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食べログ 焼肉 TOKYO 百名店 2025 選出店
新宿三丁目、新宿、新宿西口/焼肉、日本料理、ステーキ
2024/07訪問
1回
静龍苑といえば、東京の焼肉愛好家たちにとって聖地とも言える場所です。食べログ百名店に名を連ね、さらにブロンズの評価を獲得している名店中の名店。焼肉好きならば一度は訪れたい、しかし予約がなかなか取れない超人気店です。そんな静龍苑に、ようやく予約を勝ち取って訪れることができました。 店内に足を踏み入れると、昔ながらの雰囲気が漂い、老舗の貫禄を感じさせます。余計な飾り気はなく、焼肉に全力を注いでいる姿勢が伝わる空間です。席に案内され、まず目の前に運ばれてきたのは「タン塩」。写真を見ても分かるように、タンのスライスが美しく並べられ、その上に特製の味付けが施されたタンの細切りがたっぷりと盛られています。シンプルながら、ネギやゴマ、胡椒の風味がタンの旨味を一層引き立てます。焼く前からすでに食欲を刺激される一皿です。 次に登場したのは「リブロース」。見るからにサシが美しく、肉の赤身とのコントラストが絶妙。さらに、「オマケ」の札が乗せられた部位まで添えられており、サービス精神にも感動です。焼き網の上にのせると、ジュワっと脂が溶け出し、香ばしい香りが一気に広がります。一口頬張れば、口の中でとろけるような食感と、濃厚な肉の旨味が広がり、まさに至福の瞬間。静龍苑の肉質の良さを改めて実感します。 さらに、ユッケが運ばれてきました。見るからに新鮮な牛肉の上に、濃厚な卵黄が輝いています。スプーンで黄身を崩しながら肉と絡め、口に運ぶと、舌の上でとろりと溶ける感覚がたまりません。ゴマ油とタレのバランスも完璧で、臭みが一切なく、牛肉本来の甘みがじんわりと広がります。ユッケ好きなら、絶対に注文すべき一品です。 続いて、ハラミやカルビといった定番の部位も注文しました。静龍苑の焼肉の真骨頂は、肉のポテンシャルを最大限に引き出すシンプルな味付けにあります。タレに頼ることなく、肉の持つ本来の旨味を最大限に生かす塩やネギの絶妙な調合。焼くと、さらにジューシーさが増し、噛むたびに旨味があふれ出します。赤身と脂のバランスが素晴らしく、どれも重たさを感じさせない上質な肉です。 また、焼肉店の実力を測る上で欠かせないのが「ご飯」と「スープ」です。ここ静龍苑では、白米の炊き加減が絶妙で、焼肉との相性が抜群。肉の脂が染み込むと、さらに美味しさが倍増します。テールスープは、あっさりしつつもコクがあり、肉を堪能した後の口直しに最適。出汁の旨味がしっかり感じられ、優しい味わいが体に染み渡ります。 食事を終える頃には、お腹は満たされつつも、もっと食べたいと思わせる魅力があるのが静龍苑の凄さ。予約が取りづらい理由も納得です。最高峰の焼肉体験を求めるなら、一度は訪れる価値がある名店。次回の予約をいつ取れるか、今からもう楽しみで仕方がありません。
2025/03訪問
1回
家内と近場での食事を楽しむために「焼肉味楽亭」を訪れました。このお店を選んだのは、以前床屋の大将がおすすめしてくれたことを思い出したからです。また、近所のお茶屋さんのお母さんも「あそこは隠れた名店だよ」と絶賛していたのも背中を押された理由の一つです。地域の方々からこれほどの評価を受けるお店となれば期待せずにはいられません。前回訪問した際は満員で入ることができず、今回は事前に電話予約をしてからの訪問となりました。そんな期待を胸に訪れた「焼肉味楽亭」ですが、その期待を大きく上回る素晴らしい体験が待っていました。 お店に到着すると、まず入口が少し分かりにくいことに気が付きましたが、その分、見つけた時の喜びがひとしおです。古き良き時代を感じさせる外観に、思わず「ここが本当に隠れた名店なのか」とワクワクが増します。店内に足を踏み入れると、木の温もりを感じさせる畳敷きの席が広がり、どこか懐かしい雰囲気が漂っています。こうした畳の空間で焼肉を楽しめるのは珍しく、思わずリラックスしてしまいました。スタッフの方々もとても親切で、笑顔で迎えてくれる接客が心地よい。話を伺うと、このお店は創業からなんと40年を迎えるとのこと。これだけ長い間、地元で愛され続けてきた理由がすぐに伝わってきました。 今回の注文は、特上タン、ハラミ、ホルモン、ハツ、そしてセンマイ刺しなど、焼肉店の醍醐味を存分に味わえるラインナップです。どれも鮮度抜群で、丁寧に下処理されていることがひと目で分かる美しいお肉たちが提供されました。 まずは特上タンからいただきました。一口目からその柔らかさに驚きました。厚切りながらも、絶妙な脂ののり具合とシンプルな塩味がタン本来の旨味を最大限に引き出しており、噛むたびに肉汁が口いっぱいに広がります。これまで食べてきたタンとは一線を画す完成度で、思わず感嘆の声が漏れました。また、ハラミは肉の旨味が凝縮されており、ジューシーで噛むごとに甘みが感じられます。炭火でじっくり焼かれることで香ばしさが加わり、さらに美味しさが引き立っていました。 続いていただいたのが今回の食事で一番感動したハツです。この新鮮なハツは、噛むと心地よい弾力があり、絶妙な塩味が素材の良さを引き立てています。臭みが全くなく、そのままでも美味しくいただけるほどの仕上がりで、これまで食べたハツの中でも間違いなく最高クラスの一品でした。「焼肉味楽亭」を訪れた際は、ぜひこのハツを試してみてほしいと心から思います。 ホルモンも期待を裏切らない美味しさでした。脂の旨味とプリプリの食感が特徴的で、脂っぽさが全く気にならずさっぱりといただけるのが印象的です。ホルモンが苦手な方でも、ここでなら美味しく楽しめるのではないかと思います。さらに、センマイ刺しは新鮮そのもので、独特のコリコリとした食感がクセになりそうでした。 焼肉の香ばしい香りが店内を包み込み、もくもく系の雰囲気が焼肉好きの心をくすぐります。上着を袋に詰めるサービスもありますが、私は全く気にしないタイプなので、この雰囲気もむしろ楽しめました。こうした昔ながらの焼肉店ならではの空気感が、逆に落ち着きと親しみを感じさせてくれます。 最後にいただいたのは〆のうどん。焼肉をたっぷり楽しんだ後でもスルスルと食べられる軽やかな味わいで、満腹感がありながらも重たさを感じさせない一品でした。出汁の効いたスープとうどんのもちもちとした食感が絶妙に絡み合い、焼肉の脂っこさを優しくリセットしてくれる味わいに感動しました。 さらに嬉しいのが、このクオリティの料理を非常に良心的な価格で楽しめる点です。高級焼肉店顔負けの美味しさを、コスパ抜群の価格でいただけるのは、本当に驚きです。これだけの満足感を得られる焼肉店はなかなかありません。今年訪れた焼肉店の中でも間違いなくトップクラスの満足度で、またすぐにでも再訪したいと思いました。 「焼肉味楽亭」は、まさに隠れた名店そのものです。長年地元の方々に愛され続けてきた理由が、一皿一皿からしっかりと伝わってきました。家庭的な雰囲気と丁寧に仕込まれたお肉たち、そしてスタッフの温かい接客に心が温まりました。次回は家族や友人を誘って再訪し、この感動を共有したいと思います。まだ訪れたことがない方は、ぜひ一度足を運んでみてください。「焼肉味楽亭」での食事は、きっと心に残る特別な時間となるはずです。そして、その味わいと雰囲気がまた訪れたいと思わせてくれることでしょう。
