2回
2023/11 訪問
一つの最高峰
11時半と14時からでお昼営業のみ。
店内は、目の前の銅座公園を臨める大きな窓から、たっぷりの自然光が入ります。
春はこの窓から桜も見えるようで…そんな中でお寿司をいただけたら最高でしょうね(*´꒳`*)
三心さんはお料理はもちろんのこと、その他の部分も素晴らしいお店でした。
ストレスフリーでお料理を楽しめる。
例えば、
・値段入りのドリンクメニューがある
・追加用のお鮨メニューがあり、追加があるか一席ずつ聞いてくれる
・開始時間になるまで隣の刻家さんで待てる
などなど。
お酒のメニューは、日本酒はグラス800円〜、一合1500円〜といった書き方でした。
私のようなお寿司屋さんに慣れてない一般庶民にしてみると、値段が分からないと怖いし、追加を言うタイミングも分からないし、絶対遅刻出来ないので早く来すぎて待ちぼうける訳ですが笑
そういう細かなストレスが全くないのが嬉しいです。
いただいたお料理
・松茸と一年寝かせた唐墨のリゾット
器の上に葉っぱが被せられており、その上に柑橘(酢橘だったかな)の搾り汁。それを器に落として食べると言う、一品目から楽しい演出。
ラストだという松茸の香りと、硬めのリゾットの食感が幸せ♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
・明石の浦サワラ
キラキラ輝くサワラをさっと炙って中はレア。
添えられた山わさびがこれまた美味しい。
・羅臼たらの白子
無漂白らしく、甘くとろける。
大好きな白子にお目にかかれて嬉しい♡
・伝助穴子の白焼
穴子の白焼って初めてです。鰻の白焼とは別物。干して水分を抜いた穴子は、歯応えも旨みもしっかり。
・ハーブ昆布〆巻き
野菜がこれでもかっと入ってます。辛味がある物も混じっていて、口をさっぱりさせるのにいい感じ。
・天草 石垣鯛
ここから握り。身の甘みを感じる(๑˃̵ᴗ˂̵)
ちょっと硬めのシャリも美味しいと思ったら、家用に作っているお米を1年寝かせたものをブレンドされてるんだとか。
・対馬 剣先イカ
お店に入ったときから、大将が細かく包丁を入れられていて、歯にまとわりつかず、イカと生姜の風味を楽しめる。
・天草 かわはぎ
絶品♡♡♡
最初は身の味、これだけでも美味しいのに、忍ばされた肝に到達したときには、もう…♡♡♡
・大間のトロ
塩で。とろける食感で脂の甘みを楽しめる♪
・天草 小肌
しっかりとした光物感。
・煮蛤
さっと柚子の香り。かなり甘い。
・にしんの巻物
思えばにしんそばくらいでしか、にしんを食べたことないかも。中の野菜も美味しい。
・海老
火の通ったものを開いた海老の握り。
火の入った海老は甘くて、それでいて薄くなったことで食べやすくて嬉しい♪
・アテ あん肝と酒粕を塗ったおこげ
長時間血抜きをしたあん肝は臭みなし。かなり甘めの味付け。
・銀杏
素朴な味。香ばしくて何個も食べたくなる。
・生の秋刀魚
脂の洪水♡♡♡
この日1番印象に残ったのはこれかな。
ブラックライトでアニサキスがいないか何回もチェックされてかなり手間がかかってます。
これを食べてしまうと、もう焼き秋刀魚には戻れない笑
・せこがに
数日前から始まった蟹。
内子を身と和えたもの。こんなの美味しいに決まってます(๑˃̵ᴗ˂̵)
茹でられる前、茹でた後、殻から身を外す作業全部目の前で見られて、ライブ感が楽しかった。
ここで追加のメニューが出され、食べたい物だらけで長考。
43品も用意されてるとは…。コースに入ってないからといって2軍(モノが落ちる)という訳ではなく、いいお魚があるとつい仕入れてすごい数になるとのこと。
・いくら
ガラスの小さな壺から登場♡
もう今年のいくらは最後らしく、貴重な味覚を味わいます。
ねっとり濃厚〜
・赤出汁
・煮穴子
口の中でほろほろ解けます╰(*´︶`*)╯♡
最初の方に出た白焼とは全く違い、いかに水分を保持できるかというアプローチ。
可能な限り水分を逃さないように煮る直前に捌くんだとか…。
ここから追加分の握り
・鱈白子
とろーりとろけて、酢橘と塩でさっぱり。
アテのも美味しかったけど、こっちの方がさらに好き♡
・鰤大根
脂の乗った鰤に、大根の漬物が合う!!
コースに入ってなければ、絶対追加されるのをおすすめします!
