6回
2023/01 訪問
更に美味しくなってました。でもお値段も上昇。
2年ぶりのお伺いです。予約はしましたが、空席もあったかもです。冬場は狙い目かもですね。
お値段は前回から上がっていました。まあ致し方ない面もありますね。いただいたのはランチのスタンダード2,860円です。肉か魚を選択なので肉を選択です。ドリンクは珈琲を選択です。その内容は
・スープ 大根ともち麦のミネストローネ
・前菜 真鱈のオーブ ブイヤベースのイメージで
・メイン 豚タンのコンフィ ソース ヴァンルージュ
ウームよく分かりません。
これに+デザート「地物フルーツのクラフティ」660円を追加です。
ちなみに相方はメインがお魚で、「サワラのポワレ 寺泊産 柚子ソース」でした。
まずミネストローネから、初っぱなから美味しい。何かの香りがする。馬鹿舌の私には判りません。
続いて真鱈のオーブです。オーブって何?球のことかな?写真の手前のピンボケ気味の球体がそれです。アー美味しい。あっという間に無くなります。いつものことですが添えてある野菜は激ウマです。
いよいよメイン豚タンです。最初の一口目はソースがやや強いかなと思わせますが、あとから豚タンの強い旨味がやってきて良い調和です。これも美味しい。こちらに添えてある温野菜も激ウマです。
デザートのコンフィですが、これもコンフィがよく分からないのですが、耐熱容器で焼いたカップケーキ風かな。上に添えてあるのは三条産南瓜のアイス。コンフィの中にはこれも三条産の洋ナシです。新潟県で洋ナシといえばルレクチェですがこれとスポンジ部分、加えて南瓜アイスの冷たい食感と相まって絶品です。
珈琲は上品な味わいで、強い主張はありませんが美味しいですね。
以上、今回は2年前以上にランチを堪能しました。お値段は上がっていましたがその価値はあると思います。前述しましたが冬場は予約も取りやすいと思います。いかがですか。
*追記
これを投稿してからわかったのですが、シェフが変わっていたんですね。どおりでスープと前菜が以前と違った感じだったわけです。以前のシェフは長岡の摂田屋の法で新たにお店を始められたようです。あとを継がれたシェフのクオリティーも素晴らしいと思います。このまま頑張っていただきたいと思います。
2023/03/25 更新
2021/01 訪問
今回がこれまでで一番に美味しいランチかと
ほぼ一年ぶりのバーグです。大雪、コロナ禍で、あのグルメガイドの掲載店にもかかわらす、当日予約で楽勝です。
いただいたのは「スタンダード」税別2,300円。おや,300円値上げかな?メインはお肉かお魚の選択ですが、お魚を選択。理由は過去の経験からこちらのお肉調理は私としてはやや当たり外れがあると感じるからです。これにデザートとして「良寛牛乳と抹茶のわらび餅仕立て」税別600円をいただきます。合計、税込だと3,190円です。なかなかリッチなランチとなりました。
料理の内容は
・ジャガイモのポタージュ
・菊芋のレクタングルと柳ガレイのマリネ
・メカジキのソテー・キノコのフリカッセ
これにパン(ゴマとプレーン)・ドリンク(コーヒーを選択です)がつきます。
まずポタージュスープですがかなり熱めなのに味がしっかりとしています。ジャガイモの味に加えてガンジー牛のミルク(泡状のものがそうです)美味さに厚味と優しさを追加しています。
続いて前菜です。レクタングルって何?辞書には矩形ってなっているけど。とりあえず矩形の菊芋とみられる物の上に柳カレイのマリネがのっています。菊芋はほぼ味がしないのですが、柳ガレイはとても美味しい。いつものことですが付け合わせの野菜はとても美味しい。さらに使われている塩がとても美味しい。使っている塩を変更なさったのではないかと思うのですが、気のせいかな。
メインですが、香ばしくソテーしたカジキにフリカッセっていうかキノコのホワイトソースです。このキノコのソースがこれまた美味しい。キノコは臭みも気になる面があるのですが、これをホワイトソースがギリギリ抑えつつキノコの旨味を引き出しています。さらに付け合わせの椎茸、大根、牛蒡、ネギ、サツマイモ全てが美味しい。ここでも塩の旨味が光っています。
デザートです。餡子とココア?のアイスと抹茶風味がとてもいいバランスです。コーヒーも美味しくいただけました。
全体として、こちらのお店には何度もランチでお伺いしていますが、私として今回が最高の味であったと感じました。この味が安定して提供されて、ディナーが充実されるなら星が付いてもおかしくないかもとも思いました。
2021/02/03 更新
2020/02 訪問
冬場は予約が取りやすいのかも
休日の朝、突然長岡方面に用ができて、こちらのWebページを覗いたら空席有りです。寒い時期だと当日予約も可なのかもしれません。(まだ、コロナウイルス大騒ぎ以前です。)
いただいたのはいつもの通りスタンダードコース2,000円+デザートに「ガトーショコラとパートブリック」650円いずれも税別です。
スタンダードコースは魚か肉の選択で、本日は肉の選択です。内容は以下の通りです。
・スープ 寺泊産 秋こまち(大根)
・前菜 越の鶏生ハムと葱、椎茸、ニンジンのプレッセ
・メイン 県産豚トロのロティ とんぶりとアンチョビオリーブのコンディマン
・ドリンク コーヒーを選択です