2024/12訪問
1回
SATOブリアン さんごうでのディナーは、まさに至福の時間でした。百名店に名を連ねるだけあり、どの料理も期待を大きく超えるクオリティで、一口ごとに感動が押し寄せました。 まず最初に登場したのは、見事なサシが入った極上の和牛たち。皿の上に美しく並べられた肉は、見た目だけでその質の高さが伝わってきます。特に、淡いピンク色に広がる霜降りは芸術的です。シンプルに塩と胡椒で下味がつけられており、肉本来の旨みを存分に楽しめる仕上がりになっています。 焼き始めると、ジュワッと溶け出す脂が鉄板の上で踊り、香ばしい香りが広がります。表面をさっと炙る程度で口に運ぶと、とろけるような食感とともに、肉の甘みが広がります。噛むほどに旨味が溢れ、脂が上品に口の中で消えていく感覚が堪りません。和牛の本当の美味しさを知るなら、ここに来るべきだと確信しました。 次にいただいたのは、名物の「ブリカツサンド」。分厚くカットされた牛肉が、衣をまとってサクッと揚げられ、ふんわりとしたパンに挟まれています。ナイフを入れた瞬間に感じるしっとりとした柔らかさ。かぶりつくと、衣の香ばしさとともに、ジューシーな肉汁が溢れ出します。ほんのり効いたマスタードのアクセントが絶妙で、これ以上ないほどの完成度を誇る一品です。 続いて登場したのは、赤身と霜降りのバランスが取れた厚切りの肉たち。炭火でじっくり焼くことで、外は香ばしく、中はしっとりとジューシーに仕上がります。焼き加減を絶妙に調整しながら、特製のタレやわさび醤油でいただくと、また違った味わいが楽しめます。 さらに、サイドメニューにも抜かりがありません。キムチやナムルは、焼肉の合間に口直しとして最適で、さっぱりとした味わいが肉の美味しさを引き立てます。そして、〆には肉の旨味が凝縮されたガーリックライスを注文。香ばしく炒められたご飯に、濃厚な和牛の脂が染み込み、最後まで満足感が続きます。 スタッフの接客も素晴らしく、一品一品の説明や、肉の焼き加減のアドバイスなど、細やかな気配りが感じられました。高級焼肉店でありながら、気取らず居心地の良い雰囲気があるのも魅力の一つです。 予約が困難な名店ですが、それだけの価値があるお店です。肉質、調理法、サービス、全てが完璧で、訪れるたびに新たな発見があります。焼肉好きなら一度は体験すべき、至高の焼肉体験を味わえる場所です。
2025/03訪問
1回
「江戸焼肉」という名前からして、すでに特別感が漂うこのお店。提供される肉は、まさに一級品の芸術と呼べるレベルでした。今回は、特に印象に残った厚切りタンとカルビについて盛りだくさんでお伝えします。 まず最初に目を奪われたのは、写真の通り見事なまでの「厚切りタン」。目の前に運ばれてきた瞬間、その存在感に圧倒されました。一切れ一切れが均整の取れた立方体で、鮮やかなピンク色が美しく輝いています。焼く前からすでに肉の質の良さを感じ取れるほどで、カメラに収める手が止まりませんでした。脂肪分が程よく散りばめられたその模様は、まるで大理石のような美しさです。 網の上でじっくりと焼き始めると、ジュワジュワと肉の旨味が弾ける音が聞こえ、香ばしい香りが一気に広がります。焼き上がったタンを口に運ぶと、外はこんがりと香ばしく、中はジューシーな肉汁が溢れ出す感動の一瞬。噛みしめるたびに肉の甘味と旨味が口の中に広がり、厚切りだからこそ味わえるこの食感に感動しました。 続いて登場したのは「カルビ」。こちらもまた、見た目から美しいサシが入っており、その柔らかさがひと目でわかる仕上がり。薄切りながらも存在感があり、焼いている間に脂がゆっくりと溶け出し、網の上で煌めいています。この脂の質が非常に高く、しつこさは全く感じられませんでした。タレとの相性も抜群で、甘辛のタレが肉の旨味をさらに引き立てています。一口食べるごとに至福のひとときが訪れ、これこそが「江戸焼肉」の真髄だと感じました。 また、江戸焼肉の魅力は肉だけではありません。提供されるお皿のデザインや盛り付けにも細心の注意が払われており、目でも楽しませてくれる工夫が随所に見られます。特にカルビが盛られていた和柄の皿は、日本の伝統美を感じさせ、肉の魅力をさらに引き立てていました。 お店の雰囲気もまた格別です。和モダンを基調とした店内は清潔感に溢れ、落ち着いた空間で焼肉を楽しむことができます。スタッフの対応も非常に丁寧で、焼き加減やおすすめの食べ方を親切に教えてくれるため、初めて訪れた方でも安心して食事を楽しむことができます。また、火力や温度管理がしっかりとされているため、自分で焼く楽しみを味わいつつも、失敗することなく最高の状態で肉を味わえます。 さらに注目すべきは、肉の鮮度と品質に対するこだわりです。「江戸焼肉」では、肉の仕入れ先を厳選し、その日一番の状態のものを提供しているとのこと。これは一口食べればすぐに実感できるポイントであり、食べ進めるほどに「いい肉を食べている」という幸福感に包まれます。 総評として、「江戸焼肉」は焼肉好きなら一度は訪れるべきお店です。極上の肉を堪能しながら、ゆったりとした時間を過ごせる贅沢な空間が広がっています。特に、厚切りタンとカルビは絶対に外せないメニュー。シンプルながらも、焼肉の本質を存分に堪能できる至高のひとときでした。 このお店が提供する「江戸焼肉」というブランドは、単なる焼肉の域を超え、まさに一流の食文化を体験する場だと言えるでしょう。また必ず訪れたくなる、そんな特別な存在です。
2024/12訪問
1回
焼肉好きなら一度は訪れたい「焼肉 鶯谷園」。予約困難なこの名店は、まさに焼肉ファンにとっての聖地と言えるでしょう。百名店にも選ばれる実力派で、絶品のお肉がリーズナブルに楽しめることでも知られています。 店内はどこか懐かしさを感じる雰囲気で、気取らず焼肉を楽しめる空間が広がっています。壁には多くの有名人のサインが飾られ、その人気ぶりが一目で伝わってきます。店員さんの接客も気持ちよく、注文のタイミングも抜群。混雑していてもスムーズに対応してくれるので、ストレスなく食事を楽しめます。 さて、今回注文したのは、まず「特上タン塩」。分厚くカットされたタンは、適度な脂が乗り、レモンを絞るとさっぱりとした味わいに。程よい歯ごたえとジューシーさが同時に楽しめ、食べるたびに幸せを感じる逸品です。次に「上ロース」。見た目からして鮮やかな霜降りで、一口食べると驚くほどの柔らかさ。口の中で溶けていく感覚がたまりません。焼きすぎず、さっと炙るくらいで食べるのがおすすめです。 そして、圧倒的な存在感を放つ「特選ハラミ」。鶯谷園に来たらこれを食べずには帰れません。しっかりとした肉質ながら驚くほど柔らかく、濃厚な旨みがダイレクトに伝わります。特製ダレとの相性も抜群で、ご飯が止まらなくなる美味しさ。お酒との相性も最高なので、ビールやハイボールと一緒に楽しむのも◎。 ホルモン系も見逃せません。「ミノ」や「シマチョウ」は新鮮そのもので、プリプリとした食感がクセになります。タレの絡み具合も絶妙で、噛むほどに広がる旨みがたまりません。脂の甘みが強く感じられ、口の中でじゅわっと広がる美味しさが病みつきになります。 また、「厚切りヒレ」もおすすめの一品。贅沢な厚みながらも、ナイフ不要の柔らかさ。サッと炙ってワサビと一緒にいただくと、より一層肉の旨みが際立ちます。 〆には「ユッケジャンスープ」や「冷麺」もおすすめ。特にユッケジャンスープは辛さの中に深いコクがあり、食後の満足感をさらに高めてくれます。焼肉の余韻を楽しみながら、スープで締めるのもまた至福の時間です。 これほどのクオリティの焼肉を、驚くほどリーズナブルに味わえるのが鶯谷園の魅力。コストパフォーマンスの高さは、他の焼肉店と比較しても群を抜いています。予約はかなり困難ですが、だからこそ、訪れたときの感動はひとしお。焼肉好きなら、一度は訪れるべき名店です。 写真を見ていただければ分かるように、一つ一つの肉のクオリティが圧倒的。見るだけで食欲をそそられる美しいサシと、輝くような艶。実際に食べると、それ以上の感動が待っています。 予約が取れたらラッキー!そのチャンスを逃さず、ぜひ訪れてみてください。食べれば食べるほど、また行きたくなる。そんな魔法のような焼肉体験がここにはあります。