・トロたく細巻き
基本は6個のところ、食べ切れるか悩んでいたら3個も出来るということで3個にしてもらいました。
目の前で包丁で叩かれたトロは、脂でキラッキラ。美味しくて満腹でも入ってしまう。
コースに戻って
・玉
薄焼きで結構甘め。
・お漬物
刻家に移動して
・和紅茶のブランマンジェと和紅茶
これだけでも売ってくれないかと思うデザート♡
2種類から1つを選ぶんですが、どちらも美味しそうで決めるの難しいです笑
・おみや
南関揚げで作られた稲荷寿司と玉子のセット。
これがまたもちもちで美味しい♡
晩ごはんもこちらで済ませたので、1日三心さんに浸れました٩(^‿^)۶
2時間ちょっとの滞在時間とは思えない、濃密な時間を過ごせました。
大将の握る手はすごく速くて、見惚れるのはこのこと♡
大体その横でお弟子さんが次のお料理の作業をしているので、それを見るのも楽しいです。
お料理は輪郭がはっきりしていて、日が経っても味を思い出せます。
勿論中には好みでないものもあったんですが(私は、シャリと合わせるものはあまり甘い味付けでない方がいいので)、そこは好き好きなので。
お値段はコース26,800円に、日本酒グラスとソフトドリンク1杯ずつ、追加3貫で32,000円を切るくらいでした。
金額的には今までに行ったお寿司屋さんで最高額になりましたが、この内容なら文句なしです。
三心さんが良すぎて、今までにない長文投稿になりました笑
幸いomakase等での予約枠もあるので、また気長に頑張りたいと思います(^o^)
2023/12/29 更新
谷町六丁目駅の北側、銅座公園の横に位置する鮨 三心さん♪
OMAKASEの予約争奪戦に負け続けていましたが、ついに再訪が叶いました\\\\٩( 'ω' )و ////
前回も思いましたが、私含め女性お一人で来られてる方が多いです。
今回はありがたい事に大将の真ん前のお席に座らせていただき、洗練された動きに見惚れながらお鮨をいただきました╰(*´︶`*)╯♡
いただいたお料理
・鰤大根
前回追加で握ってもらった三心さん流鰤大根のお鮨がこの日はトップバッター。
脂と千枚漬けのさっぱり感がよく合って開幕からテンションは最高潮に♪
・白子のすり流し
・太刀魚(焼物)
・ハーブ昆布〆(巻物)
・子持ちヤリイカ
地味な見た目と裏腹にこの日1番印象に残ったお料理!
甘辛いけど全くしつこくない煮汁とイカ、そして上に置かれた鬼おろしがベストマッチ!
・白甘鯛
・とり貝
・とり貝の肝を木の芽と焼いた物
・鱒ノ介
・クエのお椀
クエを、クエの旨味が溶け出たお出汁といただくシンプルなお椀。は〜〜とため息の出る美味しさ♡
・イカ
・塩でいただくトロ
・小肌
・煮帆立
・ほうじ茶
グラスに注がれた瞬間ぶわっとお茶のいい香りが花開きます♪
なんかすごく贅沢な体験をした気分♪
・ニシンの巻物
・車海老
・月光百合根
・ふぐ白子
これも前は追加で食べて美味しすぎたお鮨。
塩でいただく白子は純然たる旨味のかたまり♡♡
・越前かにの小丼
前回の握りも最高でしたが、こちらも味噌と身が絡んで素晴らしい♪
・干瓢巻き
・お味噌汁
・玉
ここから追加
・泉佐野の赤貝
この日はたくさん貝類のお鮨がありましたが、肉厚な身をシンプルにいただくこれが1番好みでした。
・紫雲丹
美味しいに決まってるよな〜と思って食べたら美味しすぎました笑
甘くとろけて…夏にも絶対来よう。
・あん肝
・牡蠣
・デザート(ブラマンジェ)を離れで
この時の追加メニューのご用意は何と44種類!
目移りする内容で、いつも頼みすぎちゃいます( ̄▽ ̄)
帰り際満腹ですって大将に言ったら、「でしょうね」と笑
上にも書いた通り、この日1番印象に残ったのはヤリイカ。
多分アラカルトだったら頼んでないんですよ。おまかせだからこその新たな味覚に出会える喜びと、選ぶ楽しみの両方があるのが三心さんの魅力だと思います。
味についても前よりさらに洗練された気がします。
甘く味付けられたお料理も、しつこくなくサラリとした甘さになったというか…。
きっと今後さらに進化されるんでしょう♪
この日はノンアルドリンク2杯頼んで3万円台(時差投稿なのでコース値上がり前でした)
店舗リニューアル後はまだ行けてないので、また予約を頑張ります。
次は春か夏の三心さんを味わえたら♡