ヒロレオさんが投稿した群来膳(北海道/小樽)の口コミ詳細

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移転群来膳小樽、南小樽/寿司

1

  • 昼の点数:3.9

      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.8
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.2
1回目

2018/03 訪問

  • 昼の点数:3.9

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.2

一つ一つのネタがとても綺麗です。ご主人の技と目利きを堪能させていただきました!!&美味しいお寿司です。近くに住んでれば通いたくなる、そんなお店でした!

小樽は久しぶりです。まだ雪が残っていましたが天気は良くそれほど寒くもなく散策日和でした。が、小樽といえば寿司!これ無くして来た甲斐がないと言っても個人的には過言ではないと!という事で駅から歩くこと15分程度でしょうか、群来膳さんにおじゃまさせていただきました。特に予約もしていなかったのですが幸運なことにタイミングがよく直ぐに入ることができました。
お店は雪国独特のテラス囲の扉を開けるとその先に入り口のドアが。中に入るとカウンター席のみで8〜9席くらいでしょうか。板場をL字に囲む作りでした。ご主人が一人一人お相手できる席数、配置なのかなぁ?などと考えながら飲み物を注文。折角の小樽、小樽ビールを頼みました。私はピルスナーを、連れはデュンケルを。と、そこにお通しが。お通しは岩のりとクラゲの和え物でした。ちなみにランチタイムはお任せの12貫のみとの事でした。カウンター越しに見える木箱のネタケースを覗くと本日のこだわりの仕入れのラインアップ!これは心踊ります。観ても楽しいとはこの事ですねぇー!!小樽地ビールと付け出しの岩のりクラゲを楽しみながら他のお客さまに握っているご主人の仕事を楽しく拝見させていただきました。ただ握るではなくネタに合わせた料理といっても過言ではありません!一貫ごとにそのネタに合わせた仕事、観ていても楽しい、まさに寿司劇場ですね。
さて、本日のラインアップは
1.ヒラメ
2.大トロ
3.アワビ
4.イカ
5.シマアジ
6.マグロ
7.いくら
8.ホタテ
9.ほっき貝
10.トキシラズ
11.ボタンエビ
12.ウニ
でした。
ヒラメ、熟成さててあり旨味がたっぷり。厚みもありもっちり感と熟成感を楽しめました。
大トロ、2番目でいきなり大トロ?!?と思いましたが脂が口に入れると自然ととろける!魚の脂は人肌で溶けると言いますがとろけすぎです。いや、口の中で消える感覚、久しぶりに味わいました。本日のは津軽海峡ではなく静岡のものとの事でした。
アワビ、こちらは蝦夷アワビ。北海道産だけに小ぶり、それを生でいただきました。隠し包丁を丁寧に入れて歯ごたえを堪能できるように、でも硬すぎないように工夫されてました。南の方に行くと大振りになり煮アワビが主流ですが流石北海道、生のアワビ、美味しかったです。
イカはヤリイカ、活イカのような歯切れはありませんがイカの甘みがたっぷり。また仕事が丁寧です。隠し包丁が絶妙で、とろけるように口に入っていきました。ちなみにアクセントに一味唐辛子。これは個人的には大好きな食べ方です!
シマアジ、これも美味!そぎ切りされてましたから浜締めでしょうか。浜締めかどうかはこ聞かなかったのですが。。でも身はしっかりしてました!
マグロ、ご主人ヅケとおっしゃって出してくれましたが醤油漬けしたのではなくマグロ=ヅケと呼んでるんですね。包丁捌きが見事、返しで屋根が出来ているマグロ、久々です!きめ細かくシルクのような食感、堪能!
いくら、うん。これは普通かな。、この季節、鮭のハラコは自家製では無理ですよね
ホタテ、これはびっくり!ホタテの歯ごたえがプチっとするのは久しく感じてなかった出会い。新鮮なんて言葉ではなく、ホタテの生命力をありがたく頂戴する、そんな感覚です。
ほっき貝、これは生かと思いきや、ご主人曰く、軽く湯通し。この色艶で?!?!生状態では??と思いながら食してみると確かに半生!絶妙の仕事ですね。湯通しの温度にこだわりとかあるのかな??なんて思ったのですか食べるのに満喫、聞き逃してしまいました。&写真、撮り忘れてしまいました。。。
トキシラズ、久々です!トロサーモンは嫌いではないのですが脂が強くて。。でもこのトキシラズ、旨味たっぷり、味わいに芯がありながら脂っこさか全くないんですよね。
ボタンエビは大ぶり!背開きにして丁寧にワタを取っての仕事、さらに切り込みの間に自家製の味噌を入れて握っていただきました。こういった一つ一つの仕事かとても観ていても楽しかったですね。
さて、最後はうに。バフンウニでした。殻からではなく塩水でつけてあるウニでしたがミョウバンなし、うにのネットリ感とコクを楽しめる逸品!
という事です 12貫堪能!でもネタケースに気になる魚たちが。。。キンキ、吉次ですねとノドグロが!これは是非!と思いお好みで頼んだら快く仕事していただきました。キンキは霜作りにしてありました。厚めに切りつけて自家製味噌の肝和えで。ノドグロは脂が強いので炙り、塩に絞り柚子で。至福!!ですね。
もちろんシャリも赤酢、小さいおひつに入れてありこれも観ていても嬉しいですね!!

ご主人、話し始めるとものすごく気さく、お魚の話とかお店の話、ご主人の行きたいお店等々、色々と楽しくお話もさせていただきました!後ろ髪を引かれる思いではありましたが小樽散策に行く時間がなくなってしまいそうなのでご馳走さまを。美味しく楽しい一時、ありがとうございました!また必ず来ます!

2018/03/23 更新

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