2025/03訪問
1回
銀座ちかみつ六丁目は、食べログの「百名店」にも選ばれるほどの名店として知られており、美食家たちに愛され続けています。このお店では、こだわり抜かれた最高級の和牛を使用した料理が提供され、贅沢な空間で一流の料理を堪能することができます。 まず、目を引くのはその華やかで美しい盛り付け。和の美を感じさせる器に彩られた一皿一皿は、まるで芸術作品のようです。食材の鮮度や質が際立つ料理は、視覚的にも味覚的にも感動を与えてくれます。例えば、このお店の看板メニューとも言える「ビーフカツサンド」は、絶妙な焼き加減で仕上げられた和牛が、カリッと焼かれたパンに挟まれて提供されます。一口頬張ると、肉の旨味が口いっぱいに広がり、柔らかくジューシーな肉質とパンの香ばしさが絶妙なバランスを生み出しています。 さらに、鮮やかな卵黄がトッピングされた和牛ユッケは、舌触りの滑らかな和牛に卵黄のコクが絡まり、豊かな風味を楽しめます。肉の新鮮さと調味料のバランスが完璧で、一口ごとに至福のひとときが訪れます。また、もう一品のタルタル風の料理は、和牛のミンチに濃厚なムースとキャビアを合わせた豪華な一品。キャビアの塩気とムースの滑らかさが和牛の旨味を引き立て、一度食べたら忘れられない味わいです。 このお店の特徴は、ただの焼肉屋ではなく、まさに「肉のフルコース」を堪能できる場所であるという点です。カウンター越しには料理人が真剣に料理を仕上げていく姿が見え、その手さばきと食材に対する愛情が伝わってきます。食事を通して感じるのは、料理人たちが心を込めて一皿一皿を丁寧に仕上げているという思いです。 銀座という場所柄、ラグジュアリーな空間と落ち着いた雰囲気が広がり、大切な人との特別な時間を過ごすのにぴったりな場所。オシャレでモダンな店内は、まるで高級ホテルのラウンジのような上品さが漂い、訪れる人々を心地よく包み込んでくれます。
2024/08訪問
1回
赤坂見附の夜、華やかさと重厚さが交錯する街の片隅に、その店は静かに存在していました。名前は「焼肉 思食」。ただの焼肉ではない、そう予感させるような重みのある漢字の並びに、訪問前から期待が膨らみます。百名店にも選ばれているこのお店は、“焼肉=豪快でカジュアル”というイメージを根底から覆してくれる場所でした。 扉を開けた瞬間、ふわりと包まれる静寂と香ばしい香り。照明はやや落とされ、壁やインテリアもモダンでありながらどこか和の趣が漂い、初対面の料理への礼儀を感じさせる設えです。案内された席に座った瞬間から、すでに食事の一部は始まっていたのだと感じさせられました。 まず登場したのは、まるで懐石の八寸のような佇まいの盛り合わせ。肉がただ並んでいるのではありません。ひとつひとつのカットに意味があり、色・艶・脂の入り方、どれを取っても個性がありながら全体として調和を見せています。皿の上の緑と朱の葉は装飾ではなく、“季節”を伝えるものとして配置されており、まるで料理に自然の時間軸が与えられているようでした。 焼く前に、まず視覚で味わい、想像力で香りを辿ります。口に入れる前から美味しいとわかる肉というのは、実はそう多くありません。それをこの店では冒頭で魅せてくれました。 次に出されたのは、コンソメスープに似た一杯。濃く澄んだ琥珀色の液体に浮かぶ、規則的にカットされた牛肉の細片。この「整えられた感」が逆に味の余白を想起させ、実際に口に含むと、しっかりとした出汁の奥に和牛の旨味がじわじわと広がってきます。余韻が長く、温度の持続が絶妙で、全体のコースへの“静かな入り口”として完璧な仕事ぶりでした。 続いて登場したのは、土鍋で炊かれたごはん。蓋を開けた瞬間に立ち上る湯気と香り。艶やかな粒立ち。ひと口頬張ると、驚くほど甘みがあり、ほどよい粘りとハリが口内で広がります。この米だけでも感動的で、肉を受け止める土台としてあまりに完成度が高い。ごはんにここまで感動する焼肉店は、正直記憶にありません。 焼き物の第一弾はサンチュ巻き。葉の瑞々しさ、味噌の奥行き、そして何より和牛の柔らかさと香ばしさ。この組み合わせは珍しくないはずなのに、別格の仕上がりでした。歯ごたえ、香り、甘辛さ、それぞれの要素が独立していながら、全体でひとつの作品として成立している。素材の質もさることながら、切り方や温度管理、味噌の塩梅まで計算されていることがはっきりとわかります。 赤い漆の板に登場した和牛の部位たちは、どれも一目で上質とわかる輝きを放っていました。焼いている時点で脂が“弾ける”のではなく“溶ける”という表現が相応しい。それぞれの肉が持つテクスチャ、脂の融点、肉汁の甘さが絶妙に違っていて、次に何を焼くか悩む時間すら至福のひととき。無言で肉を焼く自分に気づいたとき、そこに“集中”ではなく“没入”があったことを実感しました。 箸が止まる暇もなく、次から次へと違う表情の肉が登場するのですが、そのどれにも“凡庸さ”が一切ない。例えば、肉にありがちな「サシが多ければ美味しい」という安易な価値観ではなく、“味がある脂”“噛むほどに香る赤身”といった、肉本来の力を引き出す仕事がされていました。 デザートは苺を主役にしたグラス仕立ての甘味。サクサクとした薄焼きの円形サブレが蓋のように乗せられ、その下には苺の果肉とミルク系のクリームが美しい層を成しています。甘さ控えめ、でもしっかり満足。最後の最後まで“軽やかさ”と“緻密さ”を忘れない姿勢が貫かれていました。 さらに感動したのは、接客の所作です。店員さんの動きが静かで、空気を読みながらも決して押しつけがましくなく、説明は必要最小限で、質問には的確に答えてくれる。料理を最大限に味わってほしい、という姿勢が言葉でなく、態度と距離感で伝わってきました。 全体を通して感じたのは、この店では“焼肉”というジャンルの再構築が行われているということです。技術、素材、提供の順序、そして心地よい緊張感。すべてが緻密で、余白すら設計されているような体験でした。 一言で言うなら、「焼肉の概念が変わった夜」。この言葉に尽きます。五感で感じ、記憶に残る食体験がここにはありました。料理人の哲学を味わうような時間に、ただただ感謝しかありません。 また来ます。必ず。
2025/07訪問
1回