まずスープです。大根ですがそりゃバーグですので別物の美味さです。前菜のプレッセってテリーヌのことだと思います。鶏の生ハムと葱、椎茸、ニンジンのバランスが絶妙です。この時期ですので、根菜中心ですが、それでもこちらの野菜はいつもながら美味しい。メインのコンディマンって薬味のことみたいです。写真の緑色のペースト状のものがそれです。さて豚トロのロティですが、私にとっては若干塩がキツいかな、豚の臭みのこともあるかもしれませんが、私はもう少し薄塩のほうが好みです。でも、甘めの牛骨のソース、とんぶりとアンチョビオリーブのコンディマント合わせると丁度いいとも思えます。まあ、難しいところですね。それと豚トロにチョット火が入り過ぎていませんでしょうか、豚肉の旨味がやや損なわれているように感じました。付け合わせの温野菜は前菜同様文句なく美味しいです。デザートのガトーショコラは濃厚で美味しいです。私としてはもう少しビターで、もう少し小さめがいいかな。若干飽きがきます。パートブリックは箸休め的な感じで丁度いいですね。
まあ、色々と生意気なことを書きましたが、全体としてはやっぱり満足のランチでした。
2020/03/06 更新
2018/08 訪問
今回は本来の美味しさでした
前回はあり得ない塩味に残念な思いをしましたが、今回は本来の美味しさでした。いただいたのは
スタンダードコース税別2,000円(スープ、本日の前菜、自家製パン、お魚料理orお肉料理、ドリンク)で、メインを+300円で甘鯛うろこ焼きに変更しました。それとデザートとして+500円で「クレームブリュレ ほうじ茶の香り」をいただきました。
スープは「寺泊産 デストロイヤー」とあります。デストロイヤーってジャガイモの種類だそうで、本名はグラウンドペチカと言うらしく、サツマイモと栗とジャガイモを合わせたような、
食感と風味を持っているらしいです。もちろん美味しいです。
前菜は「サーモンリエット 黄色ビーツのソース」、リエットとパテってどこが違うのかよくわかりません。リエットは元々豚肉で作るらしいですが、サーモンもありのようです。豚肉のパテから比べるとサーモンはあっさりして入れ、散らしてあるコショウ、それと野菜との相性がとても良く美味しくいただけます。
メインの「甘鯛のうろこ焼き」ですが、一口目はかすかに魚臭さを感じますが、うろこのパリパリ食感と身の甘旨みが口の中で調和していい感じです。モダンフレンチで魚臭さを苦にすることなく美味しくいただけるのは久しぶりかもしれません。それに付け合わせの温野菜がまた美味しい。
デザートですが、キャラメルのアイスの冷感もありほうじ茶の香りのクレームブリュレも美味しくいくいただけますが、最後に若干飽きが来ます。それとベース500円というのは他の料理のコスパの良さからするとややお高い感じもあります。私としては量を減らしてもいいですのでもう少しサプライズ感があるといいと思います。それでも今回はとても満足できるランチでした。
2018/08/31 更新
2017/09 訪問
美しいフレンチ
何度かお伺いしています。いただいたのはスタンダードコースです。メインは私は肉、相棒は追加料金を払って限定魚料理、あとはデザートにガトーショコラとパートプリックというのをいただきました。こちらの野菜の美味しさは特筆すべきものがあります。冷野菜も温野菜も野菜それぞれに細かな手が入っていることがわかります。野菜の種類ごとにどんな下ごしらえしたんだろうと想像しながらいただくと楽しくなります。
料理は美しく、かつレベルも高いと思います。おしゃれな環境と相まって高評価は納得できます。ただ今回私の評価が他の方より低いのは、たまたまだと思いますがメインの肉の塩の量が明らかに多すぎると感じたからです。加えてデザートのパートプリックというらしいですがこれにも塩が振ってあってこれも振りすぎと感じました。私の感想でしかありません。ごめんなさい。
2017/10/08 更新
こちらシェフが変わってから2度目のお伺いです。もちろん予約しましたよ。
以前が玄関で受付だったんですが、今はレストラン入り口まで進んでウエイティングという形に変わっていましたね。
いただいたのは「スタンダード」2,860円をお魚で+デザートを「長岡産 山椒風味のフロマージュクリュ」880円です。フランス語でフロマージュがチーズ、クリュが生を意味するらしいので英語で言えばレアチーズケーキですね。
では順を追って
・いとうりのコンソメスープ
しっかりいとうりの香りと味です。上にチーズが見えます。スープ内にはパスタが潜んでいます。和食でいつもいただいている糸瓜が存在感を失うことなく素晴らしい変身です。
・茄子のパルミジャーナ チーズのエスプーマ
パルミジャーナはイタリア料理?見た目はキッシュ風ですが。どちらかというとパイに近いかな。キッチリ茄子が生きています。チーズのエスプーマを付けていただくととても美味しい。いつもながら添えてある野菜は美味しい。二つに折ってあるカブの中には小さく賽の目に切った大根が仕込んであったりします。インゲンのトマトソースも絶品です。
・鱧とジャガイモのパン粉焼き ディルのクリーム
今回お魚を選択した最大の理由が鱧。和食の食材の鱧がどんな形で提供されるのか興味津々です。
で、鱧ですがジャガイモと一緒にテリーヌの型で固めてパン粉を振って焼いてあります。上にディルのクリームが載っています。こいつも鱧がしっかり存在をアピールします。それに比べるとジャガイモとディルのクリームが控えめです。これも美味しいのですが、全体のバランスとしては僅かに鱧の主張が強いかな。添えてある温野菜は絶品です。これだけでメインを張れる美味しさです。
・長岡産 山椒風味のフロマージュクリュ
フロマージュクリュの上に洋ナシが載っていて更にその上に山椒の実です。山椒だけではきついのですが、これとフロマージュクリュ、洋ナシを一緒にいただくと素晴らしいハーモニーです。センターのアイスにフランボワーズ(木苺ですかね)のソースで、これもアイスにぴったりです。
全体として、前回より更に素材の訴求力を感じる料理でした。コーヒーもパンも美味しくいただけました。大満足のランチでした。