溶かしても良し、蕎麦の上に少量乗せていただくも良し。そのままでも思わず頬が緩むほどの鮮烈な風味。 つゆは、濃すぎず、しかし蕎麦の風味をしっかりと引き立てる絶妙な塩梅。鰹と昆布の旨味が効いており、擦りたてのわさびとの相性も抜群。薬味として添えられた葱はシャキシャキの新鮮さがあり、蕎麦とわさび、つゆ、葱が三位一体となって完成された味わいを創り出します。 さらに嬉しいのは、小鉢に添えられた二品。季節の山菜と、もう一つはおそらく地元の特産品を使った白和え。この小さな心配りが食事に彩りを加え、ただ蕎麦を食べるだけで終わらない満足感を提供してくれます。 食事の締めには濃厚なそば湯が供され、つゆの残りとわさびの香りを最後の一滴まで楽しむことができます。このそば湯がまた格別で、蕎麦とつゆの旨味を閉じ込めた一杯。静岡の山間でいただくこの時間は、まるで時間が止まったかのような贅沢なひとときでした。 「滝口わさび園」のざる蕎麦は、単なる食事ではありません。蕎麦職人の技と、地元静岡の自然の恵み、そして擦りたてのわさびが織り成す「体験」です。遠方から訪れる価値があるどころか、この味と時間のためだけに旅を計画したくなるほどの完成度。次回は季節限定のメニューや、他のわさび料理もぜひ味わいたいと思います。
2025/09訪問
1回
浜松の名店「炭焼うなぎ あおいや」を訪れ、その暖簾をくぐった瞬間から、ただの食事以上の特別な時間になることを予感しました。うなぎといえば浜松、そしてその中でも百名店に選ばれる実力店。目の前に供されたお重の蓋を開けると、炭火で丁寧に焼き上げられた鰻がきらきらと輝きながら姿を現します。その香ばしい匂いが鼻腔を突き抜ける瞬間、食欲だけでなく心まで震わせるような高揚感が湧き上がりました。 まずは鰻重。表面は香ばしい焼き目がつき、タレの艶がまるで漆を塗ったかのような輝きを放っています。一口頬張ると、外はパリッと香ばしく、中はふっくらとろける食感。口の中で鰻の脂がゆっくりと溶け、そこに継ぎ足され続けてきたであろうタレの深みある甘辛さが重なります。ご飯と一緒にかき込むと、その調和が絶妙で、まさに「うなぎの王道」と呼ぶにふさわしい仕上がりです。ご飯一粒一粒にまでタレが行き渡り、最後の一口まで飽きることなく楽しめる完成度の高さには驚かされます。 そして、もう一つの主役ともいえる白焼き。赤い塗りの器に美しく並べられた鰻の身は、タレをまとわない分、素材そのものの力強さが全面に出ています。表面は香ばしく焼き上げられ、割ると中からふわりと白身の柔らかさが広がります。口に入れた瞬間、タレの甘さがない分、鰻本来の旨味と脂の甘みがダイレクトに感じられ、そこに添えられた山葵を少しのせて食べると、一気に風味が引き締まります。山葵の清涼感と鰻の脂のコクが互いを引き立て合い、「これぞ白焼きの真骨頂」と言いたくなる味わいです。タレの濃厚さとはまた異なる、素材の奥深さを存分に楽しませてくれるのです。 さらに特筆すべきは、炭火焼きの妙。強すぎず弱すぎず、絶妙な火加減で焼かれているため、皮目は香ばしいパリッと感を残しつつ、身は驚くほど柔らか。炭の香りがふんわりと漂い、噛むたびに「焼き」という技術が持つ力を実感させられます。長年培われた技と経験が一口ごとに表れており、食べ手に「職人の矜持」を感じさせるのです。 付け合わせの香の物も、忘れてはいけない存在。きゅうりの歯ごたえ、大根のさっぱりとした風味が、脂ののった鰻を食べ進める合間にちょうど良いリフレッシュとなり、口を整えてくれます。単なる添え物ではなく、全体の完成度を高めるための重要な役割を果たしているのです。 この二品を並べて味わうと、まるで「タレの華やかさ」と「白焼きの素朴な力強さ」という二つの表情を同時に楽しむような贅沢さがあります。同じ鰻でありながら、調理法一つでこれほど違う魅力を見せてくれることに感動し、自然と箸が進みます。 浜松という土地に根差した鰻文化を象徴するかのように、「あおいや」でいただく一皿一皿には、地元の誇りと歴史が詰まっています。百名店としての看板に恥じないその実力は、食べた瞬間に誰もが納得することでしょう。観光客はもちろん、地元の方々が誇りをもって薦める理由が、この体験を通じてはっきりと理解できました。 食べ終えた後も、口の中に残る余韻が長く続き、ふとした瞬間に思い出しては「また行きたい」と思わせる力があります。炭火で焼かれた香り、タレの深み、白焼きの清廉な旨味。すべてが記憶に刻まれ、まさに「食の体験が旅の記憶になる」瞬間でした。 浜松で鰻を食べるなら、数ある名店の中でも「炭焼うなぎ あおいや」は絶対に外せない存在です。鰻の奥深さを存分に堪能できるだけでなく、職人技の真髄を感じられる特別な場所。百名店という肩書きは飾りではなく、この店の真価を証明するものです。次回訪れる際には、また別の食べ方も試して、この店のさらなる魅力を味わいたいと思わせてくれました。