仙台駅からアーケードを歩いてほど近く、足早に通り過ぎてしまいそうな場所にある名店「牛たん料理 閣 ブランドーム本店」。その控えめな外観に反して、店内には常に人の気配が絶えず、地元の人々から観光客まで幅広い層に支持されているのが一目でわかります。実際に訪問した日も、平日の夜にも関わらずほぼ満席。予約をしておいて本当に正解でした。 店内に入ると、ふわりと広がる炭火の香ばしさ。それだけで食欲が刺激されます。木のぬくもりを感じる落ち着いた店内は、上質さと気軽さが同居した空間。スタッフの方々の対応もきびきびしていて、過剰な演出は一切なし。それがかえって「本物だけで勝負している」自信を感じさせてくれます。 今回注文したのはもちろん、看板メニューである牛たん定食。厚切り牛たんに麦飯、そしてテールスープがセットになった黄金の組み合わせです。運ばれてきたお膳を見て、まず驚いたのはその牛たんの分厚さとツヤ。写真では伝わりきらないかもしれませんが、実物を前にすると、あまりの存在感に思わず「おぉ」と声が漏れてしまいました。 一口かじると、表面の香ばしい焼き目からは想像もできないほど、柔らかくジューシーな肉質。口の中で繊維がほろりと解けていき、しっかりとした歯応えとともに、深い旨味がじんわりと広がります。何より特筆すべきは、塩加減の絶妙さ。過剰に塩気で押すのではなく、牛たんそのものの旨味を引き立てるような調整がなされており、まさに職人技。 付け合わせの漬物と、麦飯との相性も抜群です。牛たんの旨味を余すところなく受け止める麦の香ばしさが、一口ごとに幸福感を押し上げてくれる。加えて、テールスープの完成度にも驚かされました。透明感のあるスープにはじんわりと牛の旨味が染み出しており、ネギのシャキシャキ感と骨付きのテール肉のホロホロ感が絶妙。決して脇役ではない、このスープもまた定食の完成度をぐっと高めています。 そして何より心を打たれたのが、この厚み。この厚みで、なおかつ均一に火入れがされており、外はカリッと香ばしく、中はふっくらジューシー。どうやってこの火加減をコントロールしているのか不思議でなりません。一切れ一切れに対して真剣に焼き上げている姿勢が目に浮かぶようでした。 さらに嬉しかったのは、牛たん定食というと塩味一辺倒になりがちなところ、しっかりとタレ焼きとのハーフミックスも用意されており、味の変化も楽しめること。タレは甘すぎず、しかししっかりとコクがあり、ご飯を掻き込みたくなる中毒性のある味わい。塩とのコントラストが絶妙で、食べ進めるごとに飽きが来ないのです。 周囲を見渡すと、老若男女問わず、誰もが無言で牛たんを噛みしめている光景。皆が食べることに集中している空間は、それだけでこの店のレベルの高さを物語っています。 仙台に数ある牛たん店の中でも、「閣」は明らかに別格だと感じました。どれだけメディアで取り上げられても、それに頼らず、長年培った技術と信頼に基づいて成り立っている味。その奥深さに、ただただ感服するばかりです。 一見シンプルな定食でありながら、ここまで完成された一皿に出会えるのは稀有です。「あぁ、これが本物の牛たん定食か」と、心の底から感じさせてくれる体験でした。再訪確定。次回は夜にゆっくり、牛たん焼きに日本酒を合わせる贅沢を楽しみたいと思います。 仙台を訪れるすべての人に、心からおすすめしたい一軒です。派手な演出も奇抜な要素もありません。ただ、真正面から誠実に、牛たんと向き合い続けてきた味。それこそが、この店が長年愛され続けている理由なのだと思います。
2025/10訪問
1回
「焼肉 黒5 本店」は、焼肉の域を超えた特別な体験を提供してくれる名店です。何度訪れても、最高品質のお肉と丁寧なサービスが期待を超える感動をもたらしてくれます。毎回心待ちにしている理由が、このお店には詰まっています。 まず最初に登場したのは、厚切りのタン。見た瞬間、その美しい霜降りと鮮やかな色味に感嘆しました。スタッフの方が焼き加減を完璧にコントロールしてくれるため、焦げる心配もなく、最高の状態でいただけます。一口食べると、外は香ばしく、中はジューシーで弾力のある食感がたまりません。脂の乗り具合が絶妙で、噛むたびにタン本来の旨味が口の中に広がります。 次に提供されたサーロインの握りは、これまた圧巻でした。ほんのり温められたシャリの上に乗る柔らかなサーロインが、口の中でとろけます。甘く濃厚な脂の風味と、肉の旨味がシャリの酸味と調和し、まるで高級寿司を食べているような感覚を味わえます。この一品だけでも十分訪れる価値があると言えるほどの完成度でした。 さらに、赤身ステーキも絶品でした。炭火でじっくり焼かれたお肉は、表面の香ばしさと中のしっとりとした柔らかさが絶妙なバランス。スタッフが焼き加減を細かく確認しながら提供してくれるため、どの一口も完璧な状態で楽しめます。赤身特有の力強い旨味がダイレクトに感じられ、重たさを感じることなく最後まで楽しめました。 付け合わせのキムチやナムルも、手を抜かないクオリティ。お肉の濃厚な味わいを引き立てる程よい酸味と辛味があり、箸休めとしても最高です。また、冷麺やクッパなどのサイドメニューも種類豊富で、どれを注文しても外れがないのがこのお店の凄いところです。 店内の雰囲気は落ち着きがあり、特別な時間を過ごすのにふさわしい空間が広がっています。清潔感が保たれているのはもちろんのこと、照明やインテリアにもこだわりを感じられます。また、スタッフの接客も洗練されており、お肉の説明など、プロフェッショナルな対応が印象的でした。 「焼肉 黒5 本店」は、ただお肉を楽しむだけでなく、一つ一つの料理が特別な瞬間を作り出してくれるお店です。質の高いお肉、心のこもったサービス、そして居心地の良い空間。全てが揃ったこのお店は、焼肉好きなら一度は訪れるべき場所だと断言できます。次回は別の部位にも挑戦してみたいと思える期待感と満足感で、毎回幸せな気持ちになります。また訪れるのが楽しみで仕方ありません。
2024/12訪問
1回
焼肉矢澤 京都は、ミート矢澤の精肉店が運営する名店で、焼肉好きにはたまらない一軒です。百名店に選ばれているだけあって、肉質、サービス、そして店舗の雰囲気まで、どれをとっても素晴らしいと感じました。 まず、一皿目に登場したのは、見事な霜降りが美しい和牛。肉の繊細な模様と脂の艶は、まるでアートのようで、目で楽しむだけでも贅沢な気分になります。特にヒレ肉は厚切りで提供され、口に入れるととろけるような食感。しっかりとした肉の旨味が広がり、これだけで「来て良かった」と思わせてくれます。ランプやトウガラシといった部位も丁寧にカットされ、それぞれの特徴を生かした味わいが堪能できました。 さらにユッケも絶品でした。鮮度の高い赤身に、コクのある卵黄が絡み合い、素材の良さを最大限に引き出していました。このシンプルながら奥深い味わいは、精肉店が運営する焼肉店だからこそ実現できるものだと感じました。 店内はシックで高級感のあるデザインながら、スタッフの方々の温かい接客が心地よい雰囲気を作り出していました。お肉の焼き加減や食べ方についても丁寧にアドバイスをいただけたので、初めて訪れる方でも安心して楽しめます。 焼肉矢澤 京都の特徴は、ただ「美味しいお肉を食べる」だけではなく、全体的な体験として満足感を提供してくれるところです。素材へのこだわり、提供の仕方、そしてスタッフのサービスまで、どれも一流でした。 また、メニューには希少部位も多く取り揃えられており、その一つ一つが特別な体験を与えてくれます。例えば、ミスジやサーロインは口の中でとろけるような脂の甘さが際立ち、ホルモンも新鮮で臭みがなく、しっかりとした味付けが絶妙でした。 焼肉矢澤 京都は、記念日や特別な日にもぴったりのお店です。美味しいお肉を味わいながら、優雅な時間を過ごすことができるこの場所は、まさに焼肉好きの聖地ともいえる存在です。次回の訪問が今から楽しみです。
2025/02訪問
1回
岩手県盛岡市に位置する「盛楼閣」は、焼肉と盛岡冷麺の両方を極めた名店として知られ、「食べログ百名店」にも選ばれる実力派の一軒。その名声にふさわしい料理の数々を提供するだけでなく、訪れるたびに新たな感動を与えてくれる特別な場所です。 まず、訪れた瞬間に感じるのは、高級感と落ち着いた雰囲気が調和した店内の空間づくり。広々とした席配置で、炭火焼肉を楽しむのに最適な環境が整えられており、どんなシチュエーションでも快適に過ごせます。家族での利用や友人との集まり、大切な方との特別な時間にぴったりの場所です。 今回注文したのは、「特選タン塩」と「盛岡冷麺」。まずは特選タン塩。運ばれてきた瞬間、その美しい見た目に息を呑みました。均一にカットされた牛タンは、鮮やかな赤身が輝いており、見るからに新鮮そのもの。薄くスライスされた一枚一枚には絶妙なサシが入っており、シンプルに塩とネギで味付けされています。 炭火でさっと炙ると、香ばしい香りが広がり、一口食べた瞬間にその柔らかさと旨味に驚かされます。タン特有の弾力がありつつも驚くほどジューシーで、脂の甘みが口の中でとろけるような感覚。レモンを絞るとさらに爽やかな風味が加わり、一皿を通じて最後まで飽きることなく楽しめる逸品です。焼き加減による味の変化も楽しめ、何度でも箸が伸びる美味しさでした。 そして、盛岡の名物である「冷麺」。この店を訪れるならば絶対に外せない一品です。まず目に飛び込んでくるのは、透き通ったスープの美しさ。丁寧に仕込まれた牛骨スープは、澄み渡る黄金色で、上品ながらも深みのある味わいを感じさせます。一口飲むと、コクと旨味が絶妙にバランスし、これだけでも十分満足できる完成度です。 麺は、独特のコシと弾力を持つ特製のもの。つるつると喉越しが良く、スープとの相性が抜群です。具材にはシャキシャキとしたキュウリや半熟卵、甘みのある梨が添えられ、それぞれがアクセントとなって冷麺全体のバランスを引き立てています。特に梨の甘みとスープの塩味のコントラストが絶妙で、これぞ盛岡冷麺の真髄と感じさせられる一品でした。 この2品だけでも、盛楼閣が「百名店」に選ばれる理由が十分に伝わりますが、付け合わせのキムチやナムルも手抜きがなく、どれも丁寧に作られていました。辛さの中に深い旨味があるキムチは、焼肉や冷麺との相性が抜群で、口直しとしても最高です。 さらに感動したのは、スタッフの対応の素晴らしさ。忙しい時間帯にもかかわらず、一人ひとりに細やかな気配りをしてくれ、焼き加減のアドバイスやメニュー選びの相談にも親切に応じてくれました。これほどのホスピタリティを感じることができる焼肉店は、全国的に見ても稀有な存在と言えるでしょう。 価格は決して安くはありませんが、そのクオリティを考えれば納得の内容。むしろ、この料理とサービスでこの価格ならば、非常に良心的だと感じました。焼肉と冷麺の両方をこれほどのレベルで楽しめるお店はそう多くありません。 「盛楼閣」は、ただ美味しい食事を提供するだけでなく、訪れる人々に特別な時間を届けてくれる、まさに名店と呼ぶにふさわしい存在です。盛岡を訪れる際には必ず足を運びたい、そして誰かに勧めたくなるお店でした。次回は他の部位やサイドメニューも試してみたいと思わせてくれる期待感に溢れる一夜でした。
2024/11訪問
1回
上板橋にある「竜元」へ、家内と共に初めて訪れました。ここは評判の高い焼肉店で、特にそのコスパの良さが話題。家族で気軽に訪れられる上に、美味しいお肉がリーズナブルに楽しめるとあって、訪れる前から期待していました。今回はロース、センマイ刺し、ホルモンの盛り合わせ、そしてタンを注文。どれも大満足の美味しさで、特にホルモンとセンマイ刺しが印象的でした。 霜降りが美しいロース まず最初に注文したのは、目を引く美しい霜降りのロース。写真からもそのサシの入り具合がわかると思いますが、見た目からして期待が高まる一品です。焼くと程よく脂が溶け出し、口に入れた瞬間にジューシーな旨味が広がります。柔らかい肉質と脂の甘みが絶妙なバランスで、タレとの相性も抜群。まるでA5ランクのようなクオリティで、贅沢な味わいを楽しむことができました。このロースだけでも再訪したくなるほどの満足感です。 シャキシャキ食感がクセになるセンマイ刺し 続いてのセンマイ刺しは、鮮度の良さが一目でわかる白さが特徴的です。写真の通り、薄くスライスされ、細かく切り分けられたセンマイは、サクサクとした食感が楽しめる一品。特製のタレにつけて食べると、ピリ辛のアクセントが効いてさらに美味しさが際立ちます。センマイは独特の風味があるため、好みが分かれることも多いですが、このお店のセンマイ刺しはクセがなく、さっぱりといただけます。焼肉の合間に箸休めとしてもぴったりで、さっぱりした味わいが続く焼肉のコースに良いアクセントを加えてくれます。 ホルモン盛り合わせで味わう多彩な食感と風味 ホルモン盛り合わせも、今回の食事で特に楽しめたメニューの一つです。写真には、様々な部位のホルモンが盛り付けられており、一つひとつが異なる食感と風味を楽しめます。脂がしっかり乗った部位は、焼くとじゅわっと脂が溶け出し、噛むごとに旨味が広がる一方で、歯応えのある部位はしっかりとした噛み応えがあり、ホルモン好きにはたまりません。タレがしっかりと染み込んでおり、ホルモン独特の甘みとタレの味が絶妙にマッチしています。 特に、プリッとした食感が楽しめるモツや、濃厚な脂の旨味を感じられるミノは絶品。どの部位も臭みがなく、鮮度の良さが際立っていました。ホルモンは好き嫌いが分かれる部位ですが、竜元のホルモンなら初めての方でも美味しくいただけるのではないでしょうか。 薄切りのタンも忘れられない味わい 最後にご紹介するのは、薄切りのタン。写真のように薄くスライスされたタンは、焼き加減を調整しやすく、さっと炙るだけでレモンや塩と共にシンプルに味わうのが一番です。焼いたときの香ばしい香りと、噛むたびに感じるジューシーな肉汁が口の中に広がり、歯ごたえのある食感が楽しめます。焼き過ぎないように注意しながら、ほんのりピンク色が残るくらいで仕上げると、最高の食感を楽しめます。 竜元の店内とサービス 竜元の店内は、家族やグループでも利用しやすい落ち着いた雰囲気です。カウンター席やテーブル席が用意されており、広々とした空間で、ゆっくりと食事を楽しむことができます。シンプルながらも清潔感があり、誰もがリラックスして焼肉を味わえる環境が整っています。スタッフの方も親切で、注文のタイミングや焼き加減についてアドバイスをしてくれるなど、丁寧なサービスが印象的でした。 コスパの良さが魅力の竜元 何よりも魅力的だったのが、竜元のコスパの良さです。これだけの質の良いお肉が、リーズナブルな価格で提供されているのは驚きでした。特に、ロースやホルモンの美味しさは価格以上の満足感があり、ファミリーでも気軽に贅沢な焼肉が楽しめるのが嬉しいポイントです。家族連れやカップル、友人同士での食事にもおすすめで、質と量のバランスが絶妙に取れています。 上板橋の「竜元」は、その美味しさとコスパの良さで、初めて訪れた私たちを一気に虜にしました。ホルモンやセンマイ刺し、ロース、そしてタンと、どのメニューも期待以上の美味しさで、焼肉の魅力を存分に楽しめるお店です。お肉の鮮度が高く、丁寧に処理されているため、どのメニューも臭みがなく、食べやすい仕上がりになっています。家族や友人と気軽に美味しい焼肉を楽しみたい方には、ぜひ訪れていただきたいお店です。
2024/11訪問
1回
今回で4回目の訪問となり、ランチタイムに利用しました。立地はアーク森ビルの一角にあり、ビジネスエリアということもあり、特に平日のランチタイムには多くのサラリーマンやビジネスマンが利用しています。店内は広々としており、ビジネスミーティングやカジュアルなランチにもぴったりの雰囲気です。 今回の注文では、定番の焼肉ランチセットをいただきました。ランチセットには、キムチやナムルなどの小鉢、そして温泉卵も付いており、非常にボリュームがある内容でした。また、ご飯を「大盛り」でお願いしたところ、驚くほどの山盛りで出てきて、まさに日本昔ばなしに出てくるようなてんこ盛り状態!食べ応えがあり、大満足です。 メインのお肉もランチとは思えないほどの質で、柔らかくジューシーな仕上がりでした。焼肉好きにはたまらない、絶妙な焼き加減と味わいで、これがランチで味わえるというのはとても贅沢に感じます。 価格帯も、アーク森ビルという一等地にもかかわらず、非常にリーズナブルで、コストパフォーマンスの高いランチを楽しむことができます。特にお肉のクオリティに対してこの価格は、ビジネス街の中でも群を抜いてお得感があり、何度も訪れたくなるお店です。 サービスも素晴らしく、スタッフの対応が丁寧で、店内の清潔感も保たれており、気持ちよく食事ができました。特に忙しい時間帯でも、しっかりと対応してくれるため、ビジネスの合間のランチタイムにぴったりです。 今回のランチ体験は、ボリューム満点の食事と高品質なお肉が楽しめる、非常に満足度の高いものでした。ランチでも贅沢に焼肉を楽しみたい方には、是非おすすめしたい一軒です。また利用させていただきます。
2024/08訪問
1回
朝5時まで営業!昔から通い続ける絶品焼肉店 - ネギたんとセンマイが最高! このお店にはもう長年通っていますが、何度行っても期待を裏切らない味わいと雰囲気があります。なんといっても朝5時まで営業しているのが素晴らしく、夜遅くまでしっかり焼肉を楽しめるので、夜型の私には最高の場所です。 美味しさ満点のネギたん 今回も頼んだのはネギたん。タンの上にたっぷりと乗ったネギが最高のアクセントです。新鮮で柔らかいタンは、軽く炭火で炙るだけで香ばしい香りが立ち、ネギのシャキシャキ感と完璧に調和します。シンプルな塩だけの味付けでいただくのが至高で、何枚でも食べたくなる美味しさです。 コリコリ食感のセンマイ 次にご紹介するのは、センマイです。こちらも絶品で、なんといってもごま油と塩でいただくのがこの店流。センマイ特有のコリコリした食感とごま油の風味がたまりません。シンプルなのに深い味わいが感じられ、さっぱりと食べられるので焼肉の間に箸休めとしても最適です。 満足度抜群のホルモン盛り さらに、ホルモン好きにはたまらないホルモン盛り合わせも注文。ぷりぷりの脂が口の中でじゅわっと広がり、特に焼き加減が大事な部位です。炭火で少し焦げ目がつくくらいが一番美味しく、噛むたびに肉汁が溢れてきます。 朝まで楽しめる最高の焼肉 このお店の最大の魅力は、やはり朝の5時まで営業していること。仕事が遅くなった日や、夜中にふと思い立った時でも、焼肉を堪能できるのがありがたいです。スタッフの対応も丁寧で、アットホームな雰囲気の中、贅沢なひと時を過ごすことができます。 総評:昔から通い続ける理由は、一度食べればすぐに納得。朝まで焼肉を楽しめるこのお店は、肉の質、サービス、そして雰囲気のどれをとっても大満足です。特にネギたんとセンマイは絶品で、ホルモン好きには必見の場所。これからも通い続けたいお店です。
2024/10訪問
1回
光が柔らかく照らす個室の空間に、まるで一枚の絵画のように配された料理たち。その一皿一皿に、焼肉という枠を超えた“作品”としての完成度と、おもてなしの魂が宿っている――そんな強烈な印象を残してくれたのが「すすきの焼肉きらく」でした。 冒頭、供されたのは繊細な演出が光るコースの序章。色鮮やかなユッケ風のタレと卵黄がセットされた器に、芸術的な霜降りの和牛が美しく畳まれて並ぶ。その横に添えられた小ぶりなライスボールは、一見シンプルながら、牛肉を巻きつけることで一気に完成する“至福の一口”。この構成だけで、既に「ただの焼肉屋ではない」という確信に至ります。 さらにサラダには、シャキッとしたリーフに香ばしい韓国海苔、糸唐辛子と白髪ねぎがあしらわれており、見た目も食感も抜かりなし。こうした脇役にすら美意識が宿るのがこの店の真骨頂。 その後の展開も圧巻でした。極上の赤身肉が鉄板で絶妙に焼き上げられ、艶めくタレと卵黄と共に供される。口に含めば、濃厚でありながらしつこさのない脂がじゅわっと広がり、甘くとろける旨みが舌を包みます。焼き手の職人技が、肉そのもののポテンシャルを最大限に引き出しているのが伝わってきます。 中盤には、シトラスの香りをまとわせたレモンの薄切りが美しく並べられたプレートが登場。これは肉の合間の口直しとしての存在ながら、その見た目も清涼感も、もはや主役級のインパクト。口にすれば爽やかな酸味が舌をリセットしてくれ、次なる肉をさらに待ち遠しくさせます。 タンはシャキッとした食感を残しながらも、細やかに施された味付けと焼きの妙で、ただの歯ごたえだけで終わらない奥行きのある旨みを持ち合わせていました。そして、ホルモンの焼き加減もまた秀逸。外は香ばしく、中はぷるんとしたジューシーな食感で、臭みなど一切感じさせません。 中でも特筆すべきは、トロけるような肉寿司。ウニとキャビアが贅沢にあしらわれたその一貫は、ビジュアルからして圧倒的。まさに“肉のジュエリー”。一口で溶ける、という表現すら野暮に感じるほどに、余韻だけが長く残り、幸福感に満たされます。 そして、終盤を飾るのは冷製素麺。透き通る出汁に浮かぶのは輪切りのすだち。視覚にも味覚にも涼やかな余韻を残してくれます。焼肉で火照った口内を優しく冷まし、余韻を引き締めるフィナーレとして完璧。 さらに感動したのは、味のリクエストへの柔軟な対応。当方の希望で、全てを塩味に統一してくださり、その塩加減も一品一品で絶妙に変化をつけてある心配りには、もはや感嘆しかありません。こうした対応が、ただの高級店ではなく「また訪れたい」と感じさせる理由なのでしょう。 当日予約という無茶にも関わらず、スタッフの方々は終始丁寧に対応してくださり、個室の居心地の良さとクラシカルな店内の雰囲気も相まって、心地よい時間が流れました。最後には、好みのミンティアを選べるという粋な計らいまであり、この店の細部に至るまでの心配りの徹底ぶりには脱帽。 「焼肉きらく」は、ただ高級な食材を揃えているだけの店ではありません。そこには確かな技術とセンス、そして何より“もてなしの美学”が詰まっているのです。すすきので極上の焼肉体験を求めるなら、この店は間違いなくリスト入りすべき一軒です。次回はぜひ違う季節にも訪れ、その時々の旬肉と演出を味わってみたいと思わせてくれる、記憶に残る焼肉店でした。
2025/04訪問
1回
焼肉しみずは、焼肉好きの聖地とも言えるお店です。不動前という落ち着いたエリアにありながら、その実力は都内屈指。予約必須の人気店であり、一度訪れるとその理由がはっきりと分かります。ここではただ美味しい焼肉を食べるだけではなく、肉の持つ本当の魅力を最大限に引き出した、まるで作品のような焼肉を味わうことができるのです。 まず、メニューを開いた瞬間にワクワクが止まりません。焼肉好きなら誰もが知る名部位から、なかなかお目にかかれない希少部位まで、どれを選んでも間違いのないラインナップ。特に、今回注文した「ザブトン」「クリ」「ミスジ」の盛り合わせは、まさに夢のような組み合わせでした。 圧倒的な肉質、芸術的なサシの入り方 目の前に運ばれてきた瞬間、まず目を奪われたのは、その美しさ。鮮やかな赤身にきめ細かく入ったサシは、まるで大理石のよう。肉のカットも見事で、一枚一枚がちょうど良い厚みに仕上げられており、焼いたときに最高の食感と旨味を生み出すよう計算されています。 焼き台に乗せると、肉の脂がじんわりと溶け出し、食欲をそそる香りが広がります。一瞬のうちに表面に綺麗な焼き目がつき、ひっくり返した瞬間に溢れる肉汁。口に入れると、まずは舌の上でとろけるような滑らかさ、次に赤身の濃厚な旨味が押し寄せ、噛むたびにジューシーな味わいが広がります。塩とワサビでシンプルに食べても美味しく、タレにつけるとさらに甘みが引き立ち、どちらの食べ方も甲乙つけがたいほど絶品でした。 生肉のクオリティも一級品 焼肉しみずの魅力は、焼く肉だけに留まりません。生肉メニューのレベルが非常に高いのも、この店の人気の理由。今回いただいたのは、新鮮なレバーとユッケ。レバーは鮮度抜群で、ねっとりとした食感がたまらない。ごま油と塩が絶妙なバランスで絡み合い、臭みは一切なく、むしろ甘みを感じるほどのクオリティ。ユッケもまた、肉の旨味が濃縮されており、一口食べるとトロっととろける極上の味わいでした。 希少部位のオンパレード クリ、ミスジ、ザブトン、それぞれの部位が持つ個性が際立つ焼き肉の楽しさも、しみずならではの体験。クリは赤身の旨味が強く、肉のしっかりとした繊維質を感じる部位で、噛めば噛むほど濃厚な味わいが広がります。一方でミスジは、ジューシーな脂が特徴的で、噛むと口の中にじんわりと広がる甘みが印象的。ザブトンはその中間のバランスを持ちつつ、上品な柔らかさがあり、どの部位もそれぞれの魅力が存分に楽しめました。 シメの冷麺とスープも秀逸 焼肉のあとは、さっぱりとしたシメも楽しみのひとつ。特製冷麺は、透き通るようなスープにレモンをたっぷり入れた爽やかな一品。コシのある麺がスープとよく絡み、焼肉の余韻を引き継ぎつつも、口の中をさっぱりとリセットしてくれます。また、牛骨スープも絶品で、旨味が凝縮された濃厚な味わいに、ゴロっと入った牛肉がアクセント。これだけで一品料理として成立するほどの完成度でした。 サービスも抜群で、全体の満足度が高い ここまで美味しい肉を提供しながら、接客のクオリティも高いのが、焼肉しみずのすごいところ。スタッフの方々は、肉の焼き加減やオススメの食べ方を親切に教えてくれるだけでなく、絶妙なタイミングで料理を運んでくれるため、常にベストな状態で食事を楽しめます。店内の雰囲気も落ち着いており、デートや接待にもぴったりな空間です。 焼肉しみずは、単なる焼肉店ではなく、“肉の本当の美味しさ” を知ることができる特別な場所です。希少部位のラインナップ、新鮮な生肉、計算し尽くされた焼き加減、どれをとっても一級品。都内でもトップクラスのクオリティを誇る名店で、まさに「最高の焼肉体験」を味わえるお店です。焼肉好きなら一度は訪れるべき、間違いなくリピートしたくなるお店でした。
2025/04訪問
1回
京都の風情漂う祇園の一角に位置する「京やきにく 弘 八坂邸」。まさに、京都の美意識が詰まった空間で、極上の焼肉体験を堪能できるお店です。入口をくぐった瞬間、京町屋の趣を感じさせる上品な佇まいが広がり、非日常的な雰囲気に包まれます。店内は落ち着いた照明が優しく灯り、焼肉店でありながら、どこか料亭のような上品な雰囲気が漂います。特別な日や、大切な人との食事にふさわしい空間が広がっています。 さて、今回注文したのは、厳選された黒毛和牛の焼肉コース。写真にもある通り、見た目からして美しいサシが入ったお肉が、芸術品のように並べられています。最初に運ばれてきたのは「和牛サーロインの焼きすき」。目の前でサッと炙ると、脂が溶け出し、香ばしい香りがふわっと広がります。焼き加減はミディアムレアが推奨されており、ひと口頬張ると、口の中でとろけるような食感が広がります。濃厚な卵黄に絡めていただくと、まるで極上のすき焼きを食べているかのような贅沢な味わいが楽しめます。 次にいただいたのは「京風しゃぶ焼き」。写真にもあるように、薄くスライスされた和牛を軽く火を通していただきます。噛むたびに、じゅわっと旨味が広がる肉質は、上質な和牛ならではの味わい。シャキシャキの野菜とともにいただくことで、さっぱりとした後味が楽しめます。特製のポン酢やゴマだれとの相性も抜群で、一口ごとに異なる味わいを堪能できます。 さらに、「特選カルビ」や「上ロース」などの焼肉メニューも充実。炭火でじっくり焼くことで、香ばしさが増し、肉本来の甘みが際立ちます。焼肉のたれも甘辛のバランスが絶妙で、ご飯との相性が抜群です。肉の焼き加減や味付けの提案もしてくれるため、焼肉初心者でも安心して楽しめます。 焼肉の合間に提供された「レモン冷麺」も絶品でした。写真の通り、透明感のあるスープに、レモンの爽やかな香りが漂います。細めの麺がスープとよく絡み、焼肉の脂をさっぱりと流してくれるような爽快な味わい。焼肉を堪能した後の締めにはぴったりの一品です。 そして、最後のデザート「柑橘のパンナコッタ」。オレンジの果肉とくるみがトッピングされ、濃厚なパンナコッタとの組み合わせが絶妙。甘さと酸味のバランスが完璧で、食後のデザートにふさわしい一品でした。 「京やきにく 弘 八坂邸」は、ただの焼肉店ではなく、和の美しさと職人技が融合した極上の食体験を提供してくれるお店です。高級感がありながらも、肩肘張らずに楽しめる雰囲気が魅力で、京都で最高級の焼肉を堪能したい方には、ぜひ訪れていただきたい名店です。
2025/08訪問
1回
「炭火焼肉ホルモン まるは 五反田店」、その名のとおり五反田の焼肉文化の心臓部に鎮座する、言わずと知れた百名店。訪れる前から胸が高鳴るのは、事前情報で目にした圧巻のビジュアルと、肉愛に溢れた口コミの数々。期待を超える一皿がそこにあると確信して向かった夜、炭火の香りとともに広がる肉の世界は、想像の遥か上を行くものでした。 まず一枚目、これぞ焼肉の頂。皿の上には、「イチボ」「サーロイン」「ミスジ」といった名だたる部位が美しく並べられていて、それぞれに立て札が添えられているあたり、もうこの時点で芸術です。何より圧巻なのは、その霜降りの入り方。まるで筆で描いたように繊細な脂の筋が、赤身の中に見事なコントラストを描いていて、肉の格が違うことが視覚だけで伝わってきます。軽く炙った瞬間、ジュワッと脂が溶け出し、焼き網の上で肉が笑っているかのよう。わさびをちょんと添えて一口。甘みの中に旨みがぎゅっと凝縮されていて、口の中でほとばしる肉汁に言葉が出ません。 続く二枚目は、まるでサシの絨毯。大判のカルビでしょうか、一面に広がるピンクと白のマーブル模様に心奪われます。これだけ大きなスライスでありながら、決して厚ぼったくない、繊細で薄すぎないこの絶妙なカット。さっと炙って巻いて食べれば、まるで和牛のヴェールに包まれているかのよう。タレとの相性も抜群で、甘みと塩味がほどよく調和し、脂のしつこさを一切感じさせません。肉質の良さと処理の丁寧さが一発で分かります。 三枚目、ネギ塩タン。こちらはそのシンプルさゆえ、店の力量が如実に表れる部位ですが、やはり「まるは」は違います。スライスの厚みが絶妙で、焼き上がりも早く、レモンをさっと絞って頬張れば、コリっとした歯応えの後に、肉本来の旨みがじんわり広がります。特筆すべきはタン特有の臭みがまったくないこと。これほどクリアなタンに出会えるのは、五反田という街の中でも本当に希少だと思います。 そして最後、ホルモンの盛り合わせ。これがまた凄まじい。ミノ、シマチョウ、ハツ、レバー、すべてが輝いて見えました。どの部位も新鮮そのもので、ぷりぷりとした食感が楽しく、噛めば噛むほど内臓系特有の旨みが滲み出てくる。タレの漬け込みも完璧で、強すぎず、素材を殺すことなく引き立てています。網の上で跳ねる脂に、目でも楽しませてもらいながら、ビール片手に無心で食べ進める…この時間こそ至福。 全体を通して言えるのは、「まるは」の焼肉には一点の妥協もないということ。肉の質、カットの美しさ、タレの加減、提供のスピード、どれを取っても隙がありません。そして何より、焼いて食べるという単純な行為が、ここまで豊かな体験になり得るのだと再認識させられました。焼肉というより、“肉の儀式”と言っても過言ではない、そんな一夜でした。 五反田という立地からしてもアクセスは良好で、コストパフォーマンスもこの内容なら納得どころか感動すら覚えます。次回はカウンター席でじっくりと肉の焼き音を肴に、炭火越しの景色を楽しみながら、ゆったりと再訪したいと思わせる、そんな名店です。
2025/05訪問
1回
叙々苑と言えば、焼肉界の高級ブランド。その名に違わぬクオリティの肉とサービスを求めて新宿中央東口店に足を運びました。焼肉好きなら一度は訪れたい名店。高級感漂うエントランスを抜けると、店内は落ち着いた雰囲気で、ゆったりと食事を楽しめる空間が広がっています。期待に胸を膨らませながら席に着くと、店員の丁寧な接客が迎えてくれます。叙々苑ならではのホスピタリティはさすがです。 今回注文したのは、特選の焼肉セットと海鮮メニュー。まず目を引いたのは、写真にもある「特選カルビ」。サシの入り方が美しく、照明の下でキラキラと輝く肉の艶に思わず見惚れました。一口食べると、口の中でとろける脂の甘みと、肉本来の旨味が広がります。塩やタレをつけなくても十分に味わい深く、噛むたびに幸せを感じるほどのクオリティです。 次に登場したのは「特選ホタテ焼き」。ホタテの貝柱が肉厚で、焼くとふっくらと膨らみ、香ばしい香りが漂います。ガーリックバターと絡めて食べると、旨味がさらに引き立ち、噛むたびにジュワッと広がる甘みがたまりません。付け合わせのエリンギやコーンも、炭火でじっくり焼くことで甘みが増し、焼肉の合間にちょうど良いアクセントになります。 そして、忘れてはいけないのが叙々苑特製のタレ。このタレが絶妙で、肉の旨味を最大限に引き立ててくれます。特に、レアで焼いたロースをタレにくぐらせた瞬間、その濃厚な味わいが口いっぱいに広がり、まさに至福のひととき。さっぱりとしたタレなので、脂が多めの部位でも最後まで飽きずに楽しめます。 また、叙々苑といえば「キムチ」も外せません。程よい辛さと旨味のバランスが素晴らしく、焼肉と一緒に食べることで味の変化を楽しめます。特に白菜キムチはシャキシャキとした食感が心地よく、脂の多い肉を食べた後の口直しとしても最適でした。 さらに、締めとして選んだのは「冷麺」。ツルツルとした喉越しの良い麺に、さっぱりとしたスープが絡み、焼肉の後にぴったりの一品でした。具材もシンプルながら、スープの旨味をしっかりと引き立てる構成になっていて、最後まで満足度の高い仕上がりでした。 サービス面においても、スタッフの対応は完璧。絶妙なタイミングで網を交換してくれたり、オーダーにも迅速に対応してくれたりと、終始快適に過ごせました。やはり高級店ならではの気遣いが感じられます。 全体を通して、叙々苑の焼肉はまさに「特別な時間」を演出してくれる存在です。価格は確かに高めですが、それに見合う価値が十分にあると感じました。特別な日や、大切な人と訪れたいお店としておすすめです。今回は特選カルビとホタテ焼きが特に印象的でしたが、次回は別の部位や一品料理にも挑戦したいと思います。焼肉好きなら一度は味わうべき、極上の焼肉体験がここにはあります。
2025/05訪問
1回
先日、USHIGORO S. SHINJUKUに2回目の訪問をしてきました。銀座店はかなり混んでいて予約が取りにくいことが多いですが、新宿店は比較的予約が取りやすいです。今回も少し前から予約をして個室を確保できました。個室の雰囲気はとても豪華で、窓からの新宿の夜景を楽しみながら、ゆったりと食事をすることができました。 まず、店内の雰囲気について。新宿のど真ん中にありながらも、店内はとても落ち着いた雰囲気が漂っています。内装は高級感があり、シンプルでありながらも洗練されたデザインが特徴的です。個室は完全にプライベートな空間となっており、友人や家族、あるいは大切な人と特別な時間を過ごすのにぴったりです。スタッフの方々も非常に丁寧で、最初から最後まで気持ちの良い接客をしていただけました。 今回いただいた料理は、前菜からメインディッシュまで全てが美味しく、期待を超えるクオリティでした。まず、前菜としてキャビアがトッピングされたユッケを注文しました。このユッケは、和牛の旨みとキャビアの塩味が絶妙にマッチしており、一口食べた瞬間に至福の時間が訪れます。また、焼きしゃぶも口の中でとろけるような柔らかさで、トリュフの香りが広がり、贅沢感を感じられました。 USHIGOROの特徴でもある「焼きしゃぶ」は、極上の和牛を使っており、その焼き加減もシェフが丁寧に調整してくれます。写真にもあるように、卵黄を使った特製のタレで食べる焼きしゃぶは、コクがありつつもさっぱりとした後味で、何度でも食べたくなる味わいです。厚切りのタンや、和牛の部位ごとの異なる食感や味わいも楽しむことができ、肉の美味しさを最大限に引き出した料理ばかりです。 また、今回特に印象に残ったのが、トリュフと合わせた特製の和牛サンドです。柔らかいパンに挟まれた和牛は、口の中でとろけるような食感で、トリュフの風味が一層その味を引き立てていました。これもまた、USHIGOROならではの贅沢な一品でした。 最後に、デザートもとても美味しく、口直しとして最高でした。和牛を存分に楽しんだ後に、さっぱりとしたデザートが提供されることで、食事のバランスが取れており、満足感を感じられました。 USHIGORO S. SHINJUKUは、特別な日のディナーや、ビジネスの接待、あるいは大切な人との記念日などに最適なお店だと感じました。料理のクオリティはもちろんのこと、スタッフのサービスや店内の雰囲気も含めて、全てが一流です。新宿で最高の和牛を楽しむことができるこのお店、また是非訪れたいと思います。 最後に、今回の食事のコストですが、USHIGOROは決して安くはありません。しかしその価値は十分に感じられる内容でした。高級感のある焼肉を心ゆくまで楽しみたい方には、ぜひ一度訪れていただきたいお店